インフルエンザウイルス
オルソミクソウイルス科のエンベロープを持つRNAウイルス。インフルエンザを引き起こす。
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オルソミクソウイルス科のエンベロープを持つRNAウイルス。インフルエンザを引き起こす。
最も強い感染力と新種の出現が予想されるインフルエンザウイルス。直径100nm程度の一本鎖RNAウイルス。
BSL-2は、社会的に広く診断や治療が行われている一般的な細菌やウイルスを対象としており、実験室内での感染防止および環境中への流出を防ぐための標準的な安全管理基準が適用される。
大規模な感染が起こるインフルエンザウイルスのひとつ。M2タンパク質を持たず、アマンタジンは無効。
ヒトとブタに感染するインフルエンザウイルス。感染はヒトとヒトの間でのみ起こる。一年おきに1〜6月に局所的に発生する。
C型インフルエンザウイルスに似たインフルエンザウイルス。家畜に感染して呼吸器疾患を起こす。国内では牛への感染が確認されている。
新型インフルエンザに分類される、豚由来のA型インフルエンザウイルス。
H2N2とは、A型インフルエンザウイルスのサブタイプの一つであり、赤血球凝集素(HA)が2型、ノイラミニダーゼ(NA)が2型であるウイルス株を指す。 A型インフルエンザウイルスは、表面抗原であるHAとNAの組み合わせによっていくつかのサブタイプに分類されており、H2N2はその一つとして位置づけられている。
A型インフルエンザウイルスのひとつ。豚の間で伝播し、通常はヒトへ感染しない。
H3N2vとは、主に豚の間で流行しているインフルエンザA型ウイルスの亜型のうち、ヒトへの感染が確認された変異型ウイルス(variant virus)の一つである。 季節性インフルエンザウイルスとは遺伝的特徴が異なるため、ヒトの間では免疫がほとんどないか、あるいは非常に低い状態にあることが特徴とされる。
中国で発生したA型インフルエンザウイルス(鳥インフルエンザ)。ヒトに感染する。
免疫応答の初期に働き、自然免疫と獲得免疫を橋渡す役割を持つ自然免疫様Tリンパ球。インバリアントナチュラルキラーT細胞。
Lタンパク質とは、主としてモノネガウイルス目などのRNAウイルスが持つ、RNA依存性RNAポリメラーゼとしての機能を有する巨大なウイルス由来の酵素(タンパク質)である。 モノネガウイルス目に属するウイルス(狂犬病ウイルス、エボラウイルス、麻疹ウイルス、インフルエンザウイルスなどの一部関連群を含む)において、L…
A型インフルエンザウイルスの表面に存在する、97アミノ酸残基から成る膜タンパク質。四量体となってプロトンチャネルを形成する。ウイルス外部のpHが6以下の酸性となることで、このプロトンチャネルが開いてウイルスの脱殻が生じ、ウイルスRNAが細胞内に放出される。
シアル酸を構成する、ノイラミン酸の誘導体のひとつ。
Ⅰ型インターフェロンやインフルエンザウイルスの刺激を受けた気道上皮細胞ならびにマクロファージが高発現する酵素。
α-2,6結合とは、糖鎖のシアル酸がガラクトースなどの糖残基と結びつく際のグリコシド結合様式のひとつであり、シアル酸の2位の炭素とガラクトースなどの6位の炭素が酸素原子を介して結合したものを指す。
パーキンソン症候群や脳梗塞後遺症、A型インフルエンザウイルスの感染症に対する治療薬。商品名はシンメトレル。
インフルエンザウイルスによる感染症。またはそれを引き起こすインフルエンザウイルスを指す。
インフルエンザウイルスの感染が原因となる肺炎。
インフルエンザウイルスの感染によって起こる脳症。意識障害を主症状とする。痙攣や異常な言動(失認、幻覚)が起こる場合がある。発症は5歳以下の小児に多い。死亡率が高く、後遺症が残る例もある。ほとんどの症例で発熱が確認される。
核酸(DNAまたはRNA)をタンパク質の殻で囲んだ物体。ウィルスとも表記される。
ウイルス分離法とは、生体組織、培養細胞、あるいは発育卵などを用いて臨床検体などから目的とするウイルスを生きた状態で増殖させ、検出・分離する実験室診断およびウイルス学における基本的な手法である。
抗インフルエンザ薬のひとつ。プロドラッグであるオセルタミビルリン酸塩(商品名はタミフル)の代謝によって生成され、A型インフルエンザウイルス及びB型インフルエンザウイルスの複製を低濃度で阻害する。
ウイルスのグループ(科)。分節化した一本鎖マイナス鎖RNAをゲノムとして持つ。ビリオンはエンベロープを有し、その構造は球状もしくはフィラメント状。
オルソミクソウイルス科とは、エンベロープを有し、分節したマイナス鎖一本鎖RNAをゲノムに持つRNAウイルスの分類群の一つである。
カテキン類は、主に茶類に含まれるポリフェノール。渋味がある成分。茶ポリフェノールとも呼ばれる。
中国原産のバラ科ボケ属の落葉小高木。
