間葉
結合組織や軟骨、骨などの前駆体となる組織。
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結合組織や軟骨、骨などの前駆体となる組織。
間葉性エナメル質 エナメロイドを参照。
間葉性細胞
間葉性組織
間葉系
骨髄あるいは全身の臓器の血管の周囲に存在する幹細胞(体性幹細胞)。
間葉系細胞(mesenchymal cells)
間葉系幹細胞から構成される組織。
胎生初期に内胚葉と外胚葉の間に生じる細胞のうち、上皮細胞以外の中胚葉由来の細胞。間葉系幹細胞から分化した細胞。体内の筋肉や骨、血液を構成する細胞。体の表面を覆う上皮細胞と区別される。
ANGPTL1とは、アンジオポエチン様タンパク質ファミリーに属する分泌タンパク質の一つであり、主に血管新生の抑制や腫瘍の転移抑制などの多様な生物学的プロセスに関与している分子である。
腫瘍の近くに集積した間葉系幹細胞が産生するケモカイン。CCR5のリガンド。がん細胞の転移や増殖を助けることが知られている。
間葉系細胞が産生するケモカイン。
敷石状に増殖する上皮細胞(epithelium)がその性質を失って、細胞間接着の弱い間葉細胞(mesenchyme)としての性質を新たに得る現象。炎症部分の創傷治癒やがんの転移に関わるとされる。上皮間葉転換とも。EMTとは逆の変化である、間葉細胞から上皮細胞への転換はMETと呼ばれる。
FGFR-2とは、線維芽細胞増殖因子(FGF)が結合する受容体チロシンキナーゼファミリーの一種であり、細胞の増殖、分化、遊走、アポトーシスなどの多様な細胞応答を制御する膜貫通型タンパク質である。 FGFR-2は遺伝子によってコードされており、ヒトのゲノム上では10番染色体の長腕(10q26)に位置している。
Fosl1とは、AP-1転写因子複合体を構成するFosファミリータンパク質の一つであり、Fra-1(Fos-related antigen 1)とも称される遺伝子およびその産物である。
Fra-1とは、AP-1(Activator Protein-1)転写因子複合体を構成するFosファミリー蛋白質の一つであり、FosL1(Fos-like antigen 1)遺伝子によってコードされる分子量約35〜40 kDaの核蛋白質である。
間葉細胞から上皮細胞への転換。EMTの逆の現象。
血小板由来成長因子(PDGF)の受容体。以下の種類がある。
SMAD6とは、トランスフォーミング成長因子-beta(TGF-$\beta$)および骨形成タンパク質(BMP)シグナル伝達経路を負に調節する抑制型SMAD(I-SMAD)ファミリーに属するタンパク質である。
転写制御因子のひとつ。膵管内乳頭粘液性腫瘍においてはE-カドヘリンの発現を抑えることにより、がん細胞が浸潤・転移能を獲得する第一段階である上皮間葉移行を誘導する。
固形がんに対して出血性の壊死を誘導する因子として発見されたサイトカイン。腫瘍壊死因子-αとも呼ばれる。
β-グリセロリン酸とは、リン酸とグリセロールのエステルであり、生体内における糖代謝や脂質代謝の中間体として重要な役割を果たす有機化合物である。
Ⅷ型コラーゲンとは、主として血管の内皮細胞や角膜のDescemet膜などの基底膜様組織に存在する非線維性コラーゲンである。
サメ類の歯に存在するエナメル質様の組織。間葉性エナメル質とも。
歯原性上皮細胞に発現し、歯の成長に必要な遺伝子の発現誘導やエナメル質の形成を行う転写因子。KLF/SPファミリーに属する。
細胞外基質の成分のひとつ。間葉系細胞の凝集領域に特徴的に発現する。
コロニー刺激因子-1(CSF-1)とは、マクロファージやその前駆細胞の増殖、分化、生存を調節する主要なサイトカインであり、造血幹細胞から単球・マクロファージ系譜への分化を促進する液性因子である。
ステムセルとは、日本語で幹細胞と呼ばれる、さまざまな細胞に分化する能力と、自分と同じ能力を持つ細胞分裂を繰り返して維持する自己複製能を持った未分化な細胞のことである。
脂肪組織に含まれる間葉系幹細胞。脂肪組織由来の間葉系幹細胞を構成細胞とする。
腫瘍性を持たない生体由来の多能性幹細胞。主に間葉系組織(骨髄、皮膚、脂肪)に存在する。臓器の結合組織にも確認されている。
