インスリン抵抗性
インスリンによる血糖降下作用が減弱する現象や状態。グルコースを取り込むGLUT4の細胞内移動に異常を来すことが一因となる。
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インスリンによる血糖降下作用が減弱する現象や状態。グルコースを取り込むGLUT4の細胞内移動に異常を来すことが一因となる。
ANGPTL6とは、アンジオポエチン様タンパク質6(Angiopoietin-like protein 6)のことであり、主として肝臓から分泌され血管新生やエネルギー代謝の調節に関与する液性因子である。
C/EBPファミリーに属する転写因子として働くタンパク質。小胞体ストレスにより誘導され、細胞にアポトーシスを誘導する。
脂肪組織や肝臓の異常で確認されるマクロファージなどの集合。
FABP4とは、主に脂肪細胞やマクロファージに多量に発現し、脂肪酸などの疎水性リガンド可逆的に結合して細胞内輸送を行う細胞質型タンパク質ファミリーの一種である。 アディポサイト型脂肪酸結合タンパク質(aP2)とも称され、脂肪酸の代謝制御やシグナル伝達において重要な役割を担っている。
グルコーストランスポーターのひとつ。筋肉や脂肪に多く発現し、インスリンや運動の刺激によって細胞内の細胞核周囲から細胞膜表面へ移動してグルコースを取り込む。
白血球や消化管、脂肪組織に発現する、酢酸などの短鎖脂肪酸をリガンドとする受容体。遊離脂肪酸受容体2(FFAR2)とも。
HOMAによるインスリン抵抗性の評価。空腹時インスリン値と空腹時血糖値を掛け合わせた数値。HOMA-Rとも。
IRS6とは、インスリン受容体基質(Insulin receptor substrate)ファミリーに属するタンパク質の一つであるIRS6遺伝子によってコードされる分子である。 インスリンおよびインスリン様成長因子のシグナル伝達経路において重要な役割を果たしていると考えられている。
ヘパトカインのひとつ。好中球を活性化する因子として同定された。
プラスミノーゲン活性化因子を特異的かつ即時的に阻害して血栓を溶解する線溶系の開始段階を制御するタンパク質。組織内において血管内皮細胞の遊走を担う。プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1。
PPARγに結合するコアクチベーターとして同定された転写制御因子。白色脂肪細胞においてはミトコンドリア生合成の増強やUCP1の発現増加などによる褐色脂肪細胞様変化を生じさせる。
REDD1とは、ストレス応答や低酸素状態、DNA損傷などによって細胞内で誘導されるタンパク質であり、主にmTORC1シグナル伝達経路を強力に抑制することで細胞成長やタンパク質合成を負に調節する分子である。
細胞質に存在するスフィンゴミエリンシンターゼ。セラミドとホスファチジルコリンからスフィンゴミエリンを合成する。
SREBP1cとは、哺乳類における脂質、特に脂肪酸および中性脂肪(トリアシルグリセロール)の生合成を制御する主要な転写因子である。
固形がんに対して出血性の壊死を誘導する因子として発見されたサイトカイン。腫瘍壊死因子-αとも呼ばれる。
アクアポリン9とは、主に肝臓や白血球などの細胞膜に発現し、水だけでなくグリセロールなどの小さな非荷電性分子や尿素などを選択的に透過させるチャネル蛋白質である。
脂肪細胞から特異的に分泌されるアディポカイン。
水溶性食物繊維に分類される多糖類。フルクトースが多数結合したフルクタン。
膵臓のランゲルハンス島に存在するβ細胞から分泌されるペプチドホルモン。ショウジョウバエから哺乳類まで進化的に保存されている。インシュリンとも。
n-3系脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸のひとつ。EPAと呼ばれることが多い。イコサペント酸やIPA(イコサペンタエン酸)と呼ばれる。
フラボノイドではないポリフェノールの一種。代表的なクロロゲン酸類。主にコーヒーに含まれる。
スルホニルウレア系の二型糖尿病の治療薬。β細胞を刺激してインスリン分泌を促進し、肝臓および末梢組織でのインスリン抵抗性を改善する。商品名はアマリール。
ステアロイルCoA脱水素酵素-1(SCD1)とは、小胞体に存在し、飽和脂肪酸であるステアロイルCoAやパルミトイルCoAのシス-9位に二重結合を導入して、オレイン酸やパルミトレイン酸といった一価不飽和脂肪酸へ変換する反応を触媒する律速酵素である。
ステロイドの副作用として引き起こされる代謝異常が原因となる糖尿病。糖を合成する働きを高めるため血糖が増加する。
