平滑筋
心臓以外の全ての内臓や血管などにある筋肉。自律神経によって支配される不随意筋で、細胞核をひとつだけ持つ(単核)。
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心臓以外の全ての内臓や血管などにある筋肉。自律神経によって支配される不随意筋で、細胞核をひとつだけ持つ(単核)。
腸管や血管の平滑筋を構成する細胞。血管の平滑筋細胞の細胞間基質は腸管のそれよりも豊富で、線維成分も多い。
平滑筋に生じる悪性腫瘍。
平滑筋に発生する良性腫瘍。
5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエノール酸とは、アラキドン酸のリポキシゲナーゼ経路における初期代謝物であり、不飽和脂肪酸の過酸化物の一つである。
アンギオテンシンⅡのひとつ。
細胞膜とミトコンドリア内膜に存在するイオンチャネル。細胞内の代謝状態と細胞膜の興奮性を結びつけている。ミトコンドリア内膜に存在するものは細胞保護やアポトーシス抑制に関与する。ATP感受性KチャネルやATP感受性K+チャネル、KATPチャネルなど、様々な表記揺れがある。
CaMKⅡδ(カルモジュリン依存性プロテインキナーゼⅡデルタアイソフォーム)とは、カルシウムとカルモジュリンのシグナル伝達によって活性化され、特に心筋細胞や血管平滑筋などの心血管系組織において重要な役割を果たすセリン・スレオニンキナーゼの一種である。
B細胞に発現するバイオマーカー。前駆細胞や形質細胞でも陽性。平滑筋も弱く陽性を示す場合がある。
セカンドメッセンジャーとして働き、神経応答や筋肉の弛緩など、様々な生理機能や生命現象を調節する有機化合物。環状グアノシン一リン酸。
コリントランスポーターのひとつ。高親和性コリントランスポーターとも。580個のアミノ酸で構成され、13回膜貫通ドメインを持つ。
脳や平滑筋に発現するクレアチンキナーゼ。新生児仮死や中枢神経の疾患、悪性腫瘍のバイオマーカーとなる。
CX3CRとは、ケモカイン受容体ファミリーに属する膜蛋白質の一つであり、特にCX3CR1がよく知られている。
ロイコトリエン受容体(システイニルロイコトリエン受容体)のひとつ。
血管平滑筋に存在するドーパミン受容体(ドーパミンD1受容体)。ドーパミンはDA1受容体を刺激して血管拡張を引き起こす。
Dartos筋膜とは、陰嚢の皮膚のすぐ深層に存在する平滑筋線維を含む薄い筋膜(皮下組織)であり、肉様膜とも称される構造である。
EGR1とは、C2H2型ジンクフィンガー構造を持ち、刺激に応じて急速かつ一過性に転写が誘導される即時初期遺伝子、およびそれがコードする転写因子である。
EP1受容体は、プロスタグランジンE2が結合することによって活性化され、主に細胞内のカルシウムイオン濃度の上昇を引き起こすシグナル伝達経路を活性化する性質を持つ。
Gαqとは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)シグナル伝達経路において重要な役割を果たすヘテロ三量体Gタンパク質のαサブユニットの主要なクラスの一つである。
ヒスタミン受容体のひとつ。平滑筋膜やシナプス後膜に存在し、それぞれ肥満細胞および神経終末より遊離されたヒスタミンを認識し、その情報を細胞内に伝える。抗ヒスタミン薬はヒスタミンがH1受容体に結合するのを防ぐ。
細胞核内に豊富に存在し、DNAの構造調節やマイトファジーに関わるタンパク質。細胞老化関連分泌形質(SASP)および組織障害関連分子群(DAMP)の代表格。脊髄小脳失調症1型およびハンチントン病の神経細胞モデルで共通して減少する。細胞核やミトコンドリアのDNAを修復する働きを持つ。
IL-13をリガンドとする受容体。一部はIL-4受容体と共通(2型IL-4受容体)。
リンパ脈管筋腫症で増殖が見られる平滑筋様の腫瘍細胞。
電位依存性カルシウムチャネルのひとつ。心筋や血管平滑筋に発現する。これの阻害薬は血管拡張薬や抗不整脈薬として使用される。
ムスカリン受容体のひとつ。気管支や消化管、膀胱、直腸、子宮の平滑筋や外分泌腺(汗腺、胃酸分泌細胞)などの細胞に発現し、これらの収縮に関わる。
単球を特異的に遊走させるCCケモカイン。CCL2や単球遊走因子とも呼ばれる。
メラトニン受容体のひとつ。MT1受容体と同様に睡眠や概日リズムに関わる。
NOX1とは、NADPHオキシダーゼ(NOX)ファミリーの構成タンパク質の一つであり、主として細胞膜上で活性酸素種(ROS)であるスーパーオキシドを産生する酵素複合体の触媒サブユニットである。
P2Y4とは、細胞外のヌクレオチドに応答して活性化するGタンパク質共役受容体ファミリーに属する受容体の一つである。
プラスミノーゲン活性化因子を特異的かつ即時的に阻害して血栓を溶解する線溶系の開始段階を制御するタンパク質。組織内において血管内皮細胞の遊走を担う。プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1。
プロテアーゼ活性化型受容体のひとつ。血小板や白血球、血管内皮細胞に発現しているトロンビンの受容体。傷の修復に関わる。
ホスホジエステラーゼのひとつ。血管平滑筋細胞や血小板に発現する。
心筋や血管平滑筋のホスホジエステラーゼ3(PDE3)を選択的に阻害することで心筋収縮力の増強と血管拡張を引き起こす薬剤。その心筋収縮作用は糖尿病の影響を受けないとされる。
ホスホジエステラーゼのひとつ。cGMPを基質とする酵素。心臓や陰茎海綿体に多い。血小板に発現する。
PDE9とは、サイクリックGMP(cGMP)およびサイクリックAMP(cAMP)を加水分解し、その細胞内シグナル伝達を負に調節するホスホディエステラーゼのアイソザイムファミリーの一つである。
PDE9Aとは、ホスホエステラーゼ(PDE)ファミリーの一種であるホスホジエステラーゼ9A、およびそれをコードする遺伝子の名称である。
心筋および血管平滑筋のPDE3を選択的に阻害し、心筋収縮力増強と血管拡張作用を惹起する医薬品。
増殖因子のひとつ。血小板由来成長因子や血小板由来増殖因子とも呼ばれる。
PLCβ3(ホスホリパーゼCベータ3)とは、細胞膜上に存在する酵素の一種であり、細胞外からのシグナルを細胞質内へと伝達する情報伝達系において重要な役割を果たすタンパク質である。
δ型ホスホリパーゼC(PLCδ)のひとつ。細胞質分裂が起こる際にPHドメインを介して分裂溝に局在しする。これはPIP2の分裂溝への分布と一致している。
低分子量Gタンパク質のひとつ。Rhoの活性化によって、その標的であるRhoキナーゼが活性化する。これによって血管平滑筋の収縮が起こる。
Gタンパク質を基質とするセリン・スレオニンキナーゼのひとつ。
RNF213とは、もやもや病の主要な遺伝子座である13q染色体上に存在し、巨大なタンパク質をコードする遺伝子である。 もやもや病は、脳血管の主幹動脈が狭窄または閉塞し、その周囲に異常な血管網(もやもや血管)が発達する疾患であり、脳出血や脳梗塞を引き起こす原因となる。
ROCK2(Rho-associated protein kinase 2)とは、セリン・スレオニンキナーゼファミリーに属する酵素の一種であり、RhoファミリーGTP結合タンパク質の下流のエフェクターとして機能するタンパク質キナーゼである。 ヒトにおいてはROCK2遺伝子によってコードされており、細胞骨格の制御、細胞接着、細胞運動、平滑筋収縮な…
SMAD6とは、トランスフォーミング成長因子-beta(TGF-$\beta$)および骨形成タンパク質(BMP)シグナル伝達経路を負に調節する抑制型SMAD(I-SMAD)ファミリーに属するタンパク質である。
SMAD9とは、トランスフォーミング増殖因子-beta(TGF-beta)スーパーファミリーや骨形成タンパク質(BMP)シグナル伝達経路において重要な役割を果たすタンパク質をコードする遺伝子、およびその遺伝子によって発現する分子のことである。 ヒトにおいてSMAD9遺伝子は、染色体上の13q13.3に位置している。((National Center…
ロイコトリエンの旧名。平滑筋を収縮させる物質として肺から発見された。
外因系血液凝固を抑制するセリンプロテアーゼの阻害因子。組織因子経路インヒビターや組織因子経路阻害因子とも。
TFPIのひとつ。通常、TFPIと言えばTFPI-1を指す。血漿中濃度は70ng/ml前後。
TRPチャネルのひとつ。
TRPM3とは、一過性受容体電位(TRP)チャネルファミリーのメランスタチンサブファミリーに属する、カチオンチャネルの一つである。
TRPM4とは、一時的受容体電位(Transient receptor potential: TRP)チャネルファミリーのメラスタチンサブファミリーに属する、カルシウム非透過性の一価陽イオンチャネルである。 細胞外からのカルシウムイオンの流入ではなく、細胞内カルシウム濃度の上昇によって活性化され、主にナトリウムイオンなどの一価陽イオンを…
興奮性のアドレナリン受容体(α受容体)のひとつ。中枢神経系や心筋、腎臓、肝臓、血管平滑筋、尿路平滑筋などに発現し、血管収縮作用を介して、血圧や臓器血流を調節する。
α2受容体のひとつ。脳や腎臓、大動脈、静脈などに発現する。シナプス前抑制や交感神経抑制、ノルアドレナリン遊離抑制、鎮痛、インスリン分泌制御などに関与する。
アドレナリン受容体のひとつ。アドレナリンα2受容体とも。
アドレナリン受容体のひとつであるα受容体にリガンドが結合することを阻害する物質。αブロッカーとも呼ばれる。前立腺肥大症の治療に使われる。
アドレナリン受容体のひとつ。心臓や血管平滑筋に存在し、血管の拡張に関わる。この受容体をβ遮断薬によって遮断することで気管支や血管収縮が起こる。
アドレナリン受容体のひとつ。アドレナリンβ3受容体とも。
アレルギーのひとつ。即時型アレルギーやアナフィラキシー型アレルギーとも呼ばれる。
Ⅷ型コラーゲンとは、主として血管の内皮細胞や角膜のDescemet膜などの基底膜様組織に存在する非線維性コラーゲンである。