痛み
身体への傷害を起こす刺激(侵害刺激)によって生じる不快な感覚。表在感覚のひとつ。痛覚とも。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
身体への傷害を起こす刺激(侵害刺激)によって生じる不快な感覚。表在感覚のひとつ。痛覚とも。
A線維のひとつ。筋紡錘運動線維。直径は約5μm。伝達速度は20m/s。
2019年末から中国湖北省の武漢市を中心として大規模な感染が確認されたコロナウイルス(2019-nCoV、SARS-CoV-2)による感染症の名称。COVID-19の「COVI」はコロナウイルス、「D」は病気(disease)、末尾の「19」はこのウイルスが最初に確認された2019年が由来。
神経線維の一種。無髄線維。脊髄Ⅱ層に入力する。Aδ線維と同様の経路で脊髄後角の二次ニューロンとシナプス接続する。
坐骨神経痛などの原因となる神経の場所を突き止める神経学的検査。
血清中にMタンパク質が確認される疾患の総称。症状は骨の痛み(特に腰)や貧血、倦怠感、息切れ、めまい。
NRSとは、主に臨床医学や疼痛管理の分野において、患者が感じている痛みの強さを主観的に評価するために用いられる数値評価スケール(Numeric Rating Scale)の略称である。
PADとは、四肢の動脈、特に下肢の動脈が動脈硬化によって狭窄または閉塞し、血流が低下することで様々な症状を引き起こす疾患である末梢動脈疾患のことである。
トリプシン、トリプターゼ、血液凝固第Ⅶa因子、血液凝固第Ⅹa因子などによって活性化されるプロテアーゼ活性化型受容体。397個のアミノ酸からできる。ヒトでは染色体5q13にコードされる。
TRPチャネルのひとつ。ニンニクやダイコンの辛味成分であるアリルイソチオシアネートやアクロレインなどの侵害刺激(痛み刺激)となる成分により活性化される受容体。
TRPVのひとつ。後根神経節や全身に分布する感覚神経の神経終末の細胞膜に存在するバニロイド受容体。
がんが終末期に皮膚に浸潤または転移し、皮膚を破ってできる腫瘤が壊死して潰瘍となったもの。乳がんや頭頚部がん、食道がんなどで見られ、特に乳がんでは約5~10%と多く見られる。
筋肉に起こる、激しい痛みを伴う痙攣。不随意的な筋肉の収縮。「つる」とも表現される。主に下肢(ふくらはぎ)に発生する。
手の指を曲げる腱である屈筋腱(指屈筋腱)が起こす腱鞘炎。正式には屈筋腱腱鞘炎と呼ばれる。
脚の表面の皮膚から深部の筋肉や骨にかけて、むずむずする不快な感覚が起こり、静止した姿勢(座る、寝る)をとりにくくなる症状。痒みや痛みなどを感じる場合もある。レストレスレッグス症候群または下肢静止不能症候群とも。
頭部および頚椎が後方への過伸展とそれに続く前方への過屈曲の状態となることで痛みを始めとした様々な症状が現れるもの。外傷性頚部症候群や頚椎捻挫とも。
らい性結節性紅斑(erythema nodosum leprosum : ENL) ハンセン病のひとつ。 >四肢に耐えがたい痛みを伴う瘤(こぶ)を生じ,神経や関節に炎症を引き起こす。
アイスクリームやかき氷など冷たい食品を急速に食べることで起こる頭痛。関連頭痛の一種。
水に溶けにくい白色で無臭の結晶。アセチルサリチル酸の商品名。サリチル酸から合成された。
生きたアニサキスを摂取することで起こる症状。
感覚神経に発現するイオンチャネル。細胞内のカルシウムイオン濃度の増加を感知して開き、塩素イオンなどの陰イオンを通す。
強い痛みのある円形で白色の潰瘍ができる口内炎。口腔にできるアフタ。
通常は痛みとして感じない軽い触覚や圧刺激によって誘発される痛み。アロデニアや異痛症とも。神経の損傷などが原因となる神経障害性疼痛の一種。
イコサペント酸(エイコサペンタエン酸)のエチル化した有機化合物。閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍や痛み、冷感の改善や脂質異常症の治療に用いられる。商品名はエパデール、エパラ、エパロース、ソルミラン、ナサチーム、メルブラール。
カドミウムが原因となる中毒。腎臓(尿細管)障害を生じ、次いで骨軟化症を来す。女性に起こりやすい。貧血があるとカドミウムの吸収が促進されるため起こりやすくなる。イ病とも。
非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。シクロオキシゲナーゼ活性阻害によるプロスタグランジンの合成阻害作用を持つ。商品名はブルフェン。
イラクサとは、イラクサ科イラクサ属(Urtica)に分類される植物の総称であり、主に多年草または一年草として世界の温帯地域を中心に広く分布している分類群である。
インドメタシンのプロドラッグ。関節リウマチや変形性関節症、腰痛、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群などに伴う炎症や痛みに対する治療薬。商品名はインフリー。
