リンパ節
リンパ液がリンパ管を通って集まる円形またはそら豆型の二次リンパ器官。リンパ管が鎖骨下静脈に合流するまでの間に複数存在する。大きいものでは長径2~3cm、短径約1cm。体内の種々の組織由来の抗原がリンパ管を介して集まる。
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リンパ液がリンパ管を通って集まる円形またはそら豆型の二次リンパ器官。リンパ管が鎖骨下静脈に合流するまでの間に複数存在する。大きいものでは長径2~3cm、短径約1cm。体内の種々の組織由来の抗原がリンパ管を介して集まる。
リンパ節の一部。高内皮細静脈が存在し、リンパ球をリンパ節内へ移行させる。
リンパ節副皮質
リンパ節に起こる炎症。リンパ節の腫脹が起こる。
リンパ節の表層。B細胞が集まるリンパ濾胞が存在する。中心には胚中心がある。
手術の際にがんの転移を防ぐために、がん自体だけでなく、周辺にあるリンパ節を切除すること。副作用としてリンパ浮腫などがある。
リンパ節の陥没部分。輸出リンパ管と血管が集中している。
リンパ節の中心であり、抗体が産生される部位。
ケモカイン受容体のひとつ。CD197とも呼ばれる。
ケメリンをリガンドとする受容体のひとつ。
HLHとは、正式名称をヘモファゴサイトティック・リンフヒスティオリシトシス(Hemophagocytic lymphohistiocytosis)といい、日本語では血球貪食症候群または血球貪食性リンパ組織球症と呼ばれる、過剰な免疫反応を特徴とする重篤な臨床症候群である。 本疾患は、体内の免疫システムが異常に活性化されることにより、組織…
消化管をはじめとした粘膜面やその分泌液に含まれ、粘膜の防御に重要な免疫グロブリン。単量体、またはJ鎖に結合した二量体や三量体として存在する。
抗体(免疫グロブリン)のクラスのひとつ。血液中に最も多く存在しており、γ-グロブリンの80%を占める。二次応答の主要な抗体。血液中の半減期も長い。
抗体(免疫グロブリン)のクラスのひとつ。抗体全体の約10%を占める。5つの抗体が結合した五量体。B細胞が最初に作る抗体であり、IgMが作られた後にIgGが作られる。
腸間膜に存在するリンパ球集積(FALC)で発見された自然リンパ球。2型自然リンパ球とも。自然免疫に関わる造血幹細胞由来のリンパ球。NH細胞(ナチュラルヘルパー細胞)とも呼ばれた。
リンパ脈管筋腫症で増殖が見られる平滑筋様の腫瘍細胞。
TNFのひとつ。リンホトキシン-βとも。リンパ節形成に関わり、非古典的経路を活性化する。
ホスホジエステラーゼのひとつ。脾臓やリンパ節、血液中のリンパ球などの免疫細胞に特異的に発現する。
RelBとは、NF-kappaB(NF-κB)転写因子ファミリーを構成するタンパク質の一つであり、主に非古典的(オルタナティブ)NF-kappaB経路において重要な転写調節因子として機能する分子である。
RORγtとは、RORファミリーに属する核内受容体の一つであり、ヘルパーT細胞の一種であるTh17細胞の分化および機能発現において中心的な役割を果たす転写因子である。 RORγtは免疫応答や炎症性疾患の病態形成において極めて重要な因子として分子生物学や免疫学の分野で研究されている。
軽度のリンパ節腫脹や肝脾腫を伴い、発熱や胸水、腹水、血小板減少が急激に進行し、場合によっては致死性の全身性炎症性疾患。
国際がん連合(UICC)が提案している、がんの進行状況を以下の3つの指標によって分類する方法。
Trypanosoma cruziとは、南アメリカから中アメリカにかけて風土病として存在する、人獣共通感染症のシャーガス病を引き起こす原虫の一種である。
T細胞の前駆細胞(Tリンパ芽球)由来の悪性腫瘍。90%以上でTdTが陽性となることが知られている。
胸腺に由来する免疫細胞。大きさは6〜15μm。寿命は4〜6ヶ月。胸腺(thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。Tリンパ球とも。
白血病のひとつ。小型から中型の成熟リンパ球の形質を持つT細胞性前リンパ球が増殖する疾患と定義される。全成熟リンパ系腫瘍の約2%(悪性リンパ腫のうち0.06%)と比較的稀。
VEGF-Dは、遺伝子レベルではFIGF(c-fos-induced growth factor)とも呼ばれており、哺乳類において細胞の増殖や遊走を調節する重要な分子として機能している。
アメリカトリパノソーマ病とは、原虫の一種であるクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染によって引き起こされる人獣共通感染症であり、別名シャーガス病とも呼ばれる寄生虫病である。 主として中南米の風土病であるが、近年では人口移動に伴い非流行国へも感染者が拡がっている疾患である。
αEサブユニットとβ7サブユニットからなるヘテロダイマーであるインテグリン。CD103とも。
ウエストナイルウイルスによる急性熱性疾患。通常、短期間(約1週間)で回復する。
