精子
男性(オス)が持つ生殖細胞。前駆体は球形の精子細胞。精液全体の1〜5%を占める。ヒトでは約1〜3億個。
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男性(オス)が持つ生殖細胞。前駆体は球形の精子細胞。精液全体の1〜5%を占める。ヒトでは約1〜3億個。
精子頭部と精子尾部の間。ミトコンドリアや中心粒を含む。
精子尾部とは、精子の最尾部に位置し、その運動を司る長鞭毛構造のことである。
精子の大本となる幹細胞。精細管の中で体細胞分裂を行っている精原細胞の一部分の細胞であり、生涯に渡り精子を産生する。
精子運動能の低下。男性に原因がある不妊の約20%を占める。
精子の尾部や頭部が形成される前の球状の細胞。前駆体は精娘細胞。
精子頭部とは、哺乳類をはじめとする有性生殖を行う動物の精子における最前端の部分であり、受精の際に卵子と遺伝情報を融合させるために特化した中枢構造である。 精子頭部は主に遺伝物質を格納する核と、その前端を覆う先体(アクロスソーム)という小胞状の構造体によって構成されている。
AZFaとは、Y染色体の長腕(Yq11)に位置する無精子症因子(Azoospermia factor)領域の3つの主要な遺伝子座のうちの一つである。
AZFcとは、ヒトY染色体の長腕(Yq11)に位置し、精子形成に必須な多くの遺伝子を含む無精子症因子(AZF)領域の一つである。 Y染色体微小欠失において頻繁に観察される領域であり、男性不妊、特に無精子症や乏精子症の主要な遺伝的要因の一つとして広く知られている。
テトラスパニンファミリーに属する4回膜貫通型の膜タンパク質。インテグリンやCD19、HB-EGFなどと複合体を形成し、コファクターとして細胞接着、遊走、転移、増殖、シグナル伝達などに関与する。
Dhhとは、ヘッジホッグファミリーに属するタンパク質であり、哺乳類における3つのヘッジホッグ遺伝子(Sonic hedgehog、Indian hedgehog、Desert hedgehog)の1つである。
哺乳類では189個のアミノ酸残基からなるタンパク質。その遺伝子はRasと協調的に細胞のがん化を促進するものとして発見された。家族性パーキンソン病の発症に関わる原因遺伝子であることが知られておりPARK7とも呼ばれる。
グルコーストランスポーターのひとつ。フルクトースを選択的に取り込む膜輸送体。腸管上皮細胞の頂端膜や精子に発現する。
HSF2とは、熱ショック蛋白質 (HSP) の発現を調節する転写因子ファミリーに属するタンパク質の一種であり、特に精子形成や脳の発生などの生理的プロセスにおいて重要な役割を果たしている分子である。
精子表面に存在する精子と卵子の融合因子として働く I 型膜タンパク質。出雲大社から命名された。
卵子表面に存在する精子と卵子の融合因子として働くタンパク質。GPI(グリコシルフォスファチジルイノシトール)アンカー型のタンパク質。
生殖細胞(卵子や精子)の減数分裂の開始に必要な転写活性化因子。卵巣や精巣内で減数分裂が始まる直前の特定の時期にだけ活性化する性質を持つ。体細胞分裂型の細胞周期の抑制と減数分裂プログラムの活性化とを協調する役割があることが示唆されている。マイオーシンとも。
DNMT1と共に精子形成に必要なDNAメチル化の維持に関わるタンパク質。
PDE11とは、ホスホジエステラーゼ(Phosphodiesterase)ファミリーに属する酵素の一種であり、サイクリックAMP(cAMP)およびサイクリックGMP(cGMP)という2つの重要なセカンドメッセンジャーを加水分解して不活性化する作用を持つ分子である。 PDE11には主にPDE11Aという遺伝子によってコードされるアイソフォームが存在…
哺乳類の生殖細胞で発現するタンパク質。piRNA(20〜30塩基長の非コードRNA)と協調し、PIWI-piRNA経路はトランスポゾンの活性を抑え、染色体上の遺伝情報を守ると考えられている。
PLCδのひとつであるホスホリパーゼC。
ホスホリパーゼC(PLC)のサブタイプのひとつ。全てのホスホリパーゼCの中で唯一PHドメインを持たない。
始原生殖細胞の形成に必要な転写因子のひとつ。
精嚢から分泌されるタンパク質。SVS2が結合していない精子は子宮内の殺精子因子によって細胞膜が破壊されて死滅するため、受精に必要であることが確認されている。
受精卵(zygote)とは、有性生殖において雄の配偶者である精子と雌の配偶者である卵子が受精することによって形成される単一の細胞である。
精子の先端に存在する細胞小器官。受精(先体反応)に必要なタンパク質(酵素)を含む。先体とも。
脂肪酸(長鎖脂肪酸)をミトコンドリア内に移動させるために、カルニチンとアシルCoAからカルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ1(CPT1)に触媒されて合成される有機化合物。
甘草に含まれるポリフェノール。
