軟骨芽細胞
軟骨の成長・再生に関与する細胞。間葉系幹細胞の分化によって生み出される。
HEALTH WORDS INDEX
細胞、遺伝子、タンパク質から生命のしくみを学ぶ。
軟骨の成長・再生に関与する細胞。間葉系幹細胞の分化によって生み出される。
遺伝子発現によるタンパク質の合成過程において、DNAからRNA(mRNA)を合成する段階のこと。二本鎖のDNAのうち一本を鋳型とする。
コアクチベーターを参照。
転写共役因子 転写補助因子のこと。
ヌクレオチド除去修復のひとつ。活発に転写されるDNA領域に生じた損傷を速やかに修復する特別な機構。
転写に関わる以下の因子の総称。主に転写因子を指す。転写調節因子とも呼ばれる。
遺伝子のプロモーターやエンハンサーに結合し、その遺伝子の発現や転写の促進、抑制に関わるタンパク質のこと。転写制御因子のひとつ。
転写因子SP1とは、哺乳類の遺伝子発現調節において中心的な役割を果たすDNA結合タンパク質であり、主にプロモーター領域に存在するGCリッチ配列に結合して転写を活性化するジンクフィンガー型の転写因子である。
転写因子複合体とは、真核生物の遺伝子発現において、転写因子や関連するタンパク質が相互に結合して形成する多量体構造のことである。 この複合体はDNA上の特定の塩基配列であるプロモーター領域やエンハンサー領域に特異的に結合し、RNAポリメラーゼによる転写の開始やその効率を精密に制御する中心的な役割を担っている…
転写抑制因子とは、DNAからmRNAへの転写を負に調節し、遺伝子発現を抑制あるいは停止させるタンパク質の総称である。
転写活性とは、DNAからRNAへの転写が行われる度合いや、遺伝子の発現を引き起こすタンパク質の能力を指す指標である。 真核生物および原核生物において、遺伝子発現の調節は細胞の機能維持や分化、環境適応において中心的な役割を担っており、その制御機構の中核として転写活性の強弱が厳密にコントロールされている。
転写活性化ドメインとは、転写因子などのタンパク質内に存在し、遺伝子の転写を促進する機能を持つ領域のことである。
転写活性因子 転写因子を参照。
転写産物とは、DNAの遺伝情報がRNAポリメラーゼなどの酵素によってRNA分子へと転写されたものの総称である。
転写因子に作用して、転写の制御に関わるもの。転写制御因子のひとつ。転写コアクチベーターや転写共役因子とも呼ばれる。
転写調節とは、DNAの遺伝情報からRNAが合成される転写の過程を制御するメカニズムの総称である。生物が環境変化に適応し、細胞の分化や多様性を維持するために不可欠な生体防御および代謝制御の仕組みであり、原核生物から真核生物に至るまで広く備わっている。
転写開始前複合体とは、真核生物においてRNAポリメラーゼIIなどのRNAポリメラーゼが遺伝子のプロモーター上に正確に結合し、転写を開始するために形成される巨大なタンパク質複合体である。
スクロースが酵素(スクラーゼ)によって加水分解され、グルコースとフルクトースの混合物となった状態のこと。スクロースに比べて甘味が強い。
がん細胞が血液やリンパ液によって別の臓器などに移動して新たながんを形成すること。血管を移動して広がる転移を特に血行性転移と呼ぶ。
転移RNA(transfer RNA) tRNAを参照。
転移性とは、悪性腫瘍(がん)の細胞が原発巣から離れた他の組織や臓器に血行性、リンパ行性、あるいは播種によって移動し、そこで新たな増殖を営む状態、またはその性質を指す用語である。
酵素の種類のひとつ。EC第2群。トランスフェラーゼとも呼ばれる。
神経細胞から伸びる細いパイプ状の構造。他の神経細胞に情報を送るための部位。神経軸索や神経線維、神経突起などとも呼ばれる。
軸索誘導とは、神経細胞(ニューロン)の軸索が伸長する際、化学物質や物理的な手がかりを受容体で感知しながら、正確な標的細胞へと目的地まで導かれる分子生物学的および発生生物学的なプロセスである。
細胞内で物質の輸送を行うために利用される小胞。直径50〜100nm。
糸球体から出た原尿が通る尿細管。近位尿細管はヘンレループを経て遠位尿細管に繋がる。
近縁種とは、進化的な系統において比較的最近に共通の祖先から分岐した、分類学的に近い関係にある生物同士の種を指す用語である。
波長が780nm〜2μmの電磁波。赤外線の中でも波長が短いもの。
通常の転写とは逆に、RNAから二本鎖DNAを合成すること。
