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HEALTH WORDS / 用語解説

プルラン

pullulan

増粘剤や安定剤として使用される食品添加物。水溶性の多糖類。

黒酵母によってデンプンから生合成される。グルコースが2つのα-1,4結合と1つのα-1,6結合を規則正しく繰り返した分子構造を持つ。1

プルランの化学構造

結着力が強く、造膜性に優れています。食品の接着、バインダー、可食性フィルムの基材のほか、冷凍食品のドリップ抑制、菓子の食感改良などにも利用されます。水溶液は潤滑性に優れ、麺のほぐれ剤としても利用できます。2

医薬品分野での応用も研究され、コレステリル化したプルランとタンパク質抗原を結合させたナノサイズゲルによるT細胞の免疫応答を増強する手法がある。3

参考文献・出典

  1. 多糖類から「ゼロ複屈折ポリマー」の開発に成功: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2017/20170414-1.html ↩
  2. プルラン – 株式会社 林原 食品素材事業サイト: https://www.food.hayashibara.co.jp/product/pullulan/ ↩
  3. 国立大学法人東京医科歯科大学 「標的分子への抗体産生を増強する多糖をベースとした担体の開発」 高い抗体産生能を持つワクチン開発へ: https://www.tmd.ac.jp/files/topics/56443_ext_04_6.pdf ↩