血糖
血液に含まれるグルコース(ブドウ糖)のこと。
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血液に含まれるグルコース(ブドウ糖)のこと。
血液に含まれるグルコース(ブドウ糖)の量を示す値。血糖の量を数値化したもの。単位は mg/dl(ミリグラム / デシリットル)。
桑から発見されたグルコースに極めて似た化学構造を持つ有機化合物。α-グルコシダーゼを強力に阻害することで食後血糖値上昇抑制する。
細胞膜とミトコンドリア内膜に存在するイオンチャネル。細胞内の代謝状態と細胞膜の興奮性を結びつけている。ミトコンドリア内膜に存在するものは細胞保護やアポトーシス抑制に関与する。ATP感受性KチャネルやATP感受性K+チャネル、KATPチャネルなど、様々な表記揺れがある。
2009年に登場した糖尿病の治療薬。DPP-4を阻害する。
食事の際に小腸下部の粘膜上皮のL細胞から分泌されるホルモン。延髄孤束核にも存在が確認されている。インクレチンのひとつ。グルカゴン様ペプチド-1とも。
グルコーストランスポーターのひとつ。脳や腎臓、胎児の組織、赤血球、がん細胞などに発現する。SLC2A1とも。
グルコーストランスポーターのひとつ。筋肉や脂肪に多く発現し、インスリンや運動の刺激によって細胞内の細胞核周囲から細胞膜表面へ移動してグルコースを取り込む。
GTF-Cは、体内でインスリンの作用を増強し、細胞へのグルコースの取り込みをスムーズにする生理活性を持つことが研究されてきた。
GTF-Dとは、グルコース耐性因子(GTF)の活性本体である有機結合型クロム錯体のひとつであり、天然に存在する3価クロム、ニコチン酸、およびアミノ酸(グリシン、グルタミン酸、アスパラギン酸など)から構成される生理活性物質である。 GTF-Dは、インスリンの働きを助けて糖質の代謝を正常に保つ補因子として働き、血糖値…
赤血球に含まれるヘモグロビンと血液中の糖が結びついた糖タンパク質。過去1~3ヶ月の平均血糖値を意味する。ヘモグロビンA1cや糖化ヘモグロビン、グリコヘモグロビンとも呼ばれる。
アセチルCoAとアセトアセチルCoAからヒドロキシメチルグルタリルCoA(HMG-CoA)の合成を触媒するシンターゼ。
HNF1Aとは、肝臓における遺伝子発現の調節において中心的な役割を果たす転写因子をコードする遺伝子、およびそれが産生するタンパク質の名称である。
HOMAによるインスリン抵抗性の評価。空腹時インスリン値と空腹時血糖値を掛け合わせた数値。HOMA-Rとも。
I-BARとは、インスリン依存性糖尿病患者を対象とした網羅的な自己血糖測定に関するデータベースおよび関連する情報システムの名称である。 糖尿病の治療において、血糖値を適切に管理することは合併症を防ぐ上で極めて重要であり、そのための日々の自己血糖測定データを集約・解析する基盤として構想された。
ヘパトカインのひとつ。好中球を活性化する因子として同定された。
メラトニン受容体のひとつ。MT1受容体と同様に睡眠や概日リズムに関わる。
PI3K-AKT経路とは、細胞の生存、増殖、代謝、運動能などの多様な細胞応答を制御する極めて重要なシグナル伝達経路である。
大気中を浮遊する、粒径(正確な球状ではないため空気動力学径)が2.5μm以下の微小粒子状物質。正確には、空気動力学径が2.5μm以上の粒子が50%カットされる粒径とされるため、2.5μmより大きい粒子も含まれる場合がある。
2014年に登場した糖尿病の治療薬。SGLT2に対する阻害効果によって尿への糖の排出を促進することで血糖を下げる。現在では現在は6種類が使用可能で、糖尿病のみならず心不全などの循環器疾患や慢性腎臓病などの多くの生活習慣病治療に用いられる。
SLC5とは、様々な基質をナトリウムイオンと共に細胞内へと輸送する共役輸送体(共輸送体)のファミリーを指す。 人間のゲノムにおいては、SLC5遺伝子ファミリーとして複数の遺伝子がコードされており、膜タンパク質であるトランスポーターを形成する。
Tirとは、糖尿病の血糖値管理における指標の一つである「Time in Range」の略称であり、血糖値が医師によって設定された目標範囲内に収まる時間の割合を示す概念である。
トロンボスポンジンのひとつ。空腹時血糖値やインスリン値、HOMA指数、eGFR、高感度CRP、冠疾患の既往歴、NT-proBNPと有意に関連することが報告されている。
血管内皮細胞を増やす増殖因子。血管新生に関わる最も重要な糖タンパク質。血管内皮増殖因子や血管内皮細胞増殖因子とも。VEGFの受容体はVEGFR。
多糖類が持つグリコシド結合(α-1,4結合)を加水分解する反応を触媒する酵素の総称。デンプンやオリゴ糖の非還元末端からグルコースを1分子ずつを切り出す。
小腸に作用し、炭水化物の分解を遅くして血糖値の上昇を抑える糖尿病の治療薬。
糖尿病の食後の血糖改善を目的としたα-グルコシダーゼ阻害薬として用いられる有機化合物。商品名はグルコバイ。分子式は C25H43NO18
