mRNA
タンパク質の設計図となるRNA。細胞の中で遺伝子(DNA)からの転写によって作られる。メッセンジャーRNAや伝令RNAとも。
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タンパク質の設計図となるRNA。細胞の中で遺伝子(DNA)からの転写によって作られる。メッセンジャーRNAや伝令RNAとも。
真核生物の前駆体mRNAが、RNAポリメラーゼⅡによる転写後に受ける転写後プロセシングのひとつ。タンパク質を正しく生成するための成熟mRNAの合成過程。
DNAから転写されたばかりでイントロンを含んでいる、未成熟なmRNA。hnRNAとも。
原核生物のリボソーム(70Sリボソーム)のサブユニットのひとつ。分子量約90万。
4E-BP1とは、eIF4E結合タンパク質1(eukaryotic translation initiation factor 4E-binding protein 1)の略称であり、真核生物における翻訳開始の制御に関与する重要なタンパク質である。
細胞質で翻訳されるmRNAの先頭側(5'末端側)に一般的に存在し、mRNAの安定性や翻訳開始などに関与する化学構造(化学修飾)。キャップ構造やCapとも。
5'末端キャップ構造の付加とは、真核生物のRNAポリメラーゼIIによって転写された前駆体mRNAの5'末端に、特殊なグアニンヌクレオチドが逆向きに結合する修飾反応のことである。
B細胞において抗体のクラススイッチを促進し、微生物感染から生体を防御する役割を持つ遺伝子。
シチジン脱アミノ化酵素のファミリー。7種類がヒト22番染色体にコードされている。
APOBEC3Bとは、ヒトの第22染色体上に位置する遺伝子にコードされ、DNAおよびRNA中のシトシンをウラシルへと脱アミノ化する酵素ファミリーに属するDNAシトシンデアミナーゼである。
APOBECスーパーファミリー(APOBEC3)に属するタンパク質。細胞内に存在し、DNAやRNAにシトシン(C)からチミン(T)の変異を導入するシチジン脱アミノ酵素。
ヒトの19番染色体に位置し、46個のmRNAを含む大規模な遺伝子クラスター。
mRNAに相補的なDNA。相補的DNAとも呼ばれる。
DCT(Differential Display PCR)とは、PCR法を応用して複数の細胞間における遺伝子発現の差異を網羅的に検出するための分子生物学的実験手法である。
核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。
DNAの二重螺旋とは、デオキシリボ核酸(DNA)がとる立体構造であり、2本のポリヌクレオチド鎖が互いに逆向きに平行して走りながら、共通の軸の周りを右巻きに巻き付いた構造のことである。
DNAマイクロアレイ法とは、数千から数万種類のDNA断片を高密度に並べた基板を用いて、ゲノム上の遺伝子配列や遺伝子発現量を網羅的に解析するための分子生物学的手法である。
eIF3(真核生物翻訳開始因子3)とは、真核生物におけるタンパク質の生合成(翻訳)の開始段階において中心的な役割を果たす、巨大かつ複雑な多タンパク質複合体である。
mRNAがスプライシングを受けた後にエクソンの繋ぎ目から20〜25塩基離れた位置に形成される複合体。エクソン接合部複合体とも。
卵母細胞の第二分裂に必要なタンパク質。第一分裂終了時にTDRD3と結合して翻訳されなければならず、その翻訳タイミングが早くても遅くても正常な減数分裂が起こらないことが知られている。
mRNAの翻訳の終了時に、そのmRNAを分解するタンパク質(翻訳終結因子)。
霊長類にのみ存在する、mRNAの発現が非常に低い遺伝子。レトロウイルスのエンベロープ由来。
翻訳におけるリボソーム同士の衝突を防ぐ因子。
以下の高いドメイン構造相同性を持つ3種類のタンパク質のファミリー。これらの頭文字から名付けられたグループ。
GLUT6とは、主として脳や脾臓、白血球などの組織において細胞内小胞体膜に局在し、グルコースなどの単糖の膜輸送を担うSLC2Aファミリーに属する輸送体(トランスポーター)タンパク質である。
コロニー刺激因子のひとつ。顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、顆粒球単球コロニー刺激因子とも。
低酸素誘導因子のひとつ。鉄の吸収に関わる転写因子。レグナーゼ1はPHD3のmRNAを分解することでHIF2αを安定化し、腸における鉄の吸収を促進する。
hnRNP(Heterogeneous nuclear ribonucleoprotein、不均一核リボ核蛋白質)とは、真核生物の細胞核内においてRNAポリメラーゼIIによって転写された直後の前駆体mRNA(pre-mRNA)と結合し、複合体を形成するタンパク質群の総称である。
IEGsとは、日本語で初期応答遺伝子または即時型初期遺伝子と呼ばれ、タンパク質の生合成を阻害するタンパク質合成阻害剤の存在下であっても、細胞への刺激に応じて転写・発現が誘導される遺伝子群のことである。
IL-17ファミリーは、T細胞などの免疫細胞から産生されるシグナル伝達物質であり、これまでにIL-17AからIL-17Fまでの6種類のメンバーが同定されている。
