マクロファージ
自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。
単球のマクロファージへ分化に関わるコロニー刺激因子。また、RANKLとともに破骨細胞の分化を制御する。
マクロファージ受容体とは、マクロファージの細胞膜上に発現し、自己と非自己の識別、病原体の認識、サイトカインの産生誘導、および食作用(ファゴサイトーシス)などの多様な免疫応答を仲介する膜タンパク質群の総称である。
自己免疫疾患に伴う血球貪食症候群。サイトカインストームが引き起こされる。
アラキドン酸から5-ヒドロペルオキシ酸(5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエノール酸)を介してロイコトリエンA4を生成する反応を触媒するリポキシゲナーゼ。白血球(多形核白血球)やマクロファージに発現する。
HIVが原因となる免疫疾患。後天的な免疫不全症の代表。後天性免疫不全症候群(後天性免疫不全症)の頭文字。
マクロファージから分泌される、細胞のアポトーシスを抑制する分子。CD5L とも。
TNFのスーパーファミリーに属する分子。 CD256とも。BAFFとの相同性は33%である。
BLT1とは、ロイコトリエンB4(LTB4)の主要な高親和性受容体であり、Gタンパク質共役受容体ファミリーに属する膜受容体である。
C/EBPのひとつ。軟骨細胞に発現し、骨の成長に関わる。
骨髄系細胞と一部のリンパ球系の細胞のみに発現するC/EBP。好中球の最終分化や増殖、マクロファージの機能に関与していることが報告されている。
補体のひとつ。チオエステル結合によって病原体と結合し、それを無毒化する。補体第三成分とも呼ばれる。
補体のひとつ。補体第四成分。
ケモカインのファミリーのひとつ。ケモカインが持つ4つのシステイン残基のうち、N末端側の2つのシステイン残基が連続しているもの。β‐ケモカインとも。
腸管の粘膜固有層の自然免疫の免疫細胞群が発現するマクロファージの分子マーカー。
樹状細胞マーカー。小腸粘膜固有層のCD11c陽性細胞にはTLR5が特異的に発現しており、有鞭毛細菌に対して自然免疫応答を誘導する。
エンドトキシン(細菌内毒素)など菌体表層成分の共役受容体(マルチリガンド受容体)。肝臓のクッパー細胞やマクロファージの細胞表面に発現する。一部の単球の表面にも発現する。
マクロファージに特異的に発現されるヘモグロビンスカベンジャー受容体。α1-酸性糖タンパク質によって発現が誘導される。
CD1dとは、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスI分子に構造的類似性を持つ、糖脂質抗原を提示する非古典的MHCクラスI分子である。
CD300aとは、主として免疫細胞の表面に発現し、細胞の活性化や抑制を制御する受容体分子である。 CMRF-35抗原ファミリーに属するI型膜蛋白質であり、ヒトにおいてはIgSFドメインを1つ持ち、細胞質内には抑制性のITIMモチーフを有している特徴がある。
B細胞や樹状細胞、マクロファージなどの抗原提示細胞に発現するTNF受容体スーパーファミリー。
組織普遍的に発現する5回細胞膜貫通型のタンパク質。インテグリン関連タンパク質(IAP)とも。
組織マクロファージで発現が見られる分子。
CFP-10とは、主に結核菌(結核の原因菌であるMycobacterium tuberculosis)のゲノム上に存在する遺伝子から発現し、宿主の免疫応答において重要な役割を果たす10kDaの培養上清プロテイン(Culture Filtrate Protein 10)のことである。 このタンパク質はESAT-6とともに、結核の感染診断やワクチン開発の分野で極めて重要な…
脂肪組織や肝臓の異常で確認されるマクロファージなどの集合。
血液検査の検査項目のひとつ。C反応性タンパク質(C反応性蛋白)とも呼ばれる。基準値は 0.3mg/dL 以下。
CSF-1とは、日本語でコロニー刺激因子-1とも呼ばれ、マクロファージやその前駆細胞の増殖、分化、生存を調節する重要なサイトカイン(造血因子)の一種である。 CSF-1はマクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)とも称され、単球系細胞の受容体であるCSF-1Rに結合することで、その生理活性を発揮する。
CX3CRとは、ケモカイン受容体ファミリーに属する膜蛋白質の一つであり、特にCX3CR1がよく知られている。
CXCL2とは、ケモカインファミリーに属するサイトカインの一つであり、主として炎症性細胞の遊走や活性化を誘導するタンパク質である。 かつてはマクロファージ炎性タンパク質-2アルファ(MIP-2アルファ)や好中球活性化タンパク質-3(GROベータ)といった名称でも呼ばれていた歴史がある。
ケモカイン受容体のひとつ。好中球や単球(マクロファージ)に発現する。
CYP27A1とは、チトクロームP450ファミリーに属するミトコンドリアの酵素の一つであり、主に肝臓やマクロファージなどの組織においてステロイド化合物やコレステロールの代謝に関与している。
