鎮静
中枢神経の興奮を抑えること。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
中枢神経の興奮を抑えること。
鎮静作用とは、中枢神経系の活動を抑制し、不安や興奮を和らげ、心身を穏やかな状態に導く薬理作用のことである。
e抗原とは、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染時に産生されるタンパク質の一種であり、ウイルスのコア抗原(HBcAg)の一部がプロテアーゼによって切断され、血液中へ遊離したものである。 B型肝炎の病態把握や治療方針の決定において、極めて重要な血清マーカーとして臨床現場で広く測定されている。
GABA_A受容体とは、中枢神経系における主要な抑制性の神経伝達物質であるGABA(ガンマ-アミノ酪酸)に特異的に結合し、細胞膜のイオンチャネルを透過させることで神経細胞の興奮を抑制するリガンド作動性イオンチャネル型受容体である。
直接塩素チャネルと連結するGABA受容体。主な抑制性シナプス伝達を担っている。脳の広範囲に分布し、様々な機能に関与することが知られている。
N-デスメチルジアゼパムとは、ベンゾジアゼピン系化合物の一つであり、ジアゼパムなどのベンゾジアゼピン受容体作動薬が肝臓などの生体内で代謝される過程で生成される主要な活性代謝物であるノルダゼパムの別名である。
エトミデートとは、主として全身の麻酔導入に用いられる超短時間作用型の静脈性麻酔薬である。 GABAA受容体を介して中枢神経系の抑制的な神経伝達を促進することで、速やかな鎮静や催眠作用をもたらす特徴を持っている。
アドレナリン受容体のひとつ。アドレナリンα2受容体とも。
ヒドロキシ酪酸のひとつ。γ位(4位)がヒドロキシ化した酪酸。4-ヒドロキシ酪酸やγ-ヒドロキシブチレートとも。
オピオイド受容体のひとつ。
ベンゾジアゼピン受容体のサブタイプのひとつ。BNZ1受容体とも。
α2受容体の選択的拮抗薬。犬や猫などに対して用いられる医薬品。商品名はメパチアやアンチセダンなど。
セロリやパセリの香り成分となる有機化合物。アピゲニンの配糖体であり、糖としてアピオースを持つ。抗酸化作用を持ち、越冬に必要と考えられている。
アポノールとは、主としてペチジン(塩酸ペチジン)を有効成分とする麻酔前投薬および鎮痛を目的とした医療用医薬品(注射薬)の名称である。 アポノール注などの製品名で臨床現場において疼痛緩和や鎮静のために用いられてきた歴史があるが、麻薬及び向精神薬取締法上の麻薬に指定されている。
心身症(消化性潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候ならびに不安、緊張、抑うつ、睡眠障害に対する治療薬。GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部に作用する。商品名はソラナックス。
植物やその果実が発する芳香。身近なものでは茶類。
アロミドンとは、中枢神経系に作用して鎮痛効果や鎮静効果を示す化合物の一つである。
初期の抗ヒスタミン薬の副作用。中枢神経の抑制によって起こる。
生薬として用いられるイトヒメハギの根。漢字では遠志。
ヨーロッパ原産のキク科シカギク属の一年草または越年草。和名はカミツレ(加密列)。ジャーマンカモマイルとも。
α2受容体のリガンド。鎮痛及び鎮静作用を示す。商品名はセラクタール。
不眠症の治療薬。ベンゾジアゼピン受容体(ω1受容体)のリガンドとして催眠・鎮静作用を示す。
生薬のひとつ。シナモンの樹皮など。漢字では桂皮。
口内炎に有効な生薬。咳止めや去痰、鎮静、鎮痛、解熱などの作用も持つ。ニッポンサイシンまたはウスバサイシンとも。漢字では細辛。
ナス科の植物に含まれるアルカロイド。アセチルコリン受容体であるムスカリン受容体の拮抗薬(抗コリン薬)のひとつ。
セリ科の野菜。セルリーとも。
ダビディア科の落葉樹であるハンカチノキから単離されたタンニンの一種。それ自体にオピオイドによる鎮静作用の阻害活性があるだけでなく、別の天然物の構成成分としても様々な生物活性にする。
チオペンタールとは、超短時間作用型のバルビツール酸系静脈麻酔薬であり、主として全身麻酔の導入や脳保護の目的に用いられる医薬品である。
α2受容体へ作用して鎮痛作用を発揮する有機化合物。主に青斑核のα2受容体に作用する。
