ミルリノン
PDE3の選択的阻害薬。強心薬のひとつ。急性心不全の治療薬として用いられる。
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PDE3の選択的阻害薬。強心薬のひとつ。急性心不全の治療薬として用いられる。
ジゴキシンがメチル化した誘導体。うっ血性心不全や心房細動・粗動による頻脈、発作性上室性頻拍などの治療薬。メディゴキシンとも。商品名はラニラピッド。
高血圧性心不全の治療薬。頭側延髄腹外側野のイミダゾリン1受容体に作用し、中枢性に交感神経活動を抑制する。モクソニジンとも。
中心静脈圧とは、右心房近傍または上大静脈における血液の圧力を示す指標であり、一般に右心房へ戻ってくる血液の量である静脈還流量と、右心室のポンプ機能(心機能)とのバランスを反映する生体パラメータである。
心臓が長鎖脂肪酸を消費できず、中性脂肪が心筋や冠動脈に蓄積する疾患。2008年に大阪大学医学部附属病院で発見された。
アシドーシスの一種。血液中の乳酸値が5mM以上に上昇し、動脈の血液のpHが7.35未満にまで低下して血液が酸性に傾き、様々な臓器障害を引き起こす症状。致死率が約50%と高い。
伝導障害とは、生体内における電気的信号や興奮の伝達が、神経系や心臓などの組織において何らかの原因で阻害あるいは遅延する病態の総称である。
低栄養とは、身体の維持、成長、代謝に必要な栄養素およびエネルギーが不足、過剰、あるいは不均衡な状態を指し、医学的および公衆衛生学的に重要な病態である。狭義にはエネルギーやタンパク質の摂取量が生理学的な需要を下回る状態(低栄養状態:Protein-Energy Malnutrition: PEM)を指すことが多く、飢餓状態や消耗性…
先天性心疾患とは、胎児の心臓および大血管の形成異常によって出生時に見られる構造的な異常の総称である。 胎児期の心臓発生の過程において、何らかの原因により心房、心室、弁、あるいは心臓に接続する大血管の構築が正常に行われなかった結果として生じる。
動脈血ガス分析とは、動脈血中の酸素分圧、二酸化炭素分圧、水素イオン濃度(pH)などを測定し、呼吸機能、酸塩基平衡、および代謝の状態を評価するための検査である。
原発性サルコペニアとは、加齢以外の明確な原因疾患が見当たらない状態で進行する老化に伴う骨格筋量および筋力の低下を指す臨床概念である。 加齢による生理的な筋萎縮や機能低下が主たる要因であり、高齢化社会において要介護状態や寝たきりのリスクを高める重要な要因として位置づけられている。
可溶性エポキシヒドロラーゼとは、主にエポキシドをジヒドロキシ誘導体であるジヒドロ体に変換する代謝酵素の一つである。
心臓の右心で起こる心不全。肺高血圧症患者の最も重要な予後規定因子。
大動脈狭窄症とは、左心室から全身へ血液を送り出す大動脈の根元に位置する大動脈弁が、何らかの原因によって十分に開かなくなり、血流が障害される疾患である。
左心不全とは、心臓の左心室のポンプ機能が低下し、全身へ十分な血液を送り出せなくなることによって肺静脈や肺毛細血管の圧力が上昇し、様々な症状を引き起こす臨床症候群である。人間の心臓は全身から戻ってきた血液を右心房と右心室を介して肺へと送り出し、肺で酸素を取り込んだ血液が左心房および左心室に戻るという…
心臓弁(大動脈弁、僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁)の機能が障害された状態。心臓弁膜症とも。
心臓の収縮力を高める薬。心不全の治療などに用いられる。
心保護作用とは、心筋組織に対して虚血や再灌流、あるいは各種の薬剤や炎症などによる細胞傷害を軽減・回避し、心機能を維持または改善する生化学的および生理学的な作用の総称である。
心臓機能低下による全身性浮腫。心筋梗塞や心筋炎などが原因となる。
心房内の異常な電気信号により心房が不規則に細かく震える不整脈の一種。
心臓周辺の冠動脈が完全に詰まり、血流が途絶える致命的な疾患。急性の場合は緊急なカテーテル治療が必要。
心筋に生じる炎症。心不全の原因となり、致命的な不整脈が引き起こされる場合がある。
心筋の障害によって血液の循環が障害される疾患の総称。悪化すると、全身の臓器に十分な血液を送れなくなる慢性心不全となる。
心臓の心筋を構成する細胞。ミトコンドリアが多い。
心筋が厚くなり、心臓の内部が狭くなる症状。
心不全によって現れる喘息に似た症状。
心臓やその周辺の血管などに起こる症状の総称。
心血管障害とは、心臓および血管の構造的あるいは機能的な異常に起因する一連の疾患群の総称である。
敗血症や肺炎、誤嚥、有毒物質の吸入、溺水、薬剤性、多発外傷などが原因となる急性の呼吸困難。成人呼吸促迫症候群とも呼ばれた。急性呼吸促迫症候群とも。