エコーウイルス4型とは、ヒトの消化管を主な増殖場とするエンテロウイルス属に分類されるウイルスの一種であり、無菌性髄膜炎や発熱性疾患などの多彩な臨床症状を引き起こす病原体の一つである。
エルシニア・シュードチューバキュロウセスとは、腸内細菌科に属するグラム陰性の桿菌であり、人獣共通感染症の原因となる病原体である。自然界に広く分布しており、げっ歯類や野鳥などの野生動物のほか、家畜などの消化管内にも保菌されていることが知られている。
ガストリンを分泌するG細胞から発生する神経内分泌腫瘍。ガストリノーマの60~90%が悪性腫瘍でありリンパ節へ転移する可能性が高いとされる。
非クローン性のリンパ増殖性疾患。巨大リンパ節過形成症とも呼ばれた。
ヘパトカイン(アディポカイン)の一種。ケモカイン型の分泌タンパク質。
フラボノールのひとつ。タマリキセチンと同様にリポ多糖存在下でマウスB細胞のIL-10産生制御性B細胞を増加させる。
眼症状(結膜炎、上強膜炎、強膜炎、ブドウ膜炎、非梅毒性間質性角膜炎などによる充血、痛み、眩しさ)と内耳症状(感音性難聴、メニエール病様症状)、血管炎などを起こす稀な疾患。他の症状として発熱や倦怠感、関節痛、筋肉痛、体重減少、消化管出血、リンパ節腫脹などがある。
全身の臓器に肉芽腫が現れる疾患。国内では、心臓のサルコイドーシスによって不整脈を引き起こした中年女性の死亡例が多い。非乾酪性類上皮細胞肉芽腫や両側肺門リンパ節腫脹が特徴的。
サル痘ウイルスの人獣共通感染症。4類感染症のひとつ。
マウスの骨髄に常駐しているマクロファージの細胞表面にある185kDaの分子として同定された1型膜タンパク質。リンパ節と脾臓に高発現する。シグレック1とも。
リンパ器官(脾臓やリンパ節)の一部のマクロファージに発現するレクチン。造血細胞に発現するシアル酸に結合する。
シャーガス病とは、クルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)という寄生虫によって引き起こされる人獣共通感染症であり、アメリカ大陸の熱帯地域を中心に風土病として分布している疾患である。
ジフテリア菌による感染症。咽頭などの粘膜へ感染し、感染部位の粘膜や周辺の軟部組織の障害を引き起こす。
乳腺から流出したリンパ液が最初に流れ込むリンパ節。
センチネルリンパ節のみを調べることで、がんがそれより先に転移していないことを確認するための検査。乳がんに対して行われる。
蚊(ヤブカ属)に媒介されるチクングニアウイルスによる感染症。アフリカ、アジア、南米、インド半島などの温かい地域で確認される。
トキソプラズマの経口摂取による感染症。母子感染を起こす(先天性トキソプラズマ症)。母体は無症状であることが多い。時に頚部リンパ節腫脹や発熱を伴う。
胸腺で作られて脾臓やリンパ節に出てきた段階の、機能が確定していないヘルパーT細胞。
α2-グロブリンのひとつ。肝細胞やリンパ節などの成熟顆粒白血球(特に好酸球)が生合成する。
生きた腸内細菌が腸管粘膜を介して腸管内から粘膜固有層、腸管リンパ節、その他の臓器に移行し感染を引き起こすこと。
バルトネラ・ヘンセレによる感染症。カリオン病とも。猫に噛まれたり引掻かれたりすることが原因となり、猫ひっかき病とも。
リンパ節や脾臓、小腸などの粘膜に存在する二次リンパ器官であり、腸管関連リンパ組織(GALT)の構成要素。粘膜上皮を介して体内に入った抗原が集積する。
上皮細胞(皮膚や粘膜、角膜)の形成に関わる脂溶性ビタミン。レチノイドとも呼ばれる。
獲得免疫の中心的な働きをするT細胞。胸腺で作られ全身を循環する。ヘルパーT細胞は、CD4だけを細胞表面マーカーとして持つため、CD4+T細胞やCD4陽性T細胞とも呼ばれる。Th細胞とも表記される。
ベンズニダゾールとは、シャガス病の治療薬として用いられるニトロイミダゾール系の抗寄生虫薬である。 本剤は、アメリカ大陸の熱帯地域を中心に風土病として存在するクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染症に対する主要な治療選択肢の一つとして位置づけられており、寄生虫の代謝系やDNA合成を阻害すること…
ペスト菌(エルシニア・ペスティス)による感染症。皮膚が黒くなることから黒死病とも。
B細胞由来の悪性リンパ腫。かつてはホジキン病と呼ばれていたが、腫瘍であることが確認されてからはホジキンリンパ腫と呼ばれるようになった。発症率は、欧米で10万人に3.5〜5人であり、国内ではその3分の1程度とされる。
自己免疫疾患に伴う血球貪食症候群。サイトカインストームが引き起こされる。
全悪性リンパ腫の約3%を占めるB細胞由来のリンパ腫。全身のリンパ節が腫れるとともに、脾臓や骨髄、消化管に病変を生じることがある。予後は不良。自家造血幹細胞移植が有効とされる。
ラングゲルハンス細胞とは、主として表皮に存在する樹状細胞の一種であり、皮膚における免疫系の維持や免疫応答の誘導において極めて重要な役割を担う細胞である。