抗がん剤
がんに対する化学療法として使用される医薬品。がん細胞のDNA複製や細胞分裂を抑制する。
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がんに対する化学療法として使用される医薬品。がん細胞のDNA複製や細胞分裂を抑制する。
セロトニン受容体のひとつ。求心性迷走神経末端に発現し、腸クロム親和性細胞から分泌されるセロトニンによって刺激されると嘔吐中枢を介して嘔吐が引き起こされる。
アミノ酸のひとつ。δ-アミノレブリン酸とも。
ABCC4とは、ATP-binding cassetteトランスポーターファミリーに属する膜タンパク質であり、MRP4(Multidrug resistance-associated protein 4)としても知られている遺伝子およびタンパク質である。ヒトではABCC4遺伝子によってコードされており、細胞膜上に局在して様々な基質の輸送に関与している。
ABCタンパク質のひとつ。BCRPとも。
ALK融合遺伝子陽性肺がんとは、ALK(Anaplastic Lymphoma Kinase:未分化大細胞リンパ腫キナーゼ)遺伝子と別の異なる遺伝子が何らかの原因で結合し、異常な融合遺伝子が形成されることによって引き起こされる非小細胞肺がんの一種である。
ピペリジンの誘導体。3-(2-メトキシベンジルアミノ)-2-フェニルピペリジンとも。
D-アミノ酸の酸化的脱アミノ反応を触媒するオキシダーゼ。ペルオキシソームに局在し、活性はフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)に依存する。
DNAメチルトランスフェラーゼのひとつ。DNA維持メチル化に必要なタンパク質のひとつ。UHRF1に認識された片鎖メチル化DNAを両鎖メチル化状態とする。
敷石状に増殖する上皮細胞(epithelium)がその性質を失って、細胞間接着の弱い間葉細胞(mesenchyme)としての性質を新たに得る現象。炎症部分の創傷治癒やがんの転移に関わるとされる。上皮間葉転換とも。EMTとは逆の変化である、間葉細胞から上皮細胞への転換はMETと呼ばれる。
PEG2受容体のひとつ。PGE2の結合によって骨形成が促進され、腸管バリアが亢進することが報告されている。
FOLFOX6とは、主に大腸がんなどの悪性腫瘍に対する化学療法として用いられる、複数の抗がん剤を組み合わせた多剤併用療法レジメンの一つである。
GVH反応によってがん細胞が攻撃され、白血病などのがんの治療効果が高まる現象。片親のHLAのみが一致した場合に確認されている。
腸間膜に存在するリンパ球集積(FALC)で発見された自然リンパ球。2型自然リンパ球とも。自然免疫に関わる造血幹細胞由来のリンパ球。NH細胞(ナチュラルヘルパー細胞)とも呼ばれた。
酸化ストレスに対する生体防御機構として重要な役割を果たす。
MEK2とは、マイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼ2(Mitogen-activated protein kinase kinase 2)の略称であり、細胞内のシグナル伝達経路であるMAPK/ERK経路において中心的な役割を果たすタンパク質キナーゼ(不活性化酵素の一種)である。 ヒトにおいてはMAP2K2遺伝子によってコードされている。
miR-106bとは、ヒトなどのゲノムにコードされるマイクロRNA(miRNA)の一つであり、主に遺伝子発現の翻訳抑制やmRNAの分解を介した転写後調節に関与する非コードRNAである。 miR-106bは、イントロン領域に位置する宿主遺伝子であるMCM7(ミニクロソーム維持複合体7)とともに転写されることが多く、細胞周期の制御やDNA複…
高転移性のがん細胞が分泌するエクソソームに含まれるmiRNA。
がん抑制遺伝子のひとつ。細胞分裂の周期をコントロールする、393個のアミノ酸残基からなる転写因子。TP53とも。
Src(エスアールシー)とは、 Rous sarcoma virus(ラウス肉腫ウイルス)に由来するレトロウイルスの遺伝子であり、がん遺伝子( oncogene)として初めて発見された v-srcのホモログである c-Srcチロシンキナーゼをコードする遺伝子、あるいはそのタンパク質産物を指す用語である。Srcは非受容体型チロシンキナーゼの一つ…
がん組織のなかに浸潤しているリンパ球(T細胞)の集団。腫瘍浸潤リンパ球とも呼ばれる。
心筋の細胞膜に存在する、カルシウムイオン透過型陽イオンチャネル。抗がん剤の投与で発現が増加し、活性酸素を発生することで心筋細胞を萎縮させる。
UGT1A8とは、ヒトのUGT1Aファミリーに属し、主として小腸などの消化管に発現して様々なグルクロン酸抱合反応を触媒するUDP-グルクロン酸転移酵素アイソフォームの一つである。
