アルカロイド
植物が産生する、窒素を含むアルカリ性の有機化合物。
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植物が産生する、窒素を含むアルカリ性の有機化合物。
ガラクトース、グルコース、ラムノースの3つの単糖類が結合したものにソラニジンが結合したグリコアルカロイド。
β-チャコニンとは、ジャガイモなどのナス科植物に自然に含まれるステロイドアルカロイドの一種であり、ソラニンやα-チャコニンなどとともにグリコアルカロイドに分類される化合物である。
アキカラマツとは、キンポウゲ科 カラマツソウ属に分類される多年草の1種である。
強い毒性を持つアルカロイド。トリカブトに含まれる毒物。煎じることで加水分解されて毒性が減弱する。
アトロピン代用薬とは、アトロピンと同様に副交感神経のムスカリン受容体においてアセチルコリンと拮抗し、その作用を競合的に阻害することでコリン作動性の神経伝達を抑制する薬剤の総称である。 自律神経系のうち副交感神経の働きを遮断することから、一般に抗コリン薬あるいは副交感神経遮断薬とも呼ばれる。
ビンロウの種子から単離されたアルカロイド。ニペコチン酸に似た構造を持ち、同様にγ-アミノ酪酸(GABA)の取り込み阻害作用を持つ。
イボゲインとは、西アフリカ原産のキョウチクトウ科の植物であるイボガ(Tabernanthe iboga)の根皮などに含まれる天然物由来のインドールアルカロイドの一種である。
ツヅラフジ科のツル性落葉低木。茎と根茎はボウイ(防已)と呼ばれ、生薬として用いられる。
アルカロイドの一種。マメ科植物に感染する内生菌や病原菌が生産する二次代謝産物。
化学構造としてインドールを含むアルカロイド。
ホヤ(Ecteinascidia turbinata)から発見されたアルカロイド。抗がん剤であるヨンデリスの有効成分。一般名はトラベクテジン。
麻黄から抽出されたアルカロイド。
ゴシュユ(呉茱萸)に含まれるアルカロイド。
トコン(吐根)に含まれるアルカロイド。去痰や催吐作用を持ち、アメーバ赤痢の治療薬ともなる。
エルゴクリスチンとは、エルゴト菌(Claviceps purpurea)などに含まれる天然物であり、ペプチド型エルゴリン系アルカロイドの一種である。 本物質は麦角に由来する成分の一つとして知られており、化学構造的にはシクロペプチド鎖がエルゴリン骨格に結合した複雑な構造を有している。 エルゴクリスチンは、麦角アルカロイ…
麦角アルカロイドのひとつ。
血管性頭痛、片頭痛、緊張型頭痛の治療薬となる麦角アルカロイド。リセルギン酸の誘導体。動脈拍動の振幅を減少させる。商品名はクリアミン。
エルゴペプチンアルカロイドとは、マメ科やイネ科などの植物に寄生する麦角菌(Claviceps属)などが産生するエルゴライン骨格を有するアルカロイドの一群であり、リゼルグ酸のアミド誘導体にペプチド鎖が結合した複雑な化学構造を持つ化合物の総称である。
麦角アルカロイドのひとつ。子宮収縮の促進や子宮出血の予防・治療に用いられる。弱い血管収縮作用およびα受容体遮断作用と強い子宮収縮作用を持つ。エルゴノビンとも。
麦角アルカロイドの基本骨格となる有機化合物。
中国各地に生息するケシ科の多年草。草丈10~20cm。扁球状の塊茎が生薬として使用される。漢字では延胡索。
インドリジジンアルカロイドのひとつ。1981年に家畜やヒトに重篤な中毒を起こす物質としてオーストラリア産のマメ科植物から単離された。
カート(khat)と呼ばれる植物に含まれるモノアミンアルカロイド。
中枢神経の興奮による覚醒作用および利尿作用があるアルカロイド。化学的にはプリン環を持つキサンチンのメチル化誘導体(1,3,7-トリメチルキサンチン)。
パーキンソン病や乳汁漏出症、高プロラクチン血性排卵障害、高プロラクチン血性下垂体腺腫などの治療薬となる麦角アルカロイド誘導体。黒質-線条体のドーパミンD2受容体に作用し、抗パーキンソン作用を発現する。
ロウバイ科ロウバイ属の植物が持つ有毒なアルカロイド。γ-アミノ酪酸(GABA)を阻害することで痙攣や神経症状を引き起こす。
アルツハイマー型認知症の進行を抑制する有機化合物。ロシアのコーカサス地方においてマツユキソウの球根から分離された三級アルカロイド。商品名はレミニール。
