IRF-5
IRF-5とは、インターフェロン調節因子(Interferon Regulatory Factor)ファミリーに属する転写因子の一つであり、主として免疫系の細胞においてウイルスや細菌などの病原体に対する自然免疫応答や炎症反応の制御に重要な役割を果たしているタンパク質である。 IRF-5は、免疫担当細胞であるマクロファージや樹状細胞などに…
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IRF-5とは、インターフェロン調節因子(Interferon Regulatory Factor)ファミリーに属する転写因子の一つであり、主として免疫系の細胞においてウイルスや細菌などの病原体に対する自然免疫応答や炎症反応の制御に重要な役割を果たしているタンパク質である。 IRF-5は、免疫担当細胞であるマクロファージや樹状細胞などに…
LDL-CHO(低密度リポ蛋白コレステロール)とは、肝臓で作られたコレステロールを全身の末梢組織へ運ぶ役割を持つリポ蛋白に含まれるコレステロールの量のことである。
肝臓X受容体のひとつ。マクロファージによるコレステロール恒常性や炎症に関わる核内受容体。
細菌やウイルスの感染時に活性化するマクロファージ。
IL-6の刺激によりマクロファージへ分化し、MyD遺伝子群の発現を誘導する白血病細胞。
スフィンゴシン-1-リン酸、STAT3などの作用によって分化したマクロファージ。抗炎症作用や抗動脈硬化作用を持つとされる。
Mac-1とは、主にマクロファージや好中球などの白血球の表面に発現するインテグリンファミリーに属する糖タンパク質であり、CD11bとCD18のヘテロ二量体から構成される受容体である。CR3(補体受容体3)とも称され、iC3bやフィブリノゲン、ICAM-1などの多様なリガンドと結合することで、細胞接着、食作用、白血球の遊走とい…
単球を特異的に遊走させるCCケモカイン。CCL2や単球遊走因子とも呼ばれる。
MHCのひとつ。通常の体細胞には存在せず、ヘルパーT細胞へ抗原提示を行う抗原提示細胞(プロフェッショナル抗原提示細胞)のみが発現している。構造としては1回膜貫通タンパク質であるα鎖(約230個のアミノ酸、約33〜35kDa)とβ鎖(約230個のアミノ酸、約27〜29kDa)からなるヘテロ二量体。
樹状細胞やマクロファージに発現する活性化型C型レクチン受容体。
マトリックスメタロプロテアーゼのひとつ。エラスターゼ活性を持つ。マクロファージが発現する。
MPOとは、日本語でミエロペルオキシダーゼと呼ばれる、主に好中球や単球などの造血細胞に豊富に含まれるヘム含有酵素である。 MPOは免疫系において重要な役割を果たしており、体内に侵入した細菌や真菌などの病原体をファゴサイトーシス(貪食)した際に、過酸化水素とハロゲン化物から強力な活性酸素種である次亜塩素酸を…
1965年に小麦粉から最初に単離されたN-アシル化グリセロリン脂質。N-アシルエタノールアミンリン脂質とも呼ばれる。
悪化する可能性が高い非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)のひとつ。非アルコール性脂肪性肝炎。
転写因子のひとつ。リウマチなどの自己免疫疾患やアレルギー、がんなどの疾患に関わるとされる。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
アルギニンから一酸化窒素を合成する反応を触媒する酵素。厳密には、L-アルギニンのグアニジノ基が酸化されてシトルリンとなると同時に一酸化窒素が生成される。
マクロファージに特異的に発現し、感染の防御に関わるタンパク質。同時に金属イオンの輸送体であるとされる。
パターン認識受容体が認識して自然免疫を起こすきっかけとなる、病原体に共通する構造。
PD-1のリガンドのひとつ。樹状細胞やマクロファージ、B細胞と抗原提示細胞に比較的限定的に発現する。
PDE4Bとは、ホスホジエステラーゼ4ファミリーに属する酵素の一種であり、細胞内のサイクリックAMP(cAMP)を加水分解して不活化する働きを持つ遺伝子およびそのタンパク質産物である。
増殖因子のひとつ。血小板由来成長因子や血小板由来増殖因子とも呼ばれる。
PLCγ2とは、哺乳類の細胞内シグナル伝達において重要な役割を果たす酵素であるホスホリパーゼCアイソフォームの一つである。
PLCδ2とは、ホスホリパーゼCアイソザイムのデルタファミリーに属する酵素の一つであり、主に造血細胞や免疫系細胞において発現が確認されているタンパク質である。
小頭症の原因遺伝子。1998年にポリグルタミン配列に対する結合タンパク質として、また、ポリグルタミン病において中間病態を担うタンパク質として発見された。
Ⅰ型インターフェロンやインフルエンザウイルスの刺激を受けた気道上皮細胞ならびにマクロファージが高発現する酵素。
マクロファージの細胞膜に存在する1回膜貫通型の受容体型のタンパク質。また、ヒト及びマウスの腎がん、悪性黒色腫にも多く存在する。CD172aとも呼ばれる。
