栄養素
栄養素とは、生物が生命維持、成長、代謝、身体活動などの生理機能を正常に営むために、外界から摂取し利用する有機化合物および無機物の総称である。 ヒトをはじめとする哺乳類などの生物は、体外から適切な栄養素を摂取しなければ、生命活動を維持することができない。
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栄養素とは、生物が生命維持、成長、代謝、身体活動などの生理機能を正常に営むために、外界から摂取し利用する有機化合物および無機物の総称である。 ヒトをはじめとする哺乳類などの生物は、体外から適切な栄養素を摂取しなければ、生命活動を維持することができない。
毛細血管床とは、動脈側から血液を供給され静脈側へと回収するネットワークを形成する、多数の毛細血管が網目状に集合した領域のことである。 循環器系において物質交換の場として機能する実質的な微小血管網であり、個体の代謝要求に応じて組織や器官の血流量を調節する重要な構造単位である。
水分子(2個の水素原子と1個の酸素原子からなる極性分子)が水素結合で繋がり集まったもの。水分とも。
皮膚内にある汗腺から分泌される液体。体温調節や病原体からの防御、皮膚の乾燥防止などの働きを持つ。
直腸や食道などの臓器の温度。正常な状態では37℃程度。
体温調節中枢に存在する、温度上昇を感知する神経細胞。
表在感覚のひとつ。温度の感覚。温冷覚とも。
炭疽を引き起こす細菌。土の中に存在するが、自然の状態での感染力は弱い。
無力化剤とは、一時的に人間の神経系や身体機能を低下させ、戦闘員としての能力や意志を奪うものの、永続的な障害や死亡を意図しない化学物質の総称である。
増生した子宮内膜が黄体期を経ることなく、エストロゲンの低下を契機に出血を来す月経。出血開始後もエストロゲン値が高値を持続する場合(破綻性出血)と低下する場合(消退性出血)とがある。
細胞が熱などの環境変化によるストレスを受けた際に生成され、その細胞を保護するタンパク質。ほとんど全ての生物が持つとされる。ストレスタンパク質やヒートショックタンパク質とも呼ばれる。
身体が高温環境に適切に対応できなくなることで発生する症状の総称。身体の水分やイオンが不足することで、体温を下げるための発汗ができなくなることで生じる。
原因を特定できない、全身に生じる稀な無汗症。若年男性に多く、ほとんどの症例はアジアから報告されており人種的な要因の関与が考えられている。
過眠症のひとつ。ナルコレプシーとは異なり、昼寝すると一時間以上持続し、覚醒時に睡眠酩酊や頭痛、起立性低血圧、体温調節の異常などが起こる。総睡眠時間は通常より増加する。
生化学的反応とは、生体内において酵素などの触媒に制御されながら進行する一連の化学反応の総称である。 生物の生存を維持するために必要な代謝、エネルギー産生、遺伝情報の複製などのあらゆる生命現象の基盤となるものである。
生理生態学的とは、生物個体や個体群がどのように環境に適応し、生存、成長、繁殖を行っているかを、生理学的な機能や機構の側面から解明しようとする生態学の一分野である。 従来のマクロな生態学が個体間の相互作用や生態系の動態を中心に扱ってきたのに対し、生理生態学は生物の体内における代謝、水分調節、温度耐性、…
生理的とは、生体が本来備えている生命活動や機能、あるいは生体が外部からの刺激や内部の変化に対して自然かつ正常に行う反応や現象のことを指す。
生理的変化とは、生体が内環境の恒常性(ホメオスタシス)を維持するため、または外部環境からの刺激やストレスに適応するために起こる、生体内の機能的あるいは構造的な可逆的変化のことである。
生理的特性とは、生体、器官、組織、あるいは細胞が生命活動を維持するために有している機能的な性質や代謝上の特徴を指す総合的な用語である。
甲状腺から分泌されるホルモン。全身のほとんどの細胞に作用し、代謝を活性化する働きを持つ。
甲状腺濾胞細胞とは、甲状腺の実質組織において濾胞を形成する上皮性細胞であり、甲状腺ホルモンの合成、貯蔵および分泌を担う主要な細胞である。
免疫反応の一つ。主にウイルスなどの病原体による感染が起きた場合に、それを排除するためにマクロファージ(内因性発熱物質)などがサイトカインを分泌して発生させる。
免疫系からの感染の情報を体温調節を担う脳の神経系へ伝達し、発熱を惹起する分子。プロスタグランジンE2など。
