エンドソーム
エンドサイトーシスによって細胞内へと取り込まれた物質の処理を行う細胞小器官。
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エンドサイトーシスによって細胞内へと取り込まれた物質の処理を行う細胞小器官。
唯一クラスⅢに分類されるARF。エンドソーム(初期エンドソーム、リサイクリングエンドソーム)や細胞膜に局在し、その制御に関わる。
ClC-3とは、電位依存性の塩化物イオンチャネルファミリーに属する膜タンパク質であり、哺乳類の中枢神経系をはじめとする多様な組織に広く発現している遺伝子およびその産物である。
ClC-6とは、CLCファミリーに属する塩化物イオンチャネルおよびプロトン・塩化物イオン交換体のメンバーであるタンパク質、あるいはそれをコードする遺伝子のことである。 ヒトにおいては、CLCN6遺伝子によって規定されている。
抗原提示細胞が取り込んだ抗原を分解してできるペプチドの輸送に関わる細胞小器官。初期エンドソームに関連していると考えられている。
上皮成長因子(EGF)の受容体。上皮成長因子受容体や上皮増殖因子受容体、HER1とも。
エンドソーム膜が膜輸送される際に、生体膜の変形や分裂を促進する機能を持つATPase。
細胞内に存在するタンパク質複合体。小胞輸送を制御する。
熱ショックタンパク質のひとつ。細胞内における主要な分子シャペロン。
ロイシンリッチリピートキナーゼ(LRRK)のひとつ。EGFRのエンドソーム間の小胞輸送やESCRTとEGFRの相互作用に関わる。
MHCクラスⅡ分子とインバリアント鎖が結合した複合体が送られる、後期エンドソーム様の細胞内小胞。MⅡCでは、MHCクラスⅡ分子上のCLIPと抗原ペプチドが交換が行われる。
小胞輸送の中心的役割を担うとされるタンパク質。当初はゴルジ体内小胞輸送に関与する因子として発見され、後に小胞体からゴルジ体への輸送やエンドソームの融合にも関与することが確認された。NSFはSNAPとその受容体との複合体を形成して膜に結合している。
ニーマン・ピック病C型の原因遺伝子。
小胞体とエンドソーム間の膜接触部位に局在するタンパク質。OSBPL10とも。
アミノ酸トランスポーターのひとつ。がん細胞で発現が上昇することが知られている。
Rabのひとつ。リサイクリングエンドソームからリソソームへの輸送に関わる。
RhoBとは、低分子量G蛋白質のRhoファミリーに属するGTPaseの一つであり、細胞骨格の動態制御、エンドサイトーシス、小胞輸送、細胞周期の進行、およびアポトーシスの誘導など、多様な細胞機能の調節に関与する分子である。
クラスリン被覆小胞のエンドソームへの輸送に関わるアクチン束化タンパク質。
COVID-19の原因となるコロナウイルス。通称、新型コロナウイルス。2019-nCoVとも呼ばれた。
SLC15A3とは、ヒトを含む哺乳類においてペプチドやヒスチジンなどのアミノ酸を細胞質内へ輸送するトランスポーターをコードする遺伝子、およびそれが発現するタンパク質の名称である。
SLC15A4とは、プロトンの勾配を利用してさまざまな基質を細胞内へ輸送するトランスポーターであるSLCファミリーに属する膜タンパク質の一つである。 主として免疫細胞のエンドソームやリソソームなどの細胞内小器官の膜に局在していることが知られている。
ウイルスが持つ一本鎖RNAを認識するToll様受容体。
病原体が持つDNAの特定の塩基配列の繰り返し(CpG)を認識するToll様受容体。この作用を応用したものがDNAワクチンである。
VAMP8は、エンドソームやリソソームなどの細胞内小器官の膜融合において重要な役割を果たしており、エキソサイトーシスやオートファジーなどの生理的プロセスにも深く関与していることが知られている。
Vps15とは、真核生物の細胞内における小胞体からゴルジ体、あるいはエンドソームやリソソームといった膜交通に関与するタンパク質複合体の構成要素であるセリン・スレオニンキナーゼの一種である。
α-トコフェロール(ビタミンE)と特異的に結合し、それを輸送する可溶性タンパク質。278個のアミノ酸からなる。脂質結合ドメインとしてSec14を持つ。この異常が先天性ビタミンE欠乏症の原因となる。
オートファジーの分解過程でできる中間体。オートファゴソームがエンドソームと融合してできる。
細胞内の小胞体で翻訳されたMHCクラスⅡ分子がMⅡCへ輸送される過程で、他の細胞内のペプチドと結合しないようにMHCクラスⅡ分子の抗原結合部位を塞ぐシャペロンタンパク質。
膜小胞の一種。大きさは50〜100nm。エキソソームとも呼ばれる。
