エストロゲン
女性ホルモンの一種。卵胞ホルモンとも呼ばれる。閉経後には、分泌量がそれ以前の10分の1以下に急激に減少することが確認されている。男性でも骨端の閉鎖や骨化、脂質代謝、性機能などに重要な役割を果たしていることが報告されている。
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女性ホルモンの一種。卵胞ホルモンとも呼ばれる。閉経後には、分泌量がそれ以前の10分の1以下に急激に減少することが確認されている。男性でも骨端の閉鎖や骨化、脂質代謝、性機能などに重要な役割を果たしていることが報告されている。
エストロゲンをリガンドとする受容体。
哺乳類におけるエストロゲン受容体のひとつ。
哺乳類におけるエストロゲン受容体のひとつ。
エストロゲン合成酵素 アロマターゼを参照。
エストロゲン関連受容体とは、核受容体スーパーファミリーに属する転写因子であり、エストロゲン受容体と高い配列の類似性を持つ一方で、エストロゲン自身とは結合しないオーファン受容体として同定されたタンパク質群である。
17β-エクイリンとは、主として妊娠馬の尿から見出される天然のステロイド性エストロゲンであり、結合型エストロゲン製剤の有効成分の一つとして知られている有機化合物である。
プレニル化フラボノイドのひとつ。ナリンゲニンの8位がプレニル化した誘導体。このプレニル化はクララ(マメ科植物)の有するN8DTによって触媒される。
エストロゲン受容体の上流に存在する遺伝子。6番染色体に存在する。CCDC170の発現が高い乳がんは再発しやすいことが報告されている。
CYP1とは、主として生体異物や内因性物質の代謝に関与するシトクロムP450(CYP)ファミリーの一つである酵素群、およびそれをコードする遺伝子ファミリーのことである。
ER(estrogen receptor) エストロゲンの受容体。
ガストリン放出ペプチド(GRP)を産生する神経細胞。腰髄に存在する。男性ホルモン(アンドロゲン)によって発現が増加し、逆に女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)によって減少する。
高トリグリセリド血症の病因本体と考えられている、動脈硬化を進展させるリポタンパク質。レムナント様リポタンパク質コレステロール。
エストロゲンによって発現する転写補助因子のひとつ。
生活習慣病やエストロゲンが関与する子宮体がん。類内膜腺がんは子宮体がんの9割を占める。
子宮体がんの分子病理学的分類。エストロゲン非依存的であり、主に閉経後の高齢者に発生する。
アカカビとは、不完全菌類に分類される糸状菌(カビ)の一属であるフザリウム属の真菌の総称であり、植物に様々な病害をもたらすとともに、ヒトや家畜に対して有害な代謝産物を産生する生物である。
アンドロゲンをヒドロキシ化し、それをエストロゲンへの転換する反応を触媒する酵素。シトクロムP450のひとつ。エストロゲン合成酵素とも。
精巣や副腎から分泌され、オスの二次性徴を促進するホルモンの総称。男性ホルモンとも呼ばれる。
アンドロゲンのひとつ。性腺以外でのテストステロンやエストロゲンの前駆体。
骨粗鬆症における骨量減少に対する治療薬。商品名はオステン、フィオランス。
エクインエストロゲンに分類されるエストロゲンのひとつ。
エクインエストロゲンに分類されるエストロゲンのひとつ。
馬尿中から同定されたエストロゲン受容体のアゴニスト。
大豆イソフラボンのダイゼインが腸内細菌よって代謝され、ジヒドロダイゼインを経て生成される有機化合物。エコールとも。
体内(視床下部、脳下垂体前葉)で生合成されるエストロゲンのひとつ。テストステロンがアロマターゼに触媒されて生成される。更年期障害の症状や閉経後骨粗鬆症の治療薬となる。商品名はエストラーナ、ジュリナ、ディビゲル、ル・エストロジェル。
エストリオール(estriol) エストロゲンのひとつ。
体内で生合成されるエストロゲンのひとつ。アンドロステンジオンがアロマターゼに触媒されて生成される。
エストロゲンの一種。前立腺がんや閉経後の末期乳がんに対する治療薬。血中テストステロン値を低下させる。商品名はプロセキソール。
