グリア細胞
脳内に存在する神経細胞以外の細胞群。支持細胞や神経膠細胞とも呼ばれる。
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脳内に存在する神経細胞以外の細胞群。支持細胞や神経膠細胞とも呼ばれる。
グリア細胞株由来神経栄養因子とは、ラットの神経膠腫(グリア腫瘍)細胞株の培養上清から見出された、神経系の生存や分化を支持する生理活性物質である。
TGF-βスーパーファミリーに属する神経栄養因子のひとつ。
MPTPが主に脳内のグリア細胞のミトコンドリア外膜に存在するMAO-Bによって酸化されて生じる有機化合物。神経毒性を有し、パーキンソン病を引き起こす。MPP+とも。
グリア細胞(アストロサイトとオリゴデンドロサイト)の発達に必要な遺伝子。染色体4番(4p15)上に位置する。胸腺とT細胞から発見され、免疫系に広く分布することが確認されている。T10とも。
CX3CRとは、ケモカイン受容体ファミリーに属する膜蛋白質の一つであり、特にCX3CR1がよく知られている。
GABA(γ-アミノ酪酸)を分解し、コハク酸セミアルデヒドを生成するトランスアミナーゼ。
グリア細胞由来神経栄養因子を参照。
MS4Aファミリーに属する遺伝子およびタンパク質は、細胞の増殖、分化、活性化などの多様な細胞シグナル伝達に関与していることが知られている。特に近年、ゲノムワイド関連解析(GWAS)などの遺伝学的研究において、MS4A遺伝子群(特にMS4A4AやMS4A6Aなど)の多型がアルツハイマー病の発症リスクと強く関連していることが…
脳弓下器官や終板脈管器官のグリア細胞に発現し、脱水に伴う細胞外液中のナトリウムイオンレベルの上昇を感知するセンサーとして機能するチャネル。
一回膜貫通型の受容体。細胞外ドメインは、36個の上皮成長因子(EGF)様リピートから成り、各リピートはO-フコースとO-グルコースの糖修飾を受けている。
P2Y13とは、プリン受容体のファミリーに属するGタンパク質共役受容体の一種であり、主としてアデノシン二リン酸(ADP)をリガンドとして結合する受容体である。
SSPEウイルスとは、麻疹ウイルスの変異株が中枢神経系に持続感染することによって引き起こされる、亜急性硬化性全脳炎(Subacute Sclerosing Panencephalitis: SSPE)の原因となるウイルスの総称である。
140個のアミノ酸残基からなるタンパク質。神経細胞に局在し、シナプス可塑性や神経伝達物質の調整などを行う。
グリア細胞のひとつ。星状細胞や星状膠細胞、アストログリアとも。脳内の神経細胞の周りに存在する。ヒトの大脳皮質においては最も大きく、数も多い細胞。星型をしていることから名付けられた。
うつ病の症状のひとつ。快感情を失い、これまで楽しいと思えていたことも楽しめなくなる状態。腹側線条体の血流低下が発症に関わると考えられている。無快楽症や無快感症とも。
TRPV4を活性化する内因性リガンド。アラキドン酸を前駆体とし、ナトリウムイオンの濃度上昇に応答するNaxチャネルを持つグリア細胞から放出される。
グリア細胞のひとつ。希突起膠細胞やオリゴデンドログリアとも呼ばれる。
グリア グリア細胞を参照。
コンドロイチン硫酸を含むプロテオグリカン。
パーキンソン病に対する治療薬。モノアミンオキシダーゼB(MAO-B)を選択的かつ非可逆的に阻害する。L-デプレニルとも。商品名はエフピー。
セレブロシドスルホトランスフェラーゼとは、セレブロシド(ガラクトシルセレブロシド)の水酸基に硫酸基を転移させ、スルファチド(ガラクトシルセラミド硫酸エステル)を生成する反応を触媒する酵素である。
神経細胞やグリア細胞の中にタウタンパク質が蓄積する疾患。
グリア細胞の上衣細胞のひとつ。伸長上衣細胞とも呼ばれる。視床下部や弓状核が接している第三脳室の基底部の壁に存在する。
ニューロトランズミッターとは、神経細胞間あるいは神経細胞と効果器(筋肉や腺など)の間で情報伝達を担う化学物質である神経伝達物質の英語名による総称である。
ニューロモデュレーターとは、神経伝達物質の一種であり、古典的なシナプス伝達において直接的な興奮や抑制を引き起こすのではなく、神経細胞の興奮性やシナプス伝達の効率を修飾し、広範囲にわたる神経回路の活動状態を調節する化学物質の総称である。
17個のアミノ酸で構成される神経ペプチド。オピオイドペプチドと似た構造を持つ。オルファニンFQとも。
シアル酸の重合体。神経細胞やグリア細胞におけるNCAM上に存在し、脳の発達に関わる。
グリア細胞のひとつ。グリア細胞全体の10%程度を占める。小膠細胞とも。
