イオンチャネル
イオン輸送体として働く膜タンパク質のひとつ。イオンポンプとは逆に、イオンチャネルは濃度勾配に従ってイオンを細胞内外へ運ぶ。
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イオン輸送体として働く膜タンパク質のひとつ。イオンポンプとは逆に、イオンチャネルは濃度勾配に従ってイオンを細胞内外へ運ぶ。
リガンドの結合によって内蔵されたイオンチャネルが開口する受容体。
中枢神経系の神経伝達に関わるグルタミン酸受容体。同種(ホモ)または異種(ヘテロ)のサブユニットからなる四量体。
イオンチャネル型受容体
筋小胞体に発現するリアノジン受容体。カルシウムイオンの結合によってCICRのしきい値が下がる。
ATP感受性イオンチャネルを参照。
イオンチャネルのタイプのひとつ。ATPの結合によってチャネルが開くもの。ATP依存性イオンチャネルとも呼ばれる。
細胞膜とミトコンドリア内膜に存在するイオンチャネル。細胞内の代謝状態と細胞膜の興奮性を結びつけている。ミトコンドリア内膜に存在するものは細胞保護やアポトーシス抑制に関与する。ATP感受性KチャネルやATP感受性K+チャネル、KATPチャネルなど、様々な表記揺れがある。
ATP感受性イオンチャネルであるカリウムチャネル。ATP依存性カリウムチャネルとも。
CALM2とは、カルモジュリンをコードする代表的な遺伝子の一つであり、ヒトでは2番染色体に位置している。カルモジュリンはカルシウムイオン($Ca2+$)の主要な細胞内受容体であり、細胞内におけるカルシウムシグナル伝達の中心的役割を担うタンパク質である。
CaMKⅡδ(カルモジュリン依存性プロテインキナーゼⅡデルタアイソフォーム)とは、カルシウムとカルモジュリンのシグナル伝達によって活性化され、特に心筋細胞や血管平滑筋などの心血管系組織において重要な役割を果たすセリン・スレオニンキナーゼの一種である。
上皮細胞において水と塩化物イオンの輸送を調節するイオンチャネル。
ClC-3とは、電位依存性の塩化物イオンチャネルファミリーに属する膜タンパク質であり、哺乳類の中枢神経系をはじめとする多様な組織に広く発現している遺伝子およびその産物である。
ClC-6とは、CLCファミリーに属する塩化物イオンチャネルおよびプロトン・塩化物イオン交換体のメンバーであるタンパク質、あるいはそれをコードする遺伝子のことである。 ヒトにおいては、CLCN6遺伝子によって規定されている。
視細胞や嗅細胞の細胞膜に発現し、感覚の伝達に関わるイオン非選択性の陽イオンチャネル。サイクリックヌクレオチド感受性チャネルとも。
カルシウムチャネルのひとつ。カルシウム遊離活性化カルシウムチャネルとも。
GABA_A受容体とは、中枢神経系における主要な抑制性の神経伝達物質であるGABA(ガンマ-アミノ酪酸)に特異的に結合し、細胞膜のイオンチャネルを透過させることで神経細胞の興奮を抑制するリガンド作動性イオンチャネル型受容体である。
直接塩素チャネルと連結するGABA受容体。主な抑制性シナプス伝達を担っている。脳の広範囲に分布し、様々な機能に関与することが知られている。
Gi蛋白とは、ホルモンや神経伝達物質などの細胞外シグナルを細胞内へ伝達するヘテロ三量体G蛋白ファミリーの一つであり、主としてアデニル酸シクラーゼの活性を抑制して細胞内シグナル伝達を負に調節するタンパク質である。
GluK1とは、中枢神経系において興長性神経伝達を担うカイニン酸型グルタミン酸受容体を構成するサブユニットの一つである遺伝子およびそのタンパク質産物である。
イオンチャネル型グルタミン酸受容体を参照。
ATP感受性カリウムイオンチャネルを参照。
Kir1.1とは、腎臓の遠位尿細管および集合管に主に発現し、カリウムの排泄や再吸収において重要な役割を果たす内向き整流性カリウムチャネルの一種である。
KLHL3とは、ケルチ様ペプチドファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではKLHL3遺伝子によってコードされている遺伝子産物である。
Kv1.3とは、電位依存性カリウムチャネルのKv1ファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではKCNA3遺伝子によってコードされる膜タンパク質である。
グルタミン酸受容体のひとつ。グルタミン酸やグリシンをリガンドとする。NMDA型グルタミン酸受容体やN-メチル-D-アスパラギン酸受容体などとも。
PDZとは、主としてタンパク質の相互作用を媒介する、およそ80〜90個のアミノ酸残基から構成される保存されたドメイン構造のことである。
