HIF-2α
HIF-2αとは、低酸素状態に対する細胞の適応反応を仲介する主要な転写因子である低酸素誘導因子(HIF)の構成サブユニットの一つであり、EPAS1遺伝子によってコードされているタンパク質である。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
HIF-2αとは、低酸素状態に対する細胞の適応反応を仲介する主要な転写因子である低酸素誘導因子(HIF)の構成サブユニットの一つであり、EPAS1遺伝子によってコードされているタンパク質である。
HIF-αとは、哺乳類の細胞が酸素濃度の低下に適応するために中心的な役割を果たす転写因子である低酸素誘導因子の構成サブユニットの一つである。
ヒトのMHCのこと。T細胞の抗原認識に関わる。詳細はMHCのクラスを参照。
HLA-Cw6とは、ヒトの主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスI分子をコードするHLA遺伝子の対立遺伝子の一つであるHLA-Cの型(アレル)であり、特に尋常性乾癬などの自己免疫疾患や皮膚科学的疾患との強い関連性が知られている遺伝子マーカーである。
HLA(ヒトのMHC)のクラスのひとつ。単球由来の細胞などの限られた細胞の表面に存在する。
HLAタイピングとは、ヒトの白血球の表面に存在するHLA抗原(ヒト白血球型抗原)の型を調べる検査法および検査技術のことである。 HLAは主要組織適合遺伝子複合体(MHC)であり、免疫応答における自己と非自己の識別において極めて中心的な役割を担う糖タンパク質である。
hnRNP(Heterogeneous nuclear ribonucleoprotein、不均一核リボ核蛋白質)とは、真核生物の細胞核内においてRNAポリメラーゼIIによって転写された直後の前駆体mRNA(pre-mRNA)と結合し、複合体を形成するタンパク質群の総称である。
苦味受容体のひとつ。β-グルコピラノシド構造を特異的に認識する。
免疫グロブリンのクラスのひとつ。進化的に最も後にできた抗体で、哺乳類のみが持つ。通常、健康な人の血液中には微量しか存在しない。
IgαとIgβからなるヘテロ二量体。
マクロファージがTLR4によって細菌の細胞壁のリポ多糖を認識した際に分泌されるインターロイキン(炎症性サイトカイン)。
腸間膜に存在するリンパ球集積(FALC)で発見された自然リンパ球。2型自然リンパ球とも。自然免疫に関わる造血幹細胞由来のリンパ球。NH細胞(ナチュラルヘルパー細胞)とも呼ばれた。
形質細胞様樹状細胞によるⅠ型インターフェロンの産生を誘導する転写因子。特にIFN-αの遺伝子発現を制御している。形質細胞様樹状細胞以外には、未刺激状態ではほとんど発現していない。IFN-αとIFN-βの両方の転写がIRF-7に依存的であることが示されている。
T細胞抗原受容体などの免疫細胞の抗原認識受容体の一部を構成するモチーフ。細胞内に活性化シグナルを伝達するモチーフ。ペア型受容体の一部を構成する。免疫受容体チロシン活性化モチーフ。
NK細胞と一部のT細胞に発現し、自己のHLAクラスⅠ分子をリガンドとする受容体。
KLHL3とは、ケルチ様ペプチドファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではKLHL3遺伝子によってコードされている遺伝子産物である。
DNA二本鎖切断(DSB)を認識し、それを結合して修復させる働きを持つタンパク質。
細胞接着分子(セレクチン)のひとつ。リンパ球の細胞膜上に発現する。LECAM-1やCD62L、LAM-1とも。
1996年にヒト血漿から得られたフィコリン。P35とも。主に肝臓で産生される。
主にユビキチン化されたタンパク質を特異的に認識して、これをATP依存性にペプチドに分解するタンパク質分解酵素の複合体。
Lタンパク質とは、主としてモノネガウイルス目などのRNAウイルスが持つ、RNA依存性RNAポリメラーゼとしての機能を有する巨大なウイルス由来の酵素(タンパク質)である。 モノネガウイルス目に属するウイルス(狂犬病ウイルス、エボラウイルス、麻疹ウイルス、インフルエンザウイルスなどの一部関連群を含む)において、L…
がん抗原の一つ。CT抗原のファミリー。
抗原としてペプチドではなく微生物由来のビタミンを認識するT細胞。線維筋痛症候群の診断の指標となる。
RIG-I様受容体のひとつ。麻疹ウイルスや脳心筋炎ウイルスなどに由来する比較的長い(dsRNA > 1kb)を認識する。
Gタンパク質共役型受容体のひとつ。代謝型グルタミン酸受容体とも呼ばれる。
自己と非自己を区別するための遺伝子群、またはそれによって発現する自己個体の細胞かどうかを識別するためのペプチドを細胞表面に提示する膜タンパク質。
MHCのひとつ。構造としてはα鎖とβ2-マイクログロブリンが非共有結合により会合した分子。キラーT細胞がこれに挟み込まれたエピトープを認識し、それを出してる細胞を破壊する。MHCクラスⅠ分子が認識するペプチドの多くは9個のアミノ酸からなる。
MHCのひとつ。通常の体細胞には存在せず、ヘルパーT細胞へ抗原提示を行う抗原提示細胞(プロフェッショナル抗原提示細胞)のみが発現している。構造としては1回膜貫通タンパク質であるα鎖(約230個のアミノ酸、約33〜35kDa)とβ鎖(約230個のアミノ酸、約27〜29kDa)からなるヘテロ二量体。
T細胞のT細胞抗原受容体(TCR)は抗原を単独では認識できず、同時にMHCがあって初めて抗原も認識できるという性質。
樹状細胞やマクロファージに発現する活性化型C型レクチン受容体。
Toll様受容体(TLR)がインターロイキンによる情報伝達を行う際に必要なアダプター分子。TLR3以外の全てのTLRに共通。
