静脈
心臓へ流れ込む(戻る)血液の流れる血管のこと。主に脚の筋肉が静脈の流れを作る。
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心臓へ流れ込む(戻る)血液の流れる血管のこと。主に脚の筋肉が静脈の流れを作る。
静脈のみに存在する、血液の逆流を防止する弁。
静脈炎などの局所における血管透過性の亢進や静脈血栓症、静脈弁不全などにより静脈圧が上昇して生じる局所性浮腫。
静脈栄養合併肝障害とは、中心静脈栄養(TPN)を長期にわたり受ける患者において高頻度に発症する肝障害の総称であり、腸管不全関連肝障害(IFALD)とも呼ばれる。
臓器内の静脈の広がった部分。
静脈内に血液が逆流して貯まることで、その一部が膨らんで皮膚の表面に浮き上がって見えるようになる症状。下肢静脈瘤など。
胎児特有の血液循環経路のひとつ。胎児の門脈血流の多くは、肝臓を迂回して静脈管を通って下大静脈へ流れ込む。
深部静脈血栓症と肺血栓塞栓症の総称。
静脈血栓塞栓症とも呼ばれる。肺塞栓症が合併症となる場合がある。
CT検査とは、X線を用いて身体の断面像を撮影する画像診断装置を用いた検査法である。 コンピュータで画像を再構成することにより、従来のX線撮影では重なり合って見えない組織や臓器の詳細な情報を得ることができる。
FOLFOX6とは、主に大腸がんなどの悪性腫瘍に対する化学療法として用いられる、複数の抗がん剤を組み合わせた多剤併用療法レジメンの一つである。
GIPは glucose-dependent insulinotropic polypeptide または gastric inhibitory polypeptide の頭文字を取った語。
血小板膜糖タンパク質による複合体。GPⅠbα、GPⅠbβ、GPⅨ、GPⅤの4つのタンパク質で構成される。
H2受容体拮抗薬とは、ヒスタミンH2受容体を競合阻害することにより、胃酸の分泌を強力に抑制する医薬品の総称であり、消化性潰瘍や逆流性食道炎などの治療に用いられるH2ブロッカーとも呼ばれる薬剤である。
HEV(high endothelial venules) 高内皮細静脈を参照。
腸管不全の致死的な合併症。疾患や手術などによる腸管の機能不全によって起きる肝障害のうち、他に原因のないものを指す。肝硬変や肝不全に至る。腸管不全合併肝障害とも。静脈栄養合併肝障害(PNALD)や静脈栄養合併胆汁鬱滞(PNAC)とも呼ばれた。
血小板由来増殖因子(PDGF)のひとつ。網膜のアストロサイトはPDGF-BBの受容体であるPDGFRαを発現する。
エトミデートとは、主として全身の麻酔導入に用いられる超短時間作用型の静脈性麻酔薬である。 GABAA受容体を介して中枢神経系の抑制的な神経伝達を促進することで、速やかな鎮静や催眠作用をもたらす特徴を持っている。
S状静脈洞とは、硬膜の静脈洞の一つであり、横静脈洞から内頸静脈へと血液を中継する重要な静脈の経路である。解剖学的には左右一対存在し、頭蓋骨の後頭骨、側頭骨、および蝶形骨の縁に沿ってS字状の弯曲を描きながら下方へ走行している。脳組織や硬膜、頭蓋骨からの静脈血を集め、頭蓋底にある頸静脈孔を経て内頸静脈へ…
α2受容体のひとつ。脳や腎臓、大動脈、静脈などに発現する。シナプス前抑制や交感神経抑制、ノルアドレナリン遊離抑制、鎮痛、インスリン分泌制御などに関与する。
がんによる心膜炎。原因となるがんは肺がんが最も多く、次いで乳がんや悪性リンパ腫、食道がん。
脳のくも膜と軟膜の間の空間のこと。脳脊髄液で満たされている。
くも膜細胞とは、脳や脊髄を包む3層の髄膜のうち、中層に位置するくも膜を構成する細胞のことである。 脳脊髄液の循環や血液脳関門の維持において重要な役割を担っている。
頭蓋円蓋部(上矢状静脈洞の付近)に存在するくも膜のキノコ状の突起。髄液の吸収を行い、それを上矢状静脈洞へ送る。パキオニ小体とも。
ぶどう膜強膜流出路とは、眼内の房水が線維柱帯を介さずに、虹彩の根元や毛様体のぶどう膜組織を経て強膜方向へ流出する副次的な流出路のことである。
静脈血栓塞栓症の治療薬。血液凝固第Ⅹa因子を阻害することで、プロトロンビンからトロンビンへの変換を抑制する。DOACとして使用可能。商品名はエリキュース。
ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、血栓性静脈炎、静脈血栓症、レイノー病・レイノー症候群、凍瘡・凍傷、特発性脱疽、糖尿病による末梢血管障害、頭部外傷後遺症、早産などを起こす子宮収縮、月経困難症などに対する治療薬。塩酸塩の商品名はズファジラン。
食事の際に腸管から血液中に分泌されるホルモン。GLP-1とGIPの2種類がある。名前の由来は腸分泌インスリン(intestine secretion insulin)を短縮したもの。