ウイルスがRNAポリメラーゼによって、宿主のmRNAの5'-キャップと一部の塩基配列を盗み取り、自身のmRNA合成のプライマーとして利用する機構。
インフルエンザウイルスが持つヌクレアーゼ。感染した細胞のmRNA前駆体のキャップ構造を認識して、それを特異的に切断する。
山地に自生するクスノキ科の落葉低木の一属。
抗インフルエンザ薬のひとつ。ノイラミニダーゼ阻害剤。商品名はリレンザ。腸管から吸収されにくいため吸入薬として使用される。1日2回、5日間吸入する。
糖鎖の非還元末端からシアル酸を分離させるエキソ型の酵素。Neu5Ac2enによって酵素活性が弱く阻害される。ノイラミニダーゼとも呼ばれる。
茶葉に含まれる、IgE産生B細胞へのクラススイッチを抑制する加水分解性タンニン(エラジタンニン)。アレルギー反応における初期のIgE産生を抑制する。
1918〜1919年に起きた人類史上初とされるインフルエンザのパンデミック。原因はH1N1型のA型インフルエンザウイルス。
塩野義製薬の抗インフルエンザウイルス薬。バロキサビルマルボキシルの商品名。
インフルエンザウイルスが持つノイラミニダーゼ(シアリダーゼ)の活性を阻害する薬。商品名はタミフルやリレンザ、ペラミビルなど。
インフルエンザウイルス(A型、B型)に対する薬剤の有効成分。商品名はゾフルーザ。
パラミクソウイルス科パラミクソウイルス亜科に属するウイルス。呼吸器感染症(小児気管支炎、肺炎、クループ症候群など)の原因ウイルスのひとつ。
一本鎖のRNA(マイナス鎖RNA)をゲノムとし、脂質二重膜のエンベロープで覆われたウイルスの科。
パラミクソウイルス科とは、負鎖センス一本鎖RNAをゲノムとして持つ、エンベロープを有するウイルスの分類群の一つである。 ヒトや動物に感染して多様な呼吸器感染症や発疹性疾患を引き起こす重要な病原体を多数含んでいる。
RNAウイルスに対する抗ウイルス薬。RNAポリメラーゼの阻害剤。富山化学工業によって開発され、開発コードはT-705。商品名はアビガン。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)とインフルエンザウイルスの同時感染を指す造語。フルコビットとも。
プライム株とは、主にウイルス学やワクチン開発などの分野において、免疫応答を誘導するための基礎となる株、あるいは特定の変異株に対して最適化されたワクチンや抗体製剤を作製する際の基準となる親株を指す用語である。
細菌性髄膜炎や慢性閉塞性肺疾患の原因となるパスツレラ科ヘモフィルス属のグラム陰性桿菌。主にb型(Hib)が細菌性髄膜炎の原因となる。インフルエンザと言う名前であるが、インフルエンザウイルスとは別物。インフルエンザ菌とも。
インフルエンザウイルスに対するノイラミニダーゼ阻害薬。静脈注射薬。商品名はラピアクタ。
筍が食用となる竹。漢字では孟宗竹。
ヨーグルトの製造に用いられるラクトバチルス属細菌。ホモ乳酸菌。ブルガリア菌やブルガリクス菌、ヨーグルト菌とも。
一本鎖マイナス鎖RNAとは、ゲノムとして一本鎖のマイナス鎖RNAを有するウイルス、あるいはその核酸分子そのものを指す言葉である。
上気道炎症とは、鼻腔、副鼻腔、咽頭、喉頭といった上気道の粘膜に生じる炎症の総称である。 上気道は外界の空気と直接接触するため、ウイルスや細菌などの病原体、あるいはアレルゲンなどの外来異物に常に晒されている部位であり、これらが粘膜に侵入あるいは刺激を与えることで炎症反応が引き起こされる。
ワクチンに使用したウイルス株以外のウイルス株の感染に対する免疫力を持つ抗体。ワクチンではなく、実際にその病原体に感染することで産生される。
罹病期間が4週以内の副鼻腔炎。
病原体による脳組織の炎症に起因する疾患群の総称。5類感染症のひとつ。
脳内に炎症は起こらないが、広範囲の脳の浮腫が起き、痙攣や昏睡、意識障害など様々な神経症状が起こる疾患。単に脳症とも。
感染経路別予防策とは、標準予防策(スタンダード・プリコーション)に加えて、特定の感染症の患者を対象として、その病原体の伝播経路を断つために講じられる追加的な感染制御策である。 医療機関内における院内感染を防止し、患者や医療従事者、面会者を感染症から守るための極めて重要な医療安全上の戦略として位置づけ…
新型インフルエンザを引き起こすインフルエンザウイルス。
摂食行動を促す神経ペプチド。36個のアミノ酸残基からなるペプチド。ニューロペプチドYとも呼ばれる。γ-アミノ酪酸(GABA)と同じく短期的な(数時間の)摂食亢進効果を持つ。
遺伝子であるDNAの塩基配列の変化のこと。単に変異とも呼ばれる。
豚とは、哺乳綱偶蹄目(ウシ目)イノシシ科に属するイノシシ(Sus scrofa)を家畜化した動物であり、主に食肉や皮革などの利用を目的として世界中で広く飼育されている家畜である。
空気感染の一種。病原体を含んだ小さな飛沫の水分が蒸発などによって乾燥して空気中に長期間浮遊する5μm以下の微粒子(飛沫核)となったものを吸入することで感染する経路。