脂肪酸
脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。
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脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。
脂肪酸アシルCoAレダクターゼ(fatty acyl-CoA reductase : FAR) -FAR1
脂肪酸とアルコールがエステル結合した化合物(=脂肪酸を含むエステル)。
アシルCoAとマロニルCoAを縮合して3-ケトアシルCoAを合成する反応を触媒する酵素。7つのアイソザイムが存在する。
脂肪酸シンターゼ(fatty acid synthase) 脂肪酸合成酵素を参照。
細胞外から脂肪酸を取り込む輸送担体。特に心筋に多く存在し、心臓を動かすエネルギーとなる脂肪酸を取り込む。CD36とも呼ばれ、FAT/CD36と表記されることもある。
脂肪酸代謝とは、生物体における脂肪酸の合成、分解(酸化)、および代謝調節に関する一連の生化学的経路の総称である。 エネルギー産生や細胞膜の構造維持において極めて重要な役割を果たしている。
脂肪酸4分画や血中脂肪酸区分とも呼ばれる。
脂肪酸合成とは、アセチルCoAを前駆体として炭水化物やアミノ酸などの代謝中間体から脂肪酸を新しく構築する生合成経路の総称である。
脂肪酸の生合成を触媒する酵素。脂肪酸シンターゼとも呼ばれる。
細胞内にある、脂肪酸に結合するタンパク質。12種類が確認されており、部位によって細胞内にある脂肪酸結合タンパク質の種類が異なる。
脂肪酸酸化とは、生体内において脂肪酸が分解され、エネルギーを産生する一連の代謝経路のことである。 主としてミトコンドリアおよびペルオキシソームにおいて進行し、生体の主要なエネルギー源の一つとして機能している。
グリセリンの1位と2位に脂肪酸が結合したジアシルグリセロール。
グリセリンの1位と3位に脂肪酸が結合したジアシルグリセロール。
グリセリンの1位に脂肪酸がエステル結合したモノアシルグリセロール。
ローヤルゼリーに特異的に含まれる脂肪酸。
ローヤルゼリーに含まれる脂肪酸。
一価不飽和脂肪酸のひとつ。炭素数20のn-9系脂肪酸(C20:1Δ11)。ゴンド酸やイコセン酸とも。
プロスタグランジンから生合成される不飽和脂肪酸。
リポキシゲナーゼのひとつ。アラキドン酸などの炭素20個の不飽和脂肪酸の12位に分子状酵素を導入して12-ヒドロペルオキシ酸を生成する酵素。
アルデヒドのひとつ。分子式は C9H16O
グリセリンの2位に脂肪酸がエステル結合したモノアシルグリセロール。
ミトコンドリアでのβ酸化において、エノイルCoAへの水分子の付加によって生じるヒドロキシ化されたアシルCoA。β-ヒドロキシアシルCoAとも。
4'-ホスホパンテチンとは、補酵素A(CoA)およびアシルキャリアータンパク質(ACP)の生合成における必須の前駆体であり、様々な代謝経路において重要な役割を果たす補酵素の誘導体である。
4'-ホスホパントテン酸とは、生体内における重要な補酵素である補酵素A(CoA)の生合成経路の中間体として見出される有機化合物である。
イソロイシンの4位がヒドロキシ化した有機化合物。
5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエノール酸とは、アラキドン酸のリポキシゲナーゼ経路における初期代謝物であり、不飽和脂肪酸の過酸化物の一つである。
5-ヒドロペルオキシ酸とは、アラキドン酸などの不飽和脂肪酸がリポキシゲナーゼなどの酵素あるいは自動酸化によって酸化されることで生成する過酸化物の一種である。 生体内における脂質過酸化反応の初期段階において重要な中間体として位置づけられており、生体膜の構造や機能に深刻な影響を与える活性酸素種やフリーラジ…
ヒトにおいてはACOX2遺伝子によってコードされており、主として肝臓などの組織で発現している。
時計遺伝子のCLOCKによって転写が制御されるタンパク質。二本鎖RNAに結合し、アデノシンをイノシンに書き換えるRNA編集を行う。
AMPKαとは、真核細胞のエネルギー感知機構として中心的な役割を果たすAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)を構成する触媒サブユニットのアイソフォームの一つである。 AMPKはヘテロ三量体構造をとる酵素であり、触媒サブユニットであるαサブユニットのほか、調節サブユニットであるβサブユニットおよびγサブユニットによ…