抗うつ剤のひとつ。セロトニンの再取り込みを阻害する。精神賦活作用よりも抗不安や鎮静作用が強いとされる。商品名はレスリン、デジレル。
ベンゾジアゼピン系の不眠症治療薬。鎮静や催眠、抗不安、抗痙攣などの作用を示す。商品名はハルシオン。
鎮静および催眠作用を示すトリクロロエタノールの前駆体。不眠症の治療薬や脳波、心電図検査などにおける睡眠導入剤として使用される。商品名はトリクロリール。
エタノールの塩化物。鎮静および催眠作用を示す。前駆体はトリクロホスや抱水クロラール。2,2,2-トリクロロエタノールとも。
片頭痛や群発頭痛に対する治療薬。トリプタミンの誘導体。60~70%の患者に有効とされる。
鎮静、制吐、α受容体遮断作用による末梢血管拡張作用などを持つ神経遮断薬。フェンタニルとの併用による麻酔の補助や単独投与による麻酔前投薬に用いられる。商品名はドロレプタン。
生薬として使われるカラスビシャクの塊茎。鎮静、鎮吐、鎮咳、去痰などの作用を持つ。漢字では半夏。
キジカクシ科(かつてはユリ科)の常緑多年草であるジャノヒゲの根の膨大部から得られる生薬。漢字では麦門冬。龍のヒゲとも。
ピリミジンの誘導体。マロニル尿素や6-ヒドロキシウラシルとも。
アトロピン(ヒヨスチアミン)を含むナス科の植物。乾燥させた葉や種子は鎮痛、鎮痙、鎮静、散瞳などを目的として使用される。
GABA作動性神経を増強することで効果を発揮するてんかん発作の治療薬。プリミドンの代謝によって生じる。
ベンゾジアゼピン系の拮抗薬。鎮静の解除および呼吸抑制の改善を目的に使用される。商品名はアネキセート。
生薬として持ちられる、松の伐採後2~3年の根に発生する菌核。漢字では茯苓。
睡眠導入剤。脳に働き神経の興奮を抑える神経伝達物質GABAの働きを強める。
全⾝麻酔や鎮静⽤剤として使用される芳香族化合物。商品名はディプリバン。
哺乳類家畜の局所麻酔や魚介類の鎮静・安楽死などに使用される局所麻酔。アミノ安息香酸エチルとも。
ベンゼンとジアゼピンが結合した構造を持つ環式化合物。
ベンゾジアゼピン系薬剤とは、主として中枢神経系に作用し、抗不安薬、睡眠薬、抗てんかん薬、筋弛緩薬などとして用いられる精神安定剤の総称である。
短時間作用型のバルビツール酸系。不眠症の治療や不安緊張状態の鎮静剤。持続睡眠療法における睡眠調節や麻酔前投薬としても用いられる。商品名はラボナ。
ポリープ切除術とは、粘膜の表面に発生した腫瘍性または非腫瘍性の隆起病変であるポリープを、内視鏡や手術器具を用いて切除する治療法である。
熱帯アジア各地で栽培されるオトギリソウ科の植物。果実はスクロースを主成分とする16~20%の糖分を含む。
麻酔の導入時に使用されるベンゾジアゼピン誘導体。鎮静や抗不安、抗痙攣、健忘、中枢性筋弛緩などの作用を持つ。拮抗薬はフルマゼニル。商品名はドルミカム。
犬や猫に対する鎮静・鎮痛作用を持つイミダゾール系のα2受容体アゴニスト。商品名はメデトミン。
キク科の多年草。漢字では蓬。主に北海道で見られるエゾヨモギ(オオヨモギ)は草餅に使用される。
互いにエナンチオマーである2つの化合物(D体とL体、R体とS体)が同じ量含まれる混合物のこと。
呼吸器疾患における鎮咳や鎮静、下痢の改善を目的として利用される、コデインがリン酸化した有機化合物。
レゾルビンD2とは、オメガ3脂肪酸の一種であるドコサヘキサエン酸(DHA)から生合成される特殊化プロ・レゾルビング・メディエーター(SPM)と呼ばれる生理活性物質の一つである。
レボメプロマジンとは、フェノチアジン系の抗精神病薬であり、主に統合失調症の精神症状の改善や、鎮静、鎮痛の補助などに用いられる薬剤である。 脳内のドパミン受容体などの受容体を遮断することで強い鎮静作用や抗精神病作用を示し、睡眠障害や不安、焦燥感の軽減に対しても処方されることがある。
大腸カメラとは、内視鏡を用いて肛門から盲腸に至るまでの大腸全体の内腔を直接観察し、病変の有無を診断する検査法である。
定型抗精神病薬とは、統合失調症などの精神疾患の治療に用いられる従来型の抗精神病薬であり、主として脳内のドーパミンD2受容体を遮断することで幻覚や妄想などの陽性症状を改善する薬剤である。
抑制とは、生物学、医学、生理学、薬理学などの幅広い分野において、特定の細胞の機能、酵素の活性、代謝の経路、あるいは生体の行動や神経活動などが、何らかの原因によって低下または停止させられる現象や作用全般を指す用語である。 生命活動の維持や恒常性(ホメオスタシス)の維持において、過剰な反応を防ぎ調節を行…