ブロッコリーとその発芽物のブロッコリースプラウト(ブロッコリーの芽)に含まれるファイトケミカルの一種。イソチオシアネートのひとつでもある。
スフィンゴイド塩基と脂肪酸がアミド結合した化合物の総称。最も単純なスフィンゴ脂質。セラミドにリン酸や糖などが結合したものは複合スフィンゴ脂質と呼ばれる。
セレノプロテインおよびヘパトカインのひとつ。ミネラルのセレンを多く含むタンパク質。
チアゾリジンを骨格とするヘテロ環式化合物。グリタゾンとも。インスリン抵抗性を改善する。
チアゾリジンを基本骨格とする糖尿病治療薬。
炭素数16の飽和脂肪酸。生体内に最も多く存在する。
チアゾリジンジオンの誘導体。二型糖尿病の治療に使用される。商品名アクトスなど。
ピコリン酸とクロム(三価クロム)が結合した化合物。ピコリン酸クロムの摂取(1000μg及び600μg/日)でインスリン抵抗性の低減効果が確認されている。
ヘパトカインのひとつ。ほぼ肝臓からのみ分泌され、齧歯類ではインスリン抵抗性と無症候性炎症を誘発する。
ブルーム症候群とは、遺伝子の異常によって引き起こされ、成長障害、特異的な顔貌、日光過敏症、および著しい悪性腫瘍(がん)の発症リスクの増加を特徴とする、極めて稀な常染色体劣性遺伝性の遺伝性疾患である。
プロテインキナーゼCθとは、セリン・スレオニンキナーゼファミリーに属するプロテインキナーゼCアイソザイムの一つであり、主にT細胞の活性化やシグナル伝達において中心的な役割を果たす酵素である。
細胞内の主要なセリン・スレオニンホスファターゼ。
グルコースの代謝における分岐経路のひとつ。最終的にヘキソサミンであるUDP-N-アセチルグルコサミンが生合成される。ヘキソサミン生合成経路とも呼ばれる。
肝臓から分泌されるホルモンの総称。肝由来分泌タンパク質。
ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)とは、細胞の増殖、生存、代謝、運動能など多様な生理機能を調節するシグナル伝達に関与する酵素のファミリーである。
キク科の野菜。国内では福島県の特産物。サツマイモに似ているが、デンプンはほとんど含まれず、フルクトオリゴ糖や食物繊維、ポリフェノールを多く含む。
脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカインのひとつ。インスリン抵抗性を引き起こす。インスリンの働きに抵抗する物質であることから名付けられた。
肥満によって増える脂肪細胞によってインスリンが効きにくい状態(インスリン抵抗性)になることや、インスリンの分泌量自体が減ることよって起こる糖尿病。糖尿病の90%近くがこの二型糖尿病である。インスリンの投与が必ずしも必要でない場合があるためインスリン非依存性糖尿病とも呼ばれる。
必須アミノ酸のうち以下の種類は、その枝分かれ構造から分岐鎖アミノ酸と呼ばれる。分枝鎖アミノ酸とも。
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の一種。肝臓内に脂肪が沈着するのみであり、通常は非進行性で悪影響は少ない。
筋肉の減少を特徴とする代謝異常症候群。脂肪の減少は伴う場合と伴わない場合がある。
歯を支える組織がプラーク中の歯周病菌によって破壊される感染症。歯肉炎と歯周炎に分けられる。
炎症性とは、生体が感染、物理的刺激、化学物質、虚血などの有害刺激を受けた際に、それを排除して組織を修復しようとする一連の生体防御反応である炎症を引き起こす性質、あるいはその状態を指す医学・生物学用語である。
血液中のブドウ糖(グルコース)を調整するインスリンを分泌するβ細胞の異常や、インスリンが自体が効きにくくなることによって血糖が増え、血糖値が上がる病気。
経口血糖降下薬とは、血糖値を下げる目的で経口投与される薬剤の総称であり、主に2型糖尿病の治療薬として用いられるものである。
体に脂肪(脂肪細胞)が過剰に蓄えられた状態のこと。
中性脂肪(トリアシルグリセロールやコレステロールのエステル)を蓄える細胞。通常の細胞の数倍~10倍の直径(最大で約200μm)を持つ。骨格筋や心筋の脂肪細胞は1μm程度と小さい。
脂肪萎縮症 >脂肪萎縮症は本来脂肪組織から分泌される善玉アディポサイトカインであるレプチンなどが減少することにより、脂肪肝などの著明な内臓脂肪蓄積、インスリン抵抗性、重症糖尿病を呈します。
膵島アミロイドとは、膵臓のランゲルハンス島(膵島)において、アミロイドと呼ばれる不溶性の線維状タンパク質が異常沈着したものである。
運動をすることによって病気の症状を予防・改善する治療法。
内臓脂肪の過剰な蓄積によって、血液中の遊離脂肪酸が脂肪細胞に取り込まれずに増えた状態。肥満や糖尿病において見られる。