終末槽
終末槽(しゅうまつそう、Terminal cisternae)とは、骨格筋の筋小胞体において、T管(横行小管)に隣接して存在する袋状の膨大部のことである。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
終末槽(しゅうまつそう、Terminal cisternae)とは、骨格筋の筋小胞体において、T管(横行小管)に隣接して存在する袋状の膨大部のことである。
運動終板で筋線維の細胞膜に伝わり、その収縮を起こす活動電位。
カビによる線維化を起こした肺組織に3ヶ月以上に渡って住み続けるT細胞。それ自身が肺の線維化を誘導していることが報告されている。体内を循環する他のT細胞に比べ、線維化に関連する遺伝子が高発現している。
体内の器官の間の結合や充填を役目とする組織のこと。
細胞が硬く線維化してしこりのようになった状態。種類によっては腫瘍の原因となる場合がある。
生まれつき全身の様々な臓器に過誤腫や顔面の血管線維腫が生じやすい希な常染色体優性遺伝疾患(神経皮膚症候群)。年齢によって異なる腫瘍が発生する。てんかんや発達障害も見られる。
認知機能障害や自閉症、幻覚、妄想などが現れる神経疾患。かつては早発痴呆や精神分裂病と呼ばれた。器質的には視床と眼窩前頭皮質を結ぶ神経線維(前頭前野でのGABA作動性神経)の結合が弱まっていることが報告されている。
橋と延髄の網様体から脊髄に向かって下る様々な神経線維。
目の硝子体の奥にある、光の像を認識する神経組織。カメラのフィルムに相当する。厚さ110~180μm。
ラミナ・クリブローサ(篩状板)とは、視神経線維が眼球後極部において強膜を貫いて外へ出る部分に位置する、篩(ふるい)状の構造物である。
脳の深部にある大脳基底核の入力部。大脳皮質に囲まれた脳の深部に存在し、視床下核と共に大脳皮質の広い領域から興奮性入力を受ける。線条体という名前の由来は、内包を横切って尾状核と被殻を結んでいる灰白質や尾状核や被殻の中を走る有髄線維の小束によってできる縞目。
血管修復後に血管の傷を塞いでいた血栓を溶かすこと。線溶における線はフィブリンのことを指す。線維素溶解の略。
線溶因子とは、血液凝固によって形成されたフィブリン(フィブリン)血栓を溶解する生体防御機構である線溶(線維素溶解)系を構成する諸因子の総称である。
線維状赤血球凝集素を参照。
繊維芽細胞 線維芽細胞に同じ。
筋肉の形態のひとつ。筋線維が筋肉の長軸方向に対して斜めに走る。
翼突筋窩とは、下顎骨の下顎頭の前面にある小窩であり、下顎頭を支持する下顎骨頭の下方に位置する解剖学的な陥凹構造である。
耳珠筋とは、耳介の外側面にある皮膚筋の一種であり、耳珠の軟骨上を縦走する筋肉である。 日本人体解剖学などの解剖学的文献において、耳珠筋は耳介筋のグループに分類される皮筋として記載されている。
聴覚中枢とは、耳から入力された音に関する情報を脳内で処理・統合し、音の認知や識別を行う中枢神経系の領域の総称である。
聴覚反射(auditory reflex) 音の刺激に対する反射。 >下丘核より出る線維の中には、種々の下位運動ニューロンに達するものがあり、これが聴覚反射運動(大きな音に急にさらされたときの眼を閉じる、身体が跳ね上がる、などの動作がその一例をもたらす。
聴覚的理解とは、耳から入力された音声や言語情報を脳で処理し、その意味を認知・把握する一連の神経学的プロセスのことである。 人間のコミュニケーションにおける言語受容の根幹をなす機能であり、単に音を聴取する聴覚の感度とは区別される高次脳機能の一部である。
創傷治癒の際に現れる、細網線維を含む組織。
肋鎖靭帯とは、鎖骨の内端と第一肋骨の上面を結ぶ、強力で厚い靭帯である。 胸鎖関節の補強および鎖骨の動きを制限する重要な役割を担っている。
肝細胞が線維化して硬く変化した状態。肝臓の障害(慢性肝炎)の末期に見られる。肝硬変症とも。患者の70%が男性とされる。
肝障害とは、様々な原因によって肝臓の細胞や組織に炎症や壊死などの障害が生じ、肝機能が低下した状態の総称である。 肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、代謝、解毒、胆汁の生成など生体維持に不可欠な多様な機能を担っているが、障害を受けても初期には自覚症状が現れにくい特徴を持つ。
四肢の原基である肢芽を構成する細胞群。胚形成過程の側板中胚葉より生み出される。
肩甲上靭帯とは、肩甲骨の肩甲切痕を橋渡しするように架かる細長い線維性の靭帯である。 この靭帯は肩甲上切痕靭帯とも呼ばれ、肩甲骨の上縁にある肩甲切痕を肩甲上切痕という骨孔(または管)へと変化させる構造物である。
