エキソサイトーシス
細胞内にある小胞が細胞膜の内側に融合して、小胞の中身を外部に放出するサイトーシス。開口分泌や吐細胞現象とも呼ばれる。
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細胞内にある小胞が細胞膜の内側に融合して、小胞の中身を外部に放出するサイトーシス。開口分泌や吐細胞現象とも呼ばれる。
エプシン2とは、細胞膜のエンドサイトーシスやクラスリン被覆小胞の形成に関与するタンパク質の一種である。
エルゴクリスチンとは、エルゴト菌(Claviceps purpurea)などに含まれる天然物であり、ペプチド型エルゴリン系アルカロイドの一種である。 本物質は麦角に由来する成分の一つとして知られており、化学構造的にはシクロペプチド鎖がエルゴリン骨格に結合した複雑な構造を有している。 エルゴクリスチンは、麦角アルカロイ…
エルゴペプチンアルカロイドとは、マメ科やイネ科などの植物に寄生する麦角菌(Claviceps属)などが産生するエルゴライン骨格を有するアルカロイドの一群であり、リゼルグ酸のアミド誘導体にペプチド鎖が結合した複雑な化学構造を持つ化合物の総称である。
細胞外の物質を細胞内に取り込むサイトーシス。真核細胞に備わっている働き。外部からの栄養や情報分子の取り込み、神経伝達物質の放出などに関わる機能。
エンドモルフィン1とは、哺乳類の脳組織から単離・同定された、強力かつ選択的なμオピオイド受容体作動薬として機能する内因性のペプチド(エンドモルフィン)の一種である。 アミノ酸配列がTyr-Pro-Trp-Phe-NH2で示されるテトラペプチドであり、中枢神経系における疼痛の制御やオピオイド受容体を介した様々な生理学的機…
エンドモルフィンⅡとは、哺乳類の中枢神経系において発見されている内因性のオピオイドペプチドの一種であり、強力かつ選択的にμオピオイド受容体に結合して鎮痛作用などの生理活性を示すテトラペプチドである。
エンドルフィンとは、脳下垂体などの中枢神経系や下垂体前葉において産生・分泌される内因性オピオイドペプチドの一種であり、主として鎮痛効果や多幸感の誘導に関与する神経伝達物質およびホルモンである。
モノアミンのひとつ。無脊椎動物の神経伝達物質であり、脊椎動物では合成されず受容体も存在しないとされる。
オーソステリックとは、受容体において内因性リガンドや主要なアゴニスト、アンタゴニストが結合する活性部位(結合部位)そのものを指す、またはその部位に対する性質を表す薬理学および生化学用語である。
ホルモンやサイトカイン、細胞増殖因子、神経伝達物質を除く生理活性物質の総称。ギリシャ語で「自分自身を調整する物質(self drag)」を意味する。
ベンゼンのオルト位(隣り合う炭素原子)に2個のヒドロキシ基を持つジフェノール。ピロカテコールやo-ベンゼンジオールとも呼ばれる。
カテコールの化学構造を骨格として、それにアミノ基が結合した構造を持つ有機化合物の総称。神経伝達物質のグループのひとつ。カテコラアミンやカテコラミンとも。
イミダゾールジペプチドのひとつ。β-アラニンとL-ヒスチジンからなるジペプチド。
クラビンアルカロイドとは、主としてエルゴットアルカロイドの一群であり、インドール環構造を基本骨格に持つ天然化合物の総称である。
側鎖が水素のみの最も単純な構造を持つアミノ酸。示性式は H2NCH2COOH
グリシンを神経伝達物質として利用する神経。
抑制性神経伝達物質であるグリシンをリガンドとする受容体。
グリシン脱炭酸酵素複合体とは、アミノ酸の一種であるグリシンの分解代謝において中心的な役割を果たす酵素系である。 この複合体はミトコンドリアのマトリックス内に存在しており、グリシン開裂系とも呼ばれる多酵素複合体である。
興奮性アミノ酸のひとつ。Gluとも表記される。
グルタミン酸からカルボキシル基を外してγ-アミノ酪酸に代謝する反応を触媒する酵素。グルタミン酸脱炭酸酵素とも呼ばれる。
グルタミン酸を神経伝達物質として興奮性の伝達を行う神経。
コカの葉に含まれる麻酔作用を持つ物質。初めて手術で使われた局所麻酔。
様々な動植物に含まれるレシチンの構成要素。分子式は C5H14NO
コリンとアセチルCoAからアセチルコリンを合成する反応を触媒する酵素。コリンアセチラーゼとも呼ばれる。
神経伝達物質としてアセチルコリンを放出する神経。アセチルコリン作動性神経とも。
コンソリデーションとは、医学・生物学の文脈において、記憶や学習の成果が時間経過とともに安定化し、脳内で固定される神経学的・認知的なプロセスを指す用語である。
コンホメーション変化とは、共有結合を切断することなく、単結合のまわりの回転などによって生じる分子の三次元構造(立体構造)の動的な変化を指す。 生物学および生化学の分野においては、主としてタンパク質や核酸などの生体高分子が、その機能を発揮する過程や制御される過程において示す構造変化を意味する。
