抗PD-1抗体
チェックポイント阻害抗体のひとつ。キラーT細胞にがん細胞(自己の細胞)への攻撃を停止させるPD-1を阻害する。
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チェックポイント阻害抗体のひとつ。キラーT細胞にがん細胞(自己の細胞)への攻撃を停止させるPD-1を阻害する。
Rh血型は赤血球の血液型分類においてABO式血液型メンデル遺伝とは異なる複雑な系であり、D、C、c、E、eなどの主要な抗原が存在する。 なかでもD抗原は最も強い免疫原性を有しており、D抗原を持たないRh陰性の個体がRh陽性の赤血球に曝露された場合、強い免疫反応を引き起こして抗Rh抗体(特に抗D抗体)を産生することが知…
細胞膜のリン脂質もしくはリン脂質とタンパク質との複合体に対する自己抗体の総称。
全身性自己免疫疾患のひとつ。抗リン脂質抗体(抗カルジオリピン抗体やループスアンチコアグラント)に関連して起こる動静脈血栓症あるいは妊娠合併症(習慣性流産、子宮内胎児死亡)を主症状とする。後天性の血栓症のなかで最も頻度が高いとされる。全身性エリテマトーデス患者の約10%が合併していると推定されている。
体が異物だと認識する物質。この異物に対抗するために体内に作られるのが抗体である。
免疫の一つ。抗体が異物である抗原に結合して、それを排除しようとする反応。
抗原抗体反応によって生成される抗原と抗体の結合物。補体を活性化する。免疫複合体とも呼ばれる。
抗体が特定の抗原にしか反応しない性質。
抗体が持っている、抗原のエピトープに結合する部位。Fab領域とも呼ばれる。エピトープと強く結合するほど「親和性が高い」と表現される。IgGにおいては、H鎖とL鎖が持つV領域を指し、1分子のIgGに2箇所存在する。
抗原賦活化処理とは、ホルマリンなどの化学物質によって固定された組織標本において、マスクされている抗原と抗体との反応性を回復させるための前処理手法である。
1982年に腎臓における血管炎の症例から発見されたIgG型の自己抗体。以下の4つの血管炎に関わる。
真核細胞の細胞核内の抗原性を持つ物質に対する抗体。膠原病の患者の血清には、その疾患に特有の自己抗体である抗核抗体と抗細胞質抗体が検出される。
抗毒素 抗毒素抗体を参照。
タンパク質でできている毒素に結合し、それを無力化できる抗体。ジフテリアや破傷風で見られる。抗毒素とも。
ある毒素を動物に投与してできる抗体を含んだ血液成分。例えばマムシウマ抗毒素血清がある。
真核細胞の細胞質内の抗原性を持つ物質に対する抗体。細胞核内の物質に対するものは抗核抗体と呼ばれる。
血小板に対する抗体。自己免疫疾患の原因となる。
持続感染とは、宿主の免疫機構や生体防御機構による排除を免れ、ウイルスなどの病原体が宿主細胞や個体内において長期間にわたって存在し続ける感染様式のことである。
接着斑とは、上皮細胞などの強固な機械的結合が要求される組織において、隣接する細胞同士を強力に接着させる細胞間結合の一種である。
化学物質が皮膚に接触した部位に一致して膨疹を生じる皮膚炎。
放射免疫測定法とは、抗原抗体反応を利用して血中などの微量な物質を高感度で定量する免疫測定法の一種である。 放射性同位元素で標識した抗原を用いて、標識抗原と非標識抗原(測定対象物質)の抗体に対する競合反応を利用して測定を行う点が特徴である。
IgA抗体が原因となり、新生児の表皮真皮境界部や気道粘膜に水疱・びらんを引き起こす稀で致死的な疾患。
東部ウマ脳炎とは、東部ウマ脳炎ウイルス(Eastern equine encephalitis virus: EEEV)の感染によって引き起こされる重篤な人獣共通感染症(ズーノーシス)であり、馬やヒトに脳炎をもたらすアルボウイルス感染症の一つである。
マスト細胞や好塩基球上のIgEにアレルゲンが吸着し、2つのIgEにアレルゲンの橋がかけられた様に結びつけられること。
栄養素とは、生物が生命維持、成長、代謝、身体活動などの生理機能を正常に営むために、外界から摂取し利用する有機化合物および無機物の総称である。 ヒトをはじめとする哺乳類などの生物は、体外から適切な栄養素を摂取しなければ、生命活動を維持することができない。
検出とは、生体試料や環境中における特定の物質、病原体、細胞、あるいは物理的信号の存在を確認し、見つけ出す一連の検査および分析のプロセスを指す用語である。
慢性甲状腺炎(橋本病)に伴う、抗甲状腺抗体に関連した自己免疫性の脳症。
受容体や酵素、抗体、ヘモグロビンなどのある機能を持ったタンパク質。
機能性甲状腺結節とは、甲状腺内においてホルモン産生が自律化し、下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の制御を受けずに甲状腺ホルモンを過剰に分泌する結節のことである。 プランマー病や中毒性腺腫とも称される病態であり、アイソトープ診断において放射性ヨウ素やテクネチウムを取り込む「熱い結節(hot nodule)」…
機能蛋白とは、生体内において構造的な役割のみならず、触媒作用、輸送、調節、防御などの具体的な生理機能を担う蛋白質の総称である。
