前立腺
男性の膀胱の出口にある、栗の実程度の大きさの臓器。重さは16〜20g。精液の一部である前立腺液を作る。PSAが分泌される。
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男性の膀胱の出口にある、栗の実程度の大きさの臓器。重さは16〜20g。精液の一部である前立腺液を作る。PSAが分泌される。
前立腺に起こるがん。前立腺の外腺から発生する悪性腫瘍。国内での罹患率は増加傾向にある。
前立腺の上皮細胞から分泌される白濁した粘性の低いアルカリ性の液体。独特の臭気をもっている。精液の一部(20〜30%)。精子の栄養や保護の役割を持ち、前立腺に固有のタンパク質であるPSAを含む。
前立腺炎 -急性前立腺炎 -慢性前立腺炎
前立腺から分泌されて精液に含まれるプロテアーゼ(タンパク質)。精漿中のゼリー化成分のタンパク質を分解して精漿の流動性を高める作用を持ち、これによって精子の運動性を高める。
前立腺癌とは、男性生殖器の一つである前立腺の組織から発生する悪性腫瘍(癌)であり、主に腺細胞から発生する腺癌が大部分を占める。国立がん研究センターによると、日本国内において前立腺癌の罹患数は増加傾向にあり、高齢の男性に多く見られる特徴がある。
前立腺が大きくなり尿道を圧迫する事で排尿困難などが起こる症状。通常は60歳以上の男性に見られる。
男性の尿道のうち、前立腺の中心を通る部分。尿道前立腺部とも。
リポキシゲナーゼのひとつ。動脈硬化の進行や前立腺がんの抑制に関与しているとされる。
がんの診断から5年後に生存している患者の割合のこと。がん以外による死亡を除くため、実際には5年相対生存率の数値が使われる。
血液検査の項目のひとつ。アルカリフォスファターゼ。基準値は大体 100~300 IU。
がんの原因遺伝子として知られるタンパク質。
がん抑制遺伝子のひとつ。乳がん感受性遺伝子Ⅰ。
ケモカインのひとつ。TARCとも。
CD151とは、細胞表面に発現するテトラスパニンファミリーに属する糖タンパク質であり、インテグリンなどの膜受容体と複合体を形成して細胞接着、細胞運動、シグナル伝達などの多様な生物学的プロセスの制御に関与する分子である。
CD82とは、細胞表面に発現する糖タンパク質の一種であり、テトラスパニンファミリーに属する分子である。 かつては前立腺癌の転移を抑制する遺伝子の産物として発見され、KAI1とも称される。
CXCR6とは、主としてT細胞やNK細胞などの免疫細胞の表面に発現するG蛋白連鎖型のケモカイン受容体である。
CYP1とは、主として生体異物や内因性物質の代謝に関与するシトクロムP450(CYP)ファミリーの一つである酵素群、およびそれをコードする遺伝子ファミリーのことである。
EPHA2とは、受容体型チロシンキナーゼのエフリン受容体ファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではEPHA2遺伝子にコードされている分子である。
2010年に登場した糖尿病の治療薬。インクレチンのひとつであるGLP-1のアミノ酸を置換し脂肪酸を付加することでDPP-4による分解を受けないようにした注射薬。膵臓からのインスリンの分泌を強力に促進する。
MELK(Maternal embryonic leucine zipper kinase)とは、主として細胞分裂や細胞周期の調節に関与するセリン・トレオニンキナーゼの一種であり、哺乳類の胚発生や腫瘍の進展において重要な役割を果たしているタンパク質キナーゼである。 分子生物学の分野において、本酵素はキナーゼファミリーに属し、様々なリン酸化反応…
有機カチオントランスポーターのひとつ。
PDE11とは、ホスホジエステラーゼ(Phosphodiesterase)ファミリーに属する酵素の一種であり、サイクリックAMP(cAMP)およびサイクリックGMP(cGMP)という2つの重要なセカンドメッセンジャーを加水分解して不活性化する作用を持つ分子である。 PDE11には主にPDE11Aという遺伝子によってコードされるアイソフォームが存在…
PSA(prostate specific antigen) 前立腺特異抗原を参照。
FcεRⅠを介したマスト細胞活性化を減らすアダプター分子。IgEに依存する刺激を受けた際にアレルギー炎症反応(好塩基球活性化応答)を増強させる細胞内タンパク質。
カロテンのひとつ。ビタミンAの前駆体。
α1受容体のひとつ。前立腺や膀胱上皮に発現する。
アドレナリン受容体のひとつであるα受容体にリガンドが結合することを阻害する物質。αブロッカーとも呼ばれる。前立腺肥大症の治療に使われる。
