グルコース
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6
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ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6
グルコース-6-リン酸からホスホグルコムターゼの働きによって、またはグリコーゲンからグリコーゲンホスホリラーゼの働きによって生成される、リン酸化したグルコース。グリコーゲンとウリジン二リン酸グルコース(UDP-グルコース)の前駆体。
グリコーゲンの分解や糖新生の最終段階である、グルコース-6-リン酸を加水分解してグルコースを生成する反応を触媒するホスファターゼ(脱リン酸化酵素)。
グルコースの6位の炭素が肝細胞中においてグルコキナーゼによってリン酸化された有機化合物。グリコーゲンの生成および分解の際に生成される。
a-D-グルコース-6-リン酸をフルクトース-6-リン酸に異性化する酵素。
ペントースリン酸経路における第一段階の触媒となる律速酵素。ペントースリン酸回路の最初の反応である、グルコース-6-リン酸から6-ホスホグルコノ-δ-ラクトンを生成する反応を触媒するデヒドロゲナーゼ。
グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼの遺伝子が欠損しているために起こる症状。主に特定の物質の摂取による溶血。
グルコース-6-リン酸脱水素酵素とは、ペントースリン酸経路の初期段階においてグルコース-6-リン酸を6-ホスホグルコノ-δ-ラクトンへと変換する酸化反応を触媒する酵素である。
筋肉中のアラニンが血流によって肝臓に運ばれ、そこでALTによるアミノ酸転移によってピルビン酸に変換され、糖新生によってさらにグルコースに変換される代謝系。生成されたグルコースは血流で筋肉に運ばれてピルビン酸に戻る。
グルコース-6-リン酸イソメラーゼを参照。
グルコースなどのヘキソースの輸送を行うトランスポーター。12回膜貫通型の膜タンパク質。グルコース輸送体やブドウ糖輸送体とも呼ばれる。
グルコースをフルクトースに(またはその逆に)異性化する可逆反応を触媒する酵素。
小腸でのグルコースおよびガラクトースの吸収ができなくなり、重篤な下痢や脱水を起こす疾患。SGLT1の突然変異が原因となる。
グルコーストランスポーターを参照。
グルカンを構成するグルコースの結合がα-1,3結合またはβ-1,3結合であるもの。
グルコース1分子とフルクトース2分子が結合したオリゴ糖。フラクトオリゴ糖を構成する糖のひとつ。GF2とも。
桑から発見されたグルコースに極めて似た化学構造を持つ有機化合物。α-グルコシダーゼを強力に阻害することで食後血糖値上昇抑制する。
18F-2-フルオロデオキシグルコース 18F-FDGを参照。
グルコースの2位のヒドロキシ基を放射性核種の18Fで置換した誘導体。18F-2-フルオロデオキシグルコースやデオキシ-2-フルオロ-D-グルコースなどとも。
グルコースの2位のヒドロキシ基が水素原子に置換された有機化合物。
梅の果汁を加熱し濃縮していく過程でグルコースの一部が酸の影響で分解して生じるフランの誘導体。これがクエン酸が結合するとムメフラールが生じる。5-ヒドロキシメチル-2-フルアルデヒドとも。
ペントースリン酸経路において、グルコース-6-リン酸がグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼに触媒されることでできる有機化合物。
ATPの加水分解によって得られるエネルギーを利用して、主に細胞内から細胞外へ低分子化合物を輸送する一次性能動輸送体。ABCトランスポーターとも呼ばれる。
骨格筋においてアディポネクチンと結合する受容体。
細胞膜とミトコンドリア内膜に存在するイオンチャネル。細胞内の代謝状態と細胞膜の興奮性を結びつけている。ミトコンドリア内膜に存在するものは細胞保護やアポトーシス抑制に関与する。ATP感受性KチャネルやATP感受性K+チャネル、KATPチャネルなど、様々な表記揺れがある。
CAPとは、大腸菌などの細菌において炭水化物代謝に関与する遺伝子の発現を調節するタンパク質であり、一般にはcAMP受容体タンパク質(cAMP receptor protein: CRP)とも称される転写因子である。
ヒトの体内においてはD-グルコースから生合成され、結合組織や胃腸粘膜の糖タンパクの構成成分となる。また、グリコサミノグリカンを形成する二糖の繰り返し単位の前駆体である。
D-グルコース(D-glucose) グルコースのD体。 -α-D-グルコース -β-D-グルコース
トウモロコシなどイネ科植物が産生するベンゾキサジノイド。ファイトアンティシピンのひとつ。
腸の上皮層内に存在し、腸の炎症を抑制する細胞。CD4およびCD8ααが陽性でありCD4+CD8αα+細胞とも。
マンノースにヌクレオチド(グアノシン二リン酸)が結合した誘導体。
グルコーストランスポーターを参照。
