良性腫瘍
増殖力が弱く、転移することがない腫瘍。他の組織と癒着したり再発したりする心配もほとんど無いとされる。細胞の並びなどの見た目も悪性腫瘍に比べて整っている。
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増殖力が弱く、転移することがない腫瘍。他の組織と癒着したり再発したりする心配もほとんど無いとされる。細胞の並びなどの見た目も悪性腫瘍に比べて整っている。
HPV10とは、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の遺伝子型の一つであり、主に皮膚の良性病変である尋常性疣贅(いわゆるイボ)などの皮膚疾患から検出されるウイルスである。ヒト乳頭腫ウイルスはパポバウイルス科に属する二本鎖DNAウイルスであり、粘膜や皮膚の上皮細胞に感染する特徴を持っている。
HPV6とは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の型の一つであり、主として良性の尖圭コンジローマなどの性感染症や咽頭乳頭腫を引き起こすウイルスである。
陽電子放射断層撮影法(ポジトロン断層法)。18F-FDGを用いることで、脳の活動領域や5〜10mmの小さながんの悪性度や転移状態を調べることができる。
しわがれ声とは、音声の質の異常であり、声帯の振動障害や閉鎖不全などによって声が掠れたり、低く濁ったりする状態を指す一般的な症状である。 医学的には嗄声とも呼ばれ、日常会話における音声の伝達に支障をきたすことがある。
色素細胞が増えるできもの(良性腫瘍)
エナメル上皮腫は歯原性上皮由来の良性腫瘍。歯原性腫瘍の中で最も発生頻度が高いとされる。
唾液腺や腎臓、甲状腺などに発生する稀な上皮性良性腫瘍。
傍神経節から発生する良性腫瘍。グロムス腫瘍や傍神経節腫、パラガングリオーマとも。
臓器内にできる新生物(できもの)。ポリープを構成する原因の違いによって以下のように分類される。
異常な平滑筋様細胞(LAM細胞)が肺を中心にリンパ節や腎臓などで増殖する稀な疾患。比較的ゆっくり増殖する良性腫瘍。肺に多数の嚢胞ができる。結節性硬化症と併発する場合がある。妊娠可能な年齢の女性に多い。
円蓋部髄膜腫とは、大脳半球の凸面(円蓋部)の硬膜表面に発生する髄膜腫であり、脳の表面を覆うクモ膜の細胞に由来する良性腫瘍の一つである。
耳下腺腫瘍と顎下腺腫瘍が80~90%を占める。
圧迫感とは、身体の表面あるいは体内の器官や組織に対して、外側あるいは内側から力が加わっているような持続的な重苦しさや疼痛を伴わない不快感を指す主観的な症状である。 臨床医学および基礎医学の領域において、この感覚は単なる触覚や圧覚の過敏状態にとどまらず、様々な疾患の重要な前兆や病態を表す生体反応として…
予後の観点から、良性腫瘍と悪性腫瘍の中間に位置付けられる腫瘍。
子宮筋から生じる良性腫瘍。エストロゲンによって発育し、生理がある女性の40~60%に見られる。エストロゲンの分泌が最も多い30~50代に多くみられ、閉経後は減少傾向にある。悪性腫瘍である子宮肉腫と区別される。
小唾液腺ことは、口蓋、頬粘膜、口唇、口腔底、歯肉、舌などの口腔粘膜の粘膜下組織に多数存在する小唾液腺から発生する悪性腫瘍(がん)の総称である。 唾液腺腫瘍全体の中では耳下腺や顎下腺といった大唾液腺に比べて発生頻度が低く稀少がんに分類されるが、小唾液腺に発生する腫瘍の過半数は悪性腫瘍であるという特徴を…
平滑筋に発生する良性腫瘍。
弾性とは、物体に外力を加えたときに変形し、外力を取り除くと元の形状や体積に戻る性質のことである。 生物学や医学の分野においては、組織や細胞が持つ力学的な特性を理解する上で極めて重要な概念となっている。
心臓にできる良性腫瘍のなかで最も頻度の多いもの。特に左心房に多い。心房粘液腫とも呼ばれる。
卵巣に発生する良性腫瘍。稀に悪性腫瘍に転化する。
機能性甲状腺結節とは、甲状腺内においてホルモン産生が自律化し、下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の制御を受けずに甲状腺ホルモンを過剰に分泌する結節のことである。 プランマー病や中毒性腺腫とも称される病態であり、アイソトープ診断において放射性ヨウ素やテクネチウムを取り込む「熱い結節(hot nodule)」…
顔面(特に目の周り)の汗腺に好発する良性腫瘍。
甲状腺にできる良性腫瘍。線維性被膜を持つ結節で、通常、甲状腺内にひとつだけできる。
甲状腺にできる腫瘍。甲状腺腫瘍とも。
+卵巣に発生する良性腫瘍。成熟嚢胞性奇形腫を参照。 +目の回りに好発する、胎生期の皮膚の埋入によって出来る良性腫瘍。類皮嚢胞を参照。
