血漿
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。
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血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。
血漿中のカリクレイン。血液凝固第Ⅻa因子によってプロカリクレインから生成され、高分子キニノーゲンを限定分解することによってブラジキニンを生成する。
血漿に含まれるタンパク質。肝臓で合成される。
内因系血液凝固に関わる血液凝固因子のひとつ。血液凝固第Ⅺ因子とも。
血漿を増加させることを目的とした輸液。代用血漿剤とも。
細胞膜を挟んだ細胞内液と細胞外液に生じる浸透圧。細胞内液のカリウムイオンと細胞外液のカリウムイオンによって一定(280〜290mOsm/L)に保たれる。
テトラヒドロ葉酸の体内における貯蔵形態。前駆体はメチレンテトラヒドロ葉酸で、これがメチレンテトラヒドロ葉酸レダクターゼによって還元されて合成される。
血液型の分類方式の一つ。赤血球上の抗原(糖鎖)と血清中の抗体によって分類される。1900年頃、カール・ラントシュタイナー(Karl Landsteiner)により定義された(ラントシュタイナーの法則)。ABO血液型は第9染色体の遺伝子に存在する糖転移酵素によって決定される。
血液検査の項目のひとつ。血漿タンパク質のひとつであるアルブミンの量。
血漿中に存在する補体制御因子のひとつ。補体のC1を抑制する働きを持つ。
血漿中に存在する補体制御因子。C4結合タンパク質とも。
GIPは glucose-dependent insulinotropic polypeptide または gastric inhibitory polypeptide の頭文字を取った語。
I抗原とは、主として成人の赤血球膜上に豊富に発現する糖脂質および糖タンパク質上の炭水化物構造(糖鎖)を指す血液型抗原の一つである。
1996年にヒト血漿から得られたフィコリン。P35とも。主に肝臓で産生される。
細胞を自己補体から守る補体制御因子。CD46とも。
+ポリリボシルリビトールリン酸(polyribosylribitol phosphate) +多血小板血漿(platelet rich plasma)
TFPIのひとつ。通常、TFPIと言えばTFPI-1を指す。血漿中濃度は70ng/ml前後。
血液検査の項目のひとつ。総タンパク質とも表記される。
筋肉に起こる、激しい痛みを伴う痙攣。不随意的な筋肉の収縮。「つる」とも表現される。主に下肢(ふくらはぎ)に発生する。
アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜とは、アクリロニトリルとメタリルスルホン酸ナトリウムの共重合体を素材として作製される高分子膜の一種であり、主として血液浄化療法における血漿交換用の分離膜などとして利用される医療機器の構成部材である。
血液と血漿を分離し、その血漿の中から疾患の原因となる物質を取り除く治療法。自己免疫疾患や肝炎、高コレステロール血症などに対して行われる。
血漿に存在するリポタンパク質。遊離コレステロール、コレステロールエステル、中性脂肪、リン脂質、僅かな遊離脂肪酸などと結合している。
アポリポ蛋白A-II(A-II、ApoA-II)とは、ヒト血漿中においてHDL(高比重リポ蛋白)の主要な構成分子の一つであるアポリポ蛋白である。
アミロイドベータとは、アルツハイマー病の脳内において神経細胞外に蓄積する老人斑(アミロイド斑)の主要な構成成分であるペプチドである。アミロイドベータは、膜タンパク質であるアミロイド前駆体タンパク質(APP)が、酵素であるベータセクレターゼおよびガンマセクレターゼによって切断されることによって産生される…
トウダイグサ科(コミカンソウ科)の亜高木。ユカン(油柑)やアンマロク(庵摩勒)とも。
肝臓で合成され、血漿タンパク質の約60%を占めるタンパク質。血液検査の項目のひとつ(ALB)であり、基準値は大体 3.8~5.3g/dL。
血漿中のアルブミンを補充するために用いられる血液製剤。アルブミンの純度によって以下の2つに分類される。
血圧の上昇や心血管の組織障害を引き起こすペプチド。アンギオテンシンとも。
アンジオテンシンのひとつ。構成アミノ酸は Asp-Arg-Val-Tyr-Ile-His-Pro-Phe-His-Leu
トロンビンの作用を抑制することによる、血液の抗凝固作用を持つ血漿タンパク質。単にアンチトロンビンとも呼ばれる。
天然の糖アルコールのひとつ。抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれる。イノシトールの環状構造をイノシトール環と呼ぶ。