生体内のほとんどの組織に存在しており、細胞内ではゴルジ体の近縁部(リサイクリングエンドソーム)に存在するタンパク質。コレラ毒素の運搬に関わることが報告されている。
細胞外の物質を細胞内に取り込むサイトーシス。真核細胞に備わっている働き。外部からの栄養や情報分子の取り込み、神経伝達物質の放出などに関わる機能。
クラスリンによって覆われた小胞。クラスリン依存的エンドサイトーシスにおいて形成される、物質を輸送するための球状の構造体。クラスリン被覆ピットとも。
慢性閉塞性肺疾患の治療薬。商品名はシーブリ。
グリコプロテインHとは、ヘルペスウイルス科のウイルスが持つエンベロープ(外膜)上に存在する保存性の高い糖蛋白質であり、通常グリコプロテインLと複合体を形成して宿主細胞への侵入や細胞融合に必須の役割を果たす膜蛋白質である。
小腸に到達したコレラ菌が放出する毒素。小腸上皮細胞の細胞膜に発現しているGM1ガングリオシドに結合し細胞内に取り込まれ、最終的にサイトゾルに侵入することで毒性を発揮する。
スフィンゴシンキナーゼのひとつ。
トランスゴルジネットワークとは、ゴルジ体の最もトランス側に位置し、タンパク質や脂質の選別と輸送を担う重要な細胞小器官の膜網状構造である。 ゴルジ体はシスゴルジネットワーク、シスゴルジ面、メディアルゴルジ面、トランスゴルジ面、そしてトランスゴルジネットワークという一連の極性を持った区画から構成されてお…
トランスフェリンに結合した血液中の鉄を細胞内に取り込む受容体。
貪食(ファゴサイトーシス)によって細胞内に形成される小胞。免疫細胞が貪食によって取り込んだ病原体などを封じ込める。食胞とも呼ばれる。
γ-セクレターゼの本体。家族性アルツハイマー病の原因遺伝子として発見された。細胞内では主に小胞体やゴルジ体に局在している。Notchの細胞内ドメインを切断するプロテアーゼとしても働く。
エンドソーム膜およびリソソーム膜に多く存在するホスファチジルイノシトール二リン酸。
ホスファチジルイノシトールの3位がリン酸化した誘導体。エンドソーム膜およびリソソーム膜に多く存在する。
2つの脂肪酸を持つグリセロリン脂質のひとつ。ケファリンとも。
ホスホイノシチドとは、細胞膜の構成成分であるリン脂質の一種であり、イノシトールリン脂質とも呼ばれるグリセロリン脂質の総称である。 イノシトールの水酸基がリン酸によってリン酸化された構造を基本骨格として持っており、細胞内におけるシグナル伝達、膜交通、細胞骨格の制御など、多様な生命活動において極めて重要…
β2受容体のアゴニスト。気道平滑筋弛緩作用を示し、慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)による症状に対して用いられる。商品名はオーキシス。
エンドサイトーシスの一種。通常のエンドサイトーシスの10倍以上の大きさ(1μm〜5μm)の物質を取り込むことができるピノサイトーシス(飲作用)。
マクロピノサイトーシスにおいて形成されるエンドソーム。
マンノース6-リン酸受容体とは、リソソームに輸送される酵素などのタンパク質に付加されたマンノース6-リン酸を認識して結合する膜受容体である。
生体膜の分裂や融合により、細胞膜と細胞小器官の間、または細胞小器官同士の間で分子が移動する過程のこと。
ライソソームとは、真核細胞の細胞質内に存在する、一重の生体膜に包まれた細胞小器官(オルガネラ)の一種である。
不要になった細胞膜上のタンパク質(受容体やトランスポーター)は必要に応じて細胞内に取り込まれるが、一部の再利用可能な分子を細胞膜へ戻す働きをする細胞小器官。
免疫毒素とは、抗体などのタンパク質の分子認識部位と、植物や細菌由来の強力な毒素の活性部位を結合させた人工的なキメラ蛋白質、あるいは遺伝子工学的手法により作製された融合蛋白質の総称である。
エンドサイトーシスによって取り込まれた物質が最初に運ばれるエンドソーム。早期エンドソームとも呼ばれる。
多胞性エンドソームを参照。
エクソソームを放出するエンドソーム(後期エンドソーム)。多胞体とも呼ばれる。
樹状細胞のひとつ。プラズマサイトイド樹状細胞とも。ヒトの末梢血の単核細胞をウイルスで刺激することで大量のⅠ型IFNを誘導する特殊な細胞集団として発見され、当初はIPCと呼ばれた。
多胞性エンドソーム(多胞体)となりエクソソームを分泌するエンドソーム。初期エンドソームから形成される。
初期エンドソームを参照。
後期エンドソーム(多胞性エンドソーム)がエンドサイトーシスによって形成した膜小胞。
細胞内で物質の輸送を行うために利用される小胞。直径50〜100nm。