ビンクリスチン
白血病、悪性リンパ腫、小児腫瘍、褐色細胞腫などに対する抗がん剤。紡錘体を形成している微小管のチューブリンに結合することにより、細胞周期を停止させると考えられている。商品名はオンコビン。
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白血病、悪性リンパ腫、小児腫瘍、褐色細胞腫などに対する抗がん剤。紡錘体を形成している微小管のチューブリンに結合することにより、細胞周期を停止させると考えられている。商品名はオンコビン。
ピコルナビルス科とは、プラス鎖一本鎖RNAウイルスをゲノムとして持つ、小型でエンベロープを持たない正二十面体のカプシド構造を有するRNAウイルスの分類群(科)の一つである。
統合失調症や小児の自閉症などに対する治療薬。意欲増進など賦活作用を持つ。商品名はオーラップ。
ブルーム症候群とは、遺伝子の異常によって引き起こされ、成長障害、特異的な顔貌、日光過敏症、および著しい悪性腫瘍(がん)の発症リスクの増加を特徴とする、極めて稀な常染色体劣性遺伝性の遺伝性疾患である。
リンパ性白血病全体の2%程度とされる、小型成熟B細胞の低悪性度の稀な腫瘍。有毛細胞白血病やヘアリーセル白血病とも。
赤血球に含まれる鉄を含んだタンパク質。血液100ml(1dL)あたりに12〜18g存在し、血液の成分では水の次に多い。血色素とも呼ばれる。
ベックウィズ・ヴィーデマン症候群とは、過成長、臍帯ヘルニアや臍ヘルニアなどの腹壁異常、巨舌を三主徴とする先天性の疾患であり、エピジェネティック異常や遺伝子変異によって引き起こされる遺伝性疾患の一つである。
アンフェタミンに似た化学構造を持つ有機化合物。。小児の注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療薬。商品名はリタリン。
フェナム酸系の非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。商品名はポンタールやルメンタール。
モラクセラ属の真正細菌。急性中耳炎や細菌性肺炎の原因となる。また、小児の急性鼻炎および副鼻腔炎の代表的な原因菌のひとつでもある。
ランゲルハンス細胞組織球症とは、ランゲルハンス細胞に類似した単核細胞が、皮膚、骨、肺、肝臓、脾臓、リンパ節などの様々な臓器や組織に増殖・浸潤する、原因不明の疾患である。 かつては病態に応じて組織球症X、エオシン性肉芽腫症、ハンド・シュラー・クリスチャン病、レター・シワ病などと個別の疾患名で呼ばれてい…
骨や関節、筋肉などの運動器官が全身的な炎症を伴って侵される疾患の総称。自己免疫疾患のひとつ。最も多いのが関節リウマチ。
小児への溶血性レンサ球菌の感染が原因となる疾患。症状は関節痛、発熱、心臓の炎症により生じる胸痛や動悸、痙攣など。一部は心臓を傷害してリウマチ性心疾患を引き起こす。現在は発展途上国を中心として発生する。
幼児期から小児期に発症する難治性てんかん。脱力発作や強直発作が起こる。
乏突起膠腫とは、中枢神経系を構成する膠細胞の一つである乏突起膠細胞に類似した細胞から構成される脳腫瘍の一種であり、主に脳実質(大脳半球など)の白質に発生する神経上皮性腫瘍である。 世界保健機関(WHO)の中枢神経系腫瘍分類において膠腫(グリオーマ)の一つに分類されており、緩徐な経過をたどる低悪性度のタ…
生後1年未満の小児のこと。
ロタウイルスやアデノウイルスによって引き起こされる感染症。小児仮性コレラや白痢とも呼ばれた。
人体に必要なミネラルのひとつ。原子番号が30の金属元素。元素記号は Zn
