寄生
別の生物に取りつき、一方的に持続して栄養分などを得ること。
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別の生物に取りつき、一方的に持続して栄養分などを得ること。
他の生物に寄生(別の生物から一方的に持続して利益を得ること)して生きる生物。
トキソプラズマが感染した細胞内で形成する細胞小器官。これによって宿主から栄養分を摂取することで効率的に増殖する。IFN-γによって寄生胞を破壊するGTPase(GBP、IRG)が誘導される。
寄生生物のうち、動物(多細胞生物)に分類されるもの。
寄生虫体とは、宿主の体内または体表に定着して栄養を摂取し、生活史の全部または一部を依存する生物の個体そのものを指す用語である。
寄生虫感染症とは、寄生虫(原虫や蠕虫など)が宿主の体内へ侵入し、定着・増殖することによって引き起こされる疾患の総称である。地球上の広範な地域、特に熱帯や亜熱帯などの気候条件が揃った地域を中心に多大な罹患率と死亡率をもたらす公衆衛生上の重大な課題となっている。
アニソールに3つの塩素原子が結合した誘導体。ワインのブショネ(コルクテイント、コルクによる品質劣化)の主な原因となる芳香族化合物。活性型の塩素とコルク栓に寄生する微生物によって自然発生する。
B細胞において抗体のクラススイッチを促進し、微生物感染から生体を防御する役割を持つ遺伝子。
CFP-10とは、主に結核菌(結核の原因菌であるMycobacterium tuberculosis)のゲノム上に存在する遺伝子から発現し、宿主の免疫応答において重要な役割を果たす10kDaの培養上清プロテイン(Culture Filtrate Protein 10)のことである。 このタンパク質はESAT-6とともに、結核の感染診断やワクチン開発の分野で極めて重要な…
IFN-γによって誘導されるGTPase。13個のファミリー分子が存在する。マクロファージ内に存在し、トキソプラズマの寄生胞の破壊に重要。
免疫グロブリンのクラスのひとつ。進化的に最も後にできた抗体で、哺乳類のみが持つ。通常、健康な人の血液中には微量しか存在しない。
IFN-γを介してマクロファージを活性化することで細胞内寄生性病原微生物に対する生体防御に関与する自然リンパ球。
腸間膜に存在するリンパ球集積(FALC)で発見された自然リンパ球。2型自然リンパ球とも。自然免疫に関わる造血幹細胞由来のリンパ球。NH細胞(ナチュラルヘルパー細胞)とも呼ばれた。
INF-γ(インターフェロン・ガンマ)とは、主に活性化T細胞やナチュラルキラー細胞(NK細胞)によって産生・分泌される、免疫応答において中心的な役割を果たすサイトカインの一種である。
IFN-γによって誘導される47kDaのGTPase(IGTP)やそのファミリー分子群。トキソプラズマが感染細胞内で形成する寄生胞の破壊に重要。
好酸球に含まれる顆粒にある塩基性のタンパク質。顆粒に含まれるタンパク質の50%を占める。
パターン認識受容体のひとつ。細胞内に寄生する細菌を認識する。この認識はロイシンリッチリピートによって行われるとされる。
ナイーブT細胞(ナイーブヘルパーT細胞)またはNKT細胞を指す。
ヘルパーT細胞の種類のひとつ。Th2サイトカインを分泌して好酸球や好塩基球、肥満細胞を活性化して寄生虫に対する攻撃を行う。
Trypanosoma cruziとは、南アメリカから中アメリカにかけて風土病として存在する、人獣共通感染症のシャーガス病を引き起こす原虫の一種である。
主なテルピネオール。月桂樹やブドウ、カルダモン、ローズマリー、アニス、マジョラムなどに含まれる。ワインの香りに関わる成分のひとつ。抗菌活性や抗カビ活性、蟻に対する殺虫作用などを持つ。
アクチノバチルス属の細菌は、動物の口腔内や呼吸器系の常在菌として存在することが多く、特定の宿主に対して高い病原性を示す種が含まれている。
フェノトリンやイベルメクチンが有効とされる。
線形動物に分類される寄生虫(蠕虫)。大きさ1〜3cm程度の糸状。アニサキス症の原因となる。
生きたアニサキスを摂取することで起こる症状。
トキソプラズマなどアピコンプレクサ属に見られる、寄生生物の生存に必須の色素体。
放線菌(ストレプトマイセス・アベルメクチニウス)が生産する、大環状ラクトンと3分子の2,6-ジデオキシ-L-アラビノースが縮合した配糖体。抗寄生虫薬の有効成分。エバーメクチンとも。ジヒドロ体はイベルメクチン。エバーメクチンとも。
アメリカトリパノソーマ病とは、原虫の一種であるクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染によって引き起こされる人獣共通感染症であり、別名シャーガス病とも呼ばれる寄生虫病である。 主として中南米の風土病であるが、近年では人口移動に伴い非流行国へも感染者が拡がっている疾患である。
ヨモギの一種(クソニンジン)から抽出されたマラリアの治療薬となるセスキテルペノイド。チンハオス(青高素)とも。
