細胞接着
細胞同士が特定のタンパク質を介して結合(接着)すること。また、その結合のこと。
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細胞同士が特定のタンパク質を介して結合(接着)すること。また、その結合のこと。
細胞同士(細胞接着)または細胞と細胞外基質との接着を行う分子の総称。接着因子とも。
免疫グロブリンスーパーファミリーに属する細胞接着分子のひとつ。非小細胞肺がんで高頻度で欠失する第11染色体長腕23領域のがん抑制遺伝子として同定された。
CD151とは、細胞表面に発現するテトラスパニンファミリーに属する糖タンパク質であり、インテグリンなどの膜受容体と複合体を形成して細胞接着、細胞運動、シグナル伝達などの多様な生物学的プロセスの制御に関与する分子である。
造血幹細胞などの造血に関わる細胞や未熟な造血前駆細胞の細胞膜表面に発現するとされる糖タンパク質。造血幹細胞のバイオマーカーとなる。
C型レクチンのファミリーに属する膜タンパク質。
テトラスパニンファミリーに属する4回膜貫通型の膜タンパク質。インテグリンやCD19、HB-EGFなどと複合体を形成し、コファクターとして細胞接着、遊走、転移、増殖、シグナル伝達などに関与する。
Cxadrとは、コクサッキーおよびアデノウイルス受容体(Coxsackievirus and adenovirus receptor)の略称であり、エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスB群や多くのアデノウイルスが細胞へ感染する際に初期の結合部位として利用する1回膜貫通型の細胞接着分子である。 Cxadr遺伝子はヒトにおいては染色体21番q21.1-q22.…
EPHA1とは、受容体型チロシンキナーゼのエフィリン受容体ファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではEPHA1遺伝子によってコードされている受容体である。
異なる細胞同士を結合する機能を持つ細胞接着分子のひとつ。様々な炎症メディエーターによって発現が調節される。
IL-1受容体複合体の共通サブユニット。中枢神経系においては細胞接着分子として機能し、PTPδとの結合を介して興奮性シナプス形成を担う。免疫系においても発現が見られる。
細胞接着分子(セレクチン)のひとつ。リンパ球の細胞膜上に発現する。LECAM-1やCD62L、LAM-1とも。
Mac-1とは、主にマクロファージや好中球などの白血球の表面に発現するインテグリンファミリーに属する糖タンパク質であり、CD11bとCD18のヘテロ二量体から構成される受容体である。CR3(補体受容体3)とも称され、iC3bやフィブリノゲン、ICAM-1などの多様なリガンドと結合することで、細胞接着、食作用、白血球の遊走とい…
モノカルボン酸トランスポーターのひとつ。小腸や腎臓の上皮細胞接着部位にオクルディンと共存し、細胞間隙における傍細胞輸送に関わることが示唆されている。
神経系の細胞に発現する細胞接着分子(糖タンパク質)。神経細胞接着分子とも。
Nectin-4とは、細胞接着分子であるネクチンファミリーに属するI型の膜貫通型タンパク質であり、ポリオウイルス受容体関連タンパク質4としても知られている。
O-結合型グリコシル化とは、タンパク質のアミノ酸残基であるセリンあるいはスレオニンの水酸基(ヒドロキシ基)の酸素原子に対して、糖鎖が共有結合的に付加される翻訳後修飾の一種である。
血管内皮細胞や血小板に高発現する細胞接着分子。白血球にも発現する。免疫グロブリンスーパーファミリーに属する。血小板内皮細胞接着分子-1やCD31とも。
プロテインチロシンホスファターゼである膜受容体(受容体型チロシンホスファターゼ)。神経細胞の軸索末端に発現し、樹状突起に発現する別の細胞接着分子と相互作用することでシナプス形成を誘導する。
Rho1とは、ショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)などの生物における低分子GTP結合タンパク質であるRhoファミリーの主要な遺伝子およびタンパク質の名称である。
Gタンパク質を基質とするセリン・スレオニンキナーゼのひとつ。
ROCK2(Rho-associated protein kinase 2)とは、セリン・スレオニンキナーゼファミリーに属する酵素の一種であり、RhoファミリーGTP結合タンパク質の下流のエフェクターとして機能するタンパク質キナーゼである。 ヒトにおいてはROCK2遺伝子によってコードされており、細胞骨格の制御、細胞接着、細胞運動、平滑筋収縮な…
シナプスに局在する細胞接着タンパク質。シナプス形成以外にも神経突起の成長などに関与することが示唆されている。シナプス後終末側に発現するシナプスオーガナイザーのファミリー。
SALM5とは、シナプスの形成や神経回路の構築に関与する細胞接着分子であるSALM(Synaptic Adhesion-Like Molecule)ファミリーの1つであり、主として脳内において神経細胞間の接着やシナプスの制御に重要な役割を果たしているタンパク質である。SALMファミリーは遺伝子構造やアミノ酸配列の類似性からSALM1からSALM5までの…
Src(エスアールシー)とは、 Rous sarcoma virus(ラウス肉腫ウイルス)に由来するレトロウイルスの遺伝子であり、がん遺伝子( oncogene)として初めて発見された v-srcのホモログである c-Srcチロシンキナーゼをコードする遺伝子、あるいはそのタンパク質産物を指す用語である。Srcは非受容体型チロシンキナーゼの一つ…
