血小板
血球の一つ。線維芽細胞や血管内皮細胞を呼び寄せ、傷口を塞いで出血を止める働き(止血)をする。栓球とも呼ばれていた。
HEALTH WORDS INDEX
細胞、遺伝子、タンパク質から生命のしくみを学ぶ。
血球の一つ。線維芽細胞や血管内皮細胞を呼び寄せ、傷口を塞いで出血を止める働き(止血)をする。栓球とも呼ばれていた。
血小板内皮細胞接着分子-1 PECAM-1を参照。
白血球や血管内皮細胞、血小板から放出される生理活性物質(脂質メディエーター)のひとつ。平常時は検出が難しいほど少ないが、急性炎症によって急激に増加する。前駆体はリゾPAF。
CXCケモカインのひとつ。血小板のα顆粒に含まれるタンパク質。好酸球遊走作用を有していると同時に好酸球の機能を増強する。
血小板の細胞表面に存在する複数種類の糖タンパク質。
血流とは、心臓の収縮および拡張運動によって血液が血管系を流れる現象、およびその循環動態を指す医学的用語である。
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。
血液サンプルとは、生体の生体から採取された血液の試料であり、臨床検査や医学研究において疾病の診断、病態の評価、および生化学的な分析に用いられるものである。
血液を固める働き(血液凝固)を促進する物質。単に凝固因子と表記されることもある。
血液凝固第Ⅷa因子とは、血液凝固カスケードにおいて強力な補酵素として機能し、血液凝固第Ⅸ因子とともに血液凝固第Ⅹ因子を活性化するタンパク質である。
活性化したスチュアート因子(血液凝固第Ⅹ因子)。活性化第Ⅹ因子とも呼ばれる。
血液生化学検査とは、血液の血漿または血清成分に含まれる酵素、タンパク質、電解質、脂質、糖、各種代謝産物などを定量的に測定することにより、臓器の機能異常や代謝障害を評価するための臨床検査である。 生化学的網羅的分析を自動分析装置を用いて実施することが多く、肝機能、腎機能、脂質代謝、糖代謝などの病態把握…
血液中の物質を選択的に網膜へ取り込むための構造。
母体および胎児の循環系を隔てる細胞構造。物理的な障壁以外にも、胎児の生育に必要な栄養因子や代謝物を選択的に輸送する一方で有害物質の透過を防ぐバリア機能を持つ。胎盤バリアとも。
全身を流れる血液中の物質が脳内へ入るのを制限する脳の毛細血管。内皮細胞や周皮細胞、アストロサイト、それらを取り囲むⅣ型コラーゲンなどの細胞外基質などから構成される。
血液から血球と凝固因子(フィブリン)を取り除いた成分。血漿から凝固因子を除いた成分とも言える。黄色い透明な液体。
関節リウマチや結核などの慢性炎症性疾患に合併する続発性アミロイドーシスの沈着タンパク質(アミロイドA)の前駆体。IL-6によって主に肝臓で産生される。
血清アルブミン値とは、血液中の血漿に含まれる主要なタンパク質であるアルブミンの濃度を示す生化学検査の項目である。
血清由来の因子や細胞外からの刺激に応答して活性化する、全ての細胞種で働く転写因子。
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。
血漿に含まれるタンパク質。肝臓で合成される。
血球系細胞 血球を参照。
骨髄やリンパ節など網内系における、組織球やマクロファージによる血球の貪食を特徴とする疾患。血球貪食性リンパ組織球症とも。
身体の中で血液を循環させるための管状の組織。
リンパ球が流入する組織の血管(高内皮細静脈)に特異的に発現することによって、リンパ球に対して遊走の目標位置(アドレス)を示す役割を持つ分子の総称。
28個のアミノ酸からなる、副交感神経から分泌される神経ペプチド。血管作動性ペプチドとも。
T細胞リンパ腫のひとつ。全身リンパ節腫大、肝脾腫、発熱、多クローン性高γ-グロブリン血症など多様な症状を呈することが知られている。
血管内に存在し、血管内皮細胞に分化して血管新生を制御する幹細胞。
血管の内皮細胞。血管の内腔を一層に覆う細胞で、血管透過性を制御する。
血管内皮細胞増殖因子 VEGFを参照。
血管周皮細胞 ペリサイトを参照。