脂肪細胞のトリグリセリドをジアシルグリセロールと遊離脂肪酸に加水分解する反応を触媒する酵素(リパーゼ)。脂肪トリグリセリドリパーゼや脂肪細胞特異的トリグリセリドリパーゼ、PNPLA2とも呼ばれる。
脂肪酸結合タンパク質のひとつ。脳型脂肪酸結合タンパク質とも。
脂肪酸合成酵素の阻害と同時に、ミトコンドリアの生体膜上にあるカルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ1を刺激してβ酸化を促進し、結果として食欲不振や体重減少を引き起こす物質。
脂肪酸トランスロカーゼを参照。
解糖系の律速酵素のひとつであるL-PKや脂質合成系の脂肪酸シンターゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼの転写を調節する転写因子。
カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)のひとつ。カルニチンとアシルCoAからアシルカルニチンを合成する反応を触媒する酵素。アシルCoAのアシル基をカルニチンへ転移させる。
糖によるエネルギー代謝と脂質によるエネルギー代謝のバランスを検知するセンサー分子。
巨大菌由来のシトクロムP450。長鎖脂肪酸のヒドロキシ化を触媒する。シトクロムP450の中でも最大の酸化活性を持つとされる。シトクロムP450BM3とも。
脂肪酸の代謝に関わるシトクロムP450のグループ。PPARによって転写が制御されている。
シトクロムP450(CYP4)のひとつ。脂肪酸のオメガヒドロキシ化酵素活性を有する。
ショウジョウバエが持つ脂肪酸不飽和化酵素のひとつ(Δ9脂肪酸不飽和化酵素)。細胞の生体膜を構成する脂質分子に二重結合を導入する役割を持つ。
E-FABPとは、日本語で表皮型脂肪酸結合蛋白と呼ばれる分子量約15kDaのタンパク質であり、脂肪酸などの疎水性リガンドと可逆的に結合して細胞内輸送や代謝制御に関与するFABPファミリーの一員である。
FABP4とは、主に脂肪細胞やマクロファージに多量に発現し、脂肪酸などの疎水性リガンド可逆的に結合して細胞内輸送を行う細胞質型タンパク質ファミリーの一種である。 アディポサイト型脂肪酸結合タンパク質(aP2)とも称され、脂肪酸の代謝制御やシグナル伝達において重要な役割を担っている。
ビタミンB2の活性型のひとつ。フラビンアデニンジヌクレオチド。リボフラビンにアデノシン二リン酸が結合した有機化合物。
脂肪酸アシルCoAレダクターゼのひとつ。プラズマローゲンの生合成における律速酵素。ペルオキシソーム膜に存在する。
脂肪酸トランスロカーゼを参照。
FFA(free fatty acid) 遊離脂肪酸を参照。
2010年に登場した糖尿病の治療薬。インクレチンのひとつであるGLP-1のアミノ酸を置換し脂肪酸を付加することでDPP-4による分解を受けないようにした注射薬。膵臓からのインスリンの分泌を強力に促進する。
タンパク質に結合して、それを生体膜上に固定する役割などを持つ糖脂質のGPI(グリコシルホスファチジルイノシトール)のこと。
炭素数が12〜16の飽和脂肪酸と18〜22までの不飽和脂肪酸をリガンドとする受容体。I細胞の脂肪酸の認識に関わるとされる。
短鎖脂肪酸をリガンドとする受容体のひとつ。交感神経系を介して、エネルギー恒常性の維持に関わる。
白血球や消化管、脂肪組織に発現する、酢酸などの短鎖脂肪酸をリガンドとする受容体。遊離脂肪酸受容体2(FFAR2)とも。
脂肪酸結合タンパク質のひとつ。心臓由来脂肪酸結合タンパク質とも。
HDAC阻害剤とは、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)の酵素活性を特異的に阻害する低分子化合物の総称である。
乳化剤の水または油への馴染みやすさを表す数値。0〜20までの数値で表され、HLBが高いと乳化剤の化学構造内の親水基の割合が多く水に溶けやすく、HLBが低いと乳化剤の親油基の割合が多く油脂に溶けやすいことを意味する。
腸管不全の致死的な合併症。疾患や手術などによる腸管の機能不全によって起きる肝障害のうち、他に原因のないものを指す。肝硬変や肝不全に至る。腸管不全合併肝障害とも。静脈栄養合併肝障害(PNALD)や静脈栄養合併胆汁鬱滞(PNAC)とも呼ばれた。
病原体の排除や創傷治癒の役割を果たすインターロイキン。過剰または持続的な産生は炎症性疾患の発症や進展に関与することが知られている。当初はBSF-2と呼ばれた。
LDL-CHO(低密度リポ蛋白コレステロール)とは、肝臓で作られたコレステロールを全身の末梢組織へ運ぶ役割を持つリポ蛋白に含まれるコレステロールの量のことである。
脂肪酸としてドコサヘキサエン酸(DHA)を持つリゾホスファチジン酸(LPA)。