人間とは、生物学的に霊長目(サル目)ヒト科のヒト属に分類される唯一現存する種である学名をホモ・サピエンス(Homo sapiens)という。 生物学的な特徴として、高度に発達した大脳をもち、それによる抽象思考、言語の使用、文化や社会の形成能力を備えている点が挙げられる。
パルボウイルスB19の赤血球前駆細胞への感染が原因となる疾患。頰が赤くなるためりんご病とも呼ばれる。
伴性優性遺伝とは、原因となる遺伝子が常染色体ではなく性染色体上のX染色体上に存在し、かつその遺伝子変異が1コピー存在するだけで表現型として疾患や形質が表れる遺伝形式のことである。 X連鎖優性遺伝とも呼ばれる。 ヒトの性染色体は女性が2本のX染色体を持ち、男性は1本のX染色体と1本のY染色体を持っている。 伴性…
低身長症とは、標準的な身長と比較して著しく低い身長を示す状態を指す。 一般的に、同性・同年齢・同人種の子どもの集団における身長の分布において、平均値から標準偏差(SD)を算出した際に「-2.0 SD」未満である場合に低身長と判定される。
がんの患者に合併する神経障害。悪性腫瘍自体の転移やその治療に伴う副作用、全身状態の増悪に伴う感染、栄養・代謝障害などを除く、中枢神経および末梢神経系の障害。
先天性トキソプラズマ感染症とは、妊娠中の母親がトキソプラズマ(Toxoplasma gondii)に初感染し、胎盤を介して胎児へと母子感染(垂直感染)することによって引き起こされる疾患である。 トキソプラズマは原虫の一種であり、猫などの終宿主の腸管内で有性生殖を行い、オーシストと呼ばれる卵のような形をとって糞便中に…
先天性心疾患とは、胎児の心臓および大血管の形成異常によって出生時に見られる構造的な異常の総称である。 胎児期の心臓発生の過程において、何らかの原因により心房、心室、弁、あるいは心臓に接続する大血管の構築が正常に行われなかった結果として生じる。
先天性障害とは、出生前に生じた身体的または機能的な構造異常や代謝異常などを総称する医学用語であり、出生時またはそれ以前に診断される疾患や障害のことである。 先天性奇形、先天性代謝異常、染色体異常など多岐にわたる病態が含まれ、形態異常を伴うものから生化学的な代謝の異常にとどまるものまで臨床像は非常に多…
先天性難聴とは、出生時または出生直前にすでに存在している聴覚の障害のことである。厚生労働省や国立成育医療研究センターなどの公的機関の見解によれば、新生児における先天性難聴の発生頻度は出生1,000対およそ1〜2人とされており、小児期に発見される感音難聴の中で最も頻度の高い疾患の一つである。聴覚は言語の獲得…
出血性大腸炎とは、激しい腹痛と血便を主症状とする大腸炎の総称であり、その多くはベロ毒素(シガ毒素)を産生する腸管出血性大腸菌への感染によって引き起こされる。 腸管出血性大腸菌の中でも「O157」をはじめとする血清型が代表的な原因菌として知られている。
急性リンパ性白血病の一種。年間約500例が報告されており、小児のがんの中で発症率が最も高いとされる(80%)。
慢性咳嗽の三大原因のひとつ。慢性副鼻腔炎と気管の炎症を併発したもの。
医学とは、疾病の予防、診断、治療、および健康の維持・増進に関する科学および技術の体系である。 医学は生物学や化学などの基礎科学を基盤としつつ、臨床現場における実践を通じて発展してきた総合的な学問領域である。
卵黄嚢腫瘍とは、胚細胞由来の悪性腫瘍の一つであり、胎児期の卵黄嚢への分化傾向を示す腫瘍である。 主に小児の精巣や、成人女性の卵巣などの生殖器に発生するほか、縦隔や仙尾部などの性腺外原発としても生じる稀な疾患である。
口の中で崩壊する錠剤。水が無くても唾液で飲めるという利点がある。OD錠や速溶錠(RPD錠)などとも呼ばれる。
小児周期性症候群のひとつ。周期性嘔吐症候群とも呼ばれる。