心筋梗塞などが原因となり、突然発症する心不全。不整脈や急性心筋梗塞などの疾患を含む。
筋肉の減少を特徴とする代謝異常症候群。脂肪の減少は伴う場合と伴わない場合がある。
慢性好酸球性白血病とは、造血幹細胞のクローン性増殖により、骨髄中および末梢血中で好酸球が持続的に増加し、組織や臓器の障害を引き起こす骨髄増殖性腫瘍の一種である。 世界保健機関(WHO)の分類においては、好酸球増多症およびPDGFRA、PDGFRB、FGFR1といった特定の遺伝子異常を伴う myeloid and lymphoid neoplasms…
長期間に渡って進行する心不全。急性心不全との違いは、症状の程度を問わず状態がほぼ一定していること。
一度起こった炎症が長期間治らないもの。これに対し、比較的早期に治まる炎症は急性炎症と呼ばれる。
抗利尿ホルモン2型受容体とは、主として腎臓の集合管基底膜側に存在し、水の再吸収を調節するGタンパク質共役受容体である。
心筋が薄く拡大し、その収縮能が低下して左心室の拡大が起こり、心不全が引き起こされる心筋症。指定難病のひとつ。遺伝的要因による発症が確認されている。
持続的血液透析濾過とは、血液浄化法の一種であり、腎機能が著しく低下した患者に対して、24時間またはそれに近い長時間をかけて緩徐に血液の透析と濾過を行う治療法である。
救急医療とは、急性の発症や受傷によって、生命の危機または重大な機能障害の恐れがある患者に対し、病院前救急医療から救急外来における初期診療、集中治療に至るまで、時間を争う医療を総合的に提供する臨床医学の専門領域である。
植込型除細動器とは、心室細動や持続性心室頻拍といった致死的な不整脈を自動的に検出し、電気ショックや抗頻拍ペーシングを行って正常な心拍リズムへと回復させるための医療機器である。
生命予後とは、ある特定の疾患や病態を発症した患者、あるいは外科手術などの治療を受けた患者について、将来的な生存または死亡に関する転帰(結末)の予測を指す医学用語である。
高血圧や弁膜症などの他の原因が無いにも関わらず心筋(心室筋)が肥大化する心筋症。約4分の1の患者に左室内閉塞による血流の悪化(閉塞性肥大型心筋症)が起こるとされる。家族性(遺伝性)の発症が確認されている。
胸腔に液体がたまる疾患。またはその溜まった液体のこと。
胸部レントゲン検査とは、X線を利用して胸郭内部の臓器、特に肺や心臓、気管などの状態を画像として描出する代表的な画像診断法である。
ビタミンB1(チアミン)の欠乏症。亡国病とも。主な症状は浮腫、末梢神経障害と心不全(衝心)。
心臓(主に心室)から分泌される、32個のアミノ酸で構成されるペプチドホルモン。B型ナトリウム利尿ペプチドとも。
腎臓の機能が失われる病気。急激に症状が進む急性腎不全と長期間ゆっくりと進行する慢性腎不全がある。
腎性貧血とは、慢性腎臓病の進行に伴って腎臓からのエリスロポエチンの産生が低下し、骨髄での赤血球の産生が減少することによって引き起こされる貧血のことである。 慢性腎臓病の患者においては病期の進行とともにその合併頻度が高くなり、腎機能の低下に比例してヘモグロビン濃度が低下する傾向がみられる。 腎臓は造血…
腹腔内に異常に貯留した液体。肝機能が低下によって増加する。
冠動脈の血液の循環障害によって、心筋の酸素需要に供給が満たないために生じる症状の総称。
蛋白漏出とは、血中のタンパク質(主としてアルブミンなど)が通常のルートを外れて血管外や消化管・腎臓などの管腔内へ異常に流出する病態の総称である。 臨床的には、低アルブミン血症を引き起こす主要な機序の一つとして知られており、全身の浮腫や胸水、腹水などの原因となる。
不規則抗体によって胎児に障害が起きること。
横になると呼吸困難が強まるため、上体を起こして呼吸しようとする状態。心不全による症状のひとつ。
高濃度の酸素を吸引させる治療。慢性的な呼吸不全や心不全によって動脈の血液の酸素濃度が低下する患者に対して行う。
悪性腫瘍、うっ血性心不全、貧血など。
心房細動のひとつ。長時間持続し、肺鬱血をきたし左心不全に至る。
高アルドステロン血症とは、副腎皮質から分泌されるアルドステロンが過剰になることにより、高血圧や低カリウム血症などを引き起こす病態の総称である。
腎臓の疾患(糸球体濾過率の低下)によってリンの排泄量が低下し、血液中のリンが増加した状態。
血圧が正常な状態より高くなる現象。生活習慣病の一つ。
鬱血性心不全 うっ血性心不全を参照。
ビリルビンが血液に過剰に溜まること(高ビリルビン血症)によって、皮膚や目(結膜)が黄色くなる症状。肝臓でのビリルビンの代謝に異常を来すことが原因となる。