SLC15A3とは、ヒトを含む哺乳類においてペプチドやヒスチジンなどのアミノ酸を細胞質内へ輸送するトランスポーターをコードする遺伝子、およびそれが発現するタンパク質の名称である。
Spi-CはPU.1などのEtsファミリーに属するタンパク質であり、特定の遺伝子の発現を調節することで免疫系の細胞の機能維持に深く関与している。
マクロファージに発現するスカベンジャー受容体。
ほとんどの固形がんで活性化しているSTAT。TAMとがん細胞の相互作用に関わる。
非受容体型チロシンキナーゼのひとつ。
腫瘍組織に浸潤しているマクロファージの総称。がん細胞の周囲に集まり、がん細胞の増殖環境を作る要因となるマクロファージ。主に免疫抑制型の形質を示すM2マクロファージがこれに含まれる。腫瘍関連マクロファージや腫瘍随伴マクロファージとも呼ばれる。
ナイーブT細胞(ナイーブヘルパーT細胞)またはNKT細胞を指す。
ヘルパーT細胞の種類のひとつ。Th1サイトカインを分泌する。
TIM4とは、主としてマクロファージなどの自然免疫系細胞の表面に発現し、アポトーシスを起こした細胞の貪食やT細胞の免疫応答の制御に関与する糖タンパク質である。
ペプチドグリカンやポリペプチド(リポタンパク質)を認識するToll様受容体。マクロファージと樹状細胞の表面に存在する。
細菌の鞭毛を構成するタンパク質であるフラジェリンを認識するToll様受容体。腹腔マクロファージや造血幹細胞から誘導した樹状細胞には発現しておらず、腸管内の特殊な細胞に発現しているとされる。
固形がんに対して出血性の壊死を誘導する因子として発見されたサイトカイン。腫瘍壊死因子-αとも呼ばれる。
マクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞に存在するパターン認識受容体。細胞外領域にロイシンリッチリピート、細胞内領域にTIRドメインを持つ。ヒトには10種類の存在が確認されている。トル様受容体とも。
TRPチャネルのひとつ。活性酸素種のセンサーとして働く非選択性の陽イオンチャネル。ADPリボースや過酸化水素によって活性化される。好中球、マクロファージ、ミクログリアなどに発現する。
TRPM4とは、一時的受容体電位(Transient receptor potential: TRP)チャネルファミリーのメラスタチンサブファミリーに属する、カルシウム非透過性の一価陽イオンチャネルである。 細胞外からのカルシウムイオンの流入ではなく、細胞内カルシウム濃度の上昇によって活性化され、主にナトリウムイオンなどの一価陽イオンを…
Trypanosoma cruziとは、南アメリカから中アメリカにかけて風土病として存在する、人獣共通感染症のシャーガス病を引き起こす原虫の一種である。
胸腺に由来する免疫細胞。大きさは6〜15μm。寿命は4〜6ヶ月。胸腺(thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。Tリンパ球とも。
血管内皮細胞を増やす増殖因子。血管新生に関わる最も重要な糖タンパク質。血管内皮増殖因子や血管内皮細胞増殖因子とも。VEGFの受容体はVEGFR。
多数のグルコースが結合してできる多糖類であるグルカンのひとつ。キノコなど真菌の細胞壁に多く含まれる。
Tリンパ球や単球、マクロファージなどの免疫細胞や唾液腺に潜伏・感染するヘルペスウイルス。ヘルペスウイルスの亜科のひとつ。
Ⅱ型肺胞上皮細胞とは、肺の肺胞に存在する上皮細胞の一種であり、サーファクタントの合成および分泌を担う立方型の細胞である。
アレルギーのひとつ。T細胞とランゲルハンス細胞が関わる。リンパ球の集簇や増殖、活性化などに時間が掛かるため遅延型アレルギーとも。
フェニルエタノイド配糖体。植物由来の天然の化合物では珍しいC6-C2型化合物の配糖体。エキナコシドの代謝によって生じる。ベルバスコシドとも。
アデニレートサイクラーゼ毒素とは、百日咳菌(Bordetella pertussis)などの病原菌が産生する重要な病原因子の一つであり、宿主細胞の免疫応答を撹乱する毒素である。
アデノシン受容体のひとつ。
サイトカインではなくT細胞を標的とする生物学的製剤。CTLA-4-Igとも。商品名はオレンシア。
細胞死のひとつ。遺伝的にプログラムされた生理的で無害な細胞死。ギリシャ語で離れて(apo-)落ちる(ptosis)という意味。
アポトーシスにおける、細胞核や細胞が分解されてできる断片。アポトーシス小体はマクロファージに貪食される。
アントラサイクリン系の抗がん剤。商品名はカルセド。
細胞膜のリン脂質からアラキドン酸が遊離し、それからエイコサノイドに属する様々な物質が生成される経路。この経路は、非ステロイド系抗炎症薬によって阻害される。
M2マクロファージに発現するアルギナーゼ。
腎臓で高発現するアルギナーゼ。PKCηのノックアウトマウスのマクロファージにおいても高発現することが報告されている。
海藻(褐藻類)に含まれる多糖類(水溶性食物繊維)。増粘剤やゲル化剤などの食品添加物として使用される。