アクアポリン9とは、主に肝臓や白血球などの細胞膜に発現し、水だけでなくグリセロールなどの小さな非荷電性分子や尿素などを選択的に透過させるチャネル蛋白質である。
抗不安薬の分類のひとつ。5-HT1A受容体に対する部分アゴニスト。
スクロースの約200倍の甘さを持つ甘味料。インスリンの分泌や血糖値に影響を与えない。アセスルファムKとも表記される。分子式は C4H4KNO4S
二型糖尿病の治療薬。β細胞を刺激してインスリンの分泌を促進し、血糖を減少させる。商品名はジメリン。
統合失調症の治療薬。セロトニン受容体やドーパミン受容体、アドレナリン受容体、ヒスタミン受容体など複数の神経伝達物質の受容体を拮抗阻害する。商品名はシクレスト。
副腎髄質から分泌されるホルモン(副腎髄質ホルモン)。カテコールアミンのひとつ。エピネフリンとも。分子式は C9H13NO3
二型糖尿病の治療薬。DPP-4に対する競合的、可逆的、選択的な阻害剤。インクレチンの分解を抑制することで血糖を減少させる。商品名はスイニー。
飢餓時にアミノ基転移反応を経て炭素骨格が異化される。糖原性アミノ酸は糖新生経路で血糖になり、ケト原性アミノ酸はクエン酸回路で酸化される。
アミリンとは、膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞からインスリンと共に分泌される37個のアミノ酸からなるペプチドホルモンであり、膵島アミロイドポリペプチド(IAPP)とも称される生理活性物質である。
植物の細胞壁に含まれる単糖類(ペントース)のひとつ。主にL体として存在する。甘味度は砂糖の60%程度。
分岐鎖アミノ酸に分類されるアミノ酸のひとつ。
二型糖尿病の治療薬。近位尿細管に発現するSGLT2を阻害し、血液中の過剰なグルコースを体外に排出することで血糖降下作用を発揮する。商品名はスージャヌ、スーグラ。
食事の際に腸管から血液中に分泌されるホルモン。GLP-1とGIPの2種類がある。名前の由来は腸分泌インスリン(intestine secretion insulin)を短縮したもの。
インスリンを分泌する膵臓のβ細胞から発生する神経内分泌腫瘍(機能性NET)。インスリンが過剰に分泌され血糖値が下がる。場合によっては血糖の大幅な低下によって意識障害が起こる。
膵臓のランゲルハンス島に存在するβ細胞から分泌されるペプチドホルモン。ショウジョウバエから哺乳類まで進化的に保存されている。インシュリンとも。
運動開始の30〜45分前に多量の糖質を摂取した場合に、運動時に急激な血中インスリン濃度の上昇と血糖値の低下が起こり、その結果として脂肪分解の抑制・筋グリコーゲンの利用亢進・パフォーマンスの低下などが起こる現象。運動誘発性低血糖とも。
インスリンによる血糖降下作用が減弱する現象や状態。グルコースを取り込むGLUT4の細胞内移動に異常を来すことが一因となる。
インスリンの作用を阻害して血糖を上げる作用を持つホルモンの総称。
内因性のインスリンに対する自己抗体によって引き起こされる症候群。低血糖が起こる。
膵臓から分泌されるインスリンと同じものを注射で補う。
トカゲ(Heloderma Suspectum)由来のGLP-1受容体作動薬。エキセナチドはエキセンディン4と同様のアミノ酸配列を持つ合成ペプチド。
カンカンクジュヨウに含まれるフェニルエタノール配糖体。
エリオジクチオールの配糖体のひとつ。エリオシトリンはレモン(特に中果皮)に含まれる主要なポリフェノールであり、他の柑橘類に比べて30〜100倍多く含まれるとされる。
SGLT2に対する競合阻害作用を持つ有機化合物。糖尿病の治療薬。商品名はジャディアンス。
骨芽細胞から分泌される、49個のアミノ酸からなるタンパク質。1分子当たり3残基のγ-カルボキシグルタミン酸を含むことからBGPとも呼ばれる。
ガラクトースの代謝(ルロワール経路)に関わる酵素の異常によって血液中のガラクトース濃度が高くなる症状。
白樺や樫の木などの樹木から摂れる成分(キシロース)を原料にした天然の甘味料。糖アルコールのひとつ。化学式はC5H12O5
甘味のみを抑制するトリテルペン系配糖体。ギムネマ(ギムネマ・シルベスタ)の葉に含まれる。ラクチゾールと同様に、T1r3の膜貫通領域に作用する。複数の誘導体が確認されている。
フラボノイドではないポリフェノールの一種。代表的なクロロゲン酸類。主にコーヒーに含まれる。
スルホニルウレア系経口血糖降下剤。β細胞を刺激してインスリンの分泌を促進する。
新生児糖尿病の指標となるアルブミン。過去40日程度の加重平均血糖を反映していると報告される。
グリコゲン合成とは、グルコース(ブドウ糖)からグリコゲンを生成する同化代謝経路であり、グリコゲン貯蔵器官である肝臓や骨格筋などで活発に行われる生体反応である。
グリコーゲン phosphorylaseとは、動物や植物などの組織においてグリコーゲンの分解(グリコーゲンolysis)を触媒する酵素であり、α-1,4-グリコシド結合をリン酸分解することによってグルコース-1-リン酸を生成する反応を担う糖質代謝の中心的な酵素である。 グリコーゲンの非還元末端からグルコース残基を順次リン酸分解…