DNA
核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。
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核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。
DNA glycosylaseとは、DNA修復機構の一つである塩基除去修復(BER)の初期段階において、DNA中の損傷を受けた塩基または不適正な塩基を認識し、塩基と糖-リン酸骨格のデオキシリボースとの間のN-グリコシド結合を特異的に加水分解して遊離させる酵素の総称である。
DNAの塩基とRNAの塩基が混在したもの。DNA/RNAキメラオリゴとも呼ばれる。
心肺蘇生処置不要の指示。
デオキシリボヌクレアーゼを参照。
デオキシリボヌクレアーゼのひとつ。好中球細胞外トラップの分解に関わる。
デオキシリボヌクレアーゼのひとつ。貪食細胞が持ち、細胞質に存在するDNAを除去する酵素。
DNAの二重螺旋とは、デオキシリボ核酸(DNA)がとる立体構造であり、2本のポリヌクレオチド鎖が互いに逆向きに平行して走りながら、共通の軸の周りを右巻きに巻き付いた構造のことである。
DNAの複製とは、親DNAの塩基配列に正確に従って同一の娘DNA分子が合成される生体内の分子機構である。 細胞分裂に先立って遺伝情報を正確に次世代の細胞へ継承するために不可欠な生命現象である。
DNAアダクト DNA付加体を参照。
ゲノムとしてDNAを持つウイルスのこと。
DNAの変異の修復(塩基除去修復)に関わる酵素。
DNA二本鎖を切り離し、鎖を回転させた後、切れ目を閉じることによって複製フォーク前方の正の超らせんを解消するⅡ型トポイソメラーゼ。DNAの複製開始から終了直後まで関与し、DNAの複製に必須なタンパク質。キノロン系の抗菌薬によって阻害される。
DNAスーパーコイル
DNAトポイソメラーゼとは、DNAの二重螺旋の構造的歪みやねじれを解消し、複製や転写などの遺伝情報の読み出しを円滑に進めるために必須となる酵素の総称である。
トランスポゾンのひとつ。自身を染色体から切り離し、別の部位に挿入する塩基配列。
DNAの損傷を修復するタンパク質。光回復酵素とも呼ばれる。
DNAプライマーゼ(DNA primase)
複製フォークなどによるDNA超らせんをすばやく解消するヘリカーゼ。
鋳型となる核酸に対して相補的なDNA鎖を合成する酵素。DNA合成酵素とも。
DNAマイクロアレイ法とは、数千から数万種類のDNA断片を高密度に並べた基板を用いて、ゲノム上の遺伝子配列や遺伝子発現量を網羅的に解析するための分子生物学的手法である。
DNAにメチル基を付加するトランスフェラーゼ。DNAメチル化酵素とも。
DNAメチル化とは、エピジェネティクスを構成する主要な分子メカニズムの一つであり、DNAの塩基配列を変化させることなく遺伝子発現を制御する化学修飾のことである。 哺乳類においては、主としてシトシン塩基のピリミジン環の5位炭素原子へのメチル基の付加として生じ、5-メチルシトシンが形成される。
DNAメチル化酵素
DNAメチル基転移酵素とは、S-アデノシルL-メチオニンをメチル基供与体として、DNAの塩基(主としてシトシン)にメチル基を転移する反応を触媒する酵素の総称である。
細胞内で切断されたDNAを補修するための酵素。制限酵素などで切断したDNAを繋ぐ際に働く。
TLR9のアジュバントの作用(DNAによって活性化される)を利用したワクチン。
遺伝子を構成するDNAに生じる損傷。螺旋状の二本のDNAが同じ位置でどちらとも切断された状態となる。DNA二重鎖切断とも。
DNA二重鎖切断
DNAの変異を引き起こし、がん化の原因となる物質がDNAと結合したもの。DNAアダクトとも呼ばれる。
DNAを鋳型とするDNAポリメラーゼ。
DNA依存性RNAポリメラーゼ(DNA-dependent RNA polymerase)
DNA修復とは、生体の細胞が持つ遺伝情報の本体であるDNAの塩基配列に生じた損傷や変異を認識し、これを元の正常な状態に復元する一連の分子機構の総称である。