間葉系幹細胞のマーカーとして同定された膜型分子。膵臓がんのがん関連線維芽細胞の一部の種類に発現する。
ラミニン-6とは、基底膜の主要な構成成分である糖蛋白質ファミリーの一種であるラミニンのアイソフォームの1つである。
自然リンパ球(ILC3)の一種。自然免疫を担当する。LTi細胞とも。
上皮間葉移行(EMT)とは、上皮細胞が極性を失い、間葉系細胞様の性質を獲得する一連の細胞生物学的プロセスのことである。
骨折の修復時に現れ、折れた骨同士を固定する未熟な骨。間葉系幹細胞が集まり、それらが軟骨細胞や骨芽細胞に分化して仮骨を形成する。
卵黄嚢腫瘍とは、胚細胞由来の悪性腫瘍の一つであり、胎児期の卵黄嚢への分化傾向を示す腫瘍である。 主に小児の精巣や、成人女性の卵巣などの生殖器に発生するほか、縦隔や仙尾部などの性腺外原発としても生じる稀な疾患である。
口腔内にある、唾液を分泌する内分泌腺。自律神経によって制御される。
子宮肉腫とは、子宮の筋肉層や結合組織などの間葉組織から発生する稀な悪性腫瘍である。 子宮体部に発生する悪性腫瘍のうち、多くを占める子宮体がん(子宮内膜癌)とは異なるタイプの腫瘍であり、子宮の筋肉や支持組織から発生する点に特徴がある。
小児悪性腫瘍とは、小児期に発生する悪性腫瘍(がん)の総称であり、成人に発症するがんとは異なる特徴を持っています。
形質転換成長因子βとは、多様な細胞の増殖、分化、アポトーシス、および細胞外マトリックスの産生を制御する多機能なサイトカインのスーパーファミリーである。 哺乳類においてはTGF-$\beta$1、TGF-$\beta$2、TGF-$\beta$3の3つのアイソフォームが存在し、いずれも遺伝子発現の調節や免疫系の制御において極めて重要な役割…
胎生期に間葉から発生する以下の総称。含まれる細胞が比較的少ない。
象牙質を産生する象牙芽細胞を形成する間葉性組織。歯胚の構成部位のひとつ。
歯乳頭細胞とは、歯の発生初期における間葉系細胞の一種であり、将来的に象牙質を形成する象牙芽細胞や歯髄へと分化する能力を持つ幹細胞様の性質を備えた細胞群である。
歯原性間葉系細胞 歯原性間葉細胞を参照。
象牙質と歯髄に分化する細胞。歯乳頭細胞を経て象牙芽細胞に分化する。歯原性間葉系細胞とも呼ばれる。
歯(歯根)を覆い支える組織の総称。
胎生期(6週)に歯が生える部分の外胚葉性の口腔上皮が増殖して内部に入り込む細胞の塊。乳歯および永久歯の歯胚となる。
発生初期における歯胚を囲む未分化な結合組織。頭部神経堤由来の外胚葉性間葉細胞から構成される。
歯根膜に存在する幹細胞。間葉系幹細胞様の形態を持ち、旺盛な増殖能と多分化能を有する。
歯根膜細胞とは、歯の根の表面にある歯根膜に存在する線維芽細胞や間葉系幹細胞などの多彩な細胞群の総称である。
歯の中心部である疎性結合組織。神経や血管が集中する部位。歯髄細胞が存在する。
歯髄を構成する細胞。高い石灰化能を有する。骨芽細胞や脂肪細胞、軟骨細胞、筋細胞、筋芽細胞など様々な細胞に分化する能力を持ち、かつ乳歯や抜去した智歯から簡単に採取できるため、再生医療の材料として有望視されている。
毛包を取り囲むケラチノサイトの根本に存在する細胞。毛母細胞の内側。
毛根を包む円筒状の表皮の鞘。毛髪を作る、毛を取り囲む組織。ケラチノサイトで構成される鞘状構造。毛嚢とも表記される。
涙腺の元となる器官原基。胎生期に上皮細胞と間葉細胞の相互作用によってできる。
皮膚線維芽細胞とは、皮膚の真皮層に最も多く存在する間葉系細胞であり、細胞外基質を産生・維持することによって皮膚の構造的な恒常性を維持する主要な細胞である。
第3咽頭弓とは、発生学において哺乳類を含む脊椎動物の胚発生初期に形成される一対の咽頭弓の一つである。
良性腫瘍のひとつ。心臓や骨、皮下、腱膜、骨格筋、泌尿器、生殖器に発生する。
細網線維芽細胞とは、主にリンパ節などの二次リンパ組織や骨髄において網状組織を形成し、細網線維および細胞外基質を産生・維持する間葉系由来の線維芽細胞の一種である。
ほぼ全てのマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の活性を阻害する内因性のタンパク質。間葉細胞から分泌される。