血管内皮細胞と壁細胞(ペリサイトまたは血管平滑筋)によってできる血管の壁。
全身に異常血管が形成され、様々な臓器の機能障害の原因となる疾患。
血管の断面の円周方向に配列し、自律的に収縮・弛緩することによって血管径を制御する平滑筋。毛細血管には平滑筋がない。
血管新生における、血管内皮細胞の遊走や増殖を促進する活性を持つ分子の総称。
動脈硬化を起こした血管にカルシウムが沈着して、さらに血管が硬くなる症状。虚血性心疾患や脳血管障害などを誘発する。
血行性とは、病原体や細胞などが血液の流れ(血行)に乗って身体の他の部位へ運ばれる状態や経路を指す医学・生物学用語である。
行動解析とは、モデル生物やヒトなどの個体が示す行動を、定量的かつ客観的に観察・測定・評価する一連の実験手法および解析プロセスのことである。 神経科学、薬理学、心理学、遺伝学などの幅広い医学・生物学分野において、脳機能の解明や疾患モデル動物の表現型解析、薬剤のスクリーニングなどに広く用いられている。
表在性膜タンパク質とは、生体膜の脂質二重層の表面に弱く結合しているタンパク質の総称である。
胃の粘膜上皮を構成し、粘液を分泌する細胞。
親から疾患の原因となる遺伝子を受け継いだ子は、親よりも発症年齢が早くなり、その症状も重くなる現象。
ケラチノサイトが形を変えて積み重なってできる、皮膚の最も外側を構成する層。厚さ最大約0.7mm。
表皮に分化する幹細胞。マウスでは性質の異なる二種類の表皮幹細胞が存在し、ヒトでも複数種類存在することが示唆されている。
被ばくとは、生体が放射線にさらされること、あるいは放射性物質が身体の表面に付着したり体内に入り込んだりすることをいう。
輸送小胞の形成の開始に必要なタンパク質群。細胞質からオルガネラ膜上に付着して膜を変形させることにより輸送小胞の形成が開始される。
侵入してきた病原体の無毒化や抗体による免疫機能を補助する血清中のタンパク質。多くの脊椎動物で見られ、ヒトでは30種類があり、肝臓で作られる。
補体B因子をBaとBbに分解する分子。第二経路におけるC3(H2O)からのC3(H2O)Bb、C3bからのC3bBb3bの生成に関わる。
補体依存性細胞傷害作用 CDC作用を参照。
補体依存性細胞傷害活性 CDC作用を参照。
細胞膜に発現する補体制御因子。
補体をリガンドとする受容体。以下の種類が存在する。
赤血球や好中球、好酸球、単球、マクロファージ、B細胞、一部のT細胞など、血小板とNK細胞以外の様々な血球に発現する補体受容体。大部分は赤血球が持つ。C4bおよびC3bをリガンドとする。C3b/C4b受容体やCD35とも。
補体第3成分(C3)とは、生体防衛システムである補体系の中核を担う最も存在量の多いタンパク質であり、肝臓で産生されて血漿中に分泌される。 補体経路の古典経路、レクチン経路、オルタナティブ経路のいずれの活性化カスケードにおいても、C3はこの中心的な合流点に位置しており、自然免疫および獲得免疫の両方において…
補体経路とは、生体の免疫応答および自然免疫系において中心的な役割を果たし、病原体の排除や炎症反応の誘導を行なう一連のタンパク質酵素カスケードである。 補体系は、主として肝臓で産生されて血漿中に不活性型の前駆体として存在している多数の血漿タンパク質から構成されている。
あるタンパク質の作用を補助する物質。補因子やコファクターとも。
補酵素のうち、生体内にその分子を使って同種の反応を触媒する酵素が多数あり、さらにそれを再生する系が存在するものを指す。
酵素と常に結合している補酵素。
補因子のひとつ。酵素の働きを補助する、タンパク質ではない有機化合物。コエンザイムとも呼ばれる。
補酵素A合成とは、すべての生物に必須な補酵素である補酵素A(CoA)を、ビタミンB5(パントテン酸)を出発物質として生合成する一連の代謝経路である。
補酵素FAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)とは、さまざまな酸化還元酵素の補酵素として機能し、生体内での電子移動反応において中心的な役割を果たすヌクレオチド誘導体である。