気道
呼吸の際に空気が通る道。上気道と下気道に分けられる。
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呼吸の際に空気が通る道。上気道と下気道に分けられる。
気道上皮とは、鼻腔から終末気管支あるいは肺胞に至るまでの気道の内腔を覆う上皮組織であり、外環境と直接接触しながら生体防御の最前線として機能する単層または多列の細胞層である。
呼吸による気道の運動を行う平滑筋。吸息後期〜呼息早期で収縮する。
呼吸における気流が受ける抵抗。空気の流れにくさ。気道抵抗は気道半径の4乗に反比例する。
気道上皮細胞を層状に覆う液体。抗菌成分を含み、外部から侵入する病原体を防御する。
意識がない者に対して、その気道が塞がるのを防ぐために行う処置。
気道(気管支)への刺激に対する反応性。刺激による反応の起きやすさのこと。
扁桃炎や咽頭炎などの上気道や皮膚からの感染を介して急性糸球体腎炎の原因となる溶血性レンサ球菌。
上皮細胞において水と塩化物イオンの輸送を調節するイオンチャネル。
コリントランスポーターのひとつ。高親和性コリントランスポーターとも。580個のアミノ酸で構成され、13回膜貫通ドメインを持つ。
急性上気道炎(かぜ)を引き起こすコロナウイルス。SARSコロナウイルスに比べて病原性は低い。
HCoV-HKU1とは、ヒトに感染を引き起こするコロナウイルスの一種であり、エンベロープを有するプラス鎖一本鎖RNAウイルスである。 ニダムウイルス目、コロナウイルス科、ベータコロナウイルス属に分類される病原体である。 本ウイルスは、2004年に香港において、肺炎を伴う呼吸器疾患を呈した患者の臨床検体から初めて分離…
急性上気道炎(かぜ)の原因となるコロナウイルス。
低酸素誘導因子のひとつであるHIF1のサブユニット。
インターロイキンのひとつ。主にTh2細胞が産生するサイトカイン。ヒトのB細胞が産生する抗体のIgEへのクラススイッチを誘導する。
IL-13をリガンドとする受容体。一部はIL-4受容体と共通(2型IL-4受容体)。
IRAK3(Interleukin-1 receptor-associated kinase 3)とは、主として免疫細胞においてToll様受容体やインターロイキン-1受容体を介したシグナル伝達の負の制御因子として機能するタンパク質である。 別名としてTollipやIRAK-Mとも称され、過剰な炎症反応を抑制して生体防御における免疫の恒常性を維持する上で重要な役割…
P2Y2とは、細胞膜表面に存在するP2Y受容体ファミリーに属するGタンパク質共役受容体の一種であり、主としてATPやUTPをリガンドとして結合し活性化される受容体である。 P2Y2受容体は、ヒトゲノムにおいてP2RY2遺伝子によってコードされているタンパク質である。
コクシエラ・バーネッティの感染が原因となる熱性疾患。ダニから野生動物に感染し、犬や猫などのペットや家畜からヒトに経気道感染する。ヒトからヒトへの感染はほとんど起こらない。Qはquery(不思議な、謎の)を意味する。
Ⅰ型インターフェロンやインフルエンザウイルスの刺激を受けた気道上皮細胞ならびにマクロファージが高発現する酵素。
ヘルパーT細胞の種類のひとつ。Th2サイトカインを分泌して好酸球や好塩基球、肥満細胞を活性化して寄生虫に対する攻撃を行う。
上皮細胞や間質細胞で産生されるTh2サイトカイン。気道における炎症発症に関わる。
α-2,6結合とは、糖鎖のシアル酸がガラクトースなどの糖残基と結びつく際のグリコシド結合様式のひとつであり、シアル酸の2位の炭素とガラクトースなどの6位の炭素が酸素原子を介して結合したものを指す。
デフェンシンの一種。以下の4種類が確認されている。
主に皮膚や気道の上皮に存在するβデフェンシン。緑膿菌に対する殺菌作用を持つ。
βデフェンシン4とは、ヒトの生体防御機構である自然免疫において重要な役割を果たす抗菌ペプチドの一種であり、主として上皮細胞から産生されて病原体の侵入を防ぐペプチドである。
通常、気道は筋肉で支えられているが、睡眠中は筋肉がゆるむため気道が狭くなる。
正確にはかぜ症候群や急性上気道炎と呼ばれ、上気道に急性炎症を起こす疾患の総称。
かぜ症候群 急性上気道炎のこと。
アクチノバチルス属の細菌は、家畜や実験動物などの動物の粘膜、特に口腔内や上気道の常在菌叢を構成することが知られている。
ムスカリン受容体拮抗薬。慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の治療薬。臭化物として使用され、商品名はエクリラジェヌエア。