グルコーストランスポーターのひとつ。脳や腎臓、胎児の組織、赤血球、がん細胞などに発現する。SLC2A1とも。
GLUT10とは、ヒトにおいてSLC2A10遺伝子によってコードされているグルコーストランスポーター(糖輸送体)ファミリーの膜タンパク質である。 SLC2A10遺伝子の変異がヒトの疾患の原因となることが知られており、分子生物学および医学の分野で研究されている分子である。
グルコーストランスポーターのひとつ。肝臓、腎臓、膵β細胞、小腸などに発現する。GLUT1よりグルコースに対する親和性が高い。
グルコーストランスポーターのひとつ。デヒドロアスコルビン酸の輸送に関わる。SLC2A3とも。
グルコーストランスポーターのひとつ。筋肉や脂肪に多く発現し、インスリンや運動の刺激によって細胞内の細胞核周囲から細胞膜表面へ移動してグルコースを取り込む。
グルコーストランスポーターのひとつ。フルクトースを選択的に取り込む膜輸送体。腸管上皮細胞の頂端膜や精子に発現する。
GLUT6とは、主として脳や脾臓、白血球などの組織において細胞内小胞体膜に局在し、グルコースなどの単糖の膜輸送を担うSLC2Aファミリーに属する輸送体(トランスポーター)タンパク質である。
GTF-Cは、体内でインスリンの作用を増強し、細胞へのグルコースの取り込みをスムーズにする生理活性を持つことが研究されてきた。
GTF-Dとは、グルコース耐性因子(GTF)の活性本体である有機結合型クロム錯体のひとつであり、天然に存在する3価クロム、ニコチン酸、およびアミノ酸(グリシン、グルタミン酸、アスパラギン酸など)から構成される生理活性物質である。 GTF-Dは、インスリンの働きを助けて糖質の代謝を正常に保つ補因子として働き、血糖値…
病原体の排除や創傷治癒の役割を果たすインターロイキン。過剰または持続的な産生は炎症性疾患の発症や進展に関与することが知られている。当初はBSF-2と呼ばれた。
酸化ストレスに対する生体防御機構として重要な役割を果たす。
lacプロモーターとは、大腸菌(Escherichia coli)のラクトース代謝に関与するラクトースオペロン(lacオペロン)の転写を開始させるためのDNA上の領域である。
一回膜貫通型の受容体。細胞外ドメインは、36個の上皮成長因子(EGF)様リピートから成り、各リピートはO-フコースとO-グルコースの糖修飾を受けている。
O-メチルグルコースとは、グルコースの水酸基の水素原子がメチル基で置換された単糖の誘導体である。
O-結合型グリコシル化とは、タンパク質のアミノ酸残基であるセリンあるいはスレオニンの水酸基(ヒドロキシ基)の酸素原子に対して、糖鎖が共有結合的に付加される翻訳後修飾の一種である。
陽電子放射断層撮影法(ポジトロン断層法)。18F-FDGを用いることで、脳の活動領域や5〜10mmの小さながんの悪性度や転移状態を調べることができる。
PI3K-AKT経路とは、細胞の生存、増殖、代謝、運動能などの多様な細胞応答を制御する極めて重要なシグナル伝達経路である。
ナトリウムイオンの濃度勾配を駆動力してグルコースおよびガラクトースを小腸や尿細管から血管(細胞内)へ輸送するためのトランスポーター。ナトリウム依存性グルコース輸送体やナトリウムグルコース共輸送体とも。
SGLT(ナトリウム依存性グルコース輸送体)のひとつ。遠位尿細管や小腸(上部)に発現し、グルコースなどのピラノース環の2位の位置にヒドロキシ基(またはそれに類似する原子団)を持つ糖のみを特異的に吸収するトランスポーター。
SGLTのひとつ。腎臓の近位尿細管に発現してグルコースの再吸収(尿細管細胞内への取り込み)を行う。精巣や脳動脈、小脳、大脳、甲状腺、肝臓にも発現する。
2014年に登場した糖尿病の治療薬。SGLT2に対する阻害効果によって尿への糖の排出を促進することで血糖を下げる。現在では現在は6種類が使用可能で、糖尿病のみならず心不全などの循環器疾患や慢性腎臓病などの多くの生活習慣病治療に用いられる。
SGLTのひとつ。小腸や骨格筋、脾臓などに発現する。グルコースの輸送よりもセンサーとして機能していると考えられている。
主に小腸に発現し、グルコースおよびマンノースやフルクトースを輸送するSGLT。腎臓や小腸を含む複数の臓器に分布する。SLC5A9から発現される。
SLC5とは、様々な基質をナトリウムイオンと共に細胞内へと輸送する共役輸送体(共輸送体)のファミリーを指す。 人間のゲノムにおいては、SLC5遺伝子ファミリーとして複数の遺伝子がコードされており、膜タンパク質であるトランスポーターを形成する。
SLC5A9とは、ナトリウム・グルコース共役輸送体(SGLT)ファミリーに属するタンパク質の一種であり、主に小腸や腎臓などの上皮細胞においてグルコースやガラクトースの細胞内への取り込みに関与する膜タンパク質をコードする遺伝子、およびそのタンパク質のことである
SREBP1cとは、哺乳類における脂質、特に脂肪酸および中性脂肪(トリアシルグリセロール)の生合成を制御する主要な転写因子である。
還元型チオレドキシンと選択的に結合し、その活性を抑制する。チオレドキシン結合タンパク質2。
iPS細胞の誘導過程において、KLF4から誘導される遺伝子。