小脳皮質の顆粒層に存在する神経細胞のひとつ。
シグナル伝達とは、細胞外の物理的化学的環境の変化や化学物質などのシグナルが細胞膜を通過するか、あるいは受容体を介して細胞内に伝えられ、細胞内の生化学的反応の連鎖を引き起こして最終的な生物学的応答を誘導する一連の分子メカニズムの総称である。
シグナル伝達物質とは、多細胞生物において細胞間あるいは細胞内での情報伝達を担う化学物質の総称である。
シナプシンのひとつ。シナプス小胞の近傍に存在し、シナプス小胞同士およびシナプス小胞をシナプス前部のアクチン線維につなぎとめておくことで、シナプス小胞からの神経伝達物質の放出を調節していると考えられている。
シナプシン2とは、哺乳類の神経系においてシナプス小胞の細胞骨格への結合やその局在を制御する、シナプス小胞関連リン酸化酵素基質タンパク質ファミリーの一種である。
ある神経細胞の軸索と別の神経細胞との間にできる連結部分。主に樹状突起スパイン上に形成される。刺激によってその数は増減する。
シナプス後膜に存在する、神経伝達物質を受け取る部分のこと。
生まれた直後のヒトを含む哺乳類の脳には、必要以上のシナプスが存在する。その中の必要なシナプスのみのを残し、不要なシナプスを除去する過程のこと。P/Q型カルシウムチャネルが必須であることが報告されている。
シナプスにおいて、情報を発する側の神経細胞のこと。シナプス前ニューロンとも。
神経細胞のシナプスのうち、神経伝達物質を放出する側。プレシナプスとも呼ばれる。
シナプス前終末の細胞膜。神経伝達物質を放出する部分。シナプス前部とも。
神経細胞のシナプスに加わる刺激の強さによってその部分の情報伝達効率が変化すること、また、変化できる性質のこと。頻繁に強く信号が伝達されるシナプスは次第にその結合が強くなり、そうでないシナプスはその結合が弱くなっていく。この可塑性はカナダの心理学者ドナルド・ヘッブ(Donald Olding Hebb)が提唱したため…
シナプス前終末にある、合成された神経伝達物質が貯蔵される直径40nm程度の袋状の器官。輸送小胞のひとつ。
シナプス後密度とは、化学シナプスのシナプス後膜の細胞質側に存在する、電子顕微鏡的に高電子密度の肥厚した構造物である。
シナプスにおいて、情報を受け取る側の神経細胞。シナプス後ニューロンとも。
シナプスにおいて、シナプス前終末(シナプス前膜)から放出される神経伝達物質を受け取る側。この細胞膜がシナプス後膜。
神経細胞の興奮性シナプスの後部において、シナプス伝達に関わるタンパク質が集積した構造体。神経伝達物質受容体や足場タンパク質、酵素などのシナプスの機能において重要なタンパク質が局在している。
シナプス前終末(シナプス前膜)からの神経伝達物質を受け取る側の神経細胞(シナプス後終末)の細胞膜。ポストシナプスや後シナプスとも呼ばれる。
シナプス前細胞(シナプス後膜)に対する電気刺激によって発生する膜電位の変化。
ある神経細胞のシナプス前膜と、接続相手の神経細胞のシナプス後膜との間にできる20nm程度の隙間。
組織を等張液でバラバラにした後、遠心器を用いて分離した、人工的なシナプス前終末の膜構造。
カルシウムイオン結合型膜タンパク質。タンデムC2ドメインを有する。分泌小胞膜上に局在する。
シナプス小胞の開口分泌に必須のタンパク質(t-SNARE)。HPC-1とも。
肉体や精神にかかる負荷のこと。
スフィンゴイド塩基のひとつ。スフィンゴ脂質の基本骨格である長鎖アミノアルコール。分子式は C18H37NO2
セレトニンとは、中枢神経系および末梢神経系に広く分布し、情動のコントロールや睡眠、体温調節など多様な生理的機能に関与する神経伝達物質および生理活性物質である。 化学名を5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)と称し、生体内では必須アミノ酸であるトリプトファンを前駆体として生合成される。
神経伝達物質のひとつ。5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)とも。幸せホルモンや幸福ホルモンと呼ばれることがある。
セロトニンを神経伝達物質とする神経細胞。縫線核(主に背側縫線核)が起始核となる。不安や恐怖の制御を行う神経回路の一部となる。
人体の様々な臓器に含まれる無味・無臭の有機化合物。人間の体重の約0.1%を占める。化学的にはアミノエチルスルホン酸と呼ばれる。分子式は C2H7NO3S
タンパク質キナーゼC(PKC)とは、細胞内におけるシグナル伝達経路の中心的な役割を担う、リン酸化酵素(キナーゼ)の一種である。
ダイナミンは小胞のエンドサイトーシスや細胞膜のダイナミクスに関与する酵素として広く知られているが、その中でもダイナミン3は、主として中枢神経系や精巣などの特定の組織において特異的に発現しているアイソフォームである。
クロストリジウム属である破傷風菌が産生する神経毒となるタンパク質。破傷風毒素とも。