ビンクリスチン、エトポシド、カルボプラチンの3つを用いた化学療法(抗がん剤点滴)。
国内の死因の3分の1を占め、現在も増加傾向にあると言われる遺伝子異常による疾患。
幹細胞ががん化したもの。普通のがん細胞に比べて数は少なく増殖も緩やかであるが、抗がん剤や分子標的薬、放射線治療では死滅しないとされる。
がん化した個々の細胞のこと。通常の細胞に比べて分裂速度が速く、密度も高いため非常に硬くなる。
TGF-βにより腫瘍血管内皮細胞から形成され、がんの進展を促進する線維芽細胞。
ブラジル原産のキノコ。日本名ではカワリハラタケ。37種類あるハラタケ属のキノコの総称であり、特定のキノコを指す名前ではない。
アントラサイクリン系の抗がん剤。商品名はカルセド。
抗がん剤のひとつ。ペメトレキサドの商品名。
ポリオール経路における、グルコースからソルビトールを生成する反応の律速酵素。NADPHを補酵素とする。アルドケト還元酵素とも。
ALKとその発がん変異体(ALK融合遺伝子)のチロシンキナーゼ活性を阻害する抗がん剤。非小細胞肺がんに対して使用される。商品名はアレセンサ。
抗がん剤のひとつ。骨腫瘍に有効。イホスファミドとも。商品名はイホマイド。
トポイソメラーゼⅠの阻害薬。がんの増殖を抑える抗がん剤。CPT-11とも。
5-HT5受容体のアンタゴニスト。シスプラチンなどの抗がん剤によって起こる悪心や嘔吐に対する予防に用いられる。商品名はシンセロン。
二重螺旋構造を取る2本のDNAが形成する塩基対の隙間に並行に入り込む(インターカレーションを起こす)性質を持つ物質。通常、平面構造を有する分子。
アミノペプチダーゼNに対する競合阻害剤。二型猫伝染性腹膜炎ウイルスに対して著しい増殖抑制効果を示す。
ホヤ(Ecteinascidia turbinata)から発見されたアルカロイド。抗がん剤であるヨンデリスの有効成分。一般名はトラベクテジン。
HIFに対する阻害剤。抗がん剤による骨髄腫細胞のアポトーシス誘導を促進する。
抗がん剤のひとつ。商品名はタイヨーやサンド。
トロポミオシン受容体キナーゼなどのチロシンキナーゼを阻害する抗がん剤。商品名はロズリートレク。
アントラサイクリン系の抗生物質。抗がん剤としての活性を持つ。
粘液細菌の一種から発見された抗生物質。ポリケチド。
FOLFOX療法において使用される抗がん剤。がん細胞のDNAに結合してその合成を阻害する。白金を含む化学構造を持つ。
オーロラキナーゼとは、真核生物の細胞分裂(有糸分裂および減数分裂)において中心体の分離や紡錘体の形成、染色体分配などの制御に中心的な役割を果たすセリン・スレオニンキナーゼファミリーである。
カスパーゼカスケードとは、アポトーシスなどの細胞死や炎症応答の実行において、カスパーゼと呼ばれるタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)が上流から下流へと順次活性化されていく一連の生化学的なシグナル伝達経路のことである。
アムルビシンを有効成分とする抗がん剤の商品名。
白金製剤である抗がん剤のひとつ。
キナーゼカスケードとは、あるプロテインキナーゼ(タンパク質リン酸化酵素)が別のプロテインキナーゼをリン酸化して活性化するという一連の反応が、滝(カスケード)のように連続的に伝達されていくシグナル伝達の仕組みのことである。
ヘアリー細胞白血病や一部のB細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫などに対する抗がん剤。2-クロロ-2'-デオキシアデノシンとも。商品名はロイスタチン。
クルクミノイドに分類される、黄色いポリフェノール。主にウコンに含まれる成分。水に溶けにくいが、酒類や油には溶けやすい。
5-HT3受容体の拮抗薬。抗がん剤の副作用(悪心、嘔吐)を抑制する作用を持つ。商品名はカイトリル。
トリテルペン配糖体の一種。漢方である甘草(リコリス)の主成分。前駆体はβ-アミリン。グリチルリチン酸とも。
グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸からなるトリペプチド。GSH(γ-Glu-Cys-Gly)とも表記される。
生体内で異物の解毒機構を担うトランスフェラーゼ。グルタチオントランスフェラーゼ(グルタチオン転移酵素)とも。
HSP90のATP結合ポケットに結合してその分子シャペロンとしての機能を阻害する化合物。
初めて使用された抗がん剤。商品名はエンドキサン。
抗がん剤のひとつ。プラチナを含む化合物で、がん細胞のDNAと結合して、がん細胞の分裂の停止および細胞死を誘発する。
リボースの誘導体。DNA合成過程におけるCDPレダクターゼおよびDNAポリメラーゼの阻害による代謝拮抗作用を持つ。急性白血病を始めとするがんに対して使用される抗がん剤の有効成分。商品名はキロサイド。