皮膚の直下にできる、毛包(毛母細胞)から発生する良性腫瘍。毛母腫とも。
神経内分泌細胞を起源とする腫瘍。カルチノイドとも呼ばれた(がんモドキの意)。
神経皮膚症候群とは、外胚葉由来である中枢神経系、末梢神経系および皮膚を中心に、多彩な腫瘍形成や過誤腫性病変を高頻度で合併する、遺伝性の疾患群の総称である。
神経節細胞腫とは、神経節細胞、シュワン細胞、および神経線維から構成される稀な良性腫瘍である。
末梢神経を取り巻くシュワン細胞から発生する腫瘍。原発性脳腫瘍のおよそ10%を占める。シュワノーマとも。
毛穴を中心として半球状に盛り上がって見える腫瘍。表皮嚢腫やアテロームとも呼ばれる。毛穴の入口部分に袋状構造物ができ、その中に垢(角質)や皮脂が溜まってできる。
良性腫瘍のひとつ。心臓や骨、皮下、腱膜、骨格筋、泌尿器、生殖器に発生する。
関節包や靱帯、腱鞘に隣接してできる良性腫瘍。ガングリオンとも呼ばれる。
肺葉切除術とは、肺を構成する複数の葉(右肺の上葉・中葉・下葉、または左肺の上葉・下葉)のうち、病変が存在する一つの肺葉と、それに属する血管や気管支を周囲のリンパ節とともに一塊として切除する外科手術である。
脈絡乳頭腫とは、脳室内に存在する脈絡叢から発生する稀な良性腫瘍(WHO分類グレードI)である。
脳腫瘍の場合、良性腫瘍であっても他の脳組織を圧迫することによる害が大きいため、手術によって摘出する必要がある。腫瘍によって頭蓋骨の内部の圧が高くなることによって起こる症状は頭蓋内圧亢進症状と総称され、頭痛や吐き気、嘔吐、水頭症などがある。
脾臓がことは、免疫系や血液の濾過を担う脾臓という臓器に発生する悪性腫瘍の一つである。 脾臓にできる腫瘍には良性のものと悪性のものがあり、悪性腫瘍の中でも脾臓の組織から直接発生する原発性悪性腫瘍と、他の臓器にできたがんが転移して起こる転移性悪性腫瘍に大別される。 脾臓に発生する原発性悪性腫瘍は極めて稀…
血管、筋肉、脂肪を構成成分とし、腎臓に発生する腫瘍。約2割は結節性硬化症に伴って発症する。また、リンパ脈管筋腫症患者の約3割に起こる。
体の表面や内部に出来る、細胞が異常に過剰増殖してできた塊。新生物とも呼ばれる。
腫瘍組織とは、異常な細胞の過剰な増殖によって形成された新生物の構造体を指し、腫瘍の本体を構成する実質と、それを支持する間質から成り立っている。
甲状腺にできる、充実性または嚢胞性の結節(良性腫瘍)。厳密には腫瘍とは異なる。結節を包む被膜(カプセル)がないことが特徴。通常、甲状腺内に複数個確認される。遺伝的要因で発症することが知られている。
膵管内に出来る腫瘍。膵臓にできる嚢胞性腫瘍の代表。良性腫瘍と悪性腫瘍のどちらも含まれる。
舌下腺がんとは、口腔底の粘膜下にある唾液腺の一つである舌下腺に発生する悪性腫瘍(がん)の一種である。 唾液腺がん全体の中では非常にまれな疾患であり、頭頸部領域の悪性腫瘍の中でも発症頻度が低いことで知られている。
良性とは、腫瘍などの病変が、周囲の組織に浸潤したり他の臓器に転移したりする悪性の性質を示さないことを指す医学用語である。 腫瘍の組織学的分類において、良性腫瘍は一般に増殖が緩徐であり、被膜に包まれていることが多い。
結節性硬化症患者の顔面に発生する、ぼつぼつしたにきび様の良性腫瘍。
主に首や脇、鼠径部の皮膚にできる良性腫瘍。柔らかい1~5mmの小さな疣が多数出現する。アクロコルドンやスキンタッグとも。治療は凍結療法や電気メスによる切除。
転移性肺腫瘍とは、身体の他の原発巣に発生した悪性腫瘍(がん)が、血行性あるいはリンパ行性に肺へ転移して増殖した腫瘍の総称である。 呼吸器外科領域において頻度の高い疾患の一つであり、肺は全身の血流が集中する臓器構造上の特性から、転移を最も起こしやすい臓器の一つとして知られている。
良性腫瘍の一種。正常組織構成成分の比率が発生段階において異常な混合を来した腫瘍とされる。結節性硬化症で発生する。
頚動脈体とは、総頚動脈の分岐部付近に存在し、動脈血の酸素分圧、二酸化炭素分圧、およびpH(水素イオン濃度)を感知する化学受容器である。
頭蓋内腫瘍とは、頭蓋骨の内部に発生する新生物(腫瘍)の総称であり、原発性脳腫瘍と転移性脳腫瘍に大別される。
長管骨の骨幹や骨幹端に好発する骨形成性で大きさが2cm以下の良性腫瘍。夜間の強い痛みが特徴。痛みは身体の動きに影響を受けず、消炎鎮痛剤が有効。10代に発生しやすい。関節付近に発生すると関節炎症状を来たす。
骨膜反応とは、何らかの刺激や病変によって骨膜の内層にある骨芽細胞が刺激され、骨の表面に新たな骨組織が形成される生体防御反応および修復機転のことである。 X線検査などの画像診断において、骨皮質の外側に異常な骨形成として視覚化される。
脂質を取り込んだマクロファージ(泡沫細胞)が蓄積した良性腫瘍。脂肪のため黄色く見える。