肺内に多発性に瘢痕化(線維化)が生じる病態。間質性肺炎の最終進行形。
胆管細胞とは、肝臓内および肝臓外の胆管を裏打ちする上皮細胞のことであり、胆汁の分泌や修飾、水や電解質の輸送において重要な役割を担う細胞である。 肝臓内において、胆管細胞は肝細胞と密接に連携しながら胆管系ネットワークを形成しており、肝臓全体の代謝や消化機能の維持に深く関与している。
胎便による腸閉塞(イレウス)。国内の嚢胞性線維症の患者の40~50%に見られる。
脊髄灰白質における、脊髄後角の最外層(最も背中側)の部分。痛みや熱の刺激を伝達するAδ線維やC線維が入力している。
脊髄後角の一部。脊髄Ⅱ層には介在ニューロンである膠様質細胞が存在し、脊髄Ⅰ層、脊髄Ⅴ層~脊髄Ⅷ層と連絡している。膠様質とも。
中枢神経から末梢に向かう刺激を伝える遠心性神経の神経線維で構成される神経根。
脊髄運動神経とは、脊髄の前角から起こり、骨格筋へ向かって神経信号を伝え、その収縮を支配する運動神経である。
ヒス束からプルキンエ線維へと活動電位を伝える刺激伝導系の一部(脚)が遮断された状態。
有髄線維の髄鞘が異常によって変性・脱落すること。
脳下垂体の後方に位置する部位。中脳の底から伸びる下垂体漏斗に繋がる。
脳梁の下に位置する弓状の部位。海馬体から出て乳頭体などに至る神経線維の束。
脳梁膝部とは、大脳の左右の大脳半球を結ぶ脳梁の最前端に位置し、前頭葉の髄鞘化された神経線維を連絡する白質の構造物である。 脳梁はヒトの脳において最大の交連線維の束であり、膝部はその前方部分を構成して吻部へと移行する。
脳画像研究とは、ヒト生体における脳の構造や機能を非侵襲的に可視化し、その形態学的特徴や生理学的動態を解析する学術領域である。 主として医学、生物学、認知科学などの分野において、中枢神経系の神経回路ネットワークや精神疾患・神経疾患の病態解明を目的として広く用いられている。
脳白質脳症とは、中枢神経系の髄鞘(ミエリン)やグリア細胞に障害が生じ、脳白質に異常をきたす疾患群の総称である。
脳硬膜とは、脳および脊髄を包む3層の髄膜のうち、最も外側に位置する最も厚く強靭な結合組織性の膜である。 硬膜とも呼ばれ、中枢神経系を物理的な衝撃から保護し、脳脊髄液を保持する重要な役割を担っている。
脳領域とは、中枢神経系を構成する脳内部において、特定の構造的特徴や機能的役割を持つ局所的な区分を指す言葉である。 ヒトを含む脊椎動物の脳は、発生学的な起源や解剖学的、組織学的特徴に基づいて、幾つもの異なる脳領域へと細分化されている。
脾臓の外表面を覆う被膜から内部に向かって伸びる板状の結合組織。
腎不全患者が造影剤のガドリニウムを使用した際に発症する全身性疾患。
腎髄質を取り囲む部位。腎皮質とも呼ばれる。腎皮質の表面はコラーゲン線維の皮膜によって保護されている。腎小体(糸球体)が存在する。
高血圧状態が長期間続いたことが原因となり、小葉間動脈から輸入細動脈が動脈硬化を起こし血流が減少し、腎臓全体の硬化が進行する症状。最終的には慢性腎不全に至る。
腎臓に起こる線維化。腎機能が低下し、最終的には透析や腎臓移植が必要となる。TGF-β1がその進行において主に関与する。
腫瘍組織とは、異常な細胞の過剰な増殖によって形成された新生物の構造体を指し、腫瘍の本体を構成する実質と、それを支持する間質から成り立っている。
がん細胞の周りに存在する間質。以下の成分から構成され、これらはがんに都合よく働く。
腱を構成する膠原原線維(コラーゲン線維)とそれらの間を満たす物質。
腱を包む組織。滑液鞘とも呼ばれる。
膵がんなど、上腹部の悪性腫瘍などによる強い痛みを緩和するために、腹腔神経叢の交感神経に含まれる感覚線維による伝達を遮断する手法。
膝(膝蓋骨)の下の腱を叩くと下肢が上に動く反射。腱反射のひとつ。
コラーゲン線維や細網線維を構成する直径20〜90nm、長さ数十μmの線維。膠原細線維とも。
真皮や靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するコラーゲン(膠)に炎症などの障害が生じる疾患の総称。自己抗体が出現するため自己免疫疾患と言える。
胎生期に存在する結合組織。胎児の臍帯など。
膵嚢胞線維症 嚢胞性線維症を参照。
膵実質とは、外分泌腺組織および内分泌腺組織から構成され、膵臓全体の大部分を占める機能的な実質組織のことである。
膵島アミロイドとは、膵臓のランゲルハンス島(膵島)において、アミロイドと呼ばれる不溶性の線維状タンパク質が異常沈着したものである。