PDZ1とは、様々なタンパク質のアミノ酸配列中に見出され、他のタンパク質との相互作用を仲介する保存されたドメイン構造であるPDZドメインのうち、一つのポリペプチド鎖内に複数存在する同ドメインのN末端側に位置する第1番目のドメインを指す用語である。
神経系に発現するタンパク質に多く含まれるドメイン。他のタンパク質のC末端の特定の配列を認識して結合する。
PKD2L1とは、多発性嚢胞腎関連タンパク質ファミリーに属するTRPチャネルの一種であり、主として細胞膜に局在してイオンチャネルとして機能する膜タンパク質である。
電位依存性イオンチャネルにおけるポアドメインの構成要素。
活動電位持続時間(QT時間)の延長。心筋の収縮に伴う活動電位の持続時間が長くなり、不整脈が起こりやすくなった状態。
SSTR2とは、ソマトスタチン受容体のサブタイプ2であり、Gタンパク質共役受容体ファミリーに属する膜受容体の一つである。 体内におけるソマトスタチンの主要な受容体として機能し、ホルモン分泌の抑制や細胞増殖の制御などに関与している。
TRPC2とは、哺乳動物をはじめとする脊椎動物において発現する一時的受容体電位チャネル(Transient Receptor Potential channel: TRPチャネル)ファミリーのカチオンチャネルの一つである。
心筋の細胞膜に存在する、カルシウムイオン透過型陽イオンチャネル。抗がん剤の投与で発現が増加し、活性酸素を発生することで心筋細胞を萎縮させる。
TRPチャネルのひとつ。活性酸素種のセンサーとして働く非選択性の陽イオンチャネル。ADPリボースや過酸化水素によって活性化される。好中球、マクロファージ、ミクログリアなどに発現する。
TRPM4とは、一時的受容体電位(Transient receptor potential: TRP)チャネルファミリーのメラスタチンサブファミリーに属する、カルシウム非透過性の一価陽イオンチャネルである。 細胞外からのカルシウムイオンの流入ではなく、細胞内カルシウム濃度の上昇によって活性化され、主にナトリウムイオンなどの一価陽イオンを…
TRPチャネルのひとつ。カルシウムイオンを含む二価の陽イオンを透過するイオンチャネル。
TRPVのひとつ。後根神経節や全身に分布する感覚神経の神経終末の細胞膜に存在するバニロイド受容体。
温度の知覚に関わる陽イオンチャネル(カルシウムチャネル)であるTRPVのひとつ。
温度の近くに関わるイオンチャネルであるTRPVのひとつ。
6回膜貫通領域を有する陽イオンのイオンチャネル(カチオンチャネル)。ヒトを含め、様々な生物における温度感覚、痛覚、視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚などの刺激を受け取るのに重要とされる。
β-スペクトリンとは、細胞骨格を構成する主要なタンパク質であり、赤血球をはじめとする様々な細胞の細胞膜直下に存在して膜蛋白と結合し、細胞膜の機械的強度や弾性、形態を維持する骨格構造を形成する分子である。
味蕾を構成する細胞のひとつ。イオンチャネル型の受容体を持つ。
全身の激しい痙攣発作を伴う慢性的な脳の神経疾患。大脳の神経細胞の過剰な放電(興奮)によって繰り返し引き起こされる反復性の発作を特徴とする。罹患率は100~300人に1人とされる(世界の成人の1%)。漢字では癲癇。
陰イオン(アニオン)を通過させるイオンチャネル。陰イオンチャネルとも。
感覚神経に発現するイオンチャネル。細胞内のカルシウムイオン濃度の増加を感知して開き、塩素イオンなどの陰イオンを通す。
イオンチャンネル イオンチャネルを参照。
イオン輸送体として働く膜タンパク質のひとつ。
イオンを運ぶ働きを持つ膜タンパク質(輸送体)。体内の各部のイオン濃度の調節に関わる。
リン脂質の一種。その化学構造にイノシトールを含む。生体膜に含まれるリン脂質全体の10%未満。種々のイオンチャネルの活性を制御する。
イノシトール三リン酸の受容体。IP3受容体とも呼ばれる。小胞体からのカルシウム放出を制御し、細胞内カルシウム動態に多大な影響を及ぼす重要なイオンチャネル。
陽イオンを透過させるイオンチャネル。陽イオンチャネルとも。
トウガラシの辛味成分。代表的なカプサイシノイド。
カリウムチャネルを参照。
カリウムイオンを通すイオンチャネル。カリウムイオンチャネルとも。
カルシウムチャネルを参照。
イオンチャネルのひとつ。生体膜に貫通する膜タンパク質で、カルシウムイオンを受動的に透過させる働きを持つ。
グルタミン酸をリガンドとする受容体。中枢神経のシナプスに多く発現する。
内耳(蝸牛)に存在する、音の振動(蝸牛の基底膜の振動)を電気信号に変換する器官。