髄膜
脊髄と脳を覆う三層の膜。外側から順に以下の3つの膜で構成される。
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脊髄と脳を覆う三層の膜。外側から順に以下の3つの膜で構成される。
髄膜に炎症が生じることで起こる以下の症状の総称。
髄膜炎菌などの細菌の感染が原因になるものと、それ以外が原因のものに分類される。
細菌性髄膜炎のひとつである髄膜炎菌性髄膜炎の原因となる細菌。
細菌性髄膜炎のひとつ。重篤な脳の障害を引き起こす。
髄膜症
髄膜脳炎(meningoencephalitis) 髄膜炎に併発する脳炎。
原発性脳腫瘍の中で最も頻度が高いとされる腫瘍。前頭部の円蓋部に発生することが最も多く、増大するとてんかんや麻痺などの症状が起こりえる。
国に対して発生報告が義務付けられている感染症のグループのひとつ。
常在菌の一種。B群溶血性連鎖球菌とも。
間葉系細胞が産生するケモカイン。
ヘモフィルス・インフルエンザの型のひとつであり、この細菌による感染症の95%を占める。細菌性髄膜炎の原因細菌。
乳幼児に敗血症や髄膜脳炎などの重症感染症や致命的状態を引き起こすパレコウイルス。ヒトパレコウイルス3型。
リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルスを参照。
T細胞のT細胞抗原受容体(TCR)は抗原を単独では認識できず、同時にMHCがあって初めて抗原も認識できるという性質。
髄膜を構成する2番目の膜。くも膜と軟膜の間の空間をくも膜下腔と呼び、ここは脳脊髄液で満たされている。
くも膜細胞とは、脳や脊髄を包む3層の髄膜のうち、中層に位置するくも膜を構成する細胞のことである。 脳脊髄液の循環や血液脳関門の維持において重要な役割を担っている。
アクチノバチルス属の細菌は、家畜や実験動物などの動物の粘膜、特に口腔内や上気道の常在菌叢を構成することが知られている。
アメリカトリパノソーマ病とは、原虫の一種であるクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染によって引き起こされる人獣共通感染症であり、別名シャーガス病とも呼ばれる寄生虫病である。 主として中南米の風土病であるが、近年では人口移動に伴い非流行国へも感染者が拡がっている疾患である。
ウイルスの分類(科、属)のひとつ。2分節(S-RNAとL-RNA)のマイナス鎖RNAウイルス。エンベロープを持つ。直径50〜300nm。齧歯類を宿主とする。
ウイルスの感染が原因となる髄膜炎。
無菌性髄膜炎、ヘルパンギーナ、気道の疾患、発疹などの原因となるRNAウイルス。
エコーウイルス16型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種である。
エコーウイルス4型とは、ヒトの消化管を主な増殖場とするエンテロウイルス属に分類されるウイルスの一種であり、無菌性髄膜炎や発熱性疾患などの多彩な臨床症状を引き起こす病原体の一つである。
エコーウイルス9型とは、ヒトを宿主とするエンテロウイルス属のピコルナウイルス科に分類されるウイルスの一種であり、主として小児における無菌性髄膜炎や発疹を引き起こす病原体である。
レオウイルス科の一属。アルボウイルスの一種。10分節の二本鎖RNAをゲノムする。22種類のウイルスが分類されており、家畜に感染する種類が確認されている。
犬や猫の口腔内の常在菌であるカプノサイトファーガ・カニモルサスあるいはカプノサイトファーガ・シノデグミによる感染症。1976年にアメリカで最初に報告された。
ガラクトースの代謝(ルロワール経路)に関わる酵素の異常によって血液中のガラクトース濃度が高くなる症状。
ガンマナイフとは、多数のコバルト60線源から発せられるガンマ線を、病巣に対して多方向から集中させて照射する放射線治療装置、およびその治療法の名称である。
クモ膜顆粒とは、脳および脊髄を包む髄膜の中層であるクモ膜が、硬膜の静脈洞内に突出した小さな突起状の構造物である。
クリプトコッカス・ネオフォルマンスなどのクリプトコッカス属の真菌にによる感染症。クリプトコックス症とも。
髄膜刺激症状のひとつ。仰臥位で大腿を胴体に近づけると反射的に下肢が膝関節で屈折する現象。
シトロバクター・フロインディーは、健康な人間の腸管や動物の消化管をはじめ、土壌、水、下水などの自然環境にも広く常在菌として存在している日和見感染症の原因菌の一つである。
シャーガス病とは、クルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)という寄生虫によって引き起こされる人獣共通感染症であり、アメリカ大陸の熱帯地域を中心に風土病として分布している疾患である。
