体温
身体が持つ温度。通常は平衡温を指す。健常者の平均体温は36.89±0.34(℃)とされる。
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身体が持つ温度。通常は平衡温を指す。健常者の平均体温は36.89±0.34(℃)とされる。
視床下部の視索前野および前視床下部に存在する、体温の調節に関わる神経の部位。
CRYとは、概日リズム(サーカディアンリズム)の生体時計機構において中心的な役割を果たすクリプトクロム(Cryptochrome)遺伝子、およびその遺伝子によってコードされるタンパク質の総称である。哺乳類においては主にCRY1とCRY2の2つのサブタイプが存在し、約24時間の周期刻みにおいて不可欠な転写因子としての機能を担…
Dartos筋膜とは、陰嚢の皮膚のすぐ深層に存在する平滑筋線維を含む薄い筋膜(皮下組織)であり、肉様膜とも称される構造である。
EWSとは、患者の生体情報やバイタルサインのわずかな変化を捉え、急変や心停止、予後不良を早期に予測・対応するために用いられる早期警告スコアの総称である。
摂取が禁止されている麻薬の成分となる依存症を引き起こす有機化合物。3,4-メチレンジオキシアンフェタミンの略称。
有機アニオントランスポーターのひとつ。プロスタグランジンの輸送を行う膜タンパク質。SLCO2A1とも。
タンパク質やエネルギー源が不足している状態。国内ではがんや肝硬変の患者、高齢者などに見られる。タンパク質エネルギー栄養障害とも。
SGLTのひとつ。腎臓の近位尿細管に発現してグルコースの再吸収(尿細管細胞内への取り込み)を行う。精巣や脳動脈、小脳、大脳、甲状腺、肝臓にも発現する。
無意識的に起こる、口を大きく開けて息を吸い込むと同時に目を閉じたり細めたりする動作。多くの脊椎動物で見られる。あくびによって耳管の開放が起こる。
発汗などの体温調節機能の異常によって起こる、体内への熱の異常な蓄積。
アカカビとは、不完全菌類に分類される糸状菌(カビ)の一属であるフザリウム属の真菌の総称であり、植物に様々な病害をもたらすとともに、ヒトや家畜に対して有害な代謝産物を産生する生物である。
主に体温上昇によって塩分を含む汗を分泌する汗腺。コリン作動性神経の特殊な交感神経が支配する。
エルゴペプチンアルカロイドとは、マメ科やイネ科などの植物に寄生する麦角菌(Claviceps属)などが産生するエルゴライン骨格を有するアルカロイドの一群であり、リゼルグ酸のアミド誘導体にペプチド鎖が結合した複雑な化学構造を持つ化合物の総称である。
エンドモルフィン1とは、哺乳類の脳組織から単離・同定された、強力かつ選択的なμオピオイド受容体作動薬として機能する内因性のペプチド(エンドモルフィン)の一種である。 アミノ酸配列がTyr-Pro-Trp-Phe-NH2で示されるテトラペプチドであり、中枢神経系における疼痛の制御やオピオイド受容体を介した様々な生理学的機…
エンドモルフィンⅡとは、哺乳類の中枢神経系において発見されている内因性のオピオイドペプチドの一種であり、強力かつ選択的にμオピオイド受容体に結合して鎮痛作用などの生理活性を示すテトラペプチドである。
クジラ類とは、偶蹄目(または鯨偶蹄目)に属し、完全水生適応を果たした哺乳動物の総称である。
側鎖が水素のみの最も単純な構造を持つアミノ酸。示性式は H2NCH2COOH
新生児にチアノーゼ、無力症状、低体温などを呈する疾患。骨髄が抑制されて赤血球が減るため皮膚が灰色に見える。クロラムフェニコールの過剰摂取が原因となる。灰白症候群とも。
ケトン型酸敗とは、糖尿病の合併症である糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の別称であり、インスリンの著しい不足と血糖値の上昇、および血中のケトン体増加に伴う重篤な代謝性アシドーシスを引き起こす病態である。 インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンであり、血液中のグルコース(ブドウ糖…
コクシジオイデス・イミチスとは、主としてアメリカ合衆国南西部やメキシコなどの乾燥地帯に生息し、ヒトにコクシジオイデス症を引き起こす二形性真菌の一種である。
熱帯アジア原産のショウガ科の多年草。根茎が食品や生薬(漢方)として用いられる。漢字では生姜や生薑。