寄生虫駆虫作用を持つ16員環マクロライド系抗生物質。フィラリア、オンコセルカ症、糞線虫症、疥癬などに対する治療薬。アベルメクチンのジヒドロ体。商品名はストロメクトールやメクチザン。
インターフェロンガンマとは、免疫応答において中心的な役割を果たすサイトカインの一種であり、特に抗ウイルス作用、抗腫瘍作用、および免疫細胞の活性化に深く関与するタンパク質である。
ウイルス分離法とは、生体組織、培養細胞、あるいは発育卵などを用いて臨床検体などから目的とするウイルスを生きた状態で増殖させ、検出・分離する実験室診断およびウイルス学における基本的な手法である。
肺吸虫の一種。淡水カニ体内に寄生し、不十分な加熱のまま経口摂取することで感染する。待機宿主はイノシシ。モクズガニや猪肉から感染し、南九州で見られる。
キタキツネに寄生する蠕虫の属。エキノコックス症の原因となる。
エルゴクリスチンとは、エルゴト菌(Claviceps purpurea)などに含まれる天然物であり、ペプチド型エルゴリン系アルカロイドの一種である。 本物質は麦角に由来する成分の一つとして知られており、化学構造的にはシクロペプチド鎖がエルゴリン骨格に結合した複雑な構造を有している。 エルゴクリスチンは、麦角アルカロイ…
エルゴペプチンアルカロイドとは、マメ科やイネ科などの植物に寄生する麦角菌(Claviceps属)などが産生するエルゴライン骨格を有するアルカロイドの一群であり、リゼルグ酸のアミド誘導体にペプチド鎖が結合した複雑な化学構造を持つ化合物の総称である。
グラム陰性の桿菌の一属。11種のうち3種がヒトに病原性を示すとされる。インベイシンを産生する。マクロファージなどの細胞内に寄生する。
ブユが媒介するフィラリア(回旋糸状虫、オンコセルカ・ヴォルバラス)が皮下に寄生し、腫瘤を形成後、幼虫のミクロフィラリアが目に移行し失明を引き起こす感染症。河川盲目症とも。
リーシュマニア原虫の寄生が原因となるリーシュマニア症のひとつ。内臓リーシュマニア症とも。
真菌のひとつ。菌糸が集合した傘(子実体)をキノコと呼ぶ場合が多いが、その実体は菌(菌糸)である。植物とは異なる。
ヒトに感染する偏性細胞内寄生性細菌の一種。生きている細胞内でのみ増殖可能。
哺乳類に感染してクリプトスポリジオシスを引き起こす原虫。腸管の上皮細胞の微絨毛に侵入して寄生し増殖する。
ケジラミとは、ヒトの陰毛や毛髪などに寄生して吸血し、強い瘙痒感(かゆみ)を引き起こす昆虫の一種である。 シラミ目(Phthiraptera)のケジラミ科に分類され、学名をPthirus pubisと称する。 ヒトを唯一の宿主とする外部寄生虫であり、世界中に広く分布している。
Q熱の原因となる細菌。コクシエラ菌とも。
寄生虫の一種。条虫科や裂頭条虫科の条虫の総称。腸粘膜に付着して成長し、長いものでは全長10m近くになる。漢字では真田虫。名前の由来は真田紐に似ていることから。
サルモネラ属の細菌の総称。腸管上皮細胞に感染して胃腸炎や食中毒を起こすグラム陰性桿菌。サルモネラ菌に分類される細菌は2000種類以上が確認されているが、食中毒の原因となる代表はサルモネラ・エンテリティディス。
寄生虫(原虫)の休眠状態。嚢子とも。
シャルコー線維とは、好酸球の細胞膜崩壊に伴って産生されるリゾホスホリパーゼを主成分とする、両端のとがった六角錐状の結晶構造物である。 気管支喘息患者の喀痰やアレルギー性疾患における組織中に高頻度に出現することが知られており、免疫学および病理学の分野において臨床的意義を持つ指標の一つとして扱われている…
シャーガス病とは、クルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)という寄生虫によって引き起こされる人獣共通感染症であり、アメリカ大陸の熱帯地域を中心に風土病として分布している疾患である。
鳥類や哺乳類に寄生する昆虫。ヒトでは毛や衣服に寄生する。
放線菌の属。抗生物質や免疫抑制剤、抗寄生虫薬となる有用な化合物を産生する。ストレプトマイシンの名の由来となった。ストレプトミセスとも。
ベンズイミダゾール系の薬剤。糞線虫などの寄生虫に対する駆虫薬。商品名はミンテゾール。
線虫の科のひとつ。哺乳類の目に寄生する。
東洋眼虫とも呼ばれる、テラジア科の寄生虫。目の結膜に寄生し、テラジア症(東洋眼虫症)の原因となる。主に西日本で見られる。中間宿主はメマトイ(ハエ)。
テラジア科の寄生虫。牛からヒトの目に感染することが確認された。全長1〜2cm。
テラジア科の寄生虫によって引き起こされる症状。ヒトには以下の3種類の寄生が確認されている。
エメチンのデヒドロ体。寄生虫やアメーバ赤痢の治療薬。
膣トリコモナスによる感染症。男性の泌尿器にも寄生し得る。性感染症のひとつ。院内感染の例も報告されている。治療薬はメトロニダゾールやチニダゾール。
原生生物の科のひとつ。トリパノソーマ症(アフリカ睡眠病)やナガナ病、スーラ病などを引き起こす原虫。哺乳類に寄生する。
トリパノソーマ科の寄生性原虫。アフリカ睡眠病やナガナ病の原因となる。アフリカトリパノソーマとも。