細胞壁
植物や真菌の細胞に存在する、細胞を取り囲む構造体。
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植物や真菌の細胞に存在する、細胞を取り囲む構造体。
Bgs1とは、真核生物の細胞質分裂や細胞壁の合成において重要な役割を果たすATP結合カセットトランスポーター様の機能を持つタンパク質、あるいはそれをコードする遺伝子である。分裂酵母(Schizosaccharomyces pombe)などの研究において解析が進められており、正常な細胞形態の維持や細胞周期の進行に不可欠であることが…
肺炎球菌の細胞壁に含まれる多糖類。
マクロファージがTLR4によって細菌の細胞壁のリポ多糖を認識した際に分泌されるインターロイキン(炎症性サイトカイン)。
1996年にヒト血漿から得られたフィコリン。P35とも。主に肝臓で産生される。
ウイルス粒子で最も豊富に存在し、ウイルス粒子形成の足場として機能するウイルス形成に必須のタンパク質。
ムラミン酸の誘導体。細菌の細胞壁(ペプチドグリカン)の糖鎖を構成する単糖類のひとつ。MurNAcと表記される。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
REG3G(Regenerating islet-derived protein 3 gamma)とは、リガーゼ様作用や抗菌ペプチドとしての機能を持つC型レクチンファミリーに属するタンパク質の一種であり、主として膵臓や小腸などの消化器系組織において発現が認められる分泌タンパク質である。
ナイーブT細胞(ナイーブヘルパーT細胞)またはNKT細胞を指す。
真菌が持ち、その細胞壁の主成分となるβ-1,3-グルカンを合成するシンターゼ。
β-1,4-グルカンとは、D-グルコースがβ-1,4グリコシド結合によって重合した直鎖状の多糖であり、代表的なものとしてセルロースが挙げられる。
β-グリコシダーゼとは、O-グリコシル化合物におけるO-グリコシド結合の加水分解を触媒する酵素の一種であり、国際生化学・分子生物学連合の酵素番号(EC番号)としてEC 3.2.1.21に分類される加水分解酵素である。 本酵素は、主に配糖体やオリゴ糖の非還元末端にあるβ-D-グリコシル残基の切断に関与し、対応する糖とアグリ…
多数のグルコースが結合してできる多糖類であるグルカンのひとつ。キノコなど真菌の細胞壁に多く含まれる。
化学構造中にβ-ラクタムを持つ抗生物質の総称。細菌の細胞壁であるペプチドグリカンを合成する酵素群の働きを阻害することで抗菌作用を発揮する。
λ-カラギーナンとは、紅藻類(海藻)の細胞壁の多糖類から抽出される、硫酸基を多く含むゲル化剤および増粘安定剤としての性質を持つ高分子化合物である。
ヤマノイモをすりおろした食品。
植物の細胞壁に含まれる多糖類のうち、セルロースとペクチンを除いたものの総称。アルカリ性に可溶で、セルロースよりも分解されやすい性質を持つ。
ブラジル原産のキノコ。日本名ではカワリハラタケ。37種類あるハラタケ属のキノコの総称であり、特定のキノコを指す名前ではない。
化学的にはアミノ基(‐NH2)とカルボキシル基(‐COOH)とをもつ有機化合物の総称。タンパク質(ペプチド)を構成する要素となる。基本となる化学構造は以下の通り。示性式は H2N-CHR-COOH
植物の細胞壁やアラビアガムに含まれるガラクタン。
アラビノグルクロノキシランとは、植物の細胞壁を構成するヘミセルロースの一種であり、主鎖にキシロースが結合したキシラン構造を持ち、それにアラビノースやグルクロン酸などの糖が側鎖として結合した複合的な多糖類である。 植物の組織内において、セルロースミクロフィブリルの間隙を埋める形で存在し、リグニンなどと…
植物細胞壁を構成する単糖類。熱力学的に不安定。
植物の細胞壁に含まれる単糖類(ペントース)のひとつ。主にL体として存在する。甘味度は砂糖の60%程度。
植物の細胞壁に含まれる主要な構造タンパク質。
エサンブトールとは、結核の治療に用いられる合成抗菌薬であり、抗酸菌に対して静菌的に作用する化学療法薬の一種である。
アルコールのひとつ。エチルアルコールとも。示性式は CH3CH2OH