ウロリチンのひとつ。キサンチンオキシダーゼ活性の抑制作用を持ち、ウロリチンBよりも強く尿酸の産生を抑制する。高尿酸血症モデルマウスにおいては量依存的に血漿尿酸値の上昇を抑制することが報告されている。
大豆イソフラボンのダイゼインが腸内細菌よって代謝され、ジヒドロダイゼインを経て生成される有機化合物。エコールとも。
うつ病に対する選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)。商品名はレクサプロ。
プラスマローゲンのひとつ。
ニューキノロン系のひとつ。商品名はフルマーク。
エリオジクチオールの配糖体のひとつ。エリオシトリンはレモン(特に中果皮)に含まれる主要なポリフェノールであり、他の柑橘類に比べて30〜100倍多く含まれるとされる。
エンドモルフィンⅡとは、哺乳類の中枢神経系において発見されている内因性のオピオイドペプチドの一種であり、強力かつ選択的にμオピオイド受容体に結合して鎮痛作用などの生理活性を示すテトラペプチドである。
腸管のL細胞からGLP-1と同様にグルカゴン遺伝子から産生される、37アミノ酸残基からなる摂食抑制ペプチド。グルカゴン活性を有することが報告されている。前駆体はプログルカゴン。
骨や腎臓、血管壁、血清、母乳など様々な組織に存在する結合性の酸性リン酸糖タンパク質。細胞間液に存在する接着性骨基質タンパク質でもある。骨芽細胞や骨細胞、破骨細胞が産生する。修復象牙質の形成に必要。
オルタナティブ経路とは、補体系を活性化する3つの主要な経路(古典的経路、レクチン経路、オルタナティブ経路)のうちの一つであり、抗原-抗体複合体の存在を必要とせず、病原体の表面構造によって自発的に開始される自然免疫の重要な生体防御機構である。
メラノーマの運動性を亢進させる分子として同定された分泌タンパク質。ENPPの一種でENPP2とも呼ばれる。
SGLT2阻害薬のひとつ。弱いSGLT1阻害作用も持つ。
キニノーゲンからキニン類を生成する反応を触媒する酵素(セリンプロテアーゼ)。カリジノゲナーゼとも。商品名はカルナクリン。
カリクレインがキニノーゲンからキニンを産生する代謝経路。
エステル結合やアミド結合によって修飾された医薬品(プロドラッグ)の代謝に重要な役割を果たすエステラーゼ。エステル結合だけではなく、アミド結合やチオエステル結合も加水分解する。
プリン塩基のひとつ。尿酸の前駆体となる。キサンチンは体内でグアニンまたはヒポキサンチンから生成される。
鉄欠乏性貧血に対する鉄剤として使用される化合物。商品名はフェロミア。分子式はC6H5FeNaO7
血液中の薬物が消失する程度を示す値。薬物が単位時間あたりに体内から消失する量(μg/分、mg/時)を、薬物を含有した血液の血流速度(ml/分、L/時)で除した比例定数。
クリアランス機構とは、生体が代謝物、異物、老廃物、病原体などの不要物を血液、組織、あるいは器官から排除し、体外へ排泄あるいは無毒化する一連の生体防御および恒常性維持のための生理学的仕組みのことである。
血漿や赤血球に不規則抗体があるかを検査する試験。
肝臓でグリコーゲンを分解してグルコース生産を増加させ、血糖値を上昇させる働きをするホルモン。健常者では空腹時にグルカゴンがグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる。
生体内でグルタチオンによる過酸化水素の還元を触媒する酵素群。細胞内の活性酸素を消去する主要な酵素(活性酸素消去酵素)。グルタチオンを補酵素する。
グルタチオンペルオキシダーゼ3とは、セレンをその活性中心に含む抗酸化酵素ファミリーの一つであり、主に血漿や細胞外液に存在して脂質過酸化物や過酸化水素を還元・解毒する糖タンパク質である。
肝臓や小腸で合成される血液中に存在するタンパク質。コレステロールエステル転送タンパク質とも。
コレステリルエステル転送タンパク質欠損症とは、コレステリルエステル転送タンパク質(CETP)の遺伝子異常により、その血中濃度や活性が低下または消失する常染色体劣性遺伝性の脂質代謝異常症である。 本症は日本人を含む東アジア地域において比較的高頻度に認められることが知られている。
血清脂質のひとつ。体内で合成される固体の脂質で、ホルモンの生成や細胞膜の構成に必要。
免疫細胞が分泌する、細胞の増殖や分化、活性化、抑制などを制御する、分子量が6,000~60,000(8,000〜30,000とも)のタンパク質または糖タンパク質の総称。ホルモンと作用は似ているが、ホルモンとは違って主に近くの細胞に作用する。
褐藻類に含まれるステロール。血漿中のコレステロール濃度低下作用を持つ。Δ5-アベナステロールとも。
シスタチンCとは、ヒトを含む哺乳類の細胞から恒常的に産生される低分子量のタンパク質であり、システインプロテアーゼの強力な阻害物質として機能する物質である。