哺乳類の母が分泌する乳幼児の栄養源。乳汁とも。牛の母乳を特に牛乳と呼ぶ。
感染の成立には、宿主間で病原体が移動することが必須であり、水平感染は同種あるいは異種の個体間において空間的・接触的に成立する感染現象の大部分を網羅している。
水疱性発疹とは、皮膚の表面に水疱(液体を含んだ小さな盛り上がり、いわゆる水ぶくれ)が多数生じる皮膚症状の総称である。
水痘ワクチンとは、水痘・帯状疱疹ウイルスの弱毒株を用いた生ワクチンであり、水痘(水疱瘡)の発症や重症化を予防するために用いられる製剤である。 水痘・帯状疱疹ウイルスはヒトからヒトへ空気感染、飛沫感染、接触感染により伝播し、非常に強い伝染力を有する。 初感染時には水痘を発症し、全身の皮膚に特徴的な水疱…
水痘・帯状疱疹ウイルスとは、ヘルペスウイルス科アルファヘルペスウイルス亜科に属する二本鎖DNAウイルスであり、ヒトを唯一の宿主として水痘(みずぼうそう)および帯状疱疹を引き起こす病原体である。
可溶性の抗原が抗体と反応した際に、肉眼で見える不溶性の沈降物を生じる抗原抗体反応の一種。
活性化とは、生体において不活性な状態にある細胞、酵素、受容体、遺伝子などが、物理的あるいは化学的な刺激を受けて機能的な状態へと転換される現象、またはそのプロセスのことを指す。
目の表面に分泌される体液。涙腺から分泌され、目頭にある涙点から涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻腔に排出(鼻の粘膜に吸収)される。涙液とも。
血液の中の赤血球が壊れ、赤血球中のヘモグロビンが血清、血漿中に出てくる現象。
炎症性とは、生体が感染、物理的刺激、化学物質、虚血などの有害刺激を受けた際に、それを排除して組織を修復しようとする一連の生体防御反応である炎症を引き起こす性質、あるいはその状態を指す医学・生物学用語である。
腸管の慢性炎症疾患。若年者に発症しやすく、再燃寛解を繰り返したり発がんのリスクが高まるなどの影響があるため難病に指定されている。
ひとつの物質が特定のひとつの物質にのみ反応する性質。
自然免疫の段階で免疫記憶(免疫学的記憶)した抗原に対する免疫。適応免疫とも。脊椎動物に特有。
獲得免疫応答とは、脊椎動物が進化の過程で獲得した、多様な病原体や異物に対して特異的に反応し、これを排除する高度な免疫システムである。
生体物質とは、生体を構成し、あるいは生命維持活動に関与するすべての有機化合物および無機物の総称である。
生物学的活性とは、特定の物質が生体、組織、細胞などの生物学的系に対して何らかの作用や効果を及ぼす能力の度合いを指す用語である。この概念は医薬品の開発や毒性学、生化学などの幅広い分野において中心的な役割を果たしており、ある化学物質が生体内の受容体や酵素などの分子標的に対してどのように相互作用し、生理…
甲状腺に関連した自己抗体が原因として起こる眼窩の炎症。
リンパ球にも単球にも形質細胞にも見える細胞。バイロサイトとも。
疾患病態とは、生体が疾病に罹患した際に見られる病気の原因、発症機序、および身体に生じる構造的・機能的変化の総体を指す医学・生物学上の概念である。 医学および生物学の領域において、疾患病態の解明は臨床医学の基礎をなす極めて重要な研究分野であり、病理学や病態生理学といった学問体系によって体系的に解析され…
分化段階の白血球表面に発現する抗原。白血球分化に関わるこれらの抗原に対するモノクローナル抗体の分類がCD分類の一部となっている。
溶血が疑われる場合に行われる検査。赤血球に結合している抗体を調べることで、自己免疫による不規則抗体の有無を知ることができる。
神経筋疾患とは、末梢神経、神経筋接合部、および骨格筋のいずれかの構造や機能に異常が生じることで、筋力低下や筋肉の萎縮などを引き起こす一連の疾患の総称である。
補体の活性化経路のひとつ。抗体を必要としない経路。
消化管などの内臓の内側(内腔)などに存在し、それを保護する役割を持つ層状の組織。粘膜は粘膜上皮、粘膜固有層の二層、またはこれらに粘膜筋板を加えた三層から構成される。
粘膜組織とは、体外に開放されている消化管、呼吸器、泌尿生殖器などの器官の内腔を覆い、上皮組織とその下層にある結合組織から構成される湿潤な生体膜の総称である。
糖蛋白とは、蛋白質(アミノ酸がペプチド結合した高分子)のポリペプチド鎖に糖鎖が共有結合した複合蛋白質の一種である。
糖鎖抗原とは、細胞表面に存在する糖蛋白質や糖脂質などの構成成分である糖鎖構造を認識部位(エピトープ)とする抗原の総称である。
抗原の種類によっては、抗体ではなくリンパ球が直接抗原を攻撃して排除する。この免疫反応は、リンパ球を他の動物に注射することで移すことができるので細胞性免疫と呼ばれる。
絨毛間腔とは、胎盤内において母体の血液が満たされている空間のことである。
網状チアノーゼとは、皮膚が網目状またはレース状に青紫色に変色する皮膚症状であり、皮膚の血流障害や毛細血管のうっ血などを反映して現れる臨床症状の一種である。 チアノーゼは血液中の還元ヘモグロビン濃度が上昇することによって皮膚や粘膜が青紫色を呈する状態を指すが、これが網目状の形態をとるものが網状チアノー…