病原体由来のDNAを察知する、細胞質に局在するパターン認識受容体。腫瘍間質に存在するマクロファージに発現増強する遺伝子として発見された。DLM-1やZBP1とも。
侵襲に伴う細胞障害時に放出される自己由来分子。樹状細胞はDAMPsをパターン認識受容体によって感知して活性化する。
DAP12とは、免疫系や神経系の細胞表面に発現し、シグナル伝達を担う重要な膜タンパク質である。 造血細胞をはじめとする多様な細胞において、受容体と複合体を形成して活性化シグナルを細胞内へと伝達する機能を持つ。
デオキシリボヌクレアーゼのひとつ。貪食細胞が持ち、細胞質に存在するDNAを除去する酵素。
FABP4とは、主に脂肪細胞やマクロファージに多量に発現し、脂肪酸などの疎水性リガンド可逆的に結合して細胞内輸送を行う細胞質型タンパク質ファミリーの一種である。 アディポサイト型脂肪酸結合タンパク質(aP2)とも称され、脂肪酸の代謝制御やシグナル伝達において重要な役割を担っている。
Fc受容体のサブユニットのひとつである膜結合タンパク質。Fc受容体γ鎖。
抗体の一部分。L鎖と結合せずH鎖同士結合している部分(抗体のY字の棒の部分)。免疫細胞のFc受容体に結合する。
IFN-γによって誘導されるGTPase。13個のファミリー分子が存在する。マクロファージ内に存在し、トキソプラズマの寄生胞の破壊に重要。
コロニー刺激因子のひとつ。顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、顆粒球単球コロニー刺激因子とも。
顆粒球-マクロファージ前駆細胞のこと。MDPの前駆体。
リポタンパク質のひとつ。高比重リポタンパク質やHDLコレステロール(HDL-CHO)とも。
ヒト免疫不全ウイルスとも呼ばれる。AIDS(エイズ)を引き起こすレトロウイルス。
HLA-Dとは、ヒト主要組織適合遺伝子複合体(MHC)のクラスII領域にコードされる遺伝子群、およびそれらが発現する白血球表面の分子群の総称である。 HLA-D分子は、マクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞の表面に発現し、外来の抗原ペプチドをヘルパーT細胞に提示することで免疫応答の調節において中心的な役割を果た…
HLHとは、正式名称をヘモファゴサイトティック・リンフヒスティオリシトシス(Hemophagocytic lymphohistiocytosis)といい、日本語では血球貪食症候群または血球貪食性リンパ組織球症と呼ばれる、過剰な免疫反応を特徴とする重篤な臨床症候群である。 本疾患は、体内の免疫システムが異常に活性化されることにより、組織…
ミクログリアやマクロファージに特異的なカルシウム結合タンパク質。Racと協調的に、ミクログリアの遊走能や貪食能の分子基盤を構成すると考えられている。
インターフェロン(Ⅱ型インターフェロン)のひとつ。Th1サイトカインの代表。IFN-gとも。
マクロファージから産生されるインターロイキン。
T細胞やB細胞、マクロファージ、樹状細胞やT細胞などが産生するインターロイキン。主にTh2細胞が産生する。抑制性サイトカインのひとつ。
マクロファージがTLR4によって細菌の細胞壁のリポ多糖を認識した際に分泌されるインターロイキン(炎症性サイトカイン)。
IL-17のファミリーに属するインターロイキンのひとつ。主にTh17細胞から産生される炎症性サイトカイン。
IL-17ファミリーは、T細胞などの免疫細胞から産生されるシグナル伝達物質であり、これまでにIL-17AからIL-17Fまでの6種類のメンバーが同定されている。
インターロイキンのひとつ。ヘルパーT細胞から分泌され、キラーT細胞を活性化させる。
インターロイキンのひとつ。ミエロイド系前駆細胞のM1マクロファージへの分化を誘導して抗腫瘍活性を示すとされる。
インターロイキンのひとつ。Th2サイトカイン。B細胞増殖因子やB細胞刺激因子とも呼ばれる。
病原体の排除や創傷治癒の役割を果たすインターロイキン。過剰または持続的な産生は炎症性疾患の発症や進展に関与することが知られている。当初はBSF-2と呼ばれた。
IFN-γを介してマクロファージを活性化することで細胞内寄生性病原微生物に対する生体防御に関与する自然リンパ球。
INF-γ(インターフェロン・ガンマ)とは、主に活性化T細胞やナチュラルキラー細胞(NK細胞)によって産生・分泌される、免疫応答において中心的な役割を果たすサイトカインの一種である。
NO合成酵素のひとつ。炎症が惹起された際に誘導され、マクロファージなどに存在するが、通常はほとんど存在しない。誘導型一酸化窒素合成酵素。誘導型NOSやNOS-2とも呼ばれる。
IRAK3(Interleukin-1 receptor-associated kinase 3)とは、主として免疫細胞においてToll様受容体やインターロイキン-1受容体を介したシグナル伝達の負の制御因子として機能するタンパク質である。 別名としてTollipやIRAK-Mとも称され、過剰な炎症反応を抑制して生体防御における免疫の恒常性を維持する上で重要な役割…