DNA修復機構とは、細胞がDNAの塩基配列に生じた損傷を認識し、これを正常な状態へと復元するための多様な酵素的反応および生体防御システムのことである。生物の遺伝情報を担うDNAは、紫外線や放射線といった物理的要因、活性酸素などの化学的物質、さらにはDNA複製時のエラーなどによって、日々絶えず損傷を受けている。…
デオキシリボヌクレアーゼを参照。
DNA合成とは、既存のDNA鎖を鋳型として新しいDNA鎖が生合成される化学反応および生物学的プロセスの総称である。
DNA合成酵素
細胞死に際して細胞核内のDNAが断片化される現象。DNA断片化は、速やかな死細胞の除去と酸化ストレスの抑制による生体恒常性の維持が目的であることが示唆されている。
DNAに結合できるドメイン。特定のタンパク質が持つ。ほとんどがB型DNAに結合するとされる。
親細胞のDNAが受けたメチル化が娘細胞のDNAに受け継がれる現象。UHRF1とDNMT1が必須。
DNA複製を阻害する種々の要因の総称。DNA複製ストレスは複製エラーを引き起こし、DNA損傷によるゲノムの不安定化の原因となる。がん遺伝子の活性化は複製ストレスを引き起こす。
DNA複製期
DNA複製装置 レプリソームのこと。
DNAの複製や転写においては、二本鎖DNAの一部が巻き戻され一本鎖になる必要があるが、長いDNAは末端が固定化されていると見なせるので、この巻き戻しによって二本鎖部分がさらに巻かれた状態になる。このように二重螺旋を形成する二本鎖DNAが自身の螺旋軸の周りで捻じれ、二本鎖DNAがさらにコイル状になった構造をDNA超ら…
DNAはアデニンとチミン、グアニンとシトシンがそれぞれ相補的な塩基対を形成して二重らせん構造を構築しており、この塩基の配列情報自体が生体の設計図として機能している。
DNA二本鎖がDNA架橋剤によって架橋された構造のDNA損傷。転写や複製、組み換えを阻害する。
ゲルダナマイシンの誘導体。HSP90の阻害剤。放射線によって生じるDNAの二重鎖切断の修復に関わるタンパク質(Rad51)を阻害し、がん細胞に選択的な細胞死を誘導する。
セロトニントランスポーター(5-HTT)の遺伝子のプロモーター領域における遺伝子多型。DNAメチル化状態と関連し、扁桃体の形態変化を通してうつ病などの精神疾患の病態に関係するとされる。
DNAの核酸塩基であるシトシンがメチル化したもの。
ニトロ化した多環芳香族炭化水素のひとつ。この代謝産物はDNA付加体を生成し、発がん性を持つことが報告されている。
免疫調整剤のひとつ。急性白血病、慢性骨髄性白血病の治療薬および潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患や臓器移植の際の免疫抑制剤として使用される。商品名はロイケリン。
グアニンの酸化体。神経変性疾患において、神経細胞のミトコンドリアDNAに多量に蓄積することが報告されている。
ヌクレオチドプール内のdGTPの酸化によって生じる化合物。DNA複製に際して細胞核やミトコンドリアDNAに取り込まれて細胞死の原因となることが報告されている。
ミトコンドリアが持つ、アポトーシスに関わるタンパク質。
DNAの特定結合して転写を促進する転写因子。血球では分化、増殖、アポトーシスに重要。
APOBEC3Bとは、ヒトの第22染色体上に位置する遺伝子にコードされ、DNAおよびRNA中のシトシンをウラシルへと脱アミノ化する酵素ファミリーに属するDNAシトシンデアミナーゼである。
APOBEC3Dとは、ヒトを含む哺乳動物のゲノムに存在するAPOBEC3遺伝子ファミリーにコードされる酵素であり、主としてウイルスの複製を抑制する宿主防御機構に関与するサイトカイン誘導性のDNAシトシンデアミナーゼファミリーの一つである。
APOBECスーパーファミリー(APOBEC3)に属するタンパク質。細胞内に存在し、DNAやRNAにシトシン(C)からチミン(T)の変異を導入するシチジン脱アミノ酵素。
ATF2とは、転写因子の一種であり、bZIP型転写因子ファミリーに属するタンパク質である。
DNAにおける開始コドン。メチオニンに翻訳される。