γ-グルタミルカルボキシラーゼ
粗面小胞体に存在する膜タンパク質。ビタミンKを補酵素として、タンパク質のグルタミン酸をカルボキシル化してγ-カルボキシグルタミン酸とする反応の触媒となる酵素。ビタミンK依存性γ-グルタミルカルボキシラーゼとも呼ばれる。
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粗面小胞体に存在する膜タンパク質。ビタミンKを補酵素として、タンパク質のグルタミン酸をカルボキシル化してγ-カルボキシグルタミン酸とする反応の触媒となる酵素。ビタミンK依存性γ-グルタミルカルボキシラーゼとも呼ばれる。
血清の蛋白分画のひとつ。免疫グロブリン(IgG、IgA、IgM)を含む。
Ⅰ型糖鎖とは、哺乳類の糖鎖構造の一つであり、Galβ1-3GlcNAcという特徴的な二糖の結合様式(リピート構造や末端構造)を持つ糖質の分類名である。
アレルギーのひとつ。細胞膜上の抗原に対して産生される抗体(IgGあるいはIgM)が、その抗原と反応して細胞を傷害することが原因となる。細胞傷害型と呼ばれる。
弁膜の狭窄などによって心臓に鬱血する心不全。鬱血性心不全とも。
国内の死因の3分の1を占め、現在も増加傾向にあると言われる遺伝子異常による疾患。
がん検診とは、無症状の健康な人に対して問診、身体診察、画像診断、血液検査などの検査を実施し、悪性新生物(がん)の早期発見と早期治療につなげることで、がんによる死亡率の低下を図る医学的介入である。 がんは日本人の死亡原因の第1位を占める重大な疾患であり、その対策として厚生労働省や地方自治体が主体となっ…
髄膜を構成する2番目の膜。くも膜と軟膜の間の空間をくも膜下腔と呼び、ここは脳脊髄液で満たされている。
頭蓋骨内部を覆う硬膜の内側にあるくも膜と、脳全体を覆う軟膜との間(くも膜下腔)に出血する脳出血のこと。死亡率が高く、後遺症が残る可能性の高い重篤な症状。
くも膜細胞とは、脳や脊髄を包む3層の髄膜のうち、中層に位置するくも膜を構成する細胞のことである。 脳脊髄液の循環や血液脳関門の維持において重要な役割を担っている。
感覚異常のひとつ。何らかの原因で神経に障害が起き、皮膚感覚が過敏になったり、感覚が無くなるなどの症状が出る。その原因は多岐にわたる。しびれ感とも。
同じの化学反応を触媒する酵素でありながら、タンパク質の一次構造(アミノ酸配列)や存在する場所(組織分布)が異なる酵素。アイソエンザイムとも呼ばれる。
ロバの皮を煮出して作られるゼラチン。生薬として用いられる。漢字では阿膠。ロバ皮膠とも呼ばれる。
アクアポリン1とは、生物の細胞膜上に存在する膜タンパク質の一種であり、主として水分子を効率的かつ選択的に透過させる水チャネルとして機能するタンパク質である。 1992年にピーター・アグレらによって赤血球膜から発見され、水の輸送に関する生体膜の仕組みを解明する契機となった。
アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜とは、アクリロニトリルとメタリルスルホン酸ナトリウムの共重合体を素材として作製される高分子膜の一種であり、主として血液浄化療法における血漿交換用の分離膜などとして利用される医療機器の構成部材である。
血液のpHが7.35未満になった状態。アシドーシスの原因となる。
血液や尿などの体液が異常に酸性となる症状。代謝の障害によって体液中にケトン体が増加することが原因となる。
深在性真菌症のひとつ。アスペルギルス属の真菌によって主に肺に起こる感染症。外耳道や副鼻腔に感染が起こる場合もある。
肝臓や脂肪組織で発現するアセチルCoAカルボキシラーゼ。
揮発性の高いケトン体。ケトン体だがエネルギー源とならない。
脳内の太い動脈や頚動脈などの太い血管の動脈硬化によって起きる脳梗塞。太い血管で起きるため後遺症が起きやすい。
アトロピン代用薬とは、アトロピンと同様に副交感神経のムスカリン受容体においてアセチルコリンと拮抗し、その作用を競合的に阻害することでコリン作動性の神経伝達を抑制する薬剤の総称である。 自律神経系のうち副交感神経の働きを遮断することから、一般に抗コリン薬あるいは副交感神経遮断薬とも呼ばれる。
アドレノクロムとは、アドレナリン(エピネフリン)の酸化によって生じる有機化合物であり、生体内でのカテコールアミンの代謝過程において生成される副産物の一つである。
静脈血栓塞栓症の治療薬。血液凝固第Ⅹa因子を阻害することで、プロトロンビンからトロンビンへの変換を抑制する。DOACとして使用可能。商品名はエリキュース。
血液と血漿を分離し、その血漿の中から疾患の原因となる物質を取り除く治療法。自己免疫疾患や肝炎、高コレステロール血症などに対して行われる。
アリシンが加熱されて生じる含硫化合物。抗血小板血液凝固作用や抗菌作用を持つ。アホ(ajo)はスペイン語でニンニク、エン(ene)は二重結合を意味する。
AICS(Amino Index Cancer Screening)とも呼ばれる。
デンプンが持つグリコシド結合を加水分解する反応を触媒する酵素の総称。AMYやジアスターゼとも呼ばれる。
アルツハイマー病の原因物質と考えられているタンパク質。脳内で生成されることは古くから知られているが、それ以外の組織で生成されるアミロイドβも血液によって脳に運ばれ蓄積することが動物実験によって確認されている。