Lタンパク質とは、主としてモノネガウイルス目などのRNAウイルスが持つ、RNA依存性RNAポリメラーゼとしての機能を有する巨大なウイルス由来の酵素(タンパク質)である。 モノネガウイルス目に属するウイルス(狂犬病ウイルス、エボラウイルス、麻疹ウイルス、インフルエンザウイルスなどの一部関連群を含む)において、L…
RING-CHファミリーの膜貫通型E3ユビキチンリガーゼ。
RNAメチル化修飾酵素のひとつ。
Rho GTPaseのひとつ。細胞周期の各期の進行に関わる機能を持つ。MgcRacGAPのノックアウトマウスは8細胞期胚以降に発生が進まず胚生致死となることから細胞分裂に必須であることが知られている。
miR-106bとは、ヒトなどのゲノムにコードされるマイクロRNA(miRNA)の一つであり、主に遺伝子発現の翻訳抑制やmRNAの分解を介した転写後調節に関与する非コードRNAである。 miR-106bは、イントロン領域に位置する宿主遺伝子であるMCM7(ミニクロソーム維持複合体7)とともに転写されることが多く、細胞周期の制御やDNA複…
通常のmRNAが2000〜3000個の塩基配列を持つのに対して、miRNAは18〜25個程度の塩基から構成される小さいncRNA(ノンコーディングRNA)。マイクロRNAとも。
哺乳類のTOR。ラパマイシンの標的として酵母で同定された遺伝子の哺乳類におけるホモログ。
骨髄(myeloid)系で分化(differentiation)に関わる遺伝子。M1細胞へのIL-6による刺激によって急速にmRNAが増加する。STAT3の下流に存在する。
化学修飾されたRNAの代謝産物として生体に存在するヌクレオシド誘導体。強力な受容体シグナル応答を引き起こし、アレルギーなどの炎症を惹起することが報告されている。
翻訳中にリボソームが異常停止したmRNAを分解する機構。
血液中を巡るリンパ球のひとつ。ナチュラルキラー細胞とも。
スプライシング後のmRNA上で、未成熟終止コドンを持つ異常なmRNAを選択的に排除する機構。EJCによって誘導される。
終止コドンを含まない異常なmRNA(ノンストップmRNA)を分解する機構。真核生物が有する。
有機アニオントランスポーターのひとつ。腎臓(近位尿細管)と胎盤でそのmRNAの発現が確認されており、オロチン酸の取り込みに関わる。
MAPKファミリーに属する、アポトーシスの活性化に関わるセリン・スレオニンキナーゼ。SAPKのひとつ。JNKを抑制する。
α-MSHの生成に関わるプロホルモン転換酵素のひとつ。PC3とも。
細胞核内DNAから転写されたpre-mRNAがRNAヘリカーゼによって受けるスプライシング。mRNAの成熟に必要。
核酸のひとつ。複数のリボヌクレオチドが、以下のようにホスホジエステル結合でつながった重合体。リボ核酸とも。
2本鎖RNAがいくつかのタンパク質と複合体を作り、相同な塩基配列をもつmRNAと特異的に対合し、それを切断することによって遺伝子の発現を抑える現象。RNA干渉とも。
トランスクリプトームを解析する手法のひとつ。RNAシークエンシングとも呼ばれる。mRNAやncRNAの断片的な塩基配列の情報(数10〜数100塩基)を網羅的に取得し、ゲノム配列と対応させることで、遺伝子発現量の定量や新たな転写配列の発見を行う。
RNAスプライシングとは、真核生物の遺伝子発現過程において、転写されたばかりのプレmRNA(前駆体mRNA)からイントロン(非コード領域)が正確に切除され、エグゾン(コード領域)同士が連続して結合される一連の生化学的反応プロセスである。 タンパク質をコードする遺伝子の多くは、エグゾンとイントロンが交互に配置さ…
RNAテンプレートとは、遺伝情報を伝達または複製する際に、新たな核酸鎖を合成するための型として機能するリボ核酸分子のことである。
RNAプロセッシングとは、真核生物においてDNAを鋳型として転写された前駆体mRNA(hnRNA)が、翻訳能を持つ成熟したmRNAへと変換される一連の生化学的修飾プロセスの総称である。
RNAを解きほぐすヘリカーゼ。RNAの合成や分解、pre-mRNAスプライシング、翻訳、リボソーム生合成などにも関わる。ヒトでは70種類以上が存在する。
DNAを鋳型としてRNAを合成する酵素。DNA依存性RNAポリメラーゼとも。
RNAポリメラーゼIIとは、真核生物の細胞核内においてDNAの遺伝情報をmRNAや一部のncRNAへと転写する触媒として機能する、巨大でマルチサブユニットからなる酵素複合体である。
核質に存在し、メッセンジャーRNA(mRNA)の転写を担当するRNAポリメラーゼ。hnRNAやsnRNAを合成する。PolⅡやRNAPⅡとも。
ゲノムDNAから転写されたRNAが受ける化学修飾。DNAの遺伝情報がRNAに読み取られた後、RNAの塩基配列が書き換えられる現象。RNAエディティングとも。 ヒトを含む哺乳類で最も頻度が高いRNA編集はアデノシンからイノシンへの書き換え。
RNAのひとつ。リボソームRNAやリボソーマルRNAとも呼ばれる。
snRNAに結合するタンパク質群。300種類の存在が確認されている。スナープや核内低分子リボ核タンパク質とも。