グリア細胞のひとつ。網膜のほぼ全域に分布する。内境界膜から視細胞の領域までをひとつの細胞体のみで覆う巨大な細胞。網膜神経系や内血液網膜関門の支持細胞であり、GLUT1が発現する。
生物が日常的に受ける物理的な力(圧力、張力、振動力など)のこと。
モノアシルグリセロールを加水分解する反応を触媒する酵素。アシルグリセロールリパーゼとも呼ばれる。
赤い色をした抗酸化作用を持つファイトケミカルのひとつであるカロテノイド。トマトやスイカ、ピンクグレープフルーツなどに豊富に含まれる。リコペンとも。
グリア細胞のひとつ。エペンディモサイトとも呼ばれる。
中枢感作とは、中枢神経系、特に脊髄や脳における神経回路の興奮性が異常に高まり、痛覚に対する感受性が過敏になる病態生理学的なメカニズムのことである。
中枢神系とは、一般に中枢神経系の誤記あるいは略記として用いられる言葉であり、生物の神経系のうち脳および脊髄を中心とした中枢部分を指す概念である。厚生労働省の用語解説等において、神経系は脳や脊髄からなる中枢神経系と、そこから身体各部へ広がる末梢神経系に大別されることが示されている。生物学および医学の…
乏突起膠細胞とは、中枢神経系において神経軸索の髄鞘を形成し跳躍伝導を支えるグリア細胞の一種である。
内側血液網膜関門とは、網膜の毛細血管内皮細胞同士が密着結合(タイトジャンクション)によって強固に結合し、血液中の物質が容易に網膜実質へ移行することを制限している生理学的構造のことである。
帯状皮質の一部。前部帯状皮質や前部帯状回とも。
タウタンパク質の遺伝子(MAPT)の異常により、神経細胞やグリア細胞内に異常なタウタンパク質が蓄積し、これらが変性する疾患の総称。変異の部位や種類によって様々。
前頭前動脈とは、大脳の前頭葉外側面および内側面の前頭前野へ血液を供給する動脈の枝の一つである。 一般に、前頭前動脈は内頸動脈系から終脳へと至る主要な血管である中大脳動脈の上枝、あるいは前大脳動脈などの脳底動脈系やウィリス動脈輪から分枝する前頭葉領域の栄養血管として位置づけられている。
大脳基底核(特に淡蒼球と黒質)の神経細胞が死滅することが原因となる疾患。パーキンソニズムが現れる。
神経細胞やグリア細胞の一過性興奮とそれに続く活動抑制を伴う一連の現象。虚血や低血糖などのストレスによる大脳皮質の興奮の高まりが全体に波のように三次元的に広がる。閃輝暗点や片頭痛、脳虚血、脳卒中、脳外傷、てんかんなどの患者の大脳皮質で確認されている。大脳皮質広汎性脱分極とも。
胎児のなかで脳が作られる発生期に存在する、神経細胞やグリア細胞を作り出すもととなる神経幹細胞。作り出された神経細胞を脳の表面に向けて移動させる時の足場としての役割を持つ。
胎生中期に主に神経細胞を生成する、脳の表面に向かって放射状の長い突起を伸ばす脳室帯の神経上皮細胞。グリア細胞でもある。
有髄神経ファイバーとは、髄鞘(ミエリン鞘)と呼ばれる特殊な生体膜構造によってその軸索が覆われている神経線維のことである。
神経、グリア細胞、平滑筋細胞、脂肪細胞などに分化する神経堤由来の幹細胞。毛包のニッチの維持に重要とされる。
眼杯茎とは、脊椎動物の発生学において、間脳から眼杯へと接続する胚子期の細長い神経管由来の組織である。
神経伝達とは、神経細胞(ニューロン)の間、あるいは神経細胞と筋細胞や腺細胞などの効果器との間で、化学物質を介して情報伝達が行われる生体機構のことである。
脳の神経細胞内において、過剰にリン酸化されたタウタンパク質が凝集したもの。
脳の神経細胞やグリア細胞を生み出す細胞。
神経細胞の生存維持ならびに分化促進に必要な因子。ニューロトロフィンとも呼ばれる。
神経細胞やグリア細胞から成る系。必要に応じて身体が受けた刺激に対する反応を引き起こす。
神経細胞やグリア細胞を指す。
神経細胞に特異的に発現する、γサブユニットを含むエノラーゼ。神経細胞特異的と名付けられているが、グリア細胞でも産生されるという報告もある。
神経細胞とそれを支持するグリア細胞などから構成される組織。
脳に強い傷害(脳梗塞など)が起きたときに、グリア細胞群が傷害された場所に集まったり増殖したりする現象。グリオーシスとも。
神経膠細胞(glial cell) グリア細胞を参照。
グリア細胞(神経膠細胞)から発生する悪性腫瘍。グリオーマとも呼ばれる。国内の原発性脳腫瘍の原因の約25〜30%を占めるとされる。
神経解剖学とは、神経系の構造および組織学的局在に関する科学的な研究領域である。 中枢神経系および末梢神経系の形態学的な特徴を詳細に解明することを目的としている。