アミロイドベータとは、アルツハイマー病の脳内において神経細胞外に蓄積する老人斑(アミロイド斑)の主要な構成成分であるペプチドである。アミロイドベータは、膜タンパク質であるアミロイド前駆体タンパク質(APP)が、酵素であるベータセクレターゼおよびガンマセクレターゼによって切断されることによって産生される…
アメリカトリパノソーマ病とは、原虫の一種であるクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染によって引き起こされる人獣共通感染症であり、別名シャーガス病とも呼ばれる寄生虫病である。 主として中南米の風土病であるが、近年では人口移動に伴い非流行国へも感染者が拡がっている疾患である。
アルカリ性の環境でリン酸化合物の加水分解を触媒するホスファターゼ。ほぼ全ての臓器にあるが、特に肝臓、骨、小腸、胎盤などに多い。
血液のpHが7.45より大きい状態。アルカローシスの原因となる。
アンチトロンビン欠損および欠乏患者の透析や脳血栓症、慢性動脈閉塞症(バージャー病)、ヘパリン起因性血小板減少症などの治療に用いられるトロンビン阻害剤。直接トロンビンの活性中心に結合してその活性を阻害することで、トロンビンが関与する血液凝固を抑制する。
マンヌロン酸とグルロン酸からなる直鎖のヘテロ多糖。昆布やわかめなど褐藻類の細胞外基質の主成分となる。その含量は乾燥重量の約30%を占めるとされる。海藻(Algae)から得られる酸性物質であることからその名が付けられた。
血液中のタンパク質が抗原となり、それに対する抗体(IgG)が結合してできる抗原抗体複合体が種々の臓器の血管周囲に沈着して起きる炎症。Ⅲ型アレルギーの原因となる。アルツス反応とも。
最も強力な鉱質コルチコイド。副腎の皮質球状層で合成され分泌される。
解糖系における、フルクトース-1,6-ビスリン酸とグリセルアルデヒド-3-リン酸及びジヒドロキシアセトンリン酸の2つとの可逆反応を触媒する嫌気性酵素。
消化管からのカルシウムの吸収を増加させる有機化合物。商品名はカルフィーナ。
肝臓で合成され、血漿タンパク質の約60%を占めるタンパク質。血液検査の項目のひとつ(ALB)であり、基準値は大体 3.8~5.3g/dL。
血漿中のアルブミンを補充するために用いられる血液製剤。アルブミンの純度によって以下の2つに分類される。
血圧の上昇や心血管の組織障害を引き起こすペプチド。アンギオテンシンとも。
アンジオテンシン-(1-7)とは、レニン-アンジオテンシン系(RAS)において生成される、7つのアミノ酸からなるペプチドであり、主に血管拡張や抗炎症作用などの生体防御的な役割を担う生理活性物質である。
アンジオテンシンIIとは、血圧の上昇や水・ナトリウムの保持に中心的な役割を果たす生理活性ペプチドであり、強力な血管収縮作用を持つホルモンである。
アンジオテンシンのひとつ。構成アミノ酸は Asp-Arg-Val-Tyr-Ile-His-Pro-Phe-His-Leu
トロンビンの作用を抑制することによる、血液の抗凝固作用を持つ血漿タンパク質。単にアンチトロンビンとも呼ばれる。
抗がん作用を持つ抗生物質の一種。乳がんや卵巣がん、血液腫瘍など多くのがんに対して用いられる。アンスラサイクリンとも。
精巣や副腎から分泌され、オスの二次性徴を促進するホルモンの総称。男性ホルモンとも呼ばれる。
常温で刺激臭のある無色の気体。皮膚や目など粘膜に対する刺激性があり有毒。水溶液は塩基性を示す。化学式は NH3
ルイス=ランダル(Lewis and Randall)によって1921年に導入された概念であり、溶液中におけるイオンの濃度とその価数の2乗を掛け合わせた値の総和の半分として定義される。
単糖類のひとつ。グルコースの5位のエピマー。
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)の治療薬。商品名はユプリズナ。
二型糖尿病の治療薬。近位尿細管に発現するSGLT2を阻害し、血液中の過剰なグルコースを体外に排出することで血糖降下作用を発揮する。商品名はスージャヌ、スーグラ。
二型糖尿病治療薬(イプラグリフロジン)。腎近位尿細管においてグルコースの再吸収を担うSGLT2を阻害し、血液中の過剰なグルコースを尿で体外に排泄する。商品名はスーグラ。
イミダプリルの活性代謝物。
食事の際に腸管から血液中に分泌されるホルモン。GLP-1とGIPの2種類がある。名前の由来は腸分泌インスリン(intestine secretion insulin)を短縮したもの。
膵臓のランゲルハンス島に存在するβ細胞から分泌されるペプチドホルモン。ショウジョウバエから哺乳類まで進化的に保存されている。インシュリンとも。
インスリン様成長因子-1とは、インスリンと高い構造的相同性を持つペプチドホルモンであり、主に肝臓で産生されて血流に乗って全身に運ばれるほか、標的組織において局所的にも作用する生理活性物質である。
インターフェロンガンマとは、免疫応答において中心的な役割を果たすサイトカインの一種であり、特に抗ウイルス作用、抗腫瘍作用、および免疫細胞の活性化に深く関与するタンパク質である。
インターロイキン6とは、主として免疫応答や炎症反応の調節に関与する代表的なサイトカインの一つであり、液性免疫の誘導や急性期タンパク質の生合成など多様な生理作用を示す糖タンパク質である。 T細胞やマクロファージ、線維芽細胞など多様な細胞によって産生されるほか、血管内皮細胞や脂肪細胞からも分泌されることが…