がん細胞が発現するタンパク質で、免疫細胞などに抗原として認識される可能性のあるもの。
ムスカリン受容体拮抗薬。慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の治療薬。臭化物として使用され、商品名はエクリラジェヌエア。
アトロピン代用薬とは、アトロピンと同様に副交感神経のムスカリン受容体においてアセチルコリンと拮抗し、その作用を競合的に阻害することでコリン作動性の神経伝達を抑制する薬剤の総称である。 自律神経系のうち副交感神経の働きを遮断することから、一般に抗コリン薬あるいは副交感神経遮断薬とも呼ばれる。
前立腺がんの治療薬。商品名はアーリーダ。
前立腺肥大症の治療薬。前立腺において直接アンドロゲンと競合的に拮抗する。商品名はコバレノール、ペリアス、メイエストン。
前立腺肥大症の治療薬。非選択的α遮断薬。
精巣や副腎から分泌され、オスの二次性徴を促進するホルモンの総称。男性ホルモンとも呼ばれる。
アンドロゲン(男性ホルモン)をリガンドとする受容体。前立腺がんや乳がん、唾液腺導管がんなどのがんに発現することが知られている。
高血圧や前立腺肥大症に伴う排尿障害、神経因性膀胱に伴う排尿困難などに対する治療薬。商品名はエブランチル。
トカゲ(Heloderma Suspectum)由来のGLP-1受容体作動薬。エキセナチドはエキセンディン4と同様のアミノ酸配列を持つ合成ペプチド。
大豆イソフラボンのダイゼインが腸内細菌よって代謝され、ジヒドロダイゼインを経て生成される有機化合物。エコールとも。
エストラジオールをリガンドとする核内受容体。子宮や卵巣以外にも腎臓や肝臓、心臓、前立腺、肺、消化管、造血系、中枢神経系など様々な組織に発現する。
エストロゲンの一種。前立腺がんや閉経後の末期乳がんに対する治療薬。血中テストステロン値を低下させる。商品名はプロセキソール。
ガストリンの産生を促進する神経ペプチド(神経ペプチドホルモン)。ガストリン放出ペプチドとその受容体(GRPR)が脊髄後角で痒み情報を選択的に伝達することが知られている。
がんの悪性度を表す指標。元々は前立腺がんの診断に用いられていたもの。
バルサルタン製剤を含む、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(降圧剤)。
前立腺のα1A受容体に対する選択的アンタゴニスト。前立腺平滑筋の収縮を抑制し、前立腺肥大症による下部尿路症状を改善する。商品名はユリーフ。
勃起不全や前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬。PDE5を阻害する。商品名はシアリス、ザルティア。
前立腺肥大症に伴う排尿障害に対する治療薬。商品名はハルナール。
キラーT細胞が持つ、その活性化の抑制に関わる受容体である免疫チェックポイント(CTLA-4、PD-1)をブロックする抗体。免疫チェックポイント阻害剤とも。
高血圧や前立腺肥大症に伴う排尿障害に対する治療薬。α1受容体の選択的遮断作用を有する。商品名はバソメット。
前立腺肥大症や男性型脱毛症の治療薬の有効成分。前立腺そのものを小さくすることで排尿障害を改善する。テストステロンをジヒドロテストステロンへ変換する5α-還元酵素Ⅰ型および5α-還元酵素Ⅱ型を阻害する。商品名はアボルブ、アボダート、サガーロ。
タキサン系の抗がん剤。商品名はタキソテール。
前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬。α1D受容体の選択的アンタゴニスト。交感神経の働きを抑えて尿道や前立腺の筋肉の緊張を緩め、排尿を促進する。商品名はフリバス。
フルタミドのヒドロキシ化誘導体。前立腺がんに対する活性代謝物。
チアゾリジンジオンの誘導体。二型糖尿病の治療に使用される。商品名アクトスなど。
膀胱の筋肉の緊張を緩め、膀胱の尿の量を増やして頻繁な尿意を抑える薬。
前立腺がんの腫瘍の増殖に関わる男性ホルモン(アンドロゲン)の働きを抑えて細胞増殖を抑える有機化合物。商品名はオダイン。
キナゾリンの誘導体であるα遮断薬。高血圧や前立腺肥大症に伴う排尿障害に対する治療薬。商品名はミニプレス。
エイコサノイドのひとつ。プロスタグランディンと表記される場合もある。
ホルモンによって増殖するがん(乳がんや前立腺がん)へのホルモンの供給を遮断する治療法。
赤い色をした抗酸化作用を持つファイトケミカルのひとつであるカロテノイド。トマトやスイカ、ピンクグレープフルーツなどに豊富に含まれる。リコペンとも。