セレトニンとは、中枢神経系および末梢神経系に広く分布し、情動のコントロールや睡眠、体温調節など多様な生理的機能に関与する神経伝達物質および生理活性物質である。 化学名を5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)と称し、生体内では必須アミノ酸であるトリプトファンを前駆体として生合成される。
フィードバック機構とは、生体内における恒常性(ホメオスタシス)を維持するために、ある生体反応の結果が再びその反応の系を制御する仕組みのことである。
プロスタグランジンのひとつ。プロスタグランジンH2からPGESの作用によって生成される。
アメリカの生理学者である W.B.Cannon が1932年に提唱した概念。生体恒常性とも呼ばれる。
急性上気道炎の治療薬(解熱鎮痛薬)の有効成分。ジピロンやスルピリンとも呼ばれる。分子式は C13H17N3O4S
降圧剤や妊娠中毒症の治療薬として用いられる、ラウオルフィアに含まれるアルカロイド。体温下降作用を持つ。これは交感神経のカテコールアミンを枯渇させることによるとされる。
健康な人が寒冷環境での遭難や冷水への転落などによって起こす低体温症。一次性偶発性低体温症とも呼ばれる。
38℃以上の発熱が現れるが、3日間検査をしても原因が特定できないものを指す。
両生類とは、脊椎動物亜門の一群であり、水生の幼生期を経て変態し、陸上生活に適応した四肢動物の総称である。
中温菌とは、主として人間や温血動物の体温付近である20℃から45℃程度の温度帯で最もよく生育する微生物(細菌、真菌など)の総称である。
健康な人なら問題がない低温環境でも、中枢神経の疾患や大量の睡眠薬の服用などによって意識的な問題が起こることで発生する低体温症。二次性偶発性低体温症とも呼ばれる。
二次性偶発性低体温症 二次性低体温症を参照。
日中に優位になる自律神経。ストレスや情動による中枢神経の活動性の変化を全身の臓器に伝える神経。ヒトの発生初期段階に、副腎と同様に神経堤細胞から作られる。
人間とは、生物学的に霊長目(サル目)ヒト科のヒト属に分類される唯一現存する種である学名をホモ・サピエンス(Homo sapiens)という。 生物学的な特徴として、高度に発達した大脳をもち、それによる抽象思考、言語の使用、文化や社会の形成能力を備えている点が挙げられる。
体温(深部体温)が35℃以下になることで現れる症状。ふるえ熱産生が誘発され、悪化すると臓器機能低下や循環の障害などが起こり、最終的には凍死する。
偶発性低体温症(accidental hypothermia) 低体温症を参照。
以下の条件を満たす状態。
呼吸、心臓の鼓動、体温、胃腸の動きなどの生理的な状態に関する身体内部の感覚。
冷たいと感じる状態や体温の低下を指す。
冷え性によって引き起こされる症状のこと。
体温調節中枢に存在する、温度低下を感知する神経細胞。
体温とは関係なく、ストレスなどの影響によって起こる発汗。
偶発性低体温症による死亡。
視床下部の前方部分。視床下部前部とも。
女性の月経周期における、月経から排卵までの期間。体温が低くなり、低温期とも呼ばれる。
熱帯地域全域に存在するマラリア。患者数は比較的少ないとされる。
覚醒直後の安静時の体温。女性の月経においては卵胞期に低くなり、黄体期に高くなる。
増殖期とは、生物学、医学、および細胞培養の文脈において、細胞、組織、あるいは微生物が分裂を繰り返し、その個体数や生体量が急速に増加する期間のことを指す。
結合腕傍核の一部。自律性体温調節に必要な温度の情報を伝達する中枢。
外皮とは、生物の体を外側から包み込んで保護する最外層の組織および器官系の総称である。
睡眠中の発汗。盗汗とも。
大脳皮質の側頭葉と前頭葉の境界(一次体性感覚野および二次体性感覚野の腹側)に位置し、吻尾側方向に長く嗅溝に平行して存在する部位。
閉じてから10分後の脇の温度。体温計で測定する体温。外気の影響を受けにくく、体内(深部体温)と同程度であるとされる。
循環系とは、多細胞生物の体内において血液やリンパ液などの体液を循環させ、酸素や栄養素の供給、老廃物の回収、免疫応答や体温調節などを担う一連の生体組織および器官の総称である。
酒(エタノール)を短時間に大量摂取したときに、分解できなかったエタノールが血液を介して脳に達し、脳内の神経細胞を麻痺させることで起こる中毒。
女性の月経周期における、 排卵が起こる期間。通常、排卵期を境に基礎体温の上昇が起こる。
感染症によって生じる全身の炎症とそれに付随する様々な症状の総称。セプシスとも。
末梢血とは、血管内を循環している血液の総称であり、深部組織や骨髄などの造血器官に対して、体表や四肢などの末梢組織を流れる血液を指す。