Toll様受容体(TLR)が炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-6、IL-12)の産生やB細胞の活性化を行う際のシグナル伝達経路。
パターン認識受容体のひとつ。インフラマソームの構成要素。NLRP3やクリオピリン、CIASとも。
NK細胞が持つ受容体を持ちながら、T細胞のT細胞抗原受容体(TCR)を発現している免疫細胞。形態学的にはNK細胞に似た顆粒リンパ球。NK細胞同様、自己MHCクラスⅠ分子を失った細胞のみを攻撃する。ナチュラルキラーT細胞とも。
血液中を巡るリンパ球のひとつ。ナチュラルキラー細胞とも。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
パターン認識受容体のひとつ。細胞内に寄生する細菌を認識する。この認識はロイシンリッチリピートによって行われるとされる。
O-結合型グリコシル化とは、タンパク質のアミノ酸残基であるセリンあるいはスレオニンの水酸基(ヒドロキシ基)の酸素原子に対して、糖鎖が共有結合的に付加される翻訳後修飾の一種である。
P2Y4とは、細胞外のヌクレオチドに応答して活性化するGタンパク質共役受容体ファミリーに属する受容体の一つである。
パターン認識受容体が認識して自然免疫を起こすきっかけとなる、病原体に共通する構造。
PDZとは、主としてタンパク質の相互作用を媒介する、およそ80〜90個のアミノ酸残基から構成される保存されたドメイン構造のことである。
PDZ1とは、様々なタンパク質のアミノ酸配列中に見出され、他のタンパク質との相互作用を仲介する保存されたドメイン構造であるPDZドメインのうち、一つのポリペプチド鎖内に複数存在する同ドメインのN末端側に位置する第1番目のドメインを指す用語である。
神経系に発現するタンパク質に多く含まれるドメイン。他のタンパク質のC末端の特定の配列を認識して結合する。
NK細胞受容体ファミリーのひとつ。抑制化型のPILRαと活性化型のPILRβからなるペア型受容体。哺乳動物に広く保存されており、免疫細胞や神経細胞を含む種々の細胞に発現する。CD8T細胞に発現しているCD45を認識し、細胞増殖および活性化を正に制御させることが示唆されている。
PRDMファミリーとは、特徴的なPRドメインを持つ転写因子群であり、発生、分化、および細胞周期の制御において極めて重要な役割を果たすタンパク質群の総称である。
PSEN2とは、プレセニリン2と呼ばれるタンパク質をコードする遺伝子であり、ヒトでは1染色体の長腕(1q42.13)に位置している。
植物が体内に現れた異常なRNAを認識し、それを分解する機構。動物におけるRNAiに相当する。転写後遺伝子サイレンシングとも。
リンパ球の前駆細胞に特異的に発現するDNA組換え酵素。特定の塩基配列を認識して切断する。元はトランスポゼースだったと考えられている。
RAGのひとつ。T細胞の抗原を認識する受容体(TCR)の遺伝子の発現に必要な酵素。
膵がんの幹細胞表面に発現する糖鎖を特異的に認識するレクチン。他のレクチンと異なり、凝集反応を起こさない。
REG3G(Regenerating islet-derived protein 3 gamma)とは、リガーゼ様作用や抗菌ペプチドとしての機能を持つC型レクチンファミリーに属するタンパク質の一種であり、主として膵臓や小腸などの消化器系組織において発現が認められる分泌タンパク質である。
RFTSドメインとは、タンパク質の構造および機能領域の一つであり、主にDNAメチル化酵素の制御や細胞周期の調節に関与する保存されたアミノ酸配列領域である。 RFTSは「Replication Foci Targeting Sequence」の略称であり、DNA複製部位(レプリケーション・フォーカス)へタンパク質を局在させる機能を持つことに由来して…
アルギニン、グリシン、アスパラギン酸(Arg-Gly-Asp)からなるアミノ酸の配列(モチーフ)。細胞結合部位となる配列。インテグリンαvβ3はこの配列を持つペプチドを認識する。
RNAウイルスが細胞に感染した場合に、その細胞内に現れる二本鎖RNAの立体構造を認識する、細胞質内の受容体タンパク質。
パターン認識受容体のひとつ。細胞質に存在し、細胞内のウイルスを認識する。dsRNAのセンサーであり、自己のRNAとそうでないRNAを見分ける。
RNAスプライシングとは、真核生物の遺伝子発現過程において、転写されたばかりのプレmRNA(前駆体mRNA)からイントロン(非コード領域)が正確に切除され、エグゾン(コード領域)同士が連続して結合される一連の生化学的反応プロセスである。 タンパク質をコードする遺伝子の多くは、エグゾンとイントロンが交互に配置さ…
RNAプロセッシングとは、真核生物においてDNAを鋳型として転写された前駆体mRNA(hnRNA)が、翻訳能を持つ成熟したmRNAへと変換される一連の生化学的修飾プロセスの総称である。
RNAポリメラーゼIIとは、真核生物の細胞核内においてDNAの遺伝情報をmRNAや一部のncRNAへと転写する触媒として機能する、巨大でマルチサブユニットからなる酵素複合体である。
Sec24とは、小胞体からのタンパク質の輸送を担うCOPII小胞のコートタンパク質複合体を構成する主要な成分の一つである。 真核生物の細胞内において、小胞体で合成されたタンパク質をゴルジ体へと輸送する小胞輸送の初期過程において、小胞の形成と貨物となるタンパク質の選択的な包埋に中心的な役割を果たしている。
Src相同性ドメインのひとつ。リン酸化チロシン構造を認識するドメイン。STAT3が分子内に持つ。