ビタミンK
出血時などに血液が固まる働き(血液凝固)を助けるビタミン。γ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素となる。
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出血時などに血液が固まる働き(血液凝固)を助けるビタミン。γ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素となる。
体内に最も多く存在するビタミンK。メナキノンとも呼ばれる。主にMK-4(メナキノン4)の形で存在する。
乳酸菌のグループ(属)のひとつ。偏性嫌気性でヘテロ乳酸発酵を行う桿菌。
便秘の解消や排便の促進に使用される化合物(下剤)。
ピペリジンにカルボキシル基が結合したカルボン酸。インゲン豆や小豆、キャベツ、ピーマンなどに含まれる。
キシランなどの食物繊維からフェルラ酸を分離する反応を触媒する酵素。乳酸菌などの腸内細菌が持つ。
フルクトオリゴ糖に、さらにフルクトースが多数結合した多糖類。フルクトースの重合体。代表的なフルクタンはイヌリン。フルクタンは腸内で有機酸に変化する。
腸内細菌の属のひとつ。2008年にクロストリジウム属やルミノコッカス属の一部の菌種が再分類されて提唱された新菌属。ヒトの糞便などからの新菌種などを合わせて現在では11菌種が属する。
ブラウティア属の腸内細菌のひとつ。麹に含まれるグルコシルセラミドによって腸内で増加することが報告されている。
クズの根(カッコン)に2%以上含まれるフラボノイド。イソフラボンのC-配糖体。
プレシジョン・メディスンとは、日本語では精密医療や個別化医療とも呼ばれ、個々の患者の遺伝子、環境、生活習慣の違いを考慮に入れて、疾病の予防、診断、治療を最適化する医療アプローチのことである。
プレボテラとは、ヒトなどの腸内細菌叢や口腔内、膣内などの粘膜に多く常在するグラム陰性菌の属であり、バクテロイデス門に分類される偏性嫌気性菌の1つである。
ポリフェノールの重合体。穀物(茶やカカオ、大豆、小麦)や果物(ブドウやリンゴ、カキ)、樹木の樹皮などに含まれる。
日和見感染を起こす腸内細菌の属。有鞭毛細菌であり、高い運動性を持つ。
乳酸菌のように、腸内細菌叢を改善してヒトの健康に役立つ微生物のこと。広義には死んだ細菌も含まれる。
ベイロネラ属の細菌は、その代謝特性として糖質を直接資化して酸を産生する能力を欠いている点が大きな特徴である。
ボイド赤痢菌とは、グラム陰性の通性嫌気性桿菌であり、腸内細菌科に属する赤痢菌属の1種である。
複数のアミノ基を持つ有機化合物。窒素を含む低分子で塩基性の生理活性物質。全ての細胞が持つ物質であり、細胞の成長に必要。
生体の腸内や皮膚、口腔などで共生している膨大な数の微生物の総称。細菌叢や微生物叢、マイクロフローラとも言われる。腸内のマイクロバイオータは特に腸内細菌叢と呼ばれる。また、マイクロバイオームはゲノム全体としての総称であり区別される。
微生物が形成するコミュニティーのこと。微生物叢や細菌叢やマイクロバイオームとも呼ばれる。
リグナンのひとつ。麦や豆類、ナッツ、野菜などに含まれる。前駆体はセコイソラリシレシノール。腸内細菌によってエンテロジオールに代謝される。
甘味料として使用される糖アルコールのひとつ。マルトース(麦芽糖)の還元(水素添加)によって得られるため還元麦芽糖とも。還元水飴の一種。
糖アルコールのひとつ。植物、海藻類、キノコ類、細菌、酵母などに含まれる。
ミグリトールとは、主として2型糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬であり、α-グルコシダーゼ阻害薬に分類される糖質吸収遅延薬である。
気道や消化管を中心とする上皮細胞の膜表面(アピカル側)に分泌され、外部の刺激から上皮細胞を保護する役割を有する分子量4,500万以上の高分子糖タンパク質。小胞体で合成されて細胞内顆粒に蓄えられ、 様々な刺激に反応して細胞外へ開口放出により分泌される。
メタゲノム解析とは、環境試料から直接DNAを抽出し、次世代シーケンサーを用いて塩基配列を網羅的に決定することで、培養困難な微生物を含む微生物叢の組成や機能を解析する手法である。
最も簡単な構造をもつ炭化水素。天然ガスの主成分。常温で無色無臭の気体。毒性はなく引火性を持つ。分子式は CH4
γ-アミノ酪酸(GABA)を生産する植物性乳酸菌。乳酸菌の中でも腸内生存率が高い。ラブレ菌とも。
ケノデオキシコール酸が腸内細菌の働きにより変化した胆汁酸。胆石より抽出された。