長時間同じ姿勢でいることによって静脈の流れが滞り血栓ができ、それが血液に含まれ移動することで起こる様々な疾患のこと。飛行機の狭い座席(エコノミークラス)に長時間座ったままの状態が続くことで起こることからその名が付けられた。
エトミデートとは、主として全身の麻酔導入に用いられる超短時間作用型の静脈性麻酔薬である。
2014年に承認された静脈血栓塞栓症の治療薬。血液凝固第Ⅹa因子を阻害する。商品名はリクシアナ。
膜結合型の糖タンパク質。炎症によって最初に白血球が集まる後毛細管細静脈の内皮細胞の管腔側に発現する。
腸管不全関連肝機能障害(IFALD)や、中心静脈栄養を施行している新生児に生じる胆汁鬱滞などに対する治療に用いられるn-3系脂肪酸乳剤の商品名。
脳の視床下部にあるるオレキシン産生神経から分泌される神経ペプチド。ヒポクレチンとも呼ばれる。
心臓内で不整脈を引き起こす異常な部位を焼き切る治療法。肺静脈から生じた異常な電気的興奮が左心房へ伝導しないようにすることで心房細動の発生を抑える。経皮的カテーテル心筋焼灼術とも。
金属のひとつ。原子番号は 64。元素記号は Gd。
ガベキサートのメシレート。メシル酸ガベキサートとも。
ガンマナイフとは、多数のコバルト60線源から発せられるガンマ線を、病巣に対して多方向から集中させて照射する放射線治療装置、およびその治療法の名称である。
クモ膜顆粒とは、脳および脊髄を包む髄膜の中層であるクモ膜が、硬膜の静脈洞内に突出した小さな突起状の構造物である。
肝臓の形態を維持する支持組織(結合組織)。肝小葉を物理的に支持するとともに、血管系や胆道系、自律神経系を内包して肝臓の機能を支える。
グレン手術とは、先天性心疾患に対する姑息手術の一つであり、上下半身からの静脈血を直接肺へ導くために行われる開心術の歴史的かつ重要な術式である。
傍神経節から発生する良性腫瘍。グロムス腫瘍や傍神経節腫、パラガングリオーマとも。
生理食塩水に少量の空気を入れて攪拌し、細かい泡を生じさせたものを末梢静脈から投与しながら行う心エコー検査。
サイトメガロウイルス網膜炎とは、ヘルペスウイルス科に属するサイトメガロウイルス(CMV)の感染によって引き起こされる進行性の網膜炎症性疾患であり、日和見感染症の一つとして免疫不全状態にある患者に好発する。
血管の短絡のこと。動脈と静脈を繋ぐ手術は内シャントと呼ばれる。
強膜と角膜の移行部にある、輪走する扁平な管。房水の流出経路。強膜静脈洞とも。
漢方として用いられる生薬のひとつ。漢字では地黄。
セレジストとは、ヒトインターフェロン・ベータ(IFN-$\beta$)製剤の一つであり、遺伝子組み換え技術によって製造される組換えタンパク質医薬品である。
タイサブリとは、一般名をナタリズマブとする、遺伝子組換え技術を用いて製造されたヒト化モノクローナル抗体であり、主として多発性硬化症などの自己免疫疾患の治療に用いられる免疫抑制剤および生物学的製剤である。
血液が混ざって黒色となった便。上部の消化管からの出血によって起こる。
チオペンタールとは、超短時間作用型のバルビツール酸系静脈麻酔薬であり、主として全身麻酔の導入や脳保護の目的に用いられる医薬品である。
哺乳動物の腸粘膜由来の1本鎖デオキシリボ核酸の複合物。肝中心静脈閉塞症に対して使用される。商品名はデファイテリオ。
狭心症の治療薬。ニトログリセリンと同様に比較的太い血管(冠動脈、冠静脈など)に作用し、その血流を改善する。また、血小板凝集を抑制したり脂質代謝を改善したりする。商品名はロコルナール。
原著では「肺がん、膵がん、胃がんなどの担がん患者の胸部や上肢の表在静脈に見られる反復性・遊走性血栓症」を指す。トルーソー症候群とも。
胸腺から出たばかりで抗原の刺激を受けていないT細胞。活性化T細胞(エフェクターT細胞)になる前の状態。Th0細胞とも。
血管平滑筋のL型カルシウムチャネル対して選択的かつ強力にカルシウムイオンの取込みを抑制することで血管を拡張させる有機化合物。急性心不全や急激な高血圧に対して使用される。商品名はぺルジピン。
ヒト臍帯静脈内皮細胞とは、ヒトの臍帯にある静脈の内壁から分離・採取される内皮細胞のことである。
毛細血管を保護する働きをする栄養素。厳密にはビタミンではなくビタミン様物質となるヘスペリジン、ルチン、ケルセチンなどのフラボノイドの総称。
扁形動物門 吸虫綱 有輪目 住血吸虫科に分類される人体寄生虫であり、アフリカ大陸および中東地域を中心に広く風土病として分布している。
急性の肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の治療薬。アンチトロンビンⅢの抗血液凝固第Ⅹa因子活性を顕著に増強させることでトロンビン産生を阻害する。商品名はアリクストラ。