リグナン(マタイレシノール、セコイソラリシレシノール)が腸内細菌によって代謝されて生成される哺乳類リグナン(マンマリアンリグナン)。ファイトエストロゲンのひとつ。
哺乳類リグナン(マンマリアンリグナン)のひとつ。植物由来のエストロゲン様物質(ファイトエストロゲン)。
ガストリンの産生を促進する神経ペプチド(神経ペプチドホルモン)。ガストリン放出ペプチドとその受容体(GRPR)が脊髄後角で痒み情報を選択的に伝達することが知られている。
植物エストロゲンのひとつであるクマリンの誘導体。
大豆から得られるファイトアレキシン(プレニル化ポリフェノール)。
大豆イソフラボンアグリコンのひとつ。ゲニステインの配糖体はゲニスチン。大豆イソフラボンの中でも比較的多く含まれる。
排卵誘発剤のひとつ。商品名はセキソビット。
現在は生産、輸入が禁止されている殺虫剤の成分。ナトリウムチャネルの阻害による神経毒として殺虫作用を示す。哺乳類に対してエストロゲン様作用を示す。
ファイトエストロゲン(大豆イソフラボンなど)の代謝によって産生される有機化合物。
ゴマリグナンのひとつ。ゴマに最も多く含まれるリグナンである。分子式は C20H18O6
フザリウム属のカビが産生するマイコトキシンのひとつ。
抗エストロゲン薬のひとつ。乳がんの治療薬。商品名はノルバデックスやタスオミンなど。
脳下垂体のゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)の分泌および卵巣からのエストロゲン(女性ホルモン)の分泌を抑制する性ステロイド。商品名はボンゾール。
ディビゲルとは、エストラジオールを有効成分とするゲル状の経皮吸収型のエストロゲン製剤である。
主に副腎で合成される副腎アンドロゲンのひとつ。副腎以外では脳や皮膚から分泌される。後にテストステロンやエストロゲンなどの性ホルモンに変換されるステロイドホルモン。
女性ホルモン(エストロゲンおよびプロゲステロン)の受容体、HER2の発現がいずれも陰性である乳がん。MAFKが高発現する。
閉経後乳がんの治療薬。乳がん組織などのエストロゲン受容体を競合阻害して、がん細胞の増殖を抑制する。
ナリルチンのアグリコンである、フラバノン系のポリフェノール。エストロゲン受容体のリガンド。
医薬品や食品などの保存剤として用いられるパラオキシ安息香酸エステル(4-ヒドロキシ安息香酸エステル)類。
エストロゲン受容体に結合する環境ホルモン。人体に有害。
フェノールとアセトンから合成される、白色で難溶性の有機化合物。
ビスフェノールCとは、化学式 $C15H16O_2$ で表されるビスフェノールの一種であり、主としてポリカーボネートやエポキシ樹脂などの合成樹脂の原料や硬化剤として用いられる化学物質である。
植物に含まれる、エストロゲンとしての活性を持つ物質の総称。植物エストロゲンとも呼ばれる。
はじめに発見されたファイトエストロゲン。反芻動物の胃ではダイゼインに変換され、それが原因で羊の不妊(クローバー症)が起こる。ホルモノネチンとも表記される。
プレニル基が結合(プレニル化)したフラボノイドの総称。プレニルフラボノイドとも。
結合型エストロゲン(エストロン硫酸エステルナトリウム、エクイリン硫酸エステルナトリウム、17α-ジヒドロエクイリン硫酸エステルナトリウム)の商品名(ファイザー株式会社)。
ミトコンドリア内膜に存在し、エストロゲン依存的に細胞核に移行する。細胞核内に移行したプロヒビチン2は、PGC-1αを介してPPARγの転写活性を抑制することにより脂肪分化を抑制する。
ホルモンバランスとは、身体の様々な機能を調節するホルモンの分泌量や働きが適切に保たれ、全身の内分泌系の調和が取れている状態を指す。
ホルモン受容体 -エストロゲン受容体 -プロゲステロン受容体
ホルモンとなる物質を体外から補充する治療法。例えば、閉経後の女性のエストロゲン欠乏の治療のためにエストロゲン、プロゲステロンを投与や甲状腺の機能低下に対する甲状腺ホルモンの補充など。
骨吸収抑制作用を持つ有機化合物。閉経後の骨粗鬆症に対する治療薬。選択的エストロゲン受容体モジュレーターのひとつ。商品名はエビスタ。