グラム陰性菌の細胞壁外膜を構成する成分であり、細胞外には分泌されない毒素。リポ多糖(リポポリサッカライド、LPS)や内毒素とも呼ばれる。
ガラクトースを単量体とする多糖類。イースト菌による発酵によってエタノールが生成される。
ヘミセルロースのひとつ。被子植物の細胞壁に含まれる、ガラクトースを含むグルコマンナン。
高等植物の一次細胞壁の主要なヘミセルロース。β-1,4-グルカンを主鎖とし、側鎖にキシロースが結合している。
ムコ多糖で不溶性食物繊維のひとつ。不溶性の硬い結晶。N-アセチルグルコサミンがグリコシド結合によって直鎖状に数千〜数万個つながった構造を持つ。
真菌のひとつ。菌糸が集合した傘(子実体)をキノコと呼ぶ場合が多いが、その実体は菌(菌糸)である。植物とは異なる。
キノコの細胞壁に含まれるキチンを脱アセチル化して得られるキトサン。内臓脂肪減少作用が報告されている。キトグルカンとも。
真菌の細胞壁を構成するβ-1,3-グルカンの合成を阻害する抗真菌薬。エキノキャンディン系やカンジン系とも。
担子菌類に属する酵母状の真菌の属。クリプトコックスとも。
クロストリジウム属の細菌。その一種はマクロファージに作用し、IL-10を産生させることによって腸炎を抑制することが報告されている。
1884年にデンマークの学者、ハンス・グラム(Hans G. j. Gram)によって発明された、細菌類を色素によって染色して分類する方法。
グラム染色によって赤く染まる細菌。大腸菌やコレラ菌、ペスト菌、サルモネラ菌など。
グラム染色によって紫色に染まるグラム陽性の細菌。ブドウ球菌やレンサ球菌、破傷風菌、結核菌、ボツリヌス菌など。
化学構造内にペプチド結合と糖を含む抗菌薬(抗生物質)のグループ。
天然に最も多く存在する、グルコースをモノマーとする多糖類(グルコースの重合体)の総称。主に細菌が糖類を代謝することで生成される。
グルクロノキシランとは、主に植物の細胞壁のヘミセルロース画分に存在する複雑な多糖類であり、キシランの主鎖にグルクロン酸やその4-O-メチル誘導体、およびアラビノースなどの糖が側鎖として結合した高分子化合物である。
北極圏のアラスカ・バロー岬より採取した石の付着物から単離された淡水性単細胞緑藻。
コレステロールに似た構造を持つ有機化合物。
酵母の細胞壁を構成する多糖類。プロペルジンと結合して第二経路によるC3の活性化に関わる。
海苔の原料となるウシケノリ目ウシケノリ科紅藻類。アマノリ類。養殖される代表的な海苔。細胞壁に硫酸化多糖であるポルフィランを含む。
セフェム系抗生物質のひとつ。グラム陽性菌とグラム陰性菌の細胞壁合成を阻害する。抗酸菌と真菌には作用しない。
セフジトレンピボキシルの活性代謝物。細菌の細胞壁の合成を阻害する抗菌薬。
セフジトレンの誘導体。腸管で代謝を受けてセフジトレンとなり、細菌細胞壁の合成を阻害する抗菌薬。商品名はメイアクト。
セルラーゼAP3とは、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)などの真菌由来の酵素製剤であり、主としてセルロースの加水分解を触媒するセルラーゼ複合体を有効成分とする医薬品あるいは食品添加物・工業用酵素である。
植物の細胞を囲む細胞壁の主成分である多糖類。セロビオースが多数繋がったβ-グルカン。
ブドウ球菌や枯草菌などの細胞壁に存在し、細菌の宿主細胞への付着に関与する化合物。テイコ酸とも。
多剤耐性肺結核に対する治療薬。結核菌の細胞壁を構成するミコール酸の生合成を阻害する。商品名はデルティバ。
2つのグルコースが結合してできる二糖類。還元末端を持たないため還元性がない。分子式は C12H22O11
口腔や咽頭への細菌感染に対する治療薬。臭化物の商品名はオラドール。
カルバペネム系のひとつ。商品名はフィニバックス。
細胞壁合成を阻害する抗菌薬。商品名はバラマイシン。
バニラの香り成分となる芳香族化合物。4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒドとも。
ペニシリン系のひとつ。細菌の細胞壁を構成するペプチドグリカンの生合成を阻害する。タゾバクタムと配合して使用される。