HEALTH WORDS / 用語解説
化学物質
Chemical substance
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元素またはその化合物、あるいはそれらに化学反応を人工的または自然に施すことによって得られた物質の総称。医学・生物学領域では、生体の生理機能に影響を及ぼす分子を指すことが多く、医薬品、毒性物質、代謝産物などが含まれる。12
生体に対する毒性と作用
化学物質が生体に曝露された際、その構造や分子量によって体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)が決定される。一部の物質は細胞内の受容体や酵素と特異的に結合し、生理学的なシグナル伝達を阻害または活性化することで、個体に有益な薬理作用あるいは有害な毒性を発揮する。1
生体内における化学物質の変換
生体内(特に肝臓)に取り込まれた多くの化学物質は、シトクロムP450などの代謝酵素によって化学構造が修飾される。このプロセスは、物質の脂溶性を低下させ排泄を容易にする役割を持つ一方、代謝過程で反応性の高い中間体が生成され、DNAやタンパク質に損傷を与える遺伝毒性を引き起こす場合もある。2
参考文献・出典
- 厚生労働省 化学物質の危険有害性情報: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/index.html ↩1 ↩2
- National Institute of Environmental Health Sciences - Toxicology: https://www.niehs.nih.gov/health/topics/science/toxicology/index.cfm ↩1 ↩2