通常の転写と逆に、RNAの遺伝情報を元にDNAを合成する働きを持ち、 RNA鎖を鋳型にして相補的なDNA鎖を合成する反応(逆転写)を触媒する酵素。レトロウイルスが持つ。
透明層とは、主に手の平や足の裏といった厚い皮膚(表皮)において、顆粒層と角質層の間に認められる薄く透明な細胞層である。
通常型樹状細胞 古典的樹状細胞を参照。
速度沈降法とは、主に遠心分離法を用いて、粒子のサイズや質量、形状の違いによる沈降速度の差を利用して生体分子や細胞などを分離・分画する分析手法である。
数種類の血液細胞(白血球や赤血球、血小板など)に分化する可能性を持つ、造血幹細胞の分化によって生み出される細胞。骨髄に存在する。
胎児の肝臓、生後は骨髄中に存在し、生体内の全ての血液細胞(主に赤血球、血小板、顆粒球、B細胞、T細胞)を生涯に渡って生産する組織幹細胞。
造血幹細胞と造血前駆細胞。通常、顆粒球コロニー刺激因子によって骨髄から末梢血に動員される。これはボルテゾミブの併用によって促進される。
造血幹細胞移植とは、白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、再生不良性貧血などの難治性疾患に対して行われる治療法である。 患者自身の造血幹細胞、またはドナーから提供された造血幹細胞を静脈内注射により移植し、患者の骨髄機能の再建を図る。
血液中に含まれる、造血幹細胞から分化した細胞の総称。
心臓や肺、骨格筋、神経など、全身に最も広く分布する毛細血管。通常、毛細血管と言えばこの連続型毛細血管を指す。無窓性毛細血管とも。
ある生物種の個体が遺伝子の突然変異を起こしたことによって新たに手に入れた形質が、生存に有利なものであったために種全体に広まっていき、その生物種全体の形質が変化すること。
細胞が行う、方向性を持った移動。形を変えることができる細胞が組織間を自由に移動すること。細胞遊走とも。
遊走を行う細胞。遊走細胞は高度に極性化した状態の細胞であり、進行方向に対し前後軸を形成する。
タンパク質の構成要素とならず、遊離した状態で体内(細胞内や血液中)に存在するアミノ酸。
体内に存在する脂肪細胞(中性脂肪)が分解されることで血液中に遊離される脂肪酸。血液中ではその80%程度がアルブミンと結合して存在する。
運動性とは、生体、細胞、あるいは器官が、自らのエネルギーを用いて自発的かつ独立して移動または空間的な位置を変える能力、あるいは消化管などの管腔臓器が内容物を輸送するために行う収縮運動の総称である。
運動神経細胞(motor neuron) 運動ニューロンを参照。
神経細胞の細胞内の電位が静止電位よりもマイナスになる現象。活動電位の発生後に見られる。
水にひとつの酸素原子が増えた分子。活性酸素のひとつ。オキシドールとも。分子式は H2O2
重症化する傾向にある先天性の魚鱗癬。
遠心分離法とは、物質を懸濁する液体に高い遠心力を加えて、比重や大きさの異なる成分を分離・濃縮する汎用的な実験室技術および工業的操作である。
遠心機とは、試料に遠心力を負荷することで、比重や質量の異なる成分を分離・沈殿させるための実験機器である。
特定の生物種に対してのみ致命的な毒性を発揮する性質。
mRNAスプライシングのひとつ。
選択的繁殖とは、人間が特定の表現型や遺伝子型を持つ個体を意図的に選別し、交配させることによって、次世代以降に望ましい形質を固定・強化する人工選択の手法である。
DNA断片の塩基配列の差異を個体間の遺伝的な違いを表す手がかりや遺伝的な意味での単なる記号として用いる個々の変異。
遺伝情報を表すDNAの塩基配列の一部のこと。生物の性質は遺伝子により親から子へ引き継がれる。
遺伝子コードとは、DNAまたはRNAの塩基配列が持つ遺伝情報を、タンパク質を構成するアミノ酸の配列へと変換するための対応関係の規則である。
遺伝子バンクとは、生物の遺伝子、DNA、細胞、組織などを収集し、低温下などで長期にわたって安全に保存・管理するための施設の総称である。 生物多様性の保全や、農業、医学、生物学の分野における研究開発の基盤として極めて重要な役割を担っている。
遺伝子内の塩基配列の一部が複製や除去を受けることによって、多様な塩基配列を持つ遺伝子がもたらされること。
遺伝子を構成しているDNAの配列の個体差(突然変異)において、ある集団が共通して持つ変異のこと。遺伝的多型や単に多型とも。