内耳
耳において、中耳よりも奥に存在する部分。前庭系と蝸牛が存在する。
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耳において、中耳よりも奥に存在する部分。前庭系と蝸牛が存在する。
内耳圧とは、内耳の内部を満たす内耳液(内リンパおよび外リンパ)が迷路壁に対して及ぼす圧力のことである。
代表的な感音難聴。主に蝸牛の障害が原因となる。
聴覚と平衡感覚の情報伝達を行う脳神経。第Ⅷ脳神経や聴神経とも。
内耳蝸牛(ないじかぎゅう)とは、側頭骨の岩様部に位置し、哺乳類を含む脊椎動物の聴覚受容器として音波の振動を電気信号に変換する蝸牛管などを内包する骨迷路の一部である。
COCHとは、難聴の原因となるタンパク質であるコクレインをコードする遺伝子の名称である。 ヒトのゲノムにおいて、COCH遺伝子は第14染色体の長腕(14q12-q13)に位置している。
コリントランスポーター様タンパク質のひとつ。主に舌や筋肉、腎臓、心臓、肺などに発現する。
内耳や嗅上皮、骨格筋、腎臓などの器官発生に重要な転写因子。歯根膜の増殖に関わることが示唆されている。
ジオチランを含むヘテロ環式化合物。6位に不斉炭素を有するキラル分子であり、天然に存在するα-リポ酸はR体。
自分や周囲が回転しているように見えたり、船に揺られているようなふらつき感じたりする症状。前者を回転性めまい、後者を浮動性めまいと呼ぶ。漢字では目眩。
アデノシン三リン酸(ATP)のナトリウム塩。商品名はトリノシン、アデホス(アデホスコーワ)。
内耳に存在し、音の伝達に関わる耳小骨を構成する骨。漢字では鐙骨。ヒトの骨の中で最も小さい(約3mm)。
常染色体優性遺伝疾患による難聴(DFNA9)の原因遺伝子であるCOCH (コーク)から発現するタンパク質。
コネキシンのひとつ。内耳の細胞間のイオン輸送を行うギャップ結合を集積・安定化させるために必須とされる。
内耳(蝸牛)に存在する、音の振動(蝸牛の基底膜の振動)を電気信号に変換する器官。
眼症状(結膜炎、上強膜炎、強膜炎、ブドウ膜炎、非梅毒性間質性角膜炎などによる充血、痛み、眩しさ)と内耳症状(感音性難聴、メニエール病様症状)、血管炎などを起こす稀な疾患。他の症状として発熱や倦怠感、関節痛、筋肉痛、体重減少、消化管出血、リンパ節腫脹などがある。
梅毒で起こる以下の3つの症状の総称。ハッチンソン三徴候とも。
内耳の蝸牛内(コルチ器)に存在する外有毛細胞の細胞膜に存在する膜タンパク質。分子モーター(モータータンパク質)のひとつであり、聴覚の増幅に関わるとされる。
複素環式化合物のひとつ。分子式は C8H12N2
めまいの治療薬の有効成分。メシル酸ベタヒスチンとも呼ばれる。商品名はメリスロンやメタヒスロンなど。
内耳にできる内リンパ水腫などが原因で耳鳴りや難聴、めまい(回転性めまい)などが起こる疾患。
色素細胞の分化の異常によって起こる症候群。転写因子のMITFが原因とされる。ワーデンブルグ症候群と表記される場合もある。
三叉神経圧痕とは、頭蓋骨の蝶形骨上面および側頭骨の錐体尖において、三叉神経半月神経節(ガッセル神経節)が収まる浅い圧痕のことである。 解剖学的には側頭骨錐体の前面、内耳道の前上方にあたり、硬膜性の陥凹であるMeckel腔(三叉神経腔)と密接に関連している。
有毛細胞の運動毛に隣接して存在する。
外耳より奥に位置する部分。さらに奥に内耳がある。
二次感覚細胞とは、感覚受容を行う細胞自身が軸索を持たず、シナプスを介して神経細胞に情報伝達を行う受容器の構造上の分類である。
頭蓋骨の内、側面を構成している骨。人体を構成する骨の中で最も硬いとされる。頭蓋底を構成する骨のひとつで、内側に内耳が存在する。
先天性難聴とは、出生時または出生直前にすでに存在している聴覚の障害のことである。厚生労働省や国立成育医療研究センターなどの公的機関の見解によれば、新生児における先天性難聴の発生頻度は出生1,000対およそ1〜2人とされており、小児期に発見される感音難聴の中で最も頻度の高い疾患の一つである。聴覚は言語の獲得…