ルミノコッカス属に分類される細菌は、ヒトの腸内フローラにおいて主要な菌群を構成しており、炭水化物の代謝や発酵に深く関与している。
センノシド類が腸内細菌による代謝を受けることで生じる、刺激性下剤としての作用を持つ有機化合物。大腸において酸化物のレインとなる。大腸の蠕動を促進する。
二次胆汁酸の前駆体となる、腸内細菌による化学変化を受けていない胆汁酸。
排便を促して便秘を改善する効果や、脂肪や胆汁酸、発がん物質などを吸着して排出する作用がある。
中温菌とは、主として人間や温血動物の体温付近である20℃から45℃程度の温度帯で最もよく生育する微生物(細菌、真菌など)の総称である。
ラクトース(乳糖)を分解する消化酵素(ラクターゼなど)を持たないため、ラクトースを小腸から吸収できずに起こる症状。
糖類(特にオリゴ糖)を嫌気呼吸によって代謝してエネルギーを得て、乳酸を放出する細菌の総称。特定の細菌を指す名前ではない。乳酸菌の多くは通性嫌気性。
胆汁酸が腸内細菌による代謝を受けて生成される、化学構造が変化した胆汁酸。
摂取した食品が腸管で消化された後に残る物質を元とする排泄物。糞便とも。
健常人の腸内細菌を患者に移植することで腸内細菌叢を改善する治療法。CDIに対して有効。
ある細菌が抗生物質による腸内細菌のバランス崩壊によって異常増殖することで起こる大腸炎。大腸に小さい円形の偽膜が見られることが特徴。偽膜性腸炎とも呼ばれる。
植物由来のリグナンを摂取した哺乳類の腸内で生成されるリグナン類。マンマリアンリグナンやエンテロリグナンとも。
ヒトに健康上の利益をもたらす腸内細菌。
入口が小腸、出口は肛門につながっている消化管。長さは約2m。消化物が通過するのにかかる時間は25~30時間。
腸内細菌異常増殖症候群を参照。
尿路感染症とは、腎臓から尿道に至るまでの尿路に病原体、主として細菌が侵入し感染を引き起こす疾患の総称である。
志賀赤痢菌は腸内細菌科に属する細菌であり、ヒトおよび霊長類に対して病原性を示す病原体である。 感染経路は主として経口感染であり、患者の糞便などに汚染された水や食物を摂取することによって感染が成立する。 志賀赤痢菌による感染症は赤痢と呼ばれ、非常に少数の菌量(10から100個程度)であっても発症し得る高い感…
腎臓や尿に3ヶ月以上に渡って異常が確認される病気。自覚症状がなく進行しやすい。成人の8人に1人の割合で発症しているとされる。最終的には透析が必要となる腎不全に陥る。
世界の死因の第3位を占める重要な呼吸器疾患。呼息に障害が起こる以下の疾患の総称。40歳以上の約8%に潜在的患者が存在するとされる。
細菌の生存や増殖を抑制する作用を持つ医薬品。抗生物質は抗菌薬のうち微生物によって生成されたものを指す。
抗菌薬の投与によって腸内細菌叢が変化することで引き起こされる下痢の総称。
感染症によって生じる全身の炎症とそれに付随する様々な症状の総称。セプシスとも。
腸内環境(腸内細菌のバランス)を整え、それによって便通を正常化すること。
新生児のビタミンKの欠乏によって起こる消化管出血。新生児は腸内細菌が少ないためビタミンKの生成量が少ない。
腸内に存在する細菌のうち、善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢な側に合わせて働き方が変わる菌。
歯を支える組織がプラーク中の歯周病菌によって破壊される感染症。歯肉炎と歯周炎に分けられる。
哺乳類の母が分泌する乳幼児の栄養源。乳汁とも。牛の母乳を特に牛乳と呼ぶ。
消化器系とは、口腔から肛門に至るまでの消化管と、唾液腺、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化腺を含む一連の器官系であり、食物の摂取、物理的消化、化学的消化、栄養素の吸収、および排泄を担う生体システムである。
炎症性腸疾患関連関節炎とは、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患に合併して生じる関節炎の総称であり、脊椎関節炎という疾患群に分類される慢性的な炎症性疾患である。 炎症性腸疾患患者のうち約20から30パーセントに関節の症状が合併するとされており、消化器症状だけでなく運動器の障害を引き起こす代表的な…
酢酸や酪酸、プロピオン酸などの炭素鎖を構成する炭素の数が6個以下の脂肪酸。揮発性脂肪酸や低級脂肪酸とも呼ばれる。
粘膜組織とは、体外に開放されている消化管、呼吸器、泌尿生殖器などの器官の内腔を覆い、上皮組織とその下層にある結合組織から構成される湿潤な生体膜の総称である。