皮膚細胞とは、人体最大の臓器である皮膚を構成する多様な細胞の総称であり、外界からの物理的・化学的刺激に対する防御や生体防御、体温調節などの生体維持において極めて重要な役割を果たす組織である。 皮膚は主に、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層構造に大別され、それぞれの層に特化した細胞が存在している。
神経伝達とは、神経細胞(ニューロン)の間、あるいは神経細胞と筋細胞や腺細胞などの効果器との間で、化学物質を介して情報伝達が行われる生体機構のことである。
甲状腺機能低下症(主に慢性甲状腺炎による)が基礎にあり、その影響が直接あるいは何らかの誘因で惹起された低体温や呼吸不全、循環不全、低ナトリウム血症などによって中枢神経系の機能障害をきたす内分泌系の疾患。
睡眠中に起こる様々な生体現象を観察する検査。睡眠の深度や睡眠時無呼吸症候群などの異常を確認できる。
脳の橋に存在する神経核。腕傍核とも。外側結合腕傍核と内側結合腕傍核に分けられる。
脱ヨード酵素とは、甲状腺ホルモンの分子構造からヨウ素(ヨード)原子を脱離させることで、活性型ホルモンへの変換や不活性化を触媒する酵素の総称である。
水とナトリウムイオンなどの電解質が失われることで細胞外液量が減少した状態。体重の2%以上の水分を失うことで起こる症状。初めは体温上昇が起き、口渇を感じ、進行すると汗や唾液、尿の減少や頭痛、食欲不振、頻脈が起こる。
脳領域とは、中枢神経系を構成する脳内部において、特定の構造的特徴や機能的役割を持つ局所的な区分を指す言葉である。 ヒトを含む脊椎動物の脳は、発生学的な起源や解剖学的、組織学的特徴に基づいて、幾つもの異なる脳領域へと細分化されている。
腺組織とは、生体の表面を被覆したり体腔の内面を覆ったりする上皮組織が、分泌を行うために特殊な分化を遂げた組織の総称である。
動物の体温調節の仕組みのひとつ。不随意の生理反応を通じた体温調節。発汗や皮膚血管調節、ふるえ熱産生、非ふるえ熱産生など。
体表面を汗で濡らし、その気化熱を利用して体温を下げること。ヒトの場合、エクリン腺からの発汗でこれを行う。
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。
暑いときに服を脱ぐというような、意識的な行動による体温調節。これに対し、発汗のような無意識による体温調節を自律性体温調節と呼ぶ。
脂肪細胞のひとつ。熱を作るミトコンドリアが多く含まれるため褐色に見える。複数の脂肪滴を持つことから多胞性脂肪細胞とも呼ばれる。大きさは白色脂肪細胞の10分の1程度。
間脳の部位の一つ。脊椎動物の脳の中で最初に分化した原始的な部分。
脳の視床下部の一部。視床下部の最前部(最吻側)に位置する。視索前核とも呼ばれる。主な体温調節中枢であり、筋肉のふるえ熱産生、褐色脂肪組織の代謝熱産生、皮膚血管の収縮、発汗などを引き起こす。
体温を下げる作用。主に炎症による病的な発熱を下げることを指す。
酸素供給とは、生体の肺から動脈血を介して、末梢の組織や細胞へと酸素が運搬され供給される一連の生理学的プロセスのことである。
重症度判定とは、疾患や外傷などの病態がどの程度深刻であるかを評価し、治療の緊急度や適切な医療資源の配分を決定するための臨床的なプロセスである。
敗血症の分類のひとつ。敗血症の中で、腎機能障害や意識障害などの臓器障害や低血圧などを合併するもの。重症化すると敗血症性ショックと呼ばれる。
他の物質と結合していない単体としての水銀。かつては体温計などに使用された。
開心術とは、心臓の内部を直接治療あるいは手術するために、心腔内を開いて行う外科手術の総称である。
自律性体温調節のひとつ。骨格筋の震えを伴わない、褐色脂肪細胞による熱の産生。また、骨格筋でもサルコリピンが関わる非ふるえ熱産生が起こることが報告されている。
鱗とは、主に脊椎動物の体表を覆う硬い薄片状の構造物の総称であり、保護や運動補助などの多様な機能を担う生体組織である。 魚類、爬虫類、鳥類の脚部、哺乳類の一部(センザンコウなど)において発達がみられ、分類群によってその発生学的な由来や組織学的構造は大きく異なる。
マオウ(麻黄)、ケイヒ(桂皮)、カンゾウ(甘草)、キョウニン(杏仁)の4つを配合した麻黄剤。A型インフルエンザウイルスに対してノイラミニダーゼ阻害薬と同等の効果を示すとされる。
女性の月経周期における、排卵後の期間。排卵後に黄体から分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)によって、基礎体温が卵胞期よりも高温になる。高温期とも。
一次性偶発性低体温症
低体温