オスとは、有性生殖を行う生物において、より小型で運動性のある配偶子である精子または花粉などの小配偶子を生産する性別、またはその個体を指す用語である。 生物学的な性別の決定において、オスは一般的に受精の際に卵子などの大配偶子を提供する側として定義される。
カルシウムイオン濃度の変化が周期的に繰り返し引き起こされる現象。カルシウム振動とも。
Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインホスファターゼのひとつ。酵母からヒトにいたる真核生物に普遍的に存在する。哺乳類の脳においてシナプス可塑性の制御に関与し、学習および記憶に重要とされる。
X染色体数の異常による遺伝病。オスが持つX染色体が通常よりも多くなることで起こる症状の総称。トリソミー(XXY)やテトラソミー(XXXY)以上も含む。
対立遺伝子の一方のみの遺伝子が発現すること。ゲノム刷り込みとも呼ばれる。
精巣や精子に特異的に発現し、精子の全糖脂質の9割以上を占める硫酸化糖脂質。精母細胞以降の生殖細胞の細胞膜構成成分。精子の発生分化に必須な分子であることが報告されている。
精細管に存在し、精子細胞から精子を形成する大型の細胞。
人体の様々な臓器に含まれる無味・無臭の有機化合物。人間の体重の約0.1%を占める。化学的にはアミノエチルスルホン酸と呼ばれる。分子式は C2H7NO3S
ダイナミンは小胞のエンドサイトーシスや細胞膜のダイナミクスに関与する酵素として広く知られているが、その中でもダイナミン3は、主として中枢神経系や精巣などの特定の組織において特異的に発現しているアイソフォームである。
チオレドキシン還元酵素3とは、セレノプロテインの一つであり、補酵素としてフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)を結合し、NADPHを電子供与体としてチオレドキシンなどのジスルフィド基を還元する酵素である。
アンドロゲン(男性ホルモン)に属するホルモン。主なアンドロゲン。
上皮細胞(皮膚や粘膜、角膜)の形成に関わる脂溶性ビタミン。レチノイドとも呼ばれる。
フュージョンとは、生物学、医学、遺伝学などの分野において、2つ以上の異なる実体(細胞、遺伝子、タンパク質、組織など)が結合または融合する現象や技術を指す総称である。
不妊の原因を調べる検査のひとつ。子宮頸管粘液が増える排卵期の性交の後(3〜12時間後)に、実際に頚管粘液の中に精子が進入できているかを判定する検査。性交後検査とも。
ブルセラ属の細菌による感染症。4類感染症のひとつ。ヒトに感染を起こす細菌を保有する動物は牛や羊、山羊、豚、犬、猫、ネズミなどが報告されている。
ブルーム症候群とは、遺伝子の異常によって引き起こされ、成長障害、特異的な顔貌、日光過敏症、および著しい悪性腫瘍(がん)の発症リスクの増加を特徴とする、極めて稀な常染色体劣性遺伝性の遺伝性疾患である。
グリセロリン脂質のひとつ。sn-1位にビニルエーテル結合、sn-2位に多価不飽和脂肪酸を有するエーテル型グリセロ脂質。最も酸化を受けやすいリン脂質とされる。プラズマローゲンとも。
鮭の精子から分離された強塩基性タンパク質。血小板のトロンビン受容体を活性化し、血小板凝集の部分的活性化とそれに続く凝集障害による抗凝固作用を持つ。
体内に取り込まれたベンゾ(a)ピレンの代謝によって生じる誘導体。発がん性物質のひとつ。ヒトでは胎盤や臍帯血、流産した胎児の肺、肝臓、体外受精の精子、胚などでDNA付加体が確認されている。
ホスホジエステラーゼの阻害剤。BMP作用増強を持つ。また、精漿の有無にかかわらず精子運動を賦活することが報告されている。
真核細胞の中にある細胞小器官の一つ。細胞容積の10%ほどを占める。大きさは0.5μm程度。
生殖細胞の核膜直下に分布するゲノムの領域。生殖細胞の発生過程を通して大幅に減少する。
生体膜に生じたリン脂質ヒドロペルオキシドを直接還元できるグルタチオンペルオキシダーゼ。
ビタミンA1に分類される有機化合物。ビタミンA酸とも呼ばれる。
受精(妊娠)が起こらないこと。一年以上不妊が続く場合は不妊症と呼ばれる。
精子の頭部の小胞(先体)が卵子の透明帯へ結合して起こる、精子細胞膜と外先体膜の膜融合。先体から酵素群が放出され、透明帯を溶かすことで融合が起こる。
初期胚とは、受精卵が卵割を繰り返しながら子宮へ着床するまでの間に形成される、発生初期の胚の総称である。
前立腺の上皮細胞から分泌される白濁した粘性の低いアルカリ性の液体。独特の臭気をもっている。精液の一部(20〜30%)。精子の栄養や保護の役割を持ち、前立腺に固有のタンパク質であるPSAを含む。
前立腺から分泌されて精液に含まれるプロテアーゼ(タンパク質)。精漿中のゼリー化成分のタンパク質を分解して精漿の流動性を高める作用を持ち、これによって精子の運動性を高める。
メスが持つ生殖細胞。単に卵とも呼ばれる。
卵細胞とは、有性生殖を行う生物における雌の生殖細胞であり、受精によってzygote|受精卵を形成する細胞である。
体外受精の手法のひとつ。卵子に精子を人工的に注入する。家畜の人工繁殖に利用されている。