慢性咳嗽のひとつ。気道の表層にある咳受容体が過剰に反応することが原因で乾性咳嗽が出る。
アトロピン代用薬とは、アトロピンと同様に副交感神経のムスカリン受容体においてアセチルコリンと拮抗し、その作用を競合的に阻害することでコリン作動性の神経伝達を抑制する薬剤の総称である。 自律神経系のうち副交感神経の働きを遮断することから、一般に抗コリン薬あるいは副交感神経遮断薬とも呼ばれる。
ベンゼン環にアミノ基が結合した有機化合物。代表的な芳香族アミン。
鼻の粘膜に入ってきた抗原(異物)を排除しようとする反応が過剰(アレルギー)となり、風邪ではないのに鼻汁、くしゃみ、鼻閉などの症状が起こる鼻炎。抗原はハウスダストやダニ、スギ花粉など。
麻酔のひとつ。作用や覚醒が早く制御しやすい。軽度の気道刺激性がある。
非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。シクロオキシゲナーゼ活性阻害によるプロスタグランジンの合成阻害作用を持つ。商品名はブルフェン。
インフルエンザウイルスによる感染症。またはそれを引き起こすインフルエンザウイルスを指す。
オルソミクソウイルス科のエンベロープを持つRNAウイルス。インフルエンザを引き起こす。
エオタキシンのひとつ。CCL11とも。主に腸管で構成的に発現され,好酸球の恒常的な腸管ホーミングに重要と考えられている。
無菌性髄膜炎、ヘルパンギーナ、気道の疾患、発疹などの原因となるRNAウイルス。
エコーウイルス4型とは、ヒトの消化管を主な増殖場とするエンテロウイルス属に分類されるウイルスの一種であり、無菌性髄膜炎や発熱性疾患などの多彩な臨床症状を引き起こす病原体の一つである。
エコーウイルス9型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種であり、主として小児における無菌性髄膜炎や発疹を引き起こす病原体である。
麻黄から抽出されたアルカロイド。
気道粘液修復薬(去痰剤)の有効成分。痰の切れの改善や鼻汁の排出を促す作用を持つ。商品名はムコダイン。
キキョウ科キキョウ属の多年草。キキョウの根を乾燥させたものは生薬として使われる。漢字では桔梗。
生薬として用いられるキクやシマカンギクの頭花。漢字では菊花。
気道の閉塞によって吐き出せずに肺の中に残る空気の量。加齢によって増加する。
気管支喘息、アレルギー性鼻炎、皮膚炎などに対する治療薬。抗アナフィラキシー、抗ヒスタミン、血小板活性化因子による気道の反応性亢進抑制などの作用を持つ。商品名はザジテン。
コリンエステラーゼ阻害剤投与中に起こる、アセチルコリン過剰状態の急激な悪化。呼吸困難によって人工呼吸を要する。喀痰増加、気道分泌の漿液化、嚥下困難、徐脈などの症状が見られる。
喘息や肺気腫、気管支炎、肺結核などに対する短時間作用性交感神経β2受容体作動薬。商品名はサルタノールインヘラー、ベネトリン。
ロイコトリエン受容体(CysLT1受容体)に対する拮抗薬。喘息の治療薬として用いられる。商品名はアコレート。
システイン残基を持つ以下のロイコトリエンのこと。システイニルロイコトリエン受容体のリガンド。
抗ヒスタミン活性や抗セロトニン活性を持つ有機化合物。皮膚疾患に伴う痒み、蕁麻疹、血管運動性浮腫、花粉症、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、感冒など上気道炎に伴うくしゃみ、鼻汁、咳嗽などの治療薬。片頭痛の予防にも用いられる。商品名はペリアクチン。
上皮細胞や内皮細胞の頂端部の細胞同士を接着させる構造体。細胞間隙の物質の移動を防ぐために、細胞の細胞膜の距離を限りなく0に近づける特殊な細胞接着を行う。
感冒、上気道炎、気管支炎、肺炎、肺結核、気管支拡張症などの症状である咳嗽、喀痰喀出困難に対する治療薬。商品名はアスベリン。
アルカロイドのひとつ。商品名はスロービッド。
喘息や気管支炎などの気道閉塞性障害による呼吸困難など諸症状に対する治療薬。気管支平滑筋に対して弛緩作用を示す。商品名はブリカニール。
トランスデューサーとは、あるエネルギー形式の信号を、別のエネルギー形式の信号へと変換するデバイスや素子の総称である。 生体計測や医療機器の分野においては、物理量(圧力、温度、流量、変位など)を電気的な信号に変換するもの、あるいはその逆の変換を行うセンサーやアクチュエーターなどの素子を指して用いられる…
合成副腎皮質ホルモンであるトリアムシノロンのアセトニド。筋肉や関節腔を始めとした様々な組織への局所注射用ステロイド剤として用いられる。商品名はケナコルト-A。