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HEALTH WORDS / 用語解説

血流

Blood flow

血流とは、心臓の収縮および拡張運動によって血液が血管系を流れる現象、およびその循環動態を指す医学的用語である。1

生体における血流は、心臓から送り出された血液が動脈を経て全身の毛細血管に至り、さらに静脈を通って再び心臓へ戻る一連の循環器系の働きによって維持されている。1

血流の主な生理学的役割は、全身の細胞や組織に対して酸素や栄養素を供給し、同時に代謝産物である二酸化炭素や老廃物を回収して体外へ排出するための輸送路を提供することにある。2

血管の内腔の径や血管壁の緊張度は、神経系やホルモン、さらには血管内皮細胞から分泌される生理活性物質などによって厳密に調節されており、これにより各組織の代謝需要に応じた血流量の配分が行われている。1

例えば、骨格筋においては運動時に局所的な血流が増加し、活動に必要な酸素とエネルギー源が効率よく供給される仕組みになっている。1

加齢や生活習慣の乱れ、あるいは特定の疾患によって血管の柔軟性が低下したり動脈硬化が進行したりすると、血流の円滑な維持が妨げられ、様々な器官の機能低下や虚血性疾患などの健康障害を引き起こす要因となる。2

参考文献・出典

  1. e-ヘルスネット: https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-090.html ↩1 ↩2 ↩3 ↩4
  2. 厚生労働省 統合医療情報発信サイト: https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/10.html ↩1 ↩2