免疫チェックポイント
キラーT細胞などの免疫細胞に発現し、その働きの抑制に関わるタンパク質。通常は役目を終えたキラーT細胞の働きを抑えるために必要。
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キラーT細胞などの免疫細胞に発現し、その働きの抑制に関わるタンパク質。通常は役目を終えたキラーT細胞の働きを抑えるために必要。
チェックポイント阻害抗体を参照。
チェックポイント阻害抗体を参照。
チェックポイント阻害抗体を参照。
T細胞の細胞表面に存在し、その機能の抑制に関わる受容体。免疫チェックポイントのひとつ。
FOXP3とは、制御性T細胞(Treg)の分化および機能においてマスター遺伝子として機能する転写因子である。 免疫系の過剰な反応を抑え、自己免疫疾患を防ぐ上で中心的な役割を担っている。
HDAC阻害剤とは、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)の酵素活性を特異的に阻害する低分子化合物の総称である。
HIF-2α阻害薬とは、低酸素誘導因子-2α(HIF-2α)の機能や発現を特異的に阻害する分子標的薬の一種であり、主として腎細胞癌などの悪性腫瘍に対する治療薬として開発・臨床応用されている医薬品である。
がんがキラーT細胞の免疫チェックポイントに対するリガンドを発現して、キラーT細胞の活性化を抑えることで自身が攻撃されることを免れる機構。
抗PD-L1抗体であるモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。免疫チェックポイント阻害剤のひとつ。商品名はテセントリク。
がんの放射線治療において、放射線照射部位だけでなく離れた転移巣にも免疫の増強が起こる効果。免疫チェックポイント阻害薬と放射線治療を組み合わせる治療(免疫放射線療法)で、この効果が生じやすくなることが報告されている。
PD-L1に対するモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。免疫チェックポイント阻害剤のひとつ。商品名はバベンチオ。
CTLA-4がCD80及びCD86へ結合するのを阻害するに対するIgG1モノクローナル抗体(ヒト抗体)。免疫チェックポイント阻害抗体のひとつ。商品名はヤーボイ。
ニボルマブの商品名。免疫チェックポイント阻害剤のひとつ。
ゲノム医療とは、個人のゲノム情報や遺伝子情報をはじめとする分子的情報を基盤として、疾患の予防、診断、治療、および予後の予測を行う医療のことである。 ヒトの全DNA配列であるゲノムの解析技術が飛躍的に進歩したことにより、従来の対症療法的なアプローチから、個々の患者の体質や遺伝子変異の特性に応じた個別化医…
好中球の活性を制御する免疫チェックポイントとして働くセマフォリン。
免疫チェックポイントを参照。
キラーT細胞が持つ、その活性化の抑制に関わる受容体である免疫チェックポイント(CTLA-4、PD-1)をブロックする抗体。免疫チェックポイント阻害剤とも。
免疫チェックポイント阻害剤となるIgG1κモノクローナル抗体(ヒト抗体)。商品名はイミフィンジ。
キラーT細胞が、本来持っている免疫機能を失う現象。がん細胞に対する抗原認識の過程で起こる。
がんに対する治療法のひとつ。免疫細胞を人工的に増加させ、その働きを強化することでヒトが本来持つ免疫力を高める。免疫チェックポイント阻害薬が用いられる。免疫療法とも。
免疫チェックポイントを阻害することで起こる副作用。主に過剰な自己免疫による症状。自己免疫疾患関連副作用とも。
免疫関連遺伝子とは、生体の免疫系の構築、維持、および生体防御反応の調節に関与する一連の遺伝子群の総称である。 ヒトゲノム中には多数の免疫関連遺伝子が存在し、自己と非自己の識別、病原体の排除、炎症応答の制御など、極めて多様な生体防御機構において中心的な役割を果たしている。
分子標的治療薬とは、癌細胞などの疾患に関与する特定の分子や遺伝子異常、タンパク質を直接標的として作用し、腫瘍の増殖を抑制または細胞死を誘導する医薬品である。従来の細胞障害性抗悪性腫瘍剤が分裂の盛んな正常細胞をも無差別に攻撃して強い副作用を引き起こしやすかったのに対し、本薬は癌細胞の生存や増殖に特異…
切除不能とは、悪性腫瘍(がん)などの病変に対して、外科手術による完全な摘出が技術的あるいは解剖学的に不可能であると判断される状態を指す。
単クローン抗体とは、単一のB細胞クローンによって産生される、特定の抗原の単一のエピトープに対してのみ特異的に結合する抗体のことである。 通常の免疫応答では、体内に入った抗原に対して多様なB細胞が活性化され、それぞれ異なるエピトープを認識する多種類の抗体(多クローン抗体)の混合物が産生される。 これに対…
色素細胞が無限に増える悪性腫瘍のひとつ。「ほくろのがん」やメラノーマと呼ばれる。国内では年間100万人に10〜20人の割合とされる。
支持療法とは、がんなどの疾患自体やその治療に伴う身体的症状、精神的苦痛を和らげ、患者のQOL(生活の質)を維持・向上させることを目的に行われる医療行為の総称である。国立がん研究センターによると、支持療法はがん治療の初期段階から緩和ケアと並行して実施され、治療継続性を高める上でも極めて重要な役割を担うと…
明細胞がたことは、組織学的に細胞質が豊富でグリコーゲンの蓄積などにより光学顕微鏡下で細胞質が透明または明瞭な空胞状に見える特徴を持つ悪性腫瘍の総称である。 卵巣、子宮体部、腎臓などの臓器をはじめ、消化管や唾液腺など多様な部位に発生することが知られている。
癌研究とは、悪性腫瘍(癌)の発生機序、予防、診断、および治療法の開発を目的とした学術的および臨床的な科学的探求の総称である。国立がん研究センターによると、基礎研究から臨床試験まで幅広い領域をカバーしている。 癌研究の主要な目的の一つは、細胞の遺伝子変異やゲノム異常がどのように腫瘍の形成を引き起こすか…
筋層浸潤性膀胱癌とは、膀胱の粘膜および粘膜下層を超えて、固有筋肉層(平滑筋層)にまで及ぶ浸潤を示した悪性腫瘍(癌)のことである。
肺は全身の血液が循環する構造上、多くの悪性腫瘍において転移が起こりやすい臓器の一つであるが、肺を通過した癌細胞や、肺内の病巣からさらに血流に乗った癌細胞が、脳、肝臓、骨、副腎などの遠隔臓器に到達して定着・増殖することがある。
膜発現とは、生体内の細胞において、タンパク質などの分子が細胞膜上に移動し、その機能を発揮できる状態で配置される現象および過程を指す。
転移性とは、悪性腫瘍(がん)の細胞が原発巣から離れた他の組織や臓器に血行性、リンパ行性、あるいは播種によって移動し、そこで新たな増殖を営む状態、またはその性質を指す用語である。
転移性肺腫瘍とは、身体の他の原発巣に発生した悪性腫瘍(がん)が、血行性あるいはリンパ行性に肺へ転移して増殖した腫瘍の総称である。 呼吸器外科領域において頻度の高い疾患の一つであり、肺は全身の血流が集中する臓器構造上の特性から、転移を最も起こしやすい臓器の一つとして知られている。