病原性を持つストレプトコッカス属細菌のひとつ。免疫力の低下した豚に感染して様々な病態を引き起こす。豚レンサ球菌とも。
無呼吸発作を伴う不整な呼吸。チェーンが1818年に観測し、ストークスが1854年に報告したことから名付けられた。
ツツガムシ病とは、リケッチア科に属するOrientia tsutsugamushiによって引き起こされる急性の感染症であり、ダニ類の一種であるツツガムシの幼虫に吸血されることで感染する人獣共通感染症である。
好気性グラム陰性球菌の科および属。一部はヒトに対する病原性を持つ。
犬や猫などの哺乳類の口腔や気道に生息するパスツレラ属の細菌によるヒトへの日和見感染症。
ピコルナビルス科とは、プラス鎖一本鎖RNAウイルスをゲノムとして持つ、小型でエンベロープを持たない正二十面体のカプシド構造を有するRNAウイルスの分類群(科)の一つである。
細菌性髄膜炎などで見られる髄膜刺激症状のひとつ。下肢を伸展させた仰臥位の患者の頭を持ちあげると反射的に下肢が膝関節で屈折する現象。
細菌性髄膜炎や慢性閉塞性肺疾患の原因となるパスツレラ科ヘモフィルス属のグラム陰性桿菌。主にb型(Hib)が細菌性髄膜炎の原因となる。インフルエンザと言う名前であるが、インフルエンザウイルスとは別物。インフルエンザ菌とも。
1994年オーストラリアでウマとヒトへの感染が確認されたヘニパウイルス。現在まで、オーストラリアにおいて3名の患者発生が報告され、一人が死亡している。
典型的な髄膜刺激症状がありながら髄液細胞増多を認めない状態。髄膜症とも。
発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療薬となる遺伝子組換えモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。商品名はユルトミリス。
リステリア属の細菌(リステリア・モノサイトゲネス)の感染によって引き起こされる症状。リステリオーシスとも。
リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス(LCMV)の感染症。
リンパ球性脈絡髄膜炎の原因となるアレナウイルス属のウイルス。マウスおよびヒトに感染する。
上矢状洞とは、大脳鎌の上縁に沿って走り、硬膜の2層間に挟まれた最大かつ最も重要な硬膜静脈洞の一つである。 頭蓋骨の内面、前方の鶏冠付近から後方の内後頭隆起にある静脈洞交会にかけて正中線を後方へ向かって走行する。 形状は三角形を呈することが多く、後方に向かうにつれて断面積が大きくなり、脳からの静脈血を集…
中枢神経系腫瘍分類とは、脳および脊髄を含む中枢神経系に発生する腫瘍に対し、組織学的特徴や遺伝子学的異常に基づいて体系的な診断基準と悪性度の階層化を行うための国際的な分類体系である。
神経管閉鎖障害のひとつ。二分脊椎症や脊椎披裂とも。
侵襲性髄膜炎菌感染症とは、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)という細菌によって引き起こされる、極めて重篤で進行の早い感染症である。 健康な人の鼻咽頭にも保菌されることがある常在菌の一種であるが、何らかの理由で血液中や髄液などの本来は菌が存在しない無菌的部位に侵入することによって発症する。
上矢状静脈洞近傍のくも膜顆粒から発生する髄膜腫。頭蓋内に生じる髄膜腫で最も頻度が高く、全体の20〜30%を占めるとされる。
鼻咽頭や鼻腔、副鼻腔、中耳などの頭蓋底付近。横紋筋肉腫の好発部位。
円蓋部髄膜腫とは、大脳半球の凸面(円蓋部)の硬膜表面に発生する髄膜腫であり、脳の表面を覆うクモ膜の細胞に由来する良性腫瘍の一つである。
頭の側にある神経孔。20対の体節ができる頃(受精後26日目頃)に閉じる。頭側神経孔とも。
双球菌とは、細菌の形態分類の一つであり、2個の球菌が対をなして結合しているものを指す。 プレーンな状態では単独で存在する球菌が、細胞分裂を行った後も離れずに2個が密接に付着した状態を維持することでこの形をとる。 医学や細菌学の分野において、特定の病原体を同定する際の重要な形態学的特徴の一つとして認識さ…
広東住血線虫によって引き起こされる、好酸球の著しい増加を伴う髄膜脳炎。
寄生虫のひとつ。成虫は体長20mm程度。終宿主はネズミで、ドブネズミやクマネズミなどの心臓から肺にいく血管に寄生する。
感染経路別予防策とは、標準予防策(スタンダード・プリコーション)に加えて、特定の感染症の患者を対象として、その病原体の伝播経路を断つために講じられる追加的な感染制御策である。 医療機関内における院内感染を防止し、患者や医療従事者、面会者を感染症から守るための極めて重要な医療安全上の戦略として位置づけ…