呼吸窮迫症状とは、肺のガス交換機能や呼吸器系の異常によって引き起こされる、著しい呼吸困難および努力呼吸の状態を指す医学的所見の総称である。
喉頭隆起とは、ヒトの頸部前中央部において皮膚の上からでも確認できる、甲状軟骨の前縁が突出した部位の通称である。
気管支の粘膜が炎症を起こし、刺激が加わると発作的に気管支が狭くなる症状。慢性的に気管支が狭くなる場合もある。気管支喘息とも呼ばれる。
呼吸に問題がある際に発生する異音。ヒューヒュー、ゼーゼーなどの呼吸音。
多動とは、年齢や発達の水準に見合わない過剰な身体的活動性が見られる状態を指す。 医学的な文脈においては、単に活発であるということにとどまらず、状況や社会的な文脈に適さない行動が持続的に認められるのが特徴である。
小学校入学時期以降にも月に数回以上(1週間に1回以上)の夜尿が起こる状態。
6〜12歳(小学生)ごろの小児を指す。
小人症とは、成長期における著しい低身長を特徴とする疾患群の総称であり、通常は成人期の身長が一般的な平均値よりも著しく低い状態を指す。
小角軟骨とは、喉頭を構成する弾性軟骨の一つであり、左右の披裂軟骨の頂端にそれぞれ位置する小さな円錐形の軟骨結節である。
尿の中に含まれる細胞外小胞。uEVsをバイオマーカーとする尿検査法は、小児の腎機能低下の診断に有用であることが報告されている。
帰耆建中湯とは、小建中湯に黄耆と当帰を加えた方剤であり、気虚や血虚を伴う虚弱体質者の諸症状に用いられる漢方薬である。
生後1~6年の小児のこと。
発達障害の分類のひとつ。社会性の障害、コミュニケーションの障害、想像性の障害の3つ(ウイングの三つ組の障害)が確認される疾患。
矯正視力が 1.0 以上にならないような目の状態。
形成不全とは、生物の発生または成長の過程において、組織や器官の細胞数が不十分であること、あるいは細胞の増殖が不完全であることにより、その構造や臓器が本来の大きさや完全な機能を持たない状態までしか発達しない異常を指す医学・生物学用語である。 英語のhypoplasiaは、ギリシャ語の「hypo(下回る、少ない)」と…
糸球体に病変が見られないにも関わらず起こるネフローゼ症候群。電子顕微鏡レベルでは糸球体の基底膜に損傷が見られる。
聴診器で心音を聞いた時に聞こえる雑音。必ずしも疾患が原因ではなく、無害なものは無害性心雑音(機能性心雑音)と呼ばれる。
体内で十分な量を生合成できないため、食品から摂取しなければならないアミノ酸のこと。
急性Bリンパ球白血病とは、骨髄系またはリンパ系の造血幹細胞が悪性腫瘍化し、異常なBリンパ芽球が骨髄や末梢血で急速に増殖する白血病の一種である。 造血器腫瘍の分類において急性リンパ性白血病の主要な病型の一つとして位置づけられており、小児から高齢者まで幅広い年齢層に発症するが、特に小児の白血病の中で最も頻…
小児に多い血液がんの一種。骨髄での造血障害による白血球減少により免疫力が低下し、発熱や肺炎、貧血、倦怠感、息切れ、出血傾向などの症状が現れる予後不良な疾患。
中耳炎のひとつ。罹患率が高く、3歳までに小児の85%が1度は罹患するとされる。
乳幼児に脳卒中のような症状が起こる疾患。発熱や感染を契機とした神経細胞障害とそれに伴う細胞性浮腫が病態。狭義には脳血管障害などを除外した後の原因の明らかでないものを指す。
短期間で消失する痒疹。虫刺症や小児ストロフルスなど。
糸球体腎炎のひとつ。一過性の腎炎。扁桃炎などによって併発する。10歳以下の小児に多い。男性に多く、発症時期は秋から冬にかけて。
小児に多い細気管支炎。その50%以上がRSVによる感染が原因とされる。
成体とは、生物学および医学において、個体発生の過程を経て繁殖能力を獲得し、その種における定型的な形態と機能が完成した発達段階にある個体を指す。