血液脳関門
全身を流れる血液中の物質が脳内へ入るのを制限する脳の毛細血管。内皮細胞や周皮細胞、アストロサイト、それらを取り囲むⅣ型コラーゲンなどの細胞外基質などから構成される。
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全身を流れる血液中の物質が脳内へ入るのを制限する脳の毛細血管。内皮細胞や周皮細胞、アストロサイト、それらを取り囲むⅣ型コラーゲンなどの細胞外基質などから構成される。
ApoEのひとつ。アポリポタンパク質E4(アポE4)とも。アルツハイマー病において脳の毛細血管周皮細胞の変性や血液脳関門崩壊の加速と関連するとされる遺伝子。
グルコーストランスポーターのひとつ。脳や腎臓、胎児の組織、赤血球、がん細胞などに発現する。SLC2A1とも。
セルロプラスミンのひとつ。
脂肪酸としてドコサヘキサエン酸(DHA)を持つリゾホスファチジン酸(LPA)。
1980年頃発見された、黒質-線条体路ドーパミン作動性神経を選択的に破壊(変性脱落)する神経毒性を有する有機化合物。
N-デスメチルジアゼパムとは、ベンゾジアゼピン系化合物の一つであり、ジアゼパムなどのベンゾジアゼピン受容体作動薬が肝臓などの生体内で代謝される過程で生成される主要な活性代謝物であるノルダゼパムの別名である。
神経細胞と内皮細胞、周皮細胞、アストロサイトを合わせた脳神経の構成単位。
細胞膜に存在するトランスポーター。1280個のアミノ酸からなり、6回膜貫通領域を2個、その中間とC末端領域にATP結合領域をそれぞれ1個ずつ有する構造を持つ。
アデノ随伴ウイルス(AAV)を用いたウイルスベクターのひとつ。自己相補性9型AAVとも。
プラスミノーゲン活性化因子(プラスミノーゲンアクチベータ)のひとつ。組織型プラスミノーゲン活性化因子。
抑制性シナプスの神経伝達物質として働くアミノ酸。GABA(ギャバ)とも表記される。
くも膜細胞とは、脳や脊髄を包む3層の髄膜のうち、中層に位置するくも膜を構成する細胞のことである。 脳脊髄液の循環や血液脳関門の維持において重要な役割を担っている。
アトロピン代用薬とは、アトロピンと同様に副交感神経のムスカリン受容体においてアセチルコリンと拮抗し、その作用を競合的に阻害することでコリン作動性の神経伝達を抑制する薬剤の総称である。 自律神経系のうち副交感神経の働きを遮断することから、一般に抗コリン薬あるいは副交感神経遮断薬とも呼ばれる。
抗酸化作用を持つアミノ酸。主にキノコ類が豊富に含んでいる。
エンドモルフィン1とは、哺乳類の脳組織から単離・同定された、強力かつ選択的なμオピオイド受容体作動薬として機能する内因性のペプチド(エンドモルフィン)の一種である。 アミノ酸配列がTyr-Pro-Trp-Phe-NH2で示されるテトラペプチドであり、中枢神経系における疼痛の制御やオピオイド受容体を介した様々な生理学的機…
エンドモルフィンⅡとは、哺乳類の中枢神経系において発見されている内因性のオピオイドペプチドの一種であり、強力かつ選択的にμオピオイド受容体に結合して鎮痛作用などの生理活性を示すテトラペプチドである。
脳の視床下部にあるるオレキシン産生神経から分泌される神経ペプチド。ヒポクレチンとも呼ばれる。
キヌレニン経路において、キヌレニンから生合成される有機化合物。4-ヒドロキシキナルジン酸とも呼ばれる。
血清脂質のひとつ。体内で合成される固体の脂質で、ホルモンの生成や細胞膜の構成に必要。
血液中のサイトカインの異常な増加。これにより血液脳関門の破綻、脳や髄液中のサイトカイン濃度の増加により中枢神経の異常が引き起こされる。
H2受容体の拮抗薬。血液脳関門を容易に通過する。
第二世代のトリプタン製剤。脂溶性が高く中枢神経へ移行しやすいため、片頭痛の随伴症状を抑制しやすい。商品名はゾーミッグ。
タイサブリとは、一般名をナタリズマブとする、遺伝子組換え技術を用いて製造されたヒト化モノクローナル抗体であり、主として多発性硬化症などの自己免疫疾患の治療に用いられる免疫抑制剤および生物学的製剤である。
緑茶に含まれるアミノ酸。グルタミン酸の誘導体。
カカオに含まれるアルカロイドのひとつ。カフェインに類似したプリン体。キサンチンの3位と7位がメチル化した誘導体(3,7-ジメチルキサンチン)。
必須アミノ酸のひとつ。1901年に牛乳に含まれるカゼインが膵液で分解されたものの中から発見された。
γ-アミノ酪酸(GABA)のアナログ。GABAB受容体のアゴニスト。商品名はギャバロン。
消化管の炎症や夜尿症、遺尿症多汗症などの症状の治療薬。アセチルコリンやヒスタミン、バリウムイオンなどが平滑筋を収縮させるのを阻害する。臭化物として使用され、商品名はプロ・バンサイン。
全ての真核細胞の細胞膜に存在するグリセロリン脂質。哺乳類の細胞においては、ホスファチジルコリンやホスファチジルエタノールアミンの先端の原子団が置換されて生成される。
中枢神系とは、一般に中枢神経系の誤記あるいは略記として用いられる言葉であり、生物の神経系のうち脳および脊髄を中心とした中枢部分を指す概念である。厚生労働省の用語解説等において、神経系は脳や脊髄からなる中枢神経系と、そこから身体各部へ広がる末梢神経系に大別されることが示されている。生物学および医学の…
内側血液網膜関門とは、網膜の毛細血管内皮細胞同士が密着結合(タイトジャンクション)によって強固に結合し、血液中の物質が容易に網膜実質へ移行することを制限している生理学的構造のことである。
突然発症する雷鳴頭痛の再発、可逆性で多発性の脳血管攣縮が特徴の疾患。巣症状や痙攣を伴う場合がある。発症の平均年齢は45歳前後。女性の発症率は男性の2倍以上とされる。
基底核石灰化症とは、脳の深部に位置する基底核などの神経核において、主にカルシウム化合物の異常な沈着が認められる疾患および病態の総称である。
ヒスタミン受容体に結合するヒスタミンを競合阻害し、ヒスタミンの作用を遮断する医薬品。
新生児の脳にビリルビンが沈着して神経に後遺症を残す黄疸。ビリルビン脳症とも。
水俣病とは、工場の廃液に含まれていたメチル水銀化合物が魚介類を介して人体に摂取されることで引き起こされる中枢神経系の疾患である。
植物(香辛料)の香り成分となる揮発性化合物の混合物。主に水蒸気蒸留法によって集められる。エッセンシャルオイルとも呼ばれる。
脳弓下器官や終板脈管器官、延髄最後野など、血液脳関門を持たない脳の組織の総称。
脳表とは、脳の最外層を覆う組織の表面を指す言葉であり、主に大脳の表面である大脳皮質の露出部を意味する。