マラリアや不整脈の治療薬として用いられるアルカロイド。アカキナノキの樹皮に含まれる。分子式は C20H24N2O2
ヘテロ環式化合物のひとつ。一部のアルカロイドの骨格となる。分子式は C9H17N
植物に含まれるアルカロイドのひとつ。強い匂いのある無色で吸湿性の液体。分子式は C9H7N
キンポウゲ科とは、被子植物門・双子葉植物綱(木蘭綱)に属する科の一つであり、主として草本からなり、一部に木本のつる植物を含む分類群である。 世界中に広く分布し、特に北半球の温帯域から寒帯域にかけて多様性が高く、多くの属と種が知られている。
生薬のジコッピ(地骨皮)に含まれるアルカロイド。地骨皮乙素とも。
麦角アルカロイドのひとつ。
麦角を形成する菌の属。子嚢菌門に属し、バッカクキン科に分類されている。
クラビンアルカロイドとは、主としてエルゴットアルカロイドの一群であり、インドール環構造を基本骨格に持つ天然化合物の総称である。
リコリンの誘導体であるアルカロイド。植物生育阻害活性を持つ。ヒガンバナに含まれる。
アルカロイドのひとつ。エンゴサクに含まれる。
アルカロイドと糖類が結合した有機化合物。糖アルカロイドとも呼ばれる。
ケシ属の植物は一年草あるいは多年草であり、世界中に約70種以上が分布している。葉や茎、未熟な果実(蒴果)に傷をつけると乳液が分泌され、この乳液を乾燥させたものがアヘン(鴉片)と呼ばれる。アヘン中には多数のベンジルイソキノリンアルカロイドが含まれており、その代表例としてモルヒネ、コデイン、パパベリンな…
カロライナジャスミンに含まれる毒性を持つインドールアルカロイドのひとつ。ゲルセミンの誘導体。
カロライナジャスミン(ゲルセミウム・エレガンス)に含まれる毒性を持つインドールアルカロイドのひとつ。毒性はアコニチンと同等程度とされる。
シキン(紫菫)やオウレン(黄連)、エンゴサク(延胡索)などの生薬に含まれるアルカロイド。
NLRP3インフラマソームの活性化を抑制することで痛風を予防および治療するアルカロイド。グロリオサやイヌサフランに含まれるアルカロイドであり、ヤマイモやギョウジャニンニクと見間違えられて中毒を引き起こす恐れがある。場合によっては致命的。
スズランなどヒガンバナ科に含まれる、水溶性で有毒なアルカロイド(ヒガンバナアルカロイド)のひとつ。
ミカン科の落葉低木。中国原産。その未熟な果実を天日干ししたものは健胃や鎮痛、利尿などの作用を持つ生薬として用いられる。漢字では呉茱萸。種子がサンショウ(山椒)に似ていることから、カラハジカミ(唐椒)とも呼ばれる。
マジックマッシュルームに含まれる、幻覚作用を持つ有毒なアルカロイド。
ジヒドロキニンとは、キナ樹皮に含まれるアルカロイドの一種であり、キニンの水素化物である。
トリプトファンにプレニル基が結合した誘導体。麦角アルカロイドの生合成における中間代謝産物。
中米~南米のアンデス山脈原産のナス科の植物。茎(塊茎)が食用(芋)となる。日本には16世紀末にジャカルタから持ち込まれ、形が馬の鈴に似ていたことからジャガタライモや馬鈴薯と呼ばれた。
ユリ目ヒガンバナ科の多年草。ナルシスや水仙とも。
プロトベルベリン型アルカロイド。ベルベリンあるいはベンゾフェナンスリジンアルカロイド生合成における中間体。スクレリンやディスクレタミン、エクアリンとも。
ナス科の植物に含まれるアルカロイド。アセチルコリン受容体であるムスカリン受容体の拮抗薬(抗コリン薬)のひとつ。
スコポレチンの配糖体であるアルカロイド。
窒素原子を含むステロイドの配糖体。ナス科の植物によってコレステロールから生合成される。ジャガイモのソラニンやチャコニンなど。
マチンの果実の種子から発見されたアルカロイド。強い毒性があり、ヒトに対する致死量は 1mg/kg と青酸カリの5倍。
キノリジジンを骨格とするアルカロイド。マメ科の植物(ルピナス、レダマ、エニシダ)に含まれる。
インドリジジンアルカロイドのひとつ。
テルペンを含む天然のインドールアルカロイド。
ハンゴンソウやフキ(フキノトウ)、ツワブキ、ベニバナノボロギクなどに含まれる、強い肝臓への毒性を持つピロリジジンアルカロイド。