内耳に存在する膜迷路の内腔を満たすリンパ液。
内耳に発生する水腫。メニエール病などで見られ、めまいの原因となる。
特殊感覚のひとつ。運動の方向や速度の変化、傾きなどの感覚。平衡感覚とも。
内耳神経のひとつ。平衡感覚の情報を伝達する。神経鞘腫の発生頻度が最も高い。
前庭神経上核(ぜんていしんけいじょうかく)とは、脳幹の橋上部に位置し、前庭神経からの入力を処理する主要な神経核の一つである。
身体の平衡感覚(前庭感覚)や回転感覚に関わる内耳の器官の総称。
揺れが原因となる体調不良。平衡感覚を司る内耳の前庭器官(三半規管や耳石など)が受ける加速度刺激が強すぎることが原因と考えられていたが、映像のみの刺激でも発症することから詳細は不明。
半夏白朮天麻湯とは、日本の伝統医学において用いられる漢方薬(方剤)の一つであり、主に胃腸の働きを高めつつ水分代謝を調整し、頭痛やめまいなどの症状を改善する目的で使用される方剤である。
内耳に存在する前庭器の一部。回転を知覚する働きを持つ。
外リンパとは、内耳の骨迷路と膜迷路の間に満たされている液体の総称である。
神経細胞や感覚器、口腔および肛門の組織、水晶体、内耳、皮膚などの上皮細胞に分化する胚葉。
平衡とは、可逆的な化学反応において正反応の速度と逆反応の速度が等しくなり、見かけ上反応物がこれ以上増加も減少もしない状態で化学平衡の状態にあることをいう。
平衡覚とは、身体の傾きや回転、および重力の方向を感知し、姿勢や平衡を保つための感覚である。
細胞表面にある小突起。栄養の吸収や細胞からの分泌、細胞外環境のセンシング、細胞接着など多くの細胞機能に関わる。胎盤や腸壁、内耳などの細胞に存在する。
瞬間的に発せられた大きな音によって生じる内耳性難聴。例えば、銃火器による音が原因となることが報告されている。
感覚核とは、末梢神経から伝達される感覚情報の最初の中枢神経系における中継核であり、脳幹や脊髄の内部に存在する神経細胞の集合体である。
聴覚に関わる神経の障害が原因となる難聴。その多くは内耳性難聴。
内耳の蝸牛と前庭に存在する、聴覚の一次感覚細胞。物理的な刺激を神経の刺激に変換して蝸牛神経節細胞に伝える。有毛細胞の放出する神経伝達物質はグルタミン酸と考えられている。
毛色とは、哺乳類などの動物における体毛の色彩を指す生物学的形質であり、遺伝子によって厳密に制御されている表現型の一つである。 動物の毛色は色素細胞であるメラノサイトにおいて産生されるメラニン色素の種類、量、およびその毛包内での分布状態によって決定される。
律動的に反復する眼球の不随意運動。一般的には衝動性眼振を指す。
感覚器で受け取った刺激を中枢神経に伝える神経。
突然起こる原因不明の内耳性難聴。感音難聴に区分される。
第Ⅷ脳神経(eighth cranial nerve) 内耳神経を参照。
音を聴いたり移動感覚や平衡感覚を知覚するための感覚器(感覚器官)。
鼓膜の振動を耳の奥(内耳)に伝える役割を持つ骨。
明らかな外界の音がない状態で感じる「キーン」や「ジー」といった異常な音の感覚。
聴神経(auditory nerve) 内耳神経を参照。
音(空気の振動)の感覚。内耳の蝸牛で認識する。
聴覚中枢とは、耳から入力された音に関する情報を脳内で処理・統合し、音の認知や識別を行う中枢神経系の領域の総称である。
聴覚器とは、外界からの音波を受容し、それを神経信号に変換して脳へ伝達する一連の感覚器の総称である。 人間の聴覚器は、物理的な音をとらえて電気信号へと変換する精緻な器官であり、大別して外耳、中耳、内耳の3つの領域に分けられる。
脳から出ている12対の神経。脊髄を出入りする脊髄神経に対して頭蓋骨を出入りする神経を指す。
卵形嚢とこれに出入りする3つの半規管(三半規管)、球形嚢、蝸牛管、内リンパ管、内リンパ嚢によって構成される内耳の部位。内部は内リンパと呼ばれる液体で満たされている。