外傷や酷使によって腱板の機能の低下することによって起こる肩の症状。
オルソミクソウイルス科のエンベロープを持つRNAウイルス。インフルエンザを引き起こす。
インプラント義歯とは、あごの骨に埋入したインプラントを土台として利用し、人工歯や義歯を固定する歯科治療およびその装置の総称である。
単純ヘルペスウイルスや水痘帯状疱疹ウイルスなどの感染により発症する口内炎。
青梅を薪などの弱い火と煙で薫蒸した後に乾燥させてできる生薬。漢字では烏梅。
長時間同じ姿勢でいることによって静脈の流れが滞り血栓ができ、それが血液に含まれ移動することで起こる様々な疾患のこと。飛行機の狭い座席(エコノミークラス)に長時間座ったままの状態が続くことで起こることからその名が付けられた。
アントラサイクリン系の抗生物質。抗がん剤としての活性を持つ。
エボラウイルスによる、高熱と目や鼻からの出血を伴う感染症。ウイルス性出血熱に分類される。必ずしも出血が起こるわけではないので、エボラウイルス病(EVD)とも呼ばれる。2014年までの患者数は約2000人で致命率は54%。
エルゴペプチンアルカロイドとは、マメ科やイネ科などの植物に寄生する麦角菌(Claviceps属)などが産生するエルゴライン骨格を有するアルカロイドの一群であり、リゼルグ酸のアミド誘導体にペプチド鎖が結合した複雑な化学構造を持つ化合物の総称である。
エンドルフィンとは、脳下垂体などの中枢神経系や下垂体前葉において産生・分泌される内因性オピオイドペプチドの一種であり、主として鎮痛効果や多幸感の誘導に関与する神経伝達物質およびホルモンである。
FOLFOX療法において使用される抗がん剤。がん細胞のDNAに結合してその合成を阻害する。白金を含む化学構造を持つ。
膝を伸ばす運動を繰り返すことで膝蓋骨の膝蓋腱が強く引っ張られ、脛骨にある骨端軟骨の一部が剥がれることで起こる症状。
トウガラシの辛味成分。代表的なカプサイシノイド。
カビのカンジダ菌による口内炎。口腔内に白いコケのようなものが見られる。
瘢痕の一種。一見すると肥厚性瘢痕に似ているが、傷を越えて正常な皮膚まで広がったり、痛みや痒みを伴ったりといった特徴を持つ。
眼症状(結膜炎、上強膜炎、強膜炎、ブドウ膜炎、非梅毒性間質性角膜炎などによる充血、痛み、眩しさ)と内耳症状(感音性難聴、メニエール病様症状)、血管炎などを起こす稀な疾患。他の症状として発熱や倦怠感、関節痛、筋肉痛、体重減少、消化管出血、リンパ節腫脹などがある。
コーヒーノキの種子(コーヒー豆)を乾燥させて炒り、粉にして熱湯で浸出した黒色の飲料。
ミカン科の落葉低木。中国原産。その未熟な果実を天日干ししたものは健胃や鎮痛、利尿などの作用を持つ生薬として用いられる。漢字では呉茱萸。種子がサンショウ(山椒)に似ていることから、カラハジカミ(唐椒)とも呼ばれる。
免疫細胞が分泌する、細胞の増殖や分化、活性化、抑制などを制御する、分子量が6,000~60,000(8,000〜30,000とも)のタンパク質または糖タンパク質の総称。ホルモンと作用は似ているが、ホルモンとは違って主に近くの細胞に作用する。
双翅目の昆虫。国内では「Sergentomyia squamirostris」の存在が知られている。サンドフライとも。
嚥下反射や痛みの伝達に関わる神経ペプチド(タキキニン)。11個のアミノ酸から構成される。NK1受容体のリガンド。
神経線維腫症のひとつ。神経鞘腫症とも。
炎症の痛みを抑える合成ステロイドホルモン。ジフルコルトロン吉草酸エステルとして使用される。
4つの炭素環がつながった化学構造(ステロイド骨格)を持つ有機化合物の総称。主に副腎皮質で産生される脂質。ステロイドホルモンのことを指す場合が多い。
+顔面片側の筋肉や眼瞼がピクピクと動くが、痛みを伴わない痙攣。 +冠動脈の冠攣縮。
筋弛緩薬として使用される有機化合物。筋肉の緊張(凝り、痛み、強張りなど)を和らげる。商品名はセブレチンやメキタック、テルネリンなど。頚肩腕症候群や腰痛、痙性麻痺に対して効果がある。
神経の走行に沿って打診すると、四肢の末梢部を針で連続的に刺された感覚が生じる現象。ティネル徴候とも。
1921年にティーツェによって報告された、上部肋軟骨部に感染や化膿は無いが痛みと腫脹が現れる疾患。肋軟骨骨結合症候群やティーツェ症候群とも。
前立腺肥大症や男性型脱毛症の治療薬の有効成分。前立腺そのものを小さくすることで排尿障害を改善する。テストステロンをジヒドロテストステロンへ変換する5α-還元酵素Ⅰ型および5α-還元酵素Ⅱ型を阻害する。商品名はアボルブ、アボダート、サガーロ。
デングウイルスによる感染によって現れる症状。デングウイルス感染症のひとつ。
和名の由来は、茎や葉の様子が古来の照明器具である灯台(油皿を乗せた台)に似ていること、あるいは茎を折り取った際に出る乳液の様子から名付けられたとされる植物である。
解熱および鎮痛作用を持つ有機化合物。非ステロイド系抗炎症薬。商品名はトレクチンなど。