α-アクチニン4とは、アクチンフィラメントを架橋し細胞骨格の動態制御に関与するアクチン結合タンパク質の一種である。
Ⅰ型糖鎖とは、哺乳類の糖鎖構造の一つであり、Galβ1-3GlcNAcという特徴的な二糖の結合様式(リピート構造や末端構造)を持つ糖質の分類名である。
フェニルエタノイド配糖体。植物由来の天然の化合物では珍しいC6-C2型化合物の配糖体。エキナコシドの代謝によって生じる。ベルバスコシドとも。
消化管などの管状組織の上皮細胞において、管の内側(空間)に面した細胞膜の表面のこと。頂側膜側や管腔側、アピカール側とも呼ばれる。
アミロイド前駆蛋白とは、さまざまな細胞の細胞膜上に発現している1回膜貫通型の糖蛋白であり、アルツハイマー病の病態において中心的な役割を果たすアミロイドβ蛋白の前駆体分子である。
細胞表面に発現する、細胞外基質からの情報を読み取る働きをもつタンパク質(受容体)。細胞接着分子のひとつ。
インテグリン(β1インテグリンおよびβ3インテグリン)に対する拮抗薬。クサリヘビのヘビ毒から抽出された。
歯のエナメル質の形成に必要な細胞外基質のタンパク質(エナメル基質)のひとつ。
細胞表面に発現する、細胞接着に関わるタンパク質(細胞接着分子)。Calcium(カルシウム)+ Adherence(接着)から命名されている。
カルネキシンと同様に粗面小胞体に存在するカルシウムイオン結合性の分子シャペロン。分子シャペロンとしての機能以外にも、遺伝子発現制御や細胞接着、細胞死などに関与することが知られている。
スフィンゴ糖脂質のひとつ。細胞膜外層に存在し、細胞の分化や増殖、細胞接着の制御に関わる。
プロトカドヘリンの集合体。細胞膜に発現し、同じ種類の分子同士を繋ぐ細胞接着分子として働く。
細胞接着に関わる4回膜貫通型タンパク質。
白血球に対する遊走活性(ケモタキシス)を持つサイトカインの総称。免疫細胞を組織へ遊走させるのに必要。対応する受容体を持つ細胞をケモカイン産生部位に集める。
糖鎖の非還元末端からシアル酸を分離させるエキソ型の酵素。Neu5Ac2enによって酵素活性が弱く阻害される。ノイラミニダーゼとも呼ばれる。
脳神経細胞の樹状突起スパインの拡大に関わる細胞内タンパク質。海馬の神経細胞の樹状突起スパインに存在する。
ヘパラン硫酸やコンドロイチン硫酸を側鎖にもつ細胞膜貫通型プロテオグリカン(1型膜タンパク質)。細胞膜に存在する。
スフィンゴイド塩基のひとつ。スフィンゴ脂質の基本骨格である長鎖アミノアルコール。分子式は C18H37NO2
血管内皮細胞表面に発現し、白血球と結合する細胞接着分子。語源は「select(選択) + lectin(レクチン)」。
上皮細胞や内皮細胞の頂端部の細胞同士を接着させる構造体。細胞間隙の物質の移動を防ぐために、細胞の細胞膜の距離を限りなく0に近づける特殊な細胞接着を行う。
ディスインテグリンとは、主としてマムシやガラガラヘビなどのヘビ毒中に見出される、血小板の凝集を強力に阻害する低分子量のタンパク質ファミリーである。
デスモプレキンとは、細胞間接着装置の一つであるデスモソームを構成する主要なタンパク質であり、上皮細胞などの間で強力な機械的ストレスに対する耐性を維持するために不可欠な細胞骨格連結因子である。
3つの上皮細胞が接する領域に隙間が存在するタンパク質。アクチン細胞骨格と結合し、その収縮力を利用して3つの細胞間の隙間を小さく保つ役割を担う。
シナプス前膜(シナプス前終末)に発現する細胞接着分子。ニューロリギンとヘテロフィリック結合する。
ニューレキシン1とは、神経細胞間におけるシナプスの形成や接着、機能維持に深く関与する細胞接着分子の一種である。
ニューレキシン2とは、主に中枢神経系においてシナプスの形成や神経伝達の制御に関与する細胞接着分子の一種である。
シナプス後膜に発現する細胞接着分子。シナプス前膜の細胞接着分子であるニューレキシンにヘテロフィリック結合する。
細胞表面に存在する細胞接着分子のひとつ。カルボキシル末端を介してアファディンのPDZドメインに結合し、l-アファディン同様にアドヘレンスジャンクションに局在する。
ネクチン-1とは、細胞接着分子であるネクチンファミリーに属する糖タンパク質の一つであり、免疫グロブリンスーパーファミリに分類される分子である。 ヒトゲノムにおいてはPVRL1(poliovirus receptor-related 1)遺伝子またはネクチン-1遺伝子|NECTIN1遺伝子によってコードされており、染色体上の11q23-q24に局在してい…
ネクチン-2とは、細胞接着分子の一つであり、免疫グロブリンスーパーファミリーに属する糖タンパク質である。
ネクチン-4とは、細胞接着分子であるネクチンファミリーに属する1回膜貫通型の糖蛋白であり、免疫組織化学において特定の腫瘍を検出するためのバイオマーカーとして臨床的に利用される分子である。
ヒアルロン酸と結合するプロテオグリカン。細胞外基質のひとつ。PG-Mとも。基本機能はコンドロイチン硫酸鎖による細胞接着阻害。
補体制御因子のひとつ。肝臓で産生され、血漿中や組織中に存在する糖タンパク質(細胞接着分子)。ソマトメジンBやS-プロテインとも。
細胞外基質となる糖タンパク質。細胞接着分子のひとつ。
ケモカインと細胞接着分子の活性を併せ持ち、血管内皮細胞上に発現する細胞膜結合型ケモカイン(CX3Cケモカイン)。CX3CR1のリガンド。CX3CL1とも。