月経
一定の周期(月経周期)で女性に起こる、子宮の内側の子宮内膜が受精卵を守るために血液を含んで厚くなる妊娠の準備と、受精が成立しなかった場合に子宮内膜が剥がれ落ちて血液とともに排出される現象のこと。生理とも呼ばれる。
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一定の周期(月経周期)で女性に起こる、子宮の内側の子宮内膜が受精卵を守るために血液を含んで厚くなる妊娠の準備と、受精が成立しなかった場合に子宮内膜が剥がれ落ちて血液とともに排出される現象のこと。生理とも呼ばれる。
月経開始の1~2週間前から起こり、月経開始とともに消失する一連の症状。下腹部の痛み、頭痛、便秘、興奮、不安症、気分変動などが起こる。
月経が起こる周期。複数のホルモンによって調節される。正常な周期は28~35日。
月経期間中に随伴して起こる症状。日常生活に支障が生じるほど強いものを指す。
女性の月経周期における初期。卵胞期の前。
月経困難症のひとつ。増加したプロスタグランジンが子宮筋を収縮させることが原因とされる。
ETBとは、胚移植(Embryo Transfer)の略称であり、生殖補助医療において受精卵(胚)を母体の子宮内腔へと移植する医療技術である。 体外受精や顕微授精の過程を経て得られた良好な胚を子宮に戻すことで、妊娠の成立を目指す不妊治療における極めて重要なステップの一つである。
PMS(premenstrual syndrome) 月経前症候群を参照。
α-シペロンとは、カヤツリグサ科の植物である香附子(コウブシ:Cyperus rotundusの根茎)などに含まれるセスキテルペンの一種である揮発性成分(精油成分)である。香附子は伝統医学において理気薬として月経不順や腹痛などの治療に用いられており、その主要な活性成分の一つとして研究されている。
ハーブやスパイスなどの精油の成分であり、アロマオイルに含まれる揮発性の二環式セスキテルペン。
n-6系脂肪酸のひとつ。リノール酸からΔ6-デサチュラーゼによって体内で生成され、ジホモ-γ-リノレン酸へと変化する。
ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、血栓性静脈炎、静脈血栓症、レイノー病・レイノー症候群、凍瘡・凍傷、特発性脱疽、糖尿病による末梢血管障害、頭部外傷後遺症、早産などを起こす子宮収縮、月経困難症などに対する治療薬。塩酸塩の商品名はズファジラン。
女性ホルモンの一種。卵胞ホルモンとも呼ばれる。閉経後には、分泌量がそれ以前の10分の1以下に急激に減少することが確認されている。男性でも骨端の閉鎖や骨化、脂質代謝、性機能などに重要な役割を果たしていることが報告されている。
副腎皮質ホルモンのコルチゾールが異常に多く産生されるために生じる病気の総称。20代~40代の女性に多い。
排卵誘発剤のひとつ。比較的軽度の月経異常(第1度無月経、無排卵周期症、希発月経など)の治療薬。商品名はクロミッド。
生薬として用いられるハマスゲの根茎。漢字では香附子。
オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草。地上部全体を乾燥させて使用される。セイヨウオトギリソウとも。
正常な尿よりもタンパク質を多く含んだ尿。腎臓の疾患などによって起こる。
脳下垂体のゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)の分泌および卵巣からのエストロゲン(女性ホルモン)の分泌を抑制する性ステロイド。商品名はボンゾール。
高血圧や浮腫、月経前緊張症に対するチアジド系利尿薬。商品名はフルイトラン、クバクロン。
月経困難症の治療薬。脳下垂体に作用し、性腺刺激ホルモンの分泌を抑えて排卵を抑制し、また、プロスタグランジン類などの過剰産生を抑制することにより子宮収縮運動を抑制し、月経困難症の疼痛などの症状を軽減するとされる。エチニルエストラジオールと併用される。商品名はヤーズ。
月経の異常や卵巣および黄体の機能不全に対する治療薬となる黄体ホルモン。商品名はノアルテン、ルナベル。
SSRIのひとつ。うつ病、月経前不快気分障害(重度の月経前症候群)、強迫性障害、パニック障害および神経性過食症の治療に使用される。
プロラクチン産生細胞が異常に増殖する腫瘍。プロラクチンの過剰な分泌によって高プロラクチン血症の原因となる。
麻の一種であるヘンプの種子から得られる油脂。
ホルモンバランスとは、身体の様々な機能を調節するホルモンの分泌量や働きが適切に保たれ、全身の内分泌系の調和が取れている状態を指す。
正常な月経以外が原因で起こる女性器からの出血。子宮頸がんや子宮体がん、子宮内膜異型増殖症などが原因となる場合もある。
