腸炎
腸(小腸あるいは大腸)に起こる炎症の総称。
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腸(小腸あるいは大腸)に起こる炎症の総称。
ビブリオ・パラヘモリティカスを参照。
免疫調整剤のひとつ。急性白血病、慢性骨髄性白血病の治療薬および潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患や臓器移植の際の免疫抑制剤として使用される。商品名はロイケリン。
腸管病原細菌や病原性片利共生細菌の増殖を抑え、腸炎を予防することが確認されている。D-トリプトファンによる腸管病原細菌の増殖抑制効果は菌体内のトリプトファン代謝を変化させることによるもの。
EPECとは、下痢などの消化器症状を引き起こす大腸菌の一種である腸管病原性大腸菌(Enteropathogenic Escherichia coli)の略称である。 EPECは、小児、特に乳幼児の間で下痢症の原因となる重要な病原体の一つとして知られている。
FUT2とは、フコースを特定の糖鎖に転移させる酵素であるフコース転移酵素のファミリーに属し、主に分泌型のABO式血液型抗原やLewis抗原の生合成に関与するフコース転移酵素2をコードする遺伝子である。
腸管出血性大腸菌のひとつ。2011年に富山県を中心にO111による食中毒が発生し、86名が大腸炎に罹り、そのうち34名が溶血性尿毒症症候群、21名が脳症を併発し、5名が死亡した。
腸管出血性大腸菌に分類される病原性大腸菌。H抗原としてH7を持つもの(O157:H7)が多い。
多数のグルコースが結合してできる多糖類であるグルカンのひとつ。キノコなど真菌の細胞壁に多く含まれる。
胃腸炎の原因となるコブウイルス。1989年愛知県での生牡蠣を原因として集団発生した胃腸炎患者から初めて分離された。東南アジア、パキスタン、ドイツ、ブラジルなどでも検出された報告がある。
関節リウマチに対する免疫調整剤。4-アセチルアミノフェニル酢酸とも。商品名はオークルやモーバー。
免疫抑制剤のひとつ。寛解維持療法やステロイド節約効果を目的として使用されることが多い。クローン病や潰瘍性大腸炎、治療抵抗性リウマチ性疾患、拒絶反応の抑制などにも用いられる。商品名はイムランやアザニン。
生きたアニサキスを摂取することで起こる症状。
赤痢アメーバを病原体とする大腸炎。
赤痢アメーバが原因となる赤痢。アメーバ症とも。5類感染症のひとつ。
ウイルスが原因となって発症する感染性胃腸炎。
ヒトに病原性を示すエルシニア属の細菌のひとつ。1939年に胃腸炎の原因となる細菌として発見された。
アミノグリコシド系の一種。カナマイシンAが代表的。大腸菌、赤痢菌、腸炎ビブリオなどに使用される。
ウエルシュ菌が産生するウエルシュ菌α毒素が原因となる壊疽性腸炎。
腸内に定着することでTh1細胞の過剰な増殖や活性化を引き起こす細菌の属。クローン病や潰瘍性大腸炎などの慢性炎症性腸疾患の発症に関わることが示唆されている。
真正細菌の属のひとつ。偏性嫌気性で芽胞を形成するグラム陽性の桿菌。
クロストリジウム属の細菌。毒素であるトキシンAおよびトキシンBを産生する。
クロストリジウム属の細菌。その一種はマクロファージに作用し、IL-10を産生させることによって腸炎を抑制することが報告されている。
ヒトや動物の腸管および自然環境下に広く分布する通性嫌気性グラム陰性桿菌。エンテロバクター・サカザキとも。
化学構造内にペプチド結合と糖を含む抗菌薬(抗生物質)のグループ。
スフィンゴ脂質のひとつ。セラミドの前駆体。多くの真菌が持ち、その増殖や出芽、環境適応、病原性への関与が示唆されている。食品では穀物や豆類、根菜、果実などの植物由来のものや麹、酒粕に含まれる。
サルモネラ属の細菌の総称。腸管上皮細胞に感染して胃腸炎や食中毒を起こすグラム陰性桿菌。サルモネラ菌に分類される細菌は2000種類以上が確認されているが、食中毒の原因となる代表はサルモネラ・エンテリティディス。
ユリ目ヒガンバナ科の多年草。ナルシスや水仙とも。
褐藻類であるシワヤハズに含まれるテルペノイド。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)やリウマチ性疾患(全身性血管炎や全身性エリテマトーデス)に対する免疫調節薬の一種。
胃炎、消化性潰瘍、腸炎、過敏性大腸症候群、胆嚢および胆道疾患、尿路結石などにおける痙攣や運動機能亢進に対する治療薬。商品名はチアトン。
ウイルス性胃腸炎の原因となるカリシウイルス科のウイルス。 小型のウイルスで直径が30~38nm。形は正20面体の球形。
バイジョウとは、中国の伝統医学(中医学)における生薬の一つであり、主にキク科の植物であるセイタカオトコエシ(学名: Patrinia villosa)またはオトコエシ(学名: Patrinia scabiosifolia)の根および根茎を乾燥させたものを指す。
アデノウイルスのひとつ。感染によって上気道感染症(風邪)、咽頭炎、結膜炎、胃腸炎などを引き起こす。
耐性乳酸菌を利用した整腸剤(耐性乳酸菌製剤錠)の商品名。
グラム陰性細菌の属のひとつ。
ビブリオ属のグラム陰性桿菌。腸炎ビブリオとも。
血液凝固因子のひとつであるトランスグルタミナーゼ。血液凝固第ⅩⅢ因子とも。
抗α4β7インテグリンモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。潰瘍性大腸炎やクローン病の治療薬。商品名はエンタイビオ。
シソに含まれるテルペンで、シソの主要な香気成分。特にチリメンアオジソやカタメンジソに多い。ペリルアルデヒドとも。
細菌の属のひとつ。抗酸菌とも。酸に対して強いという意味ではない。結核菌とそれ以外の非結核性抗酸菌に分けられる。
シクロオキシゲナーゼの阻害作用やプロスタグランジンの産生を抑える抗炎症作用を持つ有機化合物。潰瘍性大腸炎の治療薬。化学名は5-アミノサリチル酸。メサラジンとも。商品名はペンタサ。
5-ニトロイミダゾール類に属する抗原虫剤および嫌気性の細菌に対する抗菌薬。対象の体内で還元されてニトロソ化合物に変化することで効果を発揮する。商品名はフラジール。
上腸間膜動脈とは、腹部大動脈の前壁から第1腰椎の高さで分岐し、下膵十二指腸動脈、空腸枝、回腸枝、回結腸枝、右結腸枝および中結腸枝を分枝して、下部食道を除く消化管のうち十二指腸下部から横行結腸までの栄養を主に司る太い動脈である。
中毒性変化を伴う巨大結腸症。潰瘍性大腸炎に伴う重篤で死亡率の高い合併症。治療は手術やステロイド動注療法。
ロタウイルスやアデノウイルスによって引き起こされる感染症。小児仮性コレラや白痢とも呼ばれた。
二本鎖RNAウイルスとは、ゲノムとして二本鎖RNAを持つウイルスの総称であり、 Baltimore分類 におけるグループ3に分類される微生物である。
生体の組織ではない膜状の構造物。体液の成分などが固まったもの。
ある細菌が抗生物質による腸内細菌のバランス崩壊によって異常増殖することで起こる大腸炎。大腸に小さい円形の偽膜が見られることが特徴。偽膜性腸炎とも呼ばれる。
偽膜性腸炎 偽膜性大腸炎を参照。
免疫チェックポイントを阻害することで起こる副作用。主に過剰な自己免疫による症状。自己免疫疾患関連副作用とも。
出血性大腸炎とは、激しい腹痛と血便を主症状とする大腸炎の総称であり、その多くはベロ毒素(シガ毒素)を産生する腸管出血性大腸菌への感染によって引き起こされる。 腸管出血性大腸菌の中でも「O157」をはじめとする血清型が代表的な原因菌として知られている。
消化管の症状(胃腸虚弱、慢性胃腸炎、消化不良、下痢)に対する漢方。
腸の腫瘍や炎症、閉塞などにより腸の通りが悪くなったり、腸以外の器質的疾患によって大腸の運動機能が異常を来したりすることによる便秘。
大型の線虫。主にヒトに寄生する Ascaris lumbricoides を指す。
大腸に生じる炎症。主に潰瘍性大腸炎を指す。
小児仮性コレラとは、主に乳幼児においてコレラに類似した激しい下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こし、急速に脱水状態に陥る疾患の歴史的な臨床医学用語である。
小腸の粘膜表面(小腸上皮)を覆い、食品に含まれる物質(栄養)の吸収を行う細胞。極性細胞のひとつ。吸収上皮細胞とも。
急性胃腸炎とは、胃および小腸、大腸の粘膜に急性の炎症が生じる疾患の総称であり、主に嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの消化器症状を呈する臨床症候群である。
虫垂で起こる炎症。盲腸とも呼ばれる。年齢を問わず発症するが、10~20代が多いとされる。