女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロンなど)の分泌量の過剰な増加によって起こる、乳腺の張りやしこり、乳房の痛みなどの症状。30~40代の女性に多く、特に40〜45歳で増加するとされる。月経前に強くなる傾向がある。
仙骨子宮靭帯とは、子宮の頸部と仙骨を結ぶ線維筋性組織の靭帯であり、骨盤内において子宮を正常な位置に保持する重要な支持組織の一つである。
低BMIとは、身体測定において算出されるBMI(ボディマス指数)が特定の基準値を下回っている状態を指す国際的な指標である。
脳下垂体に出来る腫瘍によって成長ホルモンが過剰に分泌されることで起こる疾患。アクロメガリーとも。
卵巣結核とは、結核菌の感染によって卵巣に肉芽腫性炎症を引き起こす非常に稀な疾患である。
女性の月経周期における、月経から排卵までの期間。体温が低くなり、低温期とも呼ばれる。
18歳を過ぎても初経が起こらない異常。海外では16歳前後とされる場合がある。性分化や染色体の異常が原因として考えられている。
手足に冷えがある者の頭痛、片頭痛、脚気衝心に対する漢方。
四物湯とは、血虚を改善する代表的な漢方薬(方剤)であり、当帰、芍薬、川芎、熟地黄の4種類の生薬から構成される伝統医学の処方である。
覚醒直後の安静時の体温。女性の月経においては卵胞期に低くなり、黄体期に高くなる。
増殖期とは、生物学、医学、および細胞培養の文脈において、細胞、組織、あるいは微生物が分裂を繰り返し、その個体数や生体量が急速に増加する期間のことを指す。
成人女性において月経異常(無月経、稀発月経、無排卵周期症)、肥満、多毛、黄体ホルモン高値、多数の卵胞の嚢胞状変化(ネックレスサイン)などを症状とする症候群。
月経の異常、便秘、痔などに対する漢方。構成生薬はトウガシ(冬瓜子)、トウニン(桃仁)、ボタンピ(牡丹皮)、ダイオウ(大黄)、無水ボウショウ(芒硝)。
女神散とは、主として血の道症や神経症などの精神神経症状に用いられる漢方薬の1つである処方である。
白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。
妊娠期とは、受精卵が子宮内膜に着床してから分娩に至るまでの期間であり、母体の体内において胎児が発育・成熟する一連の生理的な過程を指す。
女性の生殖器。胎児が発育する場所となる。膀胱と直腸の間に存在する。長さ約7cm、幅約4cm、厚さ約2.5cmの洋梨型。重さは約50g。子宮頚の部分で膣に対して前方90°に傾いている。
子宮肉腫とは、子宮の筋肉層や結合組織などの間葉組織から発生する稀な悪性腫瘍である。 子宮体部に発生する悪性腫瘍のうち、多くを占める子宮体がん(子宮内膜癌)とは異なるタイプの腫瘍であり、子宮の筋肉や支持組織から発生する点に特徴がある。
子宮に起こる蠕動。月経時には一般に子宮底から子宮頚に向かってゆっくりとした大きな収縮が見られるが、月経時の痛みの程度の強いほど強い収縮が起こっているとされる。
子宮頸がんとは、子宮の頸部に発生する悪性腫瘍である。
貧血、倦怠感、更年期障害、月経不順、月経困難、不妊症などに対する漢方。
卵巣(の中の卵胞)から卵管に卵子を放出すること。月経の初日から排卵までの期間は卵胞期と呼ばれる。
女性の月経周期における、 排卵が起こる期間。通常、排卵期を境に基礎体温の上昇が起こる。
月経の異常、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩凝り)などに対する漢方。構成生薬はトウニン(桃仁)、ケイヒ(桂皮)、ダイオウ(大黄)、カンゾウ(甘草)、無水ボウショウ(芒硝)
月経や帯下の異常、更年期障害、不眠、神経症、湿疹、手足の冷え、霜焼けなどに対する漢方。
増生した子宮内膜が黄体期を経ることなく、エストロゲンの低下を契機に出血を来す月経。出血開始後もエストロゲン値が高値を持続する場合(破綻性出血)と低下する場合(消退性出血)とがある。
無月経(amenorrhea) 月経の異常な停止。 -原発性無月経 -続発性無月経
生殖機能とは、生物が自己と同一の遺伝子を受け継ぐ次世代の個体を生産し、種を存続させるための生体における一連の生理的機能の総称である。
体の働きや機能。月経を指す場合もある。
瘀血とは、東洋医学において血液の循環が滞り、スムーズに流れなくなった状態、あるいはその結果として体内に停滞した古い血液を指す概念である。
紅花とは、キク科ベニバナ属に分類される一年草または越年草であり、古くから染料や生薬として利用されてきた植物である。
経口避妊薬とは、女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲスチン)の2種類のホルモンを配合した錠剤であり、主として避妊を目的として経口